KOBLENZ
更に前の話になってしまうが、ブログに書き忘れていた件。
コブレンツに初めて行って来た。当初はIKEAに行くだけの予定で、ケルン方面のとコブレンツ方面のと迷っていたところ、K氏から「ついでにコブレンツの軍事博物館に行かないか」とのお誘いがあったため、コブレンツに決定。
まずはIKEAへ。IKEAの商品は日本とあまり変わらないようだが、レストランにシュニッツェルがあることが、違い。この日は天気も良く、快調にドライブ・買い物できた。
その後、例の軍事博物館へ。「地球の歩き方」にも載っていない場所で、確かに車がないと無茶苦茶行きにくい。
付いてみるとただの倉庫のように見える(写真左下)し、入っていいのかどうかよくわからない静けさ。しかし中に入ってみると意外に見応えのあるかたちで戦車やら戦闘機やらが並んでいる。こういうのは全然わからないので、K氏のペースに合わせてみていった。一人だったら絶対存在を知らなかっただろうな・・・。
時間は無くなってしまったものの、一応普通の?観光スポットもということで、「ドイチェス・エック」へ。「ドイツの角」という名前は、ライン川とモーゼル川の合流地点からくる(写真左下、左がモーゼル川、上から右に流れるのがライン川)。
それなりのにぎわいを見せており、良かったものの、対岸の「エーレンブライトシュタイン城」には時間がなくて行けず、ちょっと悔いを残す1日だったかもしれない。もうちょっと朝早く出ていればよかったか。
LÜBECK
<3月27日(日)>
北ドイツ旅行の2日目はリューベックへ。言わずと知れたハンザ同盟都市で、世界史の授業なんかでも出てくるので、もっと大きい街なのかと勝手に思っていた。実際確かにそれなりの大きさの街ではあるものの、旧市街はトラヴェ川と運河に囲まれた島に詰め込まれている。小さなエリアに見どころが集まっているので、短い時間で充実した時間が過ごせた。
リューベック中央駅(写真左上)から、中心部へ。旧市街への入り口には「ホルステン門」(写真右上)が見える。中は博物館になっていてリューベックの歴史がわかる。
リューベックでは、街並みそのものが素晴らしかった。この時代でも教会の塔が街で一番高く、他の建物の高さは揃っている。そういう規制があるのかどうかは知らないけれども(きっとあるのだろう)、それにしても見渡す限り揃っている。
「ザンクト・パウリ教会」(いまは教会としての機能は果たしてないようだ)の塔に上ると、街が一望できる。
「マリエン教会」 (写真左上)には、世界最大級のパイプオルガンがある。・・・壮観。次に来ることがあれば、音色を聴いてみたい。
昼食は市庁舎のレストラン(Ratskeller)でとることに。ここの市庁舎も特有の黒レンガ造りで、なかなかの趣きがある(写真左下)。日本でも市民がこれぐらい市庁舎を大事にしてくれればいいのに(ぜんぜん建物の歴史が違うけど)、などと思いつつレストランへ。
ここでも魚料理がおいしくいただけた。やはり海が近いというだけでも魚料理はおいしい。淡白な魚が多いが、新鮮さが何よりだと改めて思う。
事象は前後したものの、このようなかたちで街をぐるっと一回り。ゆっくりと休暇を過ごしても良いと思える街だった。
夕方頃にはハンブルク空港から飛び立ち、ボンに戻った。どうしてもドイツ観光というと北ドイツは後回しになりがちだが、地方ごとに良さのあるドイツらしく、見ごたえがあったと思う。