英国アンティークスオフィシャルブログ2

英国のアンティークとコッツウォルズ地方を中心にした情報を美しい写真を添えてお届けしています。


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「スズメが我が家にやってきた」


とお聞きになると


「そんなこと普通のことじゃない」


とおっしゃるかもしれません。



でも、私が今日お話するのはちょっとだけ普通ではないスズメが我が家に来たいきさつをお話をいたします。



それは去年の5月暖かい日で、私たち家族三人近所の知人宅のランチにお呼ばれした帰りのことです。



私たちは、近所の家の2階の屋根あたりが騒がしいことに気がつきました。



そこにはカラス、イエスズメ、ムクドリがいたのですが、どういう状況だったかといいますと、どうやらカラスがスズメの巣にいるヒナを襲おうとしていたところ、なぜかムクドリが騒ぎ立ててカラスを追い払おうというか、スズメのヒナを守ろうというかそういった行為が見られたのです。



英国・コッツウォルズより愛をこめて-イエスズメ



                イエスズメ

英国・コッツウォルズより愛をこめて-コクマルガラス



               コクマルガラス


英国・コッツウォルズより愛をこめて-ムクドリ

               ムクドリ


もちろんスズメの親鳥は子供を救いたい気持ち(本能でしょうが、あえて '気持ち' といわせていただいております)で、カラスや自分の巣の周りを飛び回っているのですが、何もすることができません。なんといっても大きさが違いますからね。



そんな状況を見ていた私は、思わず


「こらーっ」


とカラスに向かって叫んでしまいました。私がそんなことを言ったものですから息子も


「こらーっ、やめろー」


などと言って、とにかくカラスの攻撃をやめさせようとしたんですね。



ムクドリや私たちに騒ぎ立てられた哀れなカラスは口にくわえていたスズメのヒナを


「ポトッ」


と落としてしまいました。



当然重力にしたがってスズメのヒナは2階の屋根から落ちてきて、


「パサッ」


と軽い音をたてて地面へと到着したのです。



見るとヒナの足の横の方にカラスにつつかれたと見られる大きい傷がありました。



そのころちょうど鳥に興味を持ち出して鳥に関する本などを読んでいた息子は


「本には、自然のものはさわらずにそのままにしておくようにって書いてあったよ。だからこのままにしておこうよ。」


といったのですが(実際そのように書かれている書物が多いです)、


私は


「このままにしておいたら、死んじゃうだけよ。」


と言い、あまり納得していない息子を尻目にそのヒナを家に連れ帰りました。



通りがかりとはいえ、または成り行きとはいえこの一連の出来事に関わってしまった私はその瀕死の重傷をおったスズメのヒナをそのままにしておくわけにはいきませんでした。



確かに自然のものに手を加えるのはよくないとは思いますが、ケース・バイ・ケースで許されることもあると思うんですね。そしてこのケースはほうっておいたら絶対に死んでしまうのがわかっていたので連れ帰って保護しようと思ったのです。



このブログを以前からお読みいただいております皆さまにおかれましては、この手の話はすでにおなじみだと思います。



8月4日には「庭で見つけたかわいいもの」



というタイトルで、そして8月26日にはその続編とも言える



「庭で見つけたかわいいもの(2)」



というタイトルでこれに似た鳥をレスキューするお話を書きましたね。もしまだお読みでない方は、よろしければご一読ください。




英国のカントリー・サイドに住まいを持ってからというもの、何度も動物を助ける機会があるわけなんですが、それだけ英国のカントリー・サイドには動物が多いということに他なりませんね。



さて、その怪我をおったスズメのヒナを連れ帰った私たちは、まずヒナの怪我の治療(といっても消毒しただけですが)からはじめました。




動物を助けるたびにネットで治療の仕方などを調べるわけですが、具体的な治療法はあまり載っていません。普通はそんな機会はあまりないでしょうし、あったとしても獣医さんや自治団体に連絡するというのが通常のやり方でしょうから仕方がないのかもしれませんね。




