父親の評価は妻次第 (追記あり)
よく父親は子ども、特に娘から、「臭い」だとか「うざい」などと言われている
イメージがあります。
しかし、実際は父親に対してそんなに悪く思っている子どもは多くないようです。
思春期の子どもに取っては、本当は好きだけど照れくさいと感じてあまりそばに
行かなくなってしまうこともあるみたいです。
年頃の娘が父親と距離を置きたがるのは本来自然というか健全なことと言えます
ので、内心では父親のことを尊敬しているのに距離を置きたがるというのは、
嫌っているということとはまったく違います。
それでもやはり、意に反して嫌われてしまうこともあります。
だれも嫌われたいと思っているわけではないと思いますが、普段から嫌われる
ような行動を取っていては、「まあ仕方がないか」と思うしかありません。
もちろん、嫌われない行動が子どもにただ媚びるだけだったり、ご機嫌取りを
するのでは子どもの成長に合わせて見透かされてしまいますので、本当の意味
での好かれていることにはなりません。
ではなぜ、子どもにとって良い父親のはずなのに嫌われてしまうのでしょうか。
それも、幼いころはあんなに父親に懐いていた子どもが、なぜ10代になると
急に嫌いになってしまうのでしょうか。
実は父親が、子どもに嫌われてしまう原因は、奥さん(子どもの母親)にあることが
多いため、自分自身での改善には限界があります。
究極的には、結婚相手の選択を間違えた自分(父親)自身に責任があるとも言われ
そうですが、そうするとその子どもの存在を否定することになってしまいうので、
それは論じないことにします。
【 子どもから見た父親 】
子どもにとっては、男の子だけでなく女の子にとっても、母親は友達であり
恋人であり、父親は自分でありライバル的存在でもあります。
そのため、母親から父親の悪口を聞くと、子どもは父親を蔑むようになるのと
同時に不安感を抱き、卑屈な思考を持つようになってしまいます。
これは受け継いだ遺伝子の半分が父親のものであるからです。
反対に子どもが父親を尊敬するように心がけるとまっすぐないい子に
育ちやすいです。
実は、ダメ父でも良い母なら子どもは父親を好きになることも多いです。
ただ、もしダメ父が嫌わてしまってもそれは父親本人に原因があるので、
それはお父さんもっとがんばってください、としか言いようが無いです。
なので、ここで取り上げたいのは良い父親の場合です。
※ ダメ父などと表現していますが、家庭を顧みなかったり、暴力を振るったり、
仕事が出来なかったり、という意味はなく、子どものことを考えている、と
いうくらいに思っておいてください。
【 良い父親って? 】
反対にどんな父親が良い父親なのかということは、その子どもによって、あるいは
家庭によって違う部分と、客観的に見ることができる部分があります。
前者は、気持ちの部分が大きいと思いますが、子どものためを思って一生懸命
良い父親になろうとしてくれているかどうかということになると思います。
もしかしたら厳しい父親だと思うこともあるかもしれませんが、子どもが成長
したときに困ることが無いように考えているからこそなのでしょう。
後者は、例えば毎晩帰りが遅い場合、残業をしていたという場合と飲み歩いて場合
では違うでしょう。仕事なら仕方ありませんが、飲みに行かずに早く帰って子どもと
遊ぶという選択肢もあるわけです。
これも客観的に見ることができることではありますが、本質的にはやはり気持ちの
部分の問題とも言うことができると思います。
また、子どもの頃は嫌っていたけど、大人になってから考えてみると本当はいつも
子どものことを思ってくれていた良い父親だったんだ、と気付くような場合も良い
父親なのではないかと思います。
【 なぜ良い父親が嫌われるのか 】
先程、ダメ父でも良い母なら父親を好きになることも多いと書きましたが、
良い父親の場合はどうなのでしょうか。
良い母なら、当然子どもは父親を好きになるでしょう。
そしてダメ母なら・・・子どもは父親を嫌いになります。
付け加えると、ダメ父×ダメ母のときも父親を嫌いになります。
(いずれも子どもは母親を好き)
つまりもし母親が、思いやりに欠け、利己的な性格だった場合、子どもは父親を
嫌いになってしまうことが多いのです。
そして、それは10代になってから嫌いになったわけではなく、幼いときからの
蓄積によるもので、表現が10代になって表われただけなのです。
しかも、父母がどのような組み合わせでも、子どもは母親を必ず好きになるため
(必ずと書きましたが例外はあります)反対のケース、つまり父親の言動・態度に
よって子どもが母親を嫌うことは殆ど無いので、母親からしてみるとどうでも
良い話だと思いがちになってしまうため、父親自身のみでの改善は非常に難しい
のです。
子どもにとってはそれだけ母親からの影響が大きいということでしょう。
家庭円満にはエネルギーが必要です。
ここまでのことを踏まえると、円満をキープするために対しては、父親の方が
おそらく何倍ものエネルギーを使わなければならないことになります。
世のお父さん方に、仕事から帰ってからそのエネルギーが残っていれば
良いのですが。
※ 母親も大変だと思いますが、今日は父の日ですので子どもにとっての父親
という面から触れてみました。
ちなみに私の経験に基づいた記事ではありません。
《 追記 》
先日テレビを見ていたところ、娘が父親の匂いを嫌うメカニズムが紹介されて
いました。以前書物でも読んだことがあり、思い出したので追記します。
女性は免疫力の優れた遺伝子(子孫)を残すため、男性を匂いで嗅ぎ分け、
遺伝的に遠い男性を選ぼうとします。
反対に遺伝的に近い男性は遠ざけるために、その匂いが不快と感じるように
なります。
思春期の女の子が父親の匂いを不快に感じるのはこのためです。
娘さんを持つお父様方、これはごく自然なことで、いずれは父親の匂いが不快に
感じることは無くなりますのでご安心ください。
但し、あくまで匂いに関してのみですので、普段から清潔感を保つなど、他に
嫌われる原因を作らないことがより大切ではありますが。






1 ■はじめまして
私は結婚して10年ですが、まだ子供はいません。
でもこの記事を読んで勉強になりました。
将来こどもが出来たら参考にしたいと思います。