2015/08/17から始まった大分大学公開講座。
<1日目>

僕の担当は「超初心者」です。
駒の名前や動かし方からスタートする教室なんですね。

主催者さんのご挨拶。

そして、村谷先生と僕の紹介。

受講している立川君が二人の写真を撮ってくれました。

そして、大学将棋部のスタッフのみなさんの紹介。
玉田先生、児高先生、後藤先生、小野先生です。

今日は、まず「将棋を学ぶとこんな良いことがあるよ」というお話しをしました。
今までの皆さんの写真も紹介しながらです。

真剣勝負で、集中力が身につくよ

礼儀正しくなるよ。プロ棋士の皆さんもこんなに頭を下げてるんです。


いろんな大会に参加すると、心が強くなるよ

パワーポイントを使いながら、そんな話をしたんです。

その後は、<駒の名前を覚えよう>です。
フラッシュカード技法や、フォーカスオンの技法を使って駒の名前を当てていきます。
さらには、駒ビンゴ。8種類の駒+王で9枚の駒を3X3マスに並べてのビンゴゲームです。
名前を何となく覚えた後は、動かし方です。そして並べ方。
こちらもパワーポイントで説明しました。

さて、明日は、「取る」と「打つ」と「成る」と「反則」です。そして、いよいよ先生方との対局です。

また、明日も記録を取っておきます。

<2日目>

今日は、昨日の復習からです。
まずは、名探偵ゲーム。
名前を隠した駒を大盤に掲示します。
先生が、その駒が動ける場所にマグネットを一つずつ貼っていくんです。

それで、何の駒かを推理するんですね。

写真は児高先生が、出題しているところです。

誰に答えてもらうかは、希望のカンカンからくじで決まります。
写真は、玉田先生がくじを引いているところです。

プリントもしました。


そして、「とる」「なる」「うつ」と少しの反則を勉強して、いざ、対局です。

いろんな質問に先生が答えてくれます。

写真は小野先生です。

明日からは、技を学んでいきますよ~。

<3日目>

席も指導対局用に配置されています。


今日は、まず、マス目の呼び方を勉強しました。

たとえば「1三」とかですね。
そして、駒を使った神経衰弱ゲーム。

玉田先生が配置した駒のペアを当てていくゲームです。

スクリーンが見えますか?

そして、「詰み」の勉強です。

真剣な表情。

説明の後、プリントもときました。

そして、それぞれのグループごとに一手づみの問題に取り組みました。

休憩の後、各班の先生と指導対局です。
先生の駒は、王と歩のみ。
子ども達は、すべての駒と、おまけに金の持ち駒を二枚。

最後は、クイズでした。
「夏休みになると、この駒とこの駒を立てます。」

指導対局が途中の人は明日の最初に続きをします。

では、また明日。
明日の中心は両取りです。

<4日目>

今日は両取りを中心に手筋の勉強をしました。

子ども達のがんばりが伝わってきます。
先生との対局にもなれてきました。

さて、今日のなぞなぞは・・・。

わかるかな?
明日は「わらしべ長者」です。

<5日目>

さて今日は、わらしべ長者。駒得を重ねて、最後は2枚の歩が飛車と王の詰みになっちゃうというストーリーです。

みんな、大成功です。もちろん、先生方のアドバイスがすばらしい。

そして、最後は、なぞなぞ。

ある駒とある駒の後ろに「う」をつけると学校の先生になるよ。です。
わかるかな?

いよいよ明日は最終日。
ミニ将棋大会です。

<6日目>

さて、いよいよ最終日。
今日は大会練習です。


それぞれの班での真剣勝負。

あ:し:か:最後まで対局:勝ち、それぞれ1点ずつです。つまり最高で1局で5点を獲得できます。

目指すは10点。みんながんばります。

早咲名人も応援に駆けつけてくれました。

ところで、今日のなぞなぞはこちら。

この駒をゾウが持つと、そうじができるよ。
わかるかな?

その後、感想を書いてもらい、終了式です。


子ども達のパワーはすごい。
そして、大分大学将棋部の皆さんの力と情熱はすばらしい。

そんなことを再発見しながら、今年の公開講座は幕を閉じました。

ではまた!

>>昨年度のようす