小鳥のヒナというのは一日に何十回と親鳥からえさを与えられるそうです。そのため親鳥は何羽ものヒナのために一日に何百回とえさを運ばなければならないそうですね。




その後、私たちはそのスズメのヒナに例によって(「庭で見つけたかわいいもの(2)」 参照)ゆで卵の黄身をつぶしたものを少しずつ何度も食べさせました。



鳥の生態にわりと詳しい夫により



「君はこのヒナに30分に一度食事させなければならない」



という指令をうけた私はそれからが大変。




一日そのヒナのために家にこもりっきり、30分に一度そのヒナに卵などのえさを与える日がはじまりました。



私にとって、それはほとんどおそろしい経験でした。


といいますのも、小さいヒナを片手に入れて口をあけさせ、えさを押し込むのですが ―― 少し押し込まないと鳥はえさをうまく食べることができません。親鳥が子供の口の奥にまでえさをいれてやってるのをご覧になったことがおありになるでしょう? ―― どの程度の量を与えればよいのか、多すぎて喉を詰まらせないか、押し込みすぎて窒息させないか、またはちゃんと奥に入らなくて、くちばしの中に残っていてうまくくちばしを閉じられないとか、そんなことが気になり気が気ではありませんでした。



そして息子も学校から帰ってくるたびに


「スズちゃん(と名づけました)、元気にしてる?」


と楽しみにするようになってきたので、鳥の命に対する責任と、もし私が殺してしまうようなことがあったら息子が悲しむだろうというような複雑な感情が入り乱れ、本当に緊張の連続の毎日でした。




とはいえ、1週間ほどするとスズちゃんは自分でえさを食べてくれるようになりましたので、やっと私もその緊張から開放されたのです。そしてみるみる元気になっていきました。



そしてその後スズちゃんはどうなったかと言いますと‥‥。



白状しますと、今でも我が家に住んでます。



本当はすぐに野生に返してやりたかったのですが、あまりにも小さいうちに保護してしまったため、えさのとり方などを親や仲間からおしえてもらっていなかったので、自然で生きていくのは難しいだろうという私たちの判断でした。



そんなことを思いながら「スズメの飼い方」などとネットを検索しているうちに見つけました。


スズメを飼っている人が結構いるんですねー。驚きました。



家族になったスズメのチュン―森の獣医さんの動物日記/竹田津 実

¥1,260

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獣医さん一家がやはり瀕死のスズメを助けて家族の一員となっていくようすを描いた実話です。中古商品では39円で売られていてなんだかお気の毒‥‥。



また三重県でスズメを飼っている年配の女性は、スズメに言葉まで教えていました!



スズメってインコのようにしゃべることができるんですよ。



確かに「舌切り雀」というお話がありますので、その昔もスズメがしゃべることができることに気がついていた人たちもいたかもしれないのです。



そのスズメははっきりと



「いらっしゃい」



とか



「おはよう」


とかしゃべっているのにはびっくり。




で、せっかくなので私もスズちゃんに言葉をおしえようと毎日やさしく話しかけていました。


が、



スズちゃんの中には、私に無理やり口をこじ開けられてえさを食べさせられていた、というのがトラウマになっているようで、まったくなつきません。



それどころか、他にカナリアも飼っているのですがそのカナリアたちが私のそばに近づくたびに遠くから



「そいつに近づくとあぶないぞ!」DASH!



と言わんばかりの大きな鳴き声を発するのです。




どうもスズちゃんのなかでは、スズちゃんを襲ったのは私ということになっているような気がして仕方がないんですよね。汗




確かにあの時のスズちゃんの状況では何がおきていたのかわからないのも理解ができますが、よりによっていちばんの命の恩人を犯人だと思っているなんて!




他の家族を見てもそんなに逃げ回らないのに、私の姿を見ると




「危険人物発見」 ドクロ




といった態度でパニックになって逃げ回るのでおそらくこの想像、あたっているような気がします。


英国・コッツウォルズより愛をこめて-イエスズメ

そんな状況ですので、写真を撮るのは至難の業。ですので庭に来ているイエスズメの写真を載せておきます。上の写真の下方にいるスズメが「スズちゃん」によく似ています。


それでもそんなところも含めてかわいいのでずっと面倒を見ていこうと思っています。



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英国・コッツウォルズより愛をこめて

英国製・バードバス
英国から入荷いたしました。バードバスに小鳥ちゃんもついてくるのでお庭の雰囲気はバッチリ素敵になりますね。

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