■【第9回】糟谷社会保険労務士との対談
2010年05月15日 Theme: ブログ
今回は山本と同じ神戸市に事務所をお持ちの社会保険労務士の先生に
お会いしてお話を伺ってまいりました。
■糟谷社会保険労務士事務所
http://www.kasutani.net/
■NHKニュース~糟谷社会保険労務士事務所主催「名ばかり管理職」セミナー
http://www.youtube.com/watch?v=QHVzoe9wWTA&feature=player_embedded
いわゆる士業の先生(弁護士、税理士、司法書士、社会保険労務士、行政書士など)と言えども
クライアントがいなければ生業は成り立ちません。
先生方が交流会等に参加してクライアント探しをされていらっしゃる姿を
よくお見かけします。
今回ご紹介させて頂く糟谷先生は
どのようにしてクライアントを作られてきたのか。
また、一般的に社会保険労務士と言っても、
その役割についてはあまり知られていないのが
現状ではないでしょうか。
糟谷先生は、「社会保険労務士の認知度を上げたい」
という強い想いをお持ちです。このブログでも微力ながら
出来るだけ分かりやすい言葉に置き換えて、書いてみます。
今回はこれらの事を踏まえレポートします。
■糟谷先生のプロフィール
大阪府立大学総合科学部を卒業後、
上場企業に就職、総務課に配属される。
在職中に社会保険労務士の資格を取得し
7年間務めた会社を退職、平成12年より開業。
今年で10年目を迎え、自社セミナーや商工会議所運営の
セミナー講師などを務めるなど、多くの企業に携わる
労務の専門家として現在ご活躍中。
■ゼロからのスタート
先述の通り、糟谷先生は上場企業に就職はしたものの、
営業は全くの未経験。
現在は立派なオフィスを構えていらっしゃるが、
開業当初は自宅をオフィスとしてスタートした。
先輩として活躍されている方々に顧問先の獲得方法を聞くなどして、
まずはハローワーク、法務局に通い、企業を日々検索した。
スタートから3年は、ピックアップした企業に
ダイレクトメール、いわゆるお手紙を送付することに専念。
当時はインターネットも今ほど普及していなかったので
文面を作る以外は全てアナログ作業。
返事を頂いた企業に訪問し、この企業様に社労士が必要か、
そして自分自身がお役に立てるのかを判断するために
じっくりお話を伺い、必要だと感じた企業には労務管理の
重要性をお伝えした。
そして、少しずつ直接顧問としてのご契約を頂き
その数を伸ばしていくこととなった。
■社会保険労務士の業務内容
社労士とは一言でいうと、「人事や労務についての専門家」。
企業が雇用する人に関するあらゆる手続きやコンサルティングを
法律に基づいて行うことが仕事となる。
国は国民の生活が健康で経済的にも安定したものになるように
各種法律を完備している。
一般の方が耳にしたことのあるものでは、残業など劣悪な労働条件から労働者を守る
「労働基準法」や失業の防止と生活保障を目的とした「雇用保険法」、
そして「健康保険法」や「国民年金法」などが存在する。
もっと分かりやすく表現すると、
・健康保険や年金の手続き
・保険証の手続き
・失業保険
・社内規定作成
・入社、退職時
・助成金
しかし、これら法律を国民の全てが十分に理解しているかと言えば
全くそんなことはなく、逆に内容は全然分からないという人のほうが
圧倒的に多い。
また、理解はしても手続きが非常に煩雑であったり、
何度も役所に足を運ばなければならないといった手間があったりする。
そこで、国が定める社会保証と国民を結びつける専門家として
「社会保険労務士」という国家資格者の登場となる。
今回は、経営者の方にとって恐らく最も関心度の高い項目であろう
「助成金」について詳しくお話を伺ってみた。
■「助成金」について
助成金とは、一言でいうと、「国が会社の将来に対して投資をしてくれる制度」。
ここに一覧があるが・・・⇒ http://www.jyoseikin-guide.com/jyoseikinitiran.html
素人では絶対に分からないほどたくさん種類があるので
助成金が支給される分かりやすい例のみを列挙してみる。
①会社設立後の4ヶ月程度以内に人を雇う場合
事業所内平均賃金の4分の1が最大6ヶ月支給される。
②高年齢者や再雇用の場合
5年間で最高金額225万円から1500万円支給される。
③30歳以上の雇用の場合
1名雇用で70万円支給される。
但し、前職が倒産・廃業等の強制解雇若しくは職業安定所における
認定訓練を受けた30歳以上の方で、新規成長分野の認定企業であることが条件。
④高度人材の雇用の場合
平均賃金額の3分の1が最大1年間助成される。
例)建設業が管理者として1級建築士を雇用。
管理者として税理士や社会保険労務士を雇用。
上記例に当てはまるから直ぐ「はいどうぞ!」と
国が助成金を出す訳ではなく、様々な条件がありそれをクリアしていることで
