Fri, December 30, 2005
posted by eigazanmai
SFコメディ対決『ザスーラ』vs『銀河ヒッチハイク・ガイド』
テーマ:新作映画
前回の続きなので、勝敗は言うまでもないでしょう。
興行成績を見ても、『銀河ヒッチハイク・ガイド』は全米全英で1位、
『ザスーラ』は全米初登場2位ながら急降下して
トータル3000万ドル程度。前作(と言っていいでしょう)の
『ジュマンジ』が10年前であるにも関わらず5000万ドル以上
稼いでいることからも、『ザスーラ』に勝機はありませんね!
唯一、日本での興行成績がきわどい勝負?
逆に、それぐらい『銀河ヒッチハイク・ガイド』は日本人ウケが
良くなかったってことなんだけど、英米では1500万部も売れた
人気カルト小説の映画化。もともとは1978年開始のラジオドラマ。
その後、テレビシリーズ化され、ビデオゲームにもなっている。
ポール・マッカートニーやジョージ・ルーカスも、
この話の大ファンであるらしい。そんな大人向けのコメディだ。
子供向けコメディは世界共通の感覚で見られるが、どうも
日本人は欧米の大人向けコメディがわからない人が多い。
テレビのヴァラエティ番組や漫才の悪影響なのか、
笑いの次元が大人になってもリズム感と一発芸重視で、
考えさせられる笑いを理解しない傾向にある気がしてならない。
『銀河ヒッチハイク・ガイド』が提示する笑いは、
オープニングからしてイマジネーションに溢れる世界観だ。
地球で最も知的な高等生物はネズミとイルカで、
人間はそれより下等なため彼らのメッセージが理解できない、
という解説から始まり、いきなり地球が宇宙ハイウェイ計画の
予定地にあたるため爆破されることになったりとか、
すでにそのへんからアバンギャルドな発想の面白さに
ついていけない日本人もいるんじゃないだろうか。
結局、地球は映画開始10分で消滅、唯一、生き残ったのは
地球にいた宇宙人と親交のあった冴えないイギリス人と、
彼が思いを寄せている女性科学者のみ。といっても、
地