東京ゾンビ


前回の日本インターネット映画大賞「外国映画編」に続いて、
今回は2005年に上映された日本映画の「お気に入りベスト5」
です(以下、投票内容)。

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『日本インターネット映画大賞 投票フォーマット 』

 投票部門 どちらかお選び下さい (日本映画)

 [作品賞投票ルール]
 ・選出作品は5本以上10本まで
 ・持ち点合計は30点
 ・1作品に投票できる最大は10点まで

【作品賞】(5本以上10本まで)
  「隣人13号       」  10 点
  「自由戀愛       」  9 点
  「あした元気にな~れ! 」  8 点
  「東京ゾンビ      」  2 点
  「劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」  1 点

【コメント】
外国映画をベスト5としたので、日本映画も5本で投票しています。
とはいえ、外国映画と比べ、見ている本数が半分以下なので、まあ、
ちょうどいいというか、肝心な映画を見ていないかもしれませんが、
何卒ご了承のほど…。
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【監督賞】              作品名
   [井上靖雄       ] (「隣人13号    」)
【コメント】
コミックの映画化は数々ありましたが、実写へ移行する際の
映像センスとまとめ方は、これが断トツだったと思います。

【主演男優賞】
   [哀川 翔       ] (「東京ゾンビ   」)
【コメント】
あのハゲ頭、サマになってたねえ……大ボケかましの思い込み
ゾンビ演技には、すっかりダマされました(笑)。

【主演女優賞】
   [木村佳乃       ] (「自由戀愛    」)
【コメント】
原作とは逆の結末になる設定で、新たなキャラクターづくりが
必要だったはず。にも関わらず、原作通りの逆の設定など考え
られないほど、このキャラクターにハマっていた!

【助演男優賞】
   [豊川悦司       ] (「自由戀愛    」)
【コメント】
助演とは言えないかな?……けれど、母親を思う気持ちなどの
抑えた表現は、脇に回って生きた。特にこの人の煙草の吸い方
のキレイさには感動!……大正文化人の香りが漂ってきます。


【助演女優賞】
   [吉村由美       ] (「隣人13号    」)
【コメント】
まんま、と言えば、まんまかもしれないけど、違和感がない、
という意味では完璧でしょ?……感情の抑揚さえ、違和感なく
見られた。実はこの人、とてもうまいんじゃないかな。

【新人賞】
   [井上靖雄       ] (「隣人13号    」)
【コメント】
劇場公開映画の初監督作と侮れない、見事な語り口でした。



ハピネット・ピクチャーズ
自由戀愛



アニプレックス
劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 (通常版)
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以下、日本インターネット映画大賞からのご要望で投票したもの
です。こうしたベスト10投票などは、昨年末に公開された映画を
入れないで投票するのが普通とは思いますが、一応、同サイトの
対象映画リストに入っている中から選択することにしました。

『日本インターネット映画大賞 投票フォーマット 』

 投票部門 どちらかお選び下さい (外国映画)

 [作品賞投票ルール]
 ・選出作品は5本以上10本まで
 ・持ち点合計は30点
 ・1作品に投票できる最大は10点まで

【作品賞】(5本以上10本まで)
  「ミリオンダラー・ベイビー」 10  点
  「ポーラー・エクスプレス」  9  点
  「ターミナル      」  8  点
  「シンデレラマン    」  2  点
  「フェーンチャン 僕の恋人」 1  点
  
【コメント】ベスト10にするとキリがなくなりそうなので5本にしました。
昨年末に公開されたものも2本含まれていますが、2004年度の
結果を見ると、まだ皆さん見てなかったのか、それらは数点入ってる
だけなので、今年に入れてくる人もいるだろうと敢えて加えました。
ただし、リバイバル上映作品は個人的に選考対象から除いています。
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【監督賞】              作品名
   [クリント・イーストウッド] (「ミリオンダラー・ベイビー」)
【コメント】
ファンとしては嬉しい限り。彼の監督作の中でも最も胸に突き刺さる
映画でした。本当は主演男優賞で入れたかったんですが、今回は
あまりにすごい強敵がいるので、こちらに入れるしかありませんでした(笑)。

【主演男優賞】
   [ジェイミー・フォックス] (「レイ」)
【コメント】
これは、どの年にノミネートされてもアカデミー賞を獲得するでしょ
うね。「真実を」という生前のレイ・チャールズの魂が乗り移ったか
のような演技を映像に焼き付けてくれました。驚嘆に値します。

【主演女優賞】
   [チャン・ツィイー] (「SAYURI」)
【コメント】
完璧に日本人の物腰でした。期待に充分応えてくれた、という意味で
の努力賞です。日本の女優さんへの奮起と期待も込めて。

【助演男優賞】
   [モーガン・フリーマン] (「ダニー・ザ・ドッグ」)
【コメント】
「バットマン・ビギンズ」でも、当然「ミリオンダラー・ベイビー」でも
良かったんだけど、主役を完全に食っていた「ダニー」で一票。

【助演女優賞】
   [フォーカス・ジラクン] (「フェーンチャン ぼくの恋人」)
【コメント】
かわいかった(笑)。演技とは関係ないかもしれないんだけど、彼女
を見ているだけで涙が溢れてきた。女優にとって、それ以上の賛辞
って、あるでしょうか?(その後、本人にお会いしちゃいましたヨ!)

