2005-03-02 20:50:45

出産後記

テーマ:妊娠・出産
3月2日が息子の誕生日なんで、ボツボツ、出産にまつわる話なんかをしている。

出産てんまつ記はこちらです。




それで、息子は無事に生まれた。3500gあまり。重い! しかも、頭がでかい! この頭の大きさは、生後6ヶ月に保育園に参加した後も、遠くから一発でどれが息子かわかる便利さを発揮してくれました。でも、ここ1年くらいで、それほど目だなくなってきた。それでも、わたしの頭のほうが小さい。この人の頭には何が入っているのやら。

本人に言わせると

「僕は頭の中で金魚を飼っているんだよ」

閑話休題。

とにかく、ベッドに連れて行ってもらい、手足の指の数を数え、隣のベビーベッドに寝かせる。授乳する。なでてあげる。出産に付き合っただんなは、一旦家に帰り、わたしも寝る。

朝がきたら、その日はとても暖かくて、晴れていて、気持ちのいい朝だった。とにかく、授乳をしてお風呂に入ることにした。

お風呂に入って、愕然。お腹は当然平らになっているけれど、皮が、余っている。思わず引っ張ると、信じられないくらいのびる! 湯船(西洋風)にだらんと寝転がって、

「ヨット!」

帆がどの部分だったかは、ご想像ください・・・。

だんなが11時くらいにお見舞いに来てくれる。息子は爆睡。

「頭が大きいねえ・・・」
「形もゆがんでるねえ・・・」
「でもかわいいねえ・・・」

親ばか丸出し会話。

そして、午後になって、息子が目が覚めて泣き出した。授乳をするけれど、泣き止まない。だんながあやすけれど、泣き止まない。困っていたら、ナースが来てくれた。

「オムツを替えましたか?」

・・・・生まれてから一度も替えてません・・・・。

と、ここまで来たところで、息子、

「ちょっとまって、じゃあ、生まれてから半日以上、僕のオムツを替えてなかったの?」
「うん、すっかり忘れてたんや。うんことおしっこで重くなってたんや。すごかったでえ・・・」

まあ、新米によくある失敗ですわ。

「ふーん。それで、おかあ、今でもヨットできる?」
「もうできひんなあ。つまらへんなあ」
「・・・・あ。僕、ヨットできるよ。帆が無いやつ」

はい、ありがとう。
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2005-03-01 22:52:38

よみがえる記憶: 出産てんまつ

テーマ:妊娠・出産
そういえば、明日は息子の誕生日だ。11歳になる。

近頃、体も大きくなってきて、ラグビーをしているせいか、よく食べる。食費がかかる。ピアノも指がしっかりしてきたので、しっかりした音がでる。うるさい。フルートも肺活量が増えてきたので、長い音も無理なくでるようになった。やっぱり、うるさい。

そんなわけで、息子が学校に言っている隙にだんなと誕生日プレゼントを買いに行くことにした。

近くのお店まで歩くことにする。盲腸炎の後、外にほとんど出ていないわたしにとっては、久しぶりのお出かけである。が、半分もいかないうちに、ハラが痛くなってきた。

「うーん、もう歩けへん・・・」
「じゃあ、車を持ってきてあげるから待っててね」

だんなは車をとりに行った。そして、迎えに来た。この間、約3分。そこで、車に乗ったが、振動がハラに響いてやっぱり痛い。

「うー、痛いー」

とうめいているうち、これは何かに似ている、と気がついた。同じような経験をしたことがある。

出産のときだ。イングランドに住んでいたころ。

3月1日の朝におしるしがあったわたしは、一日落ち着かなかったけれど、病院も近いことだし、陣痛の間隔が12分くらいになったら来て下さい、と助産婦さんに言われていた。

夜になって、ホラー映画を見ていたが、だんだん筋がわからなくなってきた。画面に集中できない。陣痛の間隔が短くなってきたのだ。しかも痛い。呼吸法も習ったけど、それどころではない痛さ。

だんなは冷静に、

「おっと、時間を計らなきゃ」

といって、まじめに時間を計っている。そして、間隔12分。いよいよ病院に向けて出発。

おあつらえ向きに、時刻は夜11時をまわったところで、外は大雨だ。しかも、だんなは方向音痴。

病院までは車で10分なので、病院に着くまでの道案内はできるだろうと思っていた。が、車の中で陣痛は二回来た。要するに、だんなは方向音痴なのだ。

病院について、玄関にわたしを下ろして、だんなは車をとめに行った。待てど暮らせど帰ってこない。駐車場は隣なんですけど・・・。そして、陣痛が来た。あまりの痛さに、床の上に崩れたところを、タイミングよく助産婦さんが見つけてくれて、準備室に連れて行ってくれた。そこで、破水。すごい量が出るんですね。びっくり。

そうこうしているうちに、やっとだんなが登場。

「いや、駐車場がわからなくって・・・」

だから、隣やって!

