2009-07-24 21:29:35 テーマ:気になった話題

自民vs民主vs国民(庶民)

【 政権を取っても政策は認めない!? 】


どういうことかというと、支持・投票した政党・候補者が当選しても、その政党や候補者の

政策の全てが支持者・投票者から支持されているわけではないという意味です。


これは、政党がマニフェスト(政権公約)に掲げている政策と、一般国民(庶民)の

求めていることとが全く違うということが大きな原因になっています。

多くの国民にとって重要度や優先順位の低いもの、さらには国民にとって不利益な公約

ほど、議員の方達は「選挙で支持されたのだから」、という見かけ上の根拠を前面に押し

出したりする傾向が強く、また、良悪を抱き合わせた方策をとることも多いようです。



【 選択肢の無い政策 】


例えば3つの党がそれぞれ次のようなマニフェストを作ったとします。


A党 「富裕層に有利な育児政策を行ないます。」

B党 「高所得者ほど充実した老後が送れます。」

C党 「財源を逆進税制で賄います。」


実際はどの党もこんな多くの国民がすぐにおかしい!と気付いてしまうような表現はしない

でしょうが、例で上げた政策では3党とも「お金持ちを優遇する。」という方針は同じです。


つまり、どの党の政策も、目的は同じで手段のみが違うだけというのであれば、

同じ選択肢が複数あるだけということになり、これでは選択枝が無いのと一緒です。


実際、今回の総選挙で各党が掲げている政策をよく読み解いてみると、ここで例示した

内容と殆ど変わりません。


本当に国民のための政治を考えるなら、今、苦しんでいる度合いの高い人たちのことから

考えていくべきだと思います。

低所得者の救済なら、低所得者層の目線で考えた政策を作成してほしいものです。

貧困層が政治に参加するためには唯一、一票を投じる側に回るしか無いのですから。



【 がんばっても報われない資本主義の歪み 】


国力の向上や経済の発展のためには、資本主義をとる必要があり、その結果として、

怠け者と勤勉な者で貧富の差が発生するのは当然だと思いますし、インセンティブ(意欲)の

ためにもある程度は必要でしょう。


しかし、ワーキングプアの増加からも分かるように、怠け者と勤勉な者で貧富が分かれて

いるわけではなく、どんなにがんばっても報われない人も多いのが現実です。


やはり一生懸命がんばっている人は救いたいというのが普通に起こる心情だと思います。

子どもに関しても同じです。貧しい子どもはその貧しさのためにその機会すら与えてもらえ

ない、というのでは少子化対策どころではありません。



【 社会保障制度の目的 】


当然国民みんなが得るものばかり求めても成り立ちませんので負担と支援のバランスを

いかに取るかということになります。

もちろん高齢者にとっては年金・高齢者医療の改善を、子どもがいる家庭は育児・教育支援

を、そして、高所得者からは高所得者優遇政策が支持されることが多くなるでしょう。


さて、「何を重視するか」と「どんな方法をとるか」です。

もし、自分に今当てはまらなくても、誰でも高齢者になりますし親や祖父母が対象になる

ことを考えたり、反対に自分には今、子どもがいなくても何れ家庭を持ったとき、あるいは

子育てが終わった人にとっては自分の息子・娘に子どもができたときのことまで考えを

広げてみると良いかもしれません。



今回の各党のマニフェストを検証してみると、マイナスになる人の方が圧倒的に多く、

しかも低所得者になるほどその割合が高くなっています。



無理は承知の上で、政党ではなく、政策単位で投票するというようなことができれば

たとえ選択肢は少なくても、大きく改善されそうなのですが。





< 追記 >


yahooの選挙特集で公示日からやってますね。政策を選んで、自分の考えがどの党に

近いか、っていうもの。


もちろん投票形式ではありません(公選法に違反するので)が、同じような感じで、

年金はA党、教育はB党、雇用はC党、というように政策毎に方向性を決め、

財源は優先順位を付け、○○税、△△税、◇◇税の順で税率を上げるというように

投票できれば、一番民意が反映されるのになぁ。


記号式投票法(マークシート)なら可能かも・・・とか、つい考えてしまいます。






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