初めて貰えるものなので、この辺りはまさに社労士という専門家の登場になる。
企業の成長の為には人ありき、素晴らしい人材がいることや
新しく雇用をし、さらにそこで助成金が貰えるなら、
企業としては願ったりであろう。
但し、糟谷先生からは、
「助成金を貰うことが主旨ではなく、あくまでも補助として捉えなければ本末転倒になります」
とのこと。・・・確かにその通り。
こういう条件なら助成金が貰えるのでこんな人を雇用しよう・・・
では目的と順番が逆さまになるのでその点だけ留意してください、
とのことだった。
■社会に対するメッセージ
経営者の一番の悩みは雇用者への給料の支払いも含めた「資金繰り」である。
そして次に考えなければならないことは、その雇用者に対する
様々な問題が発生してくることへの対応であろう。
・退職したいんですけど・・・
・解雇しなければならない・・・
・給与を上げるか下げるか・・・
・長期休暇をとってもらう必要が出てきた・・・
法律とは常に改正されますます複雑になっていく。
経営者が行っている雇用に関する対応は法律に即しているのかどうか
そんな判断を正確に行うためにはやはり社労士との顧問契約が必須になってくる。
「会社が良くなっていってもらうことが我々の目的」
こう語る糟谷先生、一番嬉しい瞬間は「お付き合いさせてもらって良かった」と
クライアントの方に喜んで頂いた瞬間だとのこと。
そして、専門家として、人にものを伝えていくことが自らの仕事であり
事務所の役目であり、そしてそれらは義務であると語った。
◆ ◆ ◆
ホームページを拝見すると、「なんて優しそうな真面目そうな先生なんだ!」という
印象を持ちつつ今回伺って来ましたが、思いのほか明るく常にニコニコ、
冗談もたくさん飛び出し、とても楽しい時間となりました。
とっても誠実で気さくな糟谷先生、
山本も神戸の企業と街を元気にするお手伝い、
一緒にさせてくださいね!
またこれからもどうぞ宜しくお願いいたします◎
最後に、
そんな糟谷先生が開催するセミナーが神戸で行われますので
お知らせしておきます。
■会社のためのうつ病対策セミナー
http://www.kasutani.net/seminar5_26.html
■今すぐできる人件費削減のポイント(神戸商工会議所)
http://www.kasutani.net/seminar6_9.html
15.May.2010
e.yamamoto
■
ランキング参加中◎応援宜しくお願いします
■

にほんブログ村

お会いしてお話を伺ってまいりました。
■糟谷社会保険労務士事務所
http://www.kasutani.net/
■NHKニュース~糟谷社会保険労務士事務所主催「名ばかり管理職」セミナー
http://www.youtube.com/watch?v=QHVzoe9wWTA&feature=player_embedded
いわゆる士業の先生(弁護士、税理士、司法書士、社会保険労務士、行政書士など)と言えども
クライアントがいなければ生業は成り立ちません。
先生方が交流会等に参加してクライアント探しをされていらっしゃる姿を
よくお見かけします。
今回ご紹介させて頂く糟谷先生は
どのようにしてクライアントを作られてきたのか。
また、一般的に社会保険労務士と言っても、
その役割についてはあまり知られていないのが
現状ではないでしょうか。
糟谷先生は、「社会保険労務士の認知度を上げたい」
という強い想いをお持ちです。このブログでも微力ながら
出来るだけ分かりやすい言葉に置き換えて、書いてみます。
今回はこれらの事を踏まえレポートします。
■糟谷先生のプロフィール
大阪府立大学総合科学部を卒業後、
上場企業に就職、総務課に配属される。
在職中に社会保険労務士の資格を取得し
7年間務めた会社を退職、平成12年より開業。
今年で10年目を迎え、自社セミナーや商工会議所運営の
セミナー講師などを務めるなど、多くの企業に携わる
労務の専門家として現在ご活躍中。
■ゼロからのスタート
先述の通り、糟谷先生は上場企業に就職はしたものの、
営業は全くの未経験。
現在は立派なオフィスを構えていらっしゃるが、
開業当初は自宅をオフィスとしてスタートした。
先輩として活躍されている方々に顧問先の獲得方法を聞くなどして、
まずはハローワーク、法務局に通い、企業を日々検索した。
スタートから3年は、ピックアップした企業に
ダイレクトメール、いわゆるお手紙を送付することに専念。
当時はインターネットも今ほど普及していなかったので
文面を作る以外は全てアナログ作業。
返事を頂いた企業に訪問し、この企業様に社労士が必要か、
そして自分自身がお役に立てるのかを判断するために
じっくりお話を伺い、必要だと感じた企業には労務管理の
重要性をお伝えした。
そして、少しずつ直接顧問としてのご契約を頂き
その数を伸ばしていくこととなった。