しかし、とにかく、痛い。陣痛はどんどん強くなるし、間隔も短くなる。でも、とにかく痛い。わたしは痛いのが苦手なので、思いっきり痛がった。そうしたら、お医者さんがやってきて、ぷすり、と注射を一本。ペソディンという薬を打ってくれた。

わたしは自分の記憶の中では、痛い痛いと苦しんだのだが、だんなに言わせると、

「陣痛と陣痛の間は寝てたよ」

いびき付きで。

そうこうしているうちに、産室に行くことになった。このあたりも、ペソディンが効いていたので記憶がはっきりしない。ただ、ベッドがすごく高くて、

「のぼれません」

といったことくらいしか覚えていない。

実は、わたしは痛いのが嫌なので、脊髄の下半身麻酔を希望していた。でも、そのとき、双子を早産しそうになっている人がいて、その人の方に麻酔技師が付きっ切りにならなければいけないので、わたしのほうには来れない、と言われた。

「かわりに、このガスを吸いなさい」

と、助産婦さんに酸素マスクを手渡された。ガスは痛みが軽減されるようなものが酸素にたしてある、らしい。それをすっていると、痛みはあるんだけれど、どこか遠い感じがした。

息子の頭が見えてきたときに、助産婦さんとだんなが、失礼にも、人の股を覗き込んで、

「あら、髪の毛がふさふさ」
「けっこう長いのが生えていますねえ」

などと、のんきに会話をしていたのを覚えている。こっちは一生懸命にいきんでいるんですけど。

そして、頭が出た、と思ったら、するっという感じがして、

「うわあ、でたあ!」

と大きな声で言ってしまった。

「でましたよ」

と助産婦さんは笑いながら言って、わたしのおなかの上にぽんと息子を乗せてくれた。わたしの赤ちゃん・・・・・

いや、肝臓か?

だって・・・

色がどす黒い紫色
なんですけど。


すごい声で泣いている。

でも、ともかく、まず授乳。その後、へその緒を切り、助産婦さんが息子を預かってくれている間に、わたしは一風呂浴びた。3月2日の早朝だった。




陣痛が夜の11時ころにひどくなったのですが、病院についてすぐにペソディンの処置を受けたため、文中記したようにわたしは陣痛の間には熟睡をしていました。そのため、体力が温存できて、本格的な陣痛が始まったときには、まだぜんぜん疲れておらず、あらよっという感じで生むことができました。

また、ガスのおかげで、産室に入ってからも痛みはあったものの、どこかひとごとのようにしか感じられず、生々しい記憶としては残っていません。それでも、だんなの言葉や、助産婦さんの励ましの言葉などはしっかりと覚えているのです。

脊髄麻酔を希望した理由は、痛みが無くても意識がはっきりしているからです。やはり、自分の身に起きることをしっかり見たいと言う思いはありましたので。が、ガスでも特に記憶がないというわけではなかったので、良かったと思っています。

母からは出産後40日間(だったかな?)は風呂に入ってはいけないといわれていました。また、日本の出産の本にはそのように書いてありました。でも、イングランドでは、出産直後に授乳そのほかを済ませた後、すぐ入浴をさせてくれます。また、その後も毎日入浴するようにアドバイスを受けました。風呂好きのわたしにはうれしいアドバイスでした。

以上、ご参考までに。

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2005-02-25 20:16:55

誰と暮らすの?

テーマ:妊娠・出産
わたしは息子をイングランドで出産した。里帰りだけは、いやだった。日本の出産・育児の本を読んでいると、

「痛みを乗り越えて出産をしてこそ、わが子への愛情を感じることができるのです」

って、書いているのは、男性医師ですよ。自分で産め、ばか。

それに対して、イングランドは、地域ごとに助産婦さんのチームがあり、彼女たちが定期的に妊婦を訪問してくれて、出産の方法や、痛みを軽減するさまざまな方法について説明してくれ、どういった方法が自分にふさわしいのかを話し合うことができる。彼女たち自身、出産経験のある人がほとんどで、そういった意味においても、先輩、なので頼りになる。

