小沢鋭仁環境相は17日、温室効果ガスを20年までに90年比25%削減するための行程表(試案)を環境省政策会議に提示した。国内のみの対策で25%減を達成する場合、技術の普及見通しなどを踏まえ、工場など「ものづくり部門」は現状から約2割、家庭部門では半減の必要があると提言している。

 小沢環境相は25%減のうち、国内分を15%または20%削減し、残りを海外からの排出権購入や森林吸収で賄う案も検討している。今回はすべてを国内対策で実施する場合のみを公表した。

 部門別で最も排出量の多いものづくり部門は、無駄なエネルギーを極力減らすなどして20年の排出量を05年比20%減の3億6600万トンに抑える。運輸部門は、従来型乗用車の燃費を20%向上させるほか、ハイブリッド車を新規販売の約50%、電気自動車を約7%に普及させ、05年比37%減の1億6200万トンを目指す。

 排出増が続く家庭部門は、80%の住宅で高効率給湯器の導入▽住宅の25%が太陽光発電導入--などで05年比49%減の8800万トンを目指す。このほか業務(オフィス、店舗など)は05年比45%減、発電所などが同44%減、廃棄物処理などその他部門が同1%増としている。【大場あい】

【関連ニュース】
水蒸気量:「気温に影響」温暖化対策議論に波紋
温室ガス削減目標:小沢環境相、国内で15%以上軸に検討
鳩山首相:施政方針演説の概要判明 「命を守る」がテーマ
エネルギー基本計画:「25%減」踏まえ改定へ…経産相
温室ガス:主要国が削減目標提出 31カ国・地域順守へ

子ども手当に異論相次ぐ=衆院予算委が地方公聴会(時事通信)
関大8億円投資実った!大輔賞作る!…在学生78年ぶりメダル(スポーツ報知)
裁判員裁判で初の死刑求刑か 男女強盗殺人、午後選任手続き 鳥取地裁(産経新聞)
首相動静(2月17日)(時事通信)
ドナーカードなどの意思表示方法で議論―臓器移植・普及啓発作業班(医療介護CBニュース)
AD