人気グループ・嵐の松本潤(23)が20日、都内で行われた初の単独主演映画「僕は妹に恋をする」の初日舞台あいさつに出席した。この日は、ハリウッド女優のキルスティン・ダンスト主演の大作映画「マリー・アントワネット」も公開されたが、松本は会場の200人のファンに「マリー・アントワネットより(みなさんは)こっち寄りだった。向こうは相手にしていないかもしれないですが…」と感謝の言葉を口にした。
 同映画は、日本だけでなく台湾での配給も本格化。さらに韓国やシンガポールなど5カ国からの上映オファーも殺到しており、松本は「ビックリしています。文化、生活環境は違うけど気持ちは伝わるものだと思います」と期待を寄せた。

映画賞辞退の選択肢しかない二宮和也はジャニーズから離れたらどうか

1月21日


 ジャニーズから離れてもいいのではないか――二宮和也(23)にこんな声が上がっている。
 現在、二宮はジャニーズ事務所のアイドルグループ「嵐」の所属だが、歌手ではなく役者としての評価が高い。米映画「硫黄島からの手紙」では主演の渡辺謙を完全に食っていると評判で、米アカデミー賞にノミネートされる可能性もある。
 だが、ジャニーズ事務所は「賞レースには参加させない」方針を打ち出している。これに二宮は納得していないという。
「二宮はかねて役者志向が強く、“演技や演出の勉強をするために渡米したい。芸能界をやめてもいい”と漏らしていたこともあった。映画賞は役者にとって、ステップアップするための“勲章”だし、“辞退”にガマンできないのは当然です。二宮が情報番組に出演した時は“事務所がどうこうってのはありますけど、ボクは欲しいですよ”と訴えていた」(マスコミ関係者)
 二宮はジャニーズを離れてもやっていける下地がある。脚本家の倉本聰に気に入られていて、05年のドラマ「優しい時間」に続いて11日からスタートした「拝啓、父上様」(ともにフジテレビ)でも主演に抜擢された。
 二宮を舞台で起用した演出家の蜷川幸雄は「日本のリバー・フェニックスだ」とベタ褒め。ドラマや舞台で接点がある堤幸彦は「日本の俳優の中で最も信頼のできる俳優さん」と絶賛した。
 二宮は独り立ちしても通用するのではないか。