どうも、Nakachiです。

今日はフレーズを紹介しますね。このフレーズには実は大切な人生の知恵が含まれています。

 

throw the baby out with the bath water

 

で、「悪いものと一緒に良いものも捨ててしまう」という意味です。

 

このフレーズの起源なんですが、なかなか面白いんですよ。

 

直訳すると「風呂の水といっしょにあかんぼうを捨てるな」ですよね。ふつうそんなことしないって!って思いますよね(笑)

 

 

16世紀頃のヨーロッパでは、1年に1回くらいし風呂に入らなかったらしいのですね。日本人の感覚では信じられませんが。(汗)

 

それで、1年に一回の入浴のときも、家族で同じ湯に順番につかりました。

 

はじめは男性、次に女性、最後が赤ちゃんというように、順番も決まっていました。

 

それで、1年に一回の入浴で、家族全員が使ったお湯に最後に赤ちゃんが入ると、その時点でお湯の状態はかなり悪いですよね。

 

それでお母さんがその汚いお湯を捨てるとき、赤ちゃんもいっしょに流してしまわないように、気をつけなければいけなかったのです。

 

もちろん赤ちゃんはすごく大切なものですよね。

 

大切なものを汚いお湯といっしょに流してはだめですよ、ということです。

 

このフレーズの使い方としては、例えば、

 

I don't think we should throw the baby out with the bath water. There are some good features of the present system that I think we should retain. 「大事なものを無用なものといっしょに捨ててはいけないと思うんだ。今のシステムには良いところもあるから、それは残しておくべきだと思うよ。」

 

このフレーズで思い出した話があります。

 

これは、ある大学教授が高校生だったときの話なのですが、その方はいま大学で理系の学問を教えているそうです。

 

数学とかコンピューターに関係する研究をされてるらしいです。

 

実は、その方が高校生のとき、数学が本当に嫌いだったのです。

 

そして、卒業式の日、なんと数学の教科書とか問題集を全部燃やしてしまったそうです。

 

その後、理系の道に進むのですが、このときは心底数学が嫌いだったのですね。

 

もしかしたら、高校での数学の授業がものすごく退屈だったのかもしれません。

 

この方は、高校のとき心底数学が嫌いだったのですが、その後自分で数学の魅力を再発見したのです。

 

それで、何が言いたいのかというと。

 

僕達は何かネガティブなことを経験すると、それに付随する全ての事をネガティブにみてしまいがちです。

 

これは非常にもったいないことです。

 

悪いことの中に、良いことが隠されているからです。

 

だから本当に捨てたいことを、区別しておくことは大事です。

 

上に紹介した研究者の方の場合では、数学が嫌いなのではなくて、数学の先生が嫌いだったのかもしれません。

 

そして、その先生が嫌いというよりは、その先生に授業中にあてられて、間違えたり、答えられないことが嫌だったのです。

 

もっと深く考えると、自分に過剰な期待をかけていることに気がつきました。

 

そして、過剰な期待を捨て、加点思考で勉強を進めていったら、数学の魅力を発見したのです。

 

加点思考というのは、他人の評価ではなく、自分の進化に集中する思考です。

 

昨日の自分より、進歩したことに注目します。他人と比べることはしません。

 

このように、どんどん「自分が本当に嫌なこと」と「その理由」を明確にしていくと、人生で向かうべき方向がわかってくるのです。

 

一見ネガティブな経験の中にも、宝が隠されています!

 

ではでは!

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