2005-07-28 01:30:00

ありがとうございました。

テーマ:仕事

私の退職願いはあっさりと聞き入れられた。



後日、私は本部のある内神田へ仕事で行った。


私が来ていることを知った側近Fは、社長に伺いを立てた。



「サラリーマン、社長今時間あるって。挨拶しとけば?」


「え!?マジすか?ちゃんと連絡してから行くつもりだったのに・・・」



まったく予想外の展開だったが


せっかくなので、私は挨拶させていただくことにした。


本部の応接スペースで側近Fと腰を下ろして待つ。


間もなくして、社長がやってきた。



「社長、お忙しいところ申し訳ありません。ご連絡してから来るつもりだったんですが・・・」


「いいんだよ、サラリーマン。」


「社長・・・」



私はここでも泣いた。


社長と対面したことで


今まで会社に尽くしてきたことや


会社に対する義理など


込み上げてくる思いが止められなかった。



「サラリーマン、俺にはお前を一人前の社会人として外に出す責任がある。」


「日本橋で終わりにするんじゃなくて、もっといろんなことを経験してみないか?」


・・・


「俺は決して辞めていく全ての人間にこんなことを言ってるんじゃないんだぞ。」



「・・・ありがとうございます。ただこれは、私なりに考え抜いて出した結論でして・・・、申し訳ありません。」


「そんなに謝るな、サラリーマン。退職は社員の意思表示のひとつなんだから。」



「社長、私は会社に対して少しでも何かを返したいと思って今まで働いてきました。」


「私は会社のために何かできたでしょうか?」


「お前はよくやったよ。今まで、異動しては種まき(新規開拓)してきたじゃないか。」


「ありがとうございます。」



「お前、お金に困ったら俺が貸してやるからな。」


「ありがとうございます。」



「あと絶対に変な会社には転職するなよ。」


「気になる会社があったら帝国データバンクで情報出してやるから。」


「ありがとうございます。」



「あと退職で終わりじゃなくて、何かあったら相談しに来てもいいからな。」


「ありがとうございます。」



「サラリーマン、また話そう。」


「ありがとうございました。」



そう言って社長は去っていった。



全ての言葉が温かかった。


私は会社を退職しても、何も残らないと思っていたが


しっかりとした、人との接点が残っていたんだと思った。



隣にいた側近Fに言う、



「また泣いちゃいましたよ。」


「いいんじゃないか、たまには。」


「でも俺、お前が後輩でよかったなって初めて思ったよ。」

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2005-07-25 23:54:32

退職願い

テーマ:仕事

私は退職する旨を伝えるため、本部の側近Fを呼び出した。


側近Fとは、出身大学が同じで、いわば学閥というやつである。


しかも同校の出身者は私と側近Fの2人だけだった。


唯一無二の間柄ということもあり、側近Fも私に気をかけてくれていたと思う。


どちらかというと私は、侍部長より側近Fのほうが説得しにくいと思っていた。



「珍しいなぁ、お前から呼び出しなんて。」


「そういえば、あんまりこういうことなかったかもしれませんね。」


「で、何?」


「・・・、退職したいんですけど・・・」


「そうか・・・、最近大人しくなったかと思ったら、やっぱりお前は尖がってたんだな。」


「でも、お前の言っていることは間違ってないよ。」


「うちの会社はもっとやりがいのある環境を作らなきゃいけないと思う。」


「そうですね。ですからこれからは先輩と後輩としてつき合わせてください。」


「そうだな。お前が情けないことになってたら、遠慮なく外から口出すからな。」


「わかりました。」



ちなみにL社は平均年齢も若く、社長も30代後半である。


そして、侍部長も側近Fもみんな30代である。



それから2時間くらい話していたか・・・

側近Fは十分に私の考えを理解してくれた。



「この件は明日社長に伝えておくから。」



側近Fは別れ際にこう言って帰って行った。

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2005-07-23 22:15:05

その日

テーマ:仕事

その日、私は昼過ぎに侍部長に電話をした。



私のこれまでを語る上で、侍部長なしでは語れない。