だから、わたしのように、痛いのは絶対いや、というのであれば、痛み止めの方法について説明してくれ、わたしの希望を聞いて、準備をしてくれる。

完全に自然出産がいい、それも、自然の中で生みたい、という人がいると、森の中にテントを張ってくれたりもする。

もちろん、希望はあくまで希望で、緊急事態や医療的にそうしたほうがいいと思われる場合には、そちらのほうを優先する。

それで、出産時にもいろいろとあったんだけど、今日はHoney Bunさんのブログを読んでいて思ったことがあったので、出産後のことを。

妊娠中は地域の助産婦さんのチームが面倒を見て食えるけれど、出産後1週間からは、育児相談員のチームに引き継がれる。彼女たちは、お風呂の入れ方、授乳の仕方、赤ちゃんの健康管理、しつけの方法など、育児にまつわるありとあらゆる相談にのってくれる。

わたしたちが育児相談員のメアリーにはじめて言われたのは、次の一言。

「子供はね、20年もすると家を出て行くのよ。あなたたち二人は後何年一緒に暮らすと思う?」

子供中心ではなく、夫婦の関係を二人のものとして考えなさい、と彼女は言うのだ。子供はいつか自分の世界に去って行くお客様、あなたが暮らす相手はあなたのパートナー。だから、二人の寝室を確保しなさい。子供と寝ては駄目よ。一人で寝かせなさい。

だから、わたしは子供に添い寝をしたことが無い。もちろん、夜中の授乳中に爆睡してしまった、なんてことはあるけれど、寝かせるために一緒に寝たことはない。そして、息子は一人で寝る子になったんだけど、この話も,また今度しよう。

ただ、出産後にメアリーに「誰と暮らすのかよく考えなさい」といわれたことには、今でも感謝している。いろいろあっても、やっぱり、わたしたちはお互いが大好きでHOTな関係を10年以上続けられているのは、二人だけの寝室があるからだから。



***********
が、どれくらいHOTかはかけません。きゃあ(赤)。想像して!


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2005-02-23 01:36:22

この子がほしい

テーマ:妊娠・出産
妊娠中、一番頭に来る質問は

「男の子、それとも女の子がほしい?」

だった。もっと失礼なのは、わたしの母親で、

「やっぱり、女の子がいいわねえ。かわいいお洋服を着せて」

などといっていた。

あのね、だんなとわたしは妊娠したくて、したの。ピルをやめて、きちーっと基礎体温をとって、一発で決めたんですよ。それで、夢を見た。

山の中の、水が澄んでて冷たい泉のど真ん中に裸で上を向いて浮いていた。そうしたら、暗い空から一滴、きらきらしずくが落ちてきて、おなかにポトンと落ちた。

この夢見たとき、決まりやー!って、ほんとにうれしかった。この子がわたしの子なんやなあって。元気で生まれておいでや、さっさと出ておいで(?)って思った。男でも、女でも、何でも構わんから、出ておいでって。

「おかあちゃん、女の子やなかったらどうするの」

って怒りたかった。わたしがほしいのは、おなかの中のこの子で、男の子でも女の子でもあらへんのよ。

そして、ほしかった子供は生まれ、大きくなり、今に至る、と。

生まれてから腹の立ったコメントは

「この次は女の子がいいわねえ」
「やっぱり、女の子がいないと母親はつらいわよ」
「兄弟がいないとかわいそうよ」

わたしは、自分がいい母親でないことを知っている。どうやって子供と付き合っていいのか分からないから、せめて、相手を一人の人間として認めようと努力をしている。だから、もう一人、なんて、無理。今で、精一杯。

自分の子供に不満はあるけど(それは、あります、いろいろと)、それは男の子だから不満なわけじゃない。それに、この次は女の子って思いながら妊娠して、男の子が生まれてきたらどうするの。がっかりするの。それは、命に失礼ではないの・・・。

「女の子がいないと」って言うけど、何で、性別が関係あるの? 男の子だからこう、女の子だからそう、って言うのは、性別によるステレオタイプ化でよくないよ。子供はみんなちがうんだから。

兄弟がいるといい??? わたしは、兄がいることで肉体的・精神的に非常につらい目にあった。だから、兄弟がいることイコール幸せ、とは思えない。

子供には、好きなところへ行き、自分の力のがぎりの人生を送ってもらいたい。わたしの面倒なんて、自分でちゃんとできるようにしてあるから、見てもらわなくていい。わたしのように、親から逃げなければいけなくなるような目にはあわせたくない。親の人生を子供に押し付けたくない。

ただ、一生、人間として付き合っていけたら、いいな。一生付き合いたいと思えるくらいおもしろい人になってもらいたいし、わたしもそうなりたいな。

****************
愚痴です、愚痴。ちょっとおもしろくないことがあったので。相手の顔に向かって吐き出せばよかったのに、できなかったので、ここで、ぶつぶつ言っています。ぶつぶつ。
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