■社会保険労務士の業務内容
社労士とは一言でいうと、「人事や労務についての専門家」。
企業が雇用する人に関するあらゆる手続きやコンサルティングを
法律に基づいて行うことが仕事となる。
国は国民の生活が健康で経済的にも安定したものになるように
各種法律を完備している。
一般の方が耳にしたことのあるものでは、残業など劣悪な労働条件から労働者を守る
「労働基準法」や失業の防止と生活保障を目的とした「雇用保険法」、
そして「健康保険法」や「国民年金法」などが存在する。
もっと分かりやすく表現すると、
・健康保険や年金の手続き
・保険証の手続き
・失業保険
・社内規定作成
・入社、退職時
・助成金
しかし、これら法律を国民の全てが十分に理解しているかと言えば
全くそんなことはなく、逆に内容は全然分からないという人のほうが
圧倒的に多い。
また、理解はしても手続きが非常に煩雑であったり、
何度も役所に足を運ばなければならないといった手間があったりする。
そこで、国が定める社会保証と国民を結びつける専門家として
「社会保険労務士」という国家資格者の登場となる。
今回は、経営者の方にとって恐らく最も関心度の高い項目であろう
「助成金」について詳しくお話を伺ってみた。
■「助成金」について
助成金とは、一言でいうと、「国が会社の将来に対して投資をしてくれる制度」。
ここに一覧があるが・・・⇒ http://www.jyoseikin-guide.com/jyoseikinitiran.html
素人では絶対に分からないほどたくさん種類があるので
助成金が支給される分かりやすい例のみを列挙してみる。
①会社設立後の4ヶ月程度以内に人を雇う場合
事業所内平均賃金の4分の1が最大6ヶ月支給される。
②高年齢者や再雇用の場合
5年間で最高金額225万円から1500万円支給される。
③30歳以上の雇用の場合
1名雇用で70万円支給される。
但し、前職が倒産・廃業等の強制解雇若しくは職業安定所における
認定訓練を受けた30歳以上の方で、新規成長分野の認定企業であることが条件。
④高度人材の雇用の場合
平均賃金額の3分の1が最大1年間助成される。
例)建設業が管理者として1級建築士を雇用。
管理者として税理士や社会保険労務士を雇用。
上記例に当てはまるから直ぐ「はいどうぞ!」と
国が助成金を出す訳ではなく、様々な条件がありそれをクリアしていることで
初めて貰えるものなので、この辺りはまさに社労士という専門家の登場になる。
企業の成長の為には人ありき、素晴らしい人材がいることや
新しく雇用をし、さらにそこで助成金が貰えるなら、
企業としては願ったりであろう。
但し、糟谷先生からは、
「助成金を貰うことが主旨ではなく、あくまでも補助として捉えなければ本末転倒になります」
とのこと。・・・確かにその通り。
こういう条件なら助成金が貰えるのでこんな人を雇用しよう・・・
では目的と順番が逆さまになるのでその点だけ留意してください、
とのことだった。
■社会に対するメッセージ
経営者の一番の悩みは雇用者への給料の支払いも含めた「資金繰り」である。
そして次に考えなければならないことは、その雇用者に対する
様々な問題が発生してくることへの対応であろう。
・退職したいんですけど・・・
・解雇しなければならない・・・
・給与を上げるか下げるか・・・
・長期休暇をとってもらう必要が出てきた・・・
法律とは常に改正されますます複雑になっていく。
経営者が行っている雇用に関する対応は法律に即しているのかどうか
そんな判断を正確に行うためにはやはり社労士との顧問契約が必須になってくる。
「会社が良くなっていってもらうことが我々の目的」
こう語る糟谷先生、一番嬉しい瞬間は「お付き合いさせてもらって良かった」と
クライアントの方に喜んで頂いた瞬間だとのこと。
そして、専門家として、人にものを伝えていくことが自らの仕事であり
事務所の役目であり、そしてそれらは義務であると語った。
◆ ◆ ◆
ホームページを拝見すると、「なんて優しそうな真面目そうな先生なんだ!」という
印象を持ちつつ今回伺って来ましたが、思いのほか明るく常にニコニコ、
冗談もたくさん飛び出し、とても楽しい時間となりました。
とっても誠実で気さくな糟谷先生、
山本も神戸の企業と街を元気にするお手伝い、
一緒にさせてくださいね!
またこれからもどうぞ宜しくお願いいたします◎
最後に、
そんな糟谷先生が開催するセミナーが神戸で行われますので
お知らせしておきます。
■会社のためのうつ病対策セミナー
http://www.kasutani.net/seminar5_26.html
■今すぐできる人件費削減のポイント(神戸商工会議所)
http://www.kasutani.net/seminar6_9.html
15.May.2010
e.yamamoto
■
ランキング参加中◎応援宜しくお願いします
■にほんブログ村