侍部長には、私がL社に在籍していた間本当に目をかけていただいた。



当時、私は営業職希望でL社に入社したが


その頃のL社は、営業職になるまでに一年以上の現場経験を課していた。


ところが侍部長は、まだ入社して間もない同僚Uを営業職に抜擢した。



そして、表参道界隈を軒並み新規開拓をする。


まだ知識もない私達がだ。


このときの侍部長の采配は、的中した。



私と同僚Uは、周囲の期待をはるかに上回る結果を残したのである。


それからまもなくして、私は恵比寿に場所を移すことになる。



恵比寿に来てから2年程経ったころ、


私とマネージャーの間に確執が生じた。


マネージャーのとった行動に納得ができなかった私は、


捨て身の攻撃に出たのである。



「あなたの下では働けません。異動させてください。」


「俺は部下を選べないのに・・・、お前は上司を選ぶ気か?」


「ならば退職させて下さい。」



一回目の退職願い。



このときは勢いだった。


そして、報告を聞いた侍部長と話しをする。



「お前、最初は異動したいって言ってたんじゃないのか?」


「はい。」


「それじゃあ、すぐにでも異動させてやるからこの件は俺に預けてくれ。」


「わかりました。」



それから間もなくして、私は芝大門へ異動した。


この店舗には営業部がなかったため


侍部長の主導で、3名の営業による立ち上げからのスタートだった。


ここでも新規開拓。


私たちは期待通りの結果を収めた。

その後、私は臨時昇給をした。



それから約1年後、日本橋へ異動した。



そしてまた、侍部長主導のリニューアルオープンに携わる。


これが私と侍部長の最後の仕事になった。


このときに会社から課せられたハードルはかなり高く、


とても超えられるものではなかった。



惨敗。



これをきっかけに、侍部長は営業部から外された。


それから半年、日本橋の売上は飛躍的に伸び、


今は、あのときに課せられたハードルをクリアしている。



私は退職を決めたときに、


まずは侍部長に報告しなければならないと思った。



「お久しぶりです。」


「おう、元気か?どうした?」


「お話したいことがあるのですが・・・」


「なんだよお前、嫌な話か?」


「えぇ・・・、まぁ・・・」


「会社がどうとかいう話?」


「・・・はい」


「そうか、わかった。じゃあ17時に神保町に来れるか?」


「はい」



それから間もなくして神保町で待ち合わせをした。


そして喫茶店へ場所を移す。



「もう言いたいことは分かってるけど、何から聞けばいいんだ?」


「は・・・はい。あの・・・、その・・・、も・・・もうしわけありません。」



私は侍部長を前にして何もしゃべれなくなった。


夕方17時過ぎ、神保町の喫茶店で


私は人目もはばからずに泣いた。



「俺はもう営業部の人間じゃないから個人的にいうけど、お前の気持ちはよく分かる。」


「俺も今、お前を引き止めたとしても後悔させない自身はない。」


「ところで次は決まってるのか?」


「・・・いえ」


「それじゃあ次を決めてから辞めるっていうのもひとつの手だぞ?」


「・・・すいません。もう決めたことですから。」


「そうか、それじゃあ明日にでも本部に行って退職の旨を伝えてみればいいんじゃないか?」


「本気でお願いすれば分かってくれるはずだから。」


「わかりました。ありがとうございます。」



しばらく話をして私と侍部長は喫茶店を出た。


そして神保町の駅で別れた。

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2005-07-21 00:39:48

心境

テーマ:仕事

今月に入ってから、自分の将来のことについて考えていた。



私も今の会社に入社してから6年目になるが


入社した頃は、私なりの大志を抱いて働いていた。


できるだけ早く売上に貢献しようと思っていたし、


内容もよく分からずに、仕事を取ってきたりもした。



そして、中途で入社してきた年長者には


”早く前職での経験を見せてみろよ。” などという眼差しで見た。



また、上司のとった行動がどうしても納得できなくて


「あなたの下では働けません。」 と言ったこともある。



そして先輩からは、「お前は新卒には見えない。」 と言われた。



思い出していくうちにふと思う。


”昔の俺のほうが輝いてたんじゃないか?”



