映画「海街diary」の駅弁は!?~米沢駅「特選米沢牛 牛めし弁当」(1350円) | 駅弁ブログ ライター望月の駅弁いい気分

映画「海街diary」の駅弁は!?~米沢駅「特選米沢牛 牛めし弁当」(1350円)


新潟つながりで、山形・米沢にやって来ました。

米沢駅には、ちょうど坂町から着いたばかりの

米坂線のキハ110・2両編成が小休止中。



米沢来たのに、駅弁1つ買わないで帰るのは、

「米沢へ何しに行ったわけ?」といっていいくらい。

今回は、明治時代から米沢で駅弁を売っている

松川弁当店の駅弁をご紹介。

この日、販売を担当していたオヤジさんが、

「1日3食、この駅弁でもいいくらい」と

豪語していたのが・・・?




「特撰米沢牛 牛めし弁当」(1350円)。

松川弁当店の強みは、何と言っても

「米沢牛」を贅沢に使っていること。

松川弁当店さんは、米沢駅近くに、

自前の牛肉レストランを持っていますしね。




【おしながき】

山形県産特別栽培米はえぬき100%

米沢牛のすき焼き

米沢牛すじ煮込み

米沢牛入り牛肉焼売

山形名物小芋煮の米沢牛塩そぼろあん

老舗味噌屋の自家製味噌漬け




松川弁当店の公式HPによれば・・・

『松川秘伝のタレでじっくりと煮込んだ米沢牛を、

ごぼうを敷いたご飯の上に盛付ました。

他にもじっくり炊いた米沢牛のすじ煮込、

米沢牛の牛脂を加え旨味を引き出した焼売や

牛肉ソボロの里芋煮と

様々な牛肉の味が楽しめるお弁当…』とのこと。

(引用終わり)


やはり、一番存在感があるのは「すき焼き」。

コレを軸に、牛すじ、焼売、芋煮などを挟んで、

味のバリエーションを付けながらいただいていくと

ちょうどよく食べきれると思います。

「ガッツリ、いろんな肉喰いたい!」という時に、

オススメの米沢駅弁ですね。


さて、先日公開された映画「海街diary」に、

駅弁を食べるシーンが出ていました。

山形へ行くはずのディーゼルカーが、

群馬~栃木のわたらせ渓谷鉄道だったり、

山形の温泉旅館の筈が、

岩手県・鉛温泉の藤三旅館だったりとか、
まあ、ツッコミどころはある訳ですが・・・。


でも、長澤まさみさんと夏帆さんが

駅弁を食べるシーンが入っていたのは見事!

しかも、恐らくは米沢駅弁かと・・・。

そんなに長いシーンではないので、

ちゃんと検証したわけではありませんが、

夏帆さんが食べていたのが薄茶色くて、

角の丸さから新きねや「牛肉どまん中」と推察。

長澤まさみさんが食べていたのが、

「松川弁当店」の黒い発泡折詰の

駅弁だったように見受けられました。

「牛肉どまん中」の価格帯から考えれば、

この「牛めし弁当」あたりが食べられていても

おかしくないと言ってもイイでしょう。

長澤まさみさんといえば、静岡ローカルの

ステーキレストラン「さわやか」を

一躍、有名にした功労者。

それを考慮すれば、このくらい「肉々しい駅弁」が

ちょうどよかったりして!?


ちなみに、長澤まさみ&広瀬すずであったり、

綾瀬はるかが働く病院が共立蒲原病院だったり。

夏帆さんのほうも実は、静岡にはちょいと縁があって、

フジテレビ系で放映された単発ドラマ「かるた小町」で、

南沢奈央さんと、静岡県立富士高校の制服を着て

ドラマに出演していたことがあります。

「海街diary」、鎌倉映画と見せかけて、

実は「静岡度」の非常に高い映画なのであります。