【新人賞】
   [ウィッタヤー・トーンユーン] (「フェーンチャン ぼくの恋人」)
【コメント】
脚本に協力した仲間6人で分担し監督したという「フェーンチャン」
の新人監督を代表して、そもそもの原作をインターネットに書き込み
した彼に…。


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タイトル: スローなブギにしてくれ


先頃、当サイトで募集されていた
「思い出の最悪映画」の祭典=第1回ゴールデン・ハルベリー賞
授賞式が非公開のうちに開催され、記念すべき
第1回受賞者が発表された。

見事、同賞を獲得したのは、ノミネート3作品の原作を手がけた
片岡義男さん。

ノミネートされていた3作品『スローなブギにしてくれ』
『メイン・テーマ』『ボビーに首ったけ』をいずれも
強力に推薦していたナガキタ氏が、片岡義男さんの代理で
受賞トロフィーを受け取りに授賞式会場を訪れた。

タイトル: ボビーに首ったけ

ナガキタ氏は「両親と片岡義男さんに感謝する」と壇上で語り、
「片岡義男ファンとしての愛着がよく出ていたことが受賞理由」
と総評を述べたプレゼンターのハル・ベリーさんと抱き合い、
本来の趣旨とは関係なく喜びを爆発させていた。

副賞の10万円は、「片岡氏本人に直接手渡したい」(ナガキタ氏)
とのこと。実現した暁には、
「ハル・ベリーさんを誘って3人での会食も視野に入れている」
と強気の発言も。

なお、同授賞式の模様は今日、WOWOWで独占生中継されたが、
契約の関係で、再放送の予定は今のところないという。

ちなみに、第2回ゴールデン・ハルベリー賞は来年、
同時期に開催されるかどうかは微妙な情勢。


これは、某イスラム原理主義左派から「自衛隊の即時撤退」を
求める授賞式会場爆破予告があったことから、今回の授賞式が急遽
会場を変更して非公開で行われたこととの関連もあるのでは、
との憶測も囁かれている。
(4月1日、ロイター伝)

タイトル: メイン・テーマ

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これはクイーンの大ファンとしては「あり得ない!」

と声を大にして叫びたくなるような、嬉しいような、

複雑な心境にさせられる聞き捨てならない話だ。

何気なくトラックバックステーションを眺めていたら、

フリーのポール・ロジャースをボーカルにクイーンが復活する?

……って言うじゃない?

このポール・ロジャース、確かに年代的には近い人だけど、

かつてミック・ジャガーに向かって、

「相変わらず歌がヘタだな」

と暴言を吐いて、ミック本人から、

「おれはローリング・ストーンズのボーカルだ」

(悔しかったらストーンズのボーカルになってみろ、という暗喩)

と一蹴された、という逸話の持ち主。

うまいボーカリストかもしれないけど、特徴がなく

当時から古臭かった。

ましてやフレディ・マーキュリーのような唯一無二の悪趣味さ

(これがクイーンのアイデンティティとも呼べる素晴らしさだ)

などカケラもない。これは心配なことになってきた。



後期のクイーンのライブで「地獄への道づれ」をやる前に、

定番となっていた「デレデレデーロ、デレデレデレーロ」

(これは85年のライブ・エイドのなかでもやっていて、

夜中のフジテレビの生中継を見ながら大笑いさせてもらった)

をポール・ロジャースがやってくれるっていうのか?

日本語で「手をとりあって、このま~まいこう」って

歌ってくれるっていうのか?

クイーンの大ファン、エクストリームのように

「イーブラヒ~」と叫んでくれるっていうのか?



ちょっと頑固じじいのような発言をさせてもらうけど、

彼がタイツをはいて、裸にユニオンジャックのマントを付けて

王冠をかぶってステージに出てくるなら許してやろう。

この悪趣味さなしに、クイーンのボーカルを語るべからず。

ヴァン・ヘイレンもサミー・ヘイガーにボーカルが変わって

恐ろしく健康的なテイストのバンドになってしまった。

毒気がなくなって、つまらなくなった、

それを残念に思っていた人は少なくないだろう。



もう一つ、フレディ・マーキュリーのキレイなファルセット、

これもポール・ロジャースからは想像できない。

クイーンのファルセットコーラスが最もよく出ている代表作として

最も全米では売れていない「クイーンⅡ」を聴いてほしい。

これが、Dead Movie Societyの立場としての意見だ。

もちろん、ニューアルバムが出たら真っ先に聴いてみたいけど。



ちなみにアナログレコードでは、A面がホワイトクイーンサイド、

B面がブラッククイーンサイド、という区切りが明確にあったが、

CDではその区別がなく残念。その代わり、「輝ける七つの海」の

リミックスバージョンなど、3曲のボーナストラックが入っている。

ドラムの音とか、当時モット・ザ・フープルの前座をやっていた

というのが頷けるハードな音づくりになっているのも

他のアルバムとは一味違うところ。

まさに埋もれた傑作だと思うよ。



アーティスト: Queen タイトル: Queen II [Bonus Tracks]







作品賞:『SAYURI』

(全米ベストセラー小説『メモワール・オブ・ゲイシャ』が、

製作スピルバーグの手から『シカゴ』のロブ・マーシャル監督

にバトンタッチされ、1月にクランクアップしてから12月世界

一斉公開まで地道な宣伝作戦を展開したのが功を奏したのか。

『ラストラムライ』の日本での興収が、ビッグバシェットの大

作としては初めて全米興収を上回る金額を稼いだこともあり、

今や日本のマーケット動向が業界全体に及ぼす影響を無視でき

なくなったハリウッドならではの選択とも言える。一方、その

話題先行のファンタジックな出来ばえに、うるさい日本人の間

では「?」を呈している向きもあるようだが……)



監督賞:『酔いどれ天使』のマーティン・スコセッシ

(ロブ・マーシャルとの接戦が予想され、リメイク作品では厳

しいのでは、との憶測も飛び交ったが、かつて『ベンハー』で

ウィリアム・ワイラーが、『マイ・フェア・レディ』でジョー

ジ・キューカーが、それぞれリメイク作品で監督賞を獲得した

例もあり、いずれも巨匠たちである。ディカプリオとのコンビ

で3度目の正直ということもあり、最終的には同情票もかなり

集めて接戦をモノにしたようだ。ついに念願の初受賞に感極ま

ったスコセッシは、プレゼンターのクリント・イーストウッド

に抱きついたまま壇上で涙し、さらに興奮冷めやらず、早口で

感謝の言葉をまくしたて、あまりの長さに舞台下から「まき」

のサインが出たため、ロバート・デニーロの名前を言い忘れて

退場。引きつった笑顔で拍手している客席のデニーロの姿がテ

レビ画面にずっと映し出されていたのが印象的であった)



主演男優賞:『生きる』のトム・ハンクスが三度目の快挙!

(三船敏郎が演じた役でディカプリオもノミネートされたが、

さすがに死期の迫った夜の公園で一人ブランコを揺らしながら

「いとしのクレメンタイン」を口ずさむトム・ハンクスの哀愁

漂う迫真の演技と比較されては、ディカプリオに勝ち目なし)



主演女優賞:『SAYURI』のチャン・ツィイー

(黄色人種初の主演女優賞ゲットに観客は沸き返り、その盛り

上がりの前に他の候補者たちは最初からまったく出る幕なし。

前評判通りの圧勝となるが、日本人役でのアジア人初受賞が日

本の女優でなかったことに対し、日本では複雑な反応の報道も

随所に見られるようだ)



助演男優賞:『SAYURI』の役所広司

(同じく『SAYURI』で同じ部門にノミネートされている

渡辺謙との一騎討ちの様相を呈したが、最終的には抑圧された

いかにも日本人的な役柄の確かな演技に、次第に称賛の声が高

まり、渡辺謙は先輩に花を持たせる形となったことから、その

結果が全米のマスコミからより好意的に受け取られ、逆に役所

広司以上の称賛を集めている。こうした報道のされ方で、さら

に評判を高めた渡辺謙はハリウッドでのスターの地位を不動の

ものにし、大作への出演オファーが相次いでいる模様)



助演女優賞:『SAYURI』の桃井かおり

(今回の超大穴。予想外の結果に一人、はしゃぎまくる桃井か

おりの「だって私、オスカー女優よ」の決めゼリフとともに、

映画のキャラ同様ムチを振り下ろす姿が日本中を笑いの渦に巻

き込み、日本に帰ったら間違いなくバラエティ番組で引っ張り

ダコの人気となるだろうが、果たして出演してくれるのか?…。

すでにワイドショーは桃井かおり一色という状況だ)



アニメ映画賞:『ハウルの動く城』

(最も順当な勝ち方で、宮崎駿監督は二度目のオスカー獲得)



総評:『SAYURI』は計7部門獲得で最多受賞作品に。

その他の分野でも、今回はアジアンパワーが席巻した授賞式

となった。おそらく、金正日政権が崩壊して世界平和の祝福

ムードが高まるなかでの御祝儀的意味合いもあるのではない

だろうか。しかし、ここまでくると政治的配慮があったので

は、と疑いたくもなるが……最後まで、笑ってお付き合い

いただき、誠にありがとうございました(フーッ!……)