そもそも、私がL社に入社したきっかけは単純明快だった。


同社からしか内定を貰えなかったのである。



当時の私は、就職活動中の大学生であるにも関わらず


SPIの勉強もろくにしていなかった。


それだけが理由ではないと思うが、


印刷業界と決めて、就職活動をしていた私は


採用活動をする会社から軒並み落とされていた。



”もう俺は就職できないんじゃないか・・・。” などと思っていた矢先に


内定を出してくれたのがL社だった。



当時の私は、それは喜んだ。というよりもむしろ感謝した。


”私を落とした同業他社を見返してやろう。” と言った意気込みだった。


そんな思いもあり、私はできるだけ早くL社に恩を返したかったのである。


(補足だが、L社は既に年商110億/従業員600人を抱える上場会社だった。)



それから6年目を向かえる今。


5ヶ所の店舗を転々としてきて、それなりに売上には貢献してきた。


そして年齢と経験を重ねてきた私には、いろんな要素が見えるようになった。


今、決断しなければならないと思っている。

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2005-07-16 00:20:56

ハイエナ!?

テーマ:ブログ

先日、中学の同級生と飲みに行った。



「サラリーマン、ボーナスいっぱい貰ったんじゃないの?奢ってよ。」


「いやいや、スズメの涙ですから。」


「またまたぁ、ブログ読んでるよ。」


「あらららら。」



そんなこんなで店を出たあと


ドライブがてら、私の部屋に来た同級生たちは


私にとって旬なDVDや漫画を根こそぎ借りていったのである。


まるでハイエナのように・・・。


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2005-07-15 00:20:00

『ケツノポリス4』

テーマ:音楽

ただいま。


約10日ぶりにブログを書く。(どこへ行ってたんだ?)



ところで


ケツノポリス4


いいですね~。


『さくら』を筆頭にいい曲ばかり入っています。


最近は、通勤電車の中で毎日これを聴いています。


おかげで以前に衝動買いした


ソニーの”NETWORK WALKMAN”が大活躍している。


NO MUSIC,NO LIFE.TOWER RECORDS

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2005-07-04 23:48:42

営業B-logは???

テーマ:時事

<真鍋かをりさん>人気ブログが書籍化ですって。


いいですねぇ~。


なんでも日本一のトラックバック数って言われてるらしいですよ。


凄いですね~。


営業B-logは???


ああ、なるほどね。


まだ書籍化するほどネタがたまってないですもんね。


なるほど。なるほど。


漫画で例えるなら、


まだ始まったばっかりで単行本化できないって感じ?


オーケー。オーケー。


よし。頑張って書き続けるぞ。


「継続は力なり。」 だ!!


ん!?何の力になるんだ?

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2005-07-01 00:11:57

夏のボーナス!!

テーマ:仕事

今年から我が社では、夏のボーナスの支給日が6月末になった。


しかも給料日も月末。


つまり、一人暮らしで特にお金に困っているわけではない私に大金が入ってくるのだ。


こうなったら、日頃頑張っている私に褒美を取らせなければならない。


さあどうしよう。



株で負けた分を補填しようか・・・


いやいや、株で負けた分は株で取り替えそう。


マイカー?


いやいや、週6ペースで働いている私にはもったいない。


そうだ、もっと広い部屋に引っ越そうか?


いやいや、そんなに今の部屋に不満はない。



うーん、オレって結構満たされてるな・・・


そういえば、最近はほしいものがあったらすぐに手に入れてるからなぁ。


よし!意地でも褒美を取らせよう。


それにしてもこの意地は結構楽しいな。ニンマリ。

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