【ニューヨーク山科武司、加藤小夜】広島への原爆投下により消滅し、今は平和記念公園に姿を変えた旧中島地区の街並みを、コンピューターグラフィックス(CG)で再現した記録映画が3日、核拡散防止条約(NPT)再検討会議が始まった米ニューヨーク・国連本部で上映された。

 「Unrecognized Loss(知られざる喪失、日本語題・原爆で失ったもの)」と題した作品(約30分)。生家が旧広島県産業奨励館(原爆ドーム)の東隣にあり、両親と弟が被爆死した映像作家の田辺雅章さん(72)らが、旧中島地区の元住民ら57人の証言と、米英公文書館の資料を基に再現した。原爆が普通の人々の人生を一変させたことを淡々と、しかし雄弁に訴えた。

 田辺さんは3年前にも、同様に製作したCGを国連本部で上映したが、観客の「爆心直下が公園でよかった」との感想に衝撃を受け、より細部にこだわりリアルな再現を目指して製作したという。上映後、田辺さんは「知られてこなかったことを伝えた。再び(原爆被害を)繰り返してはいけない」と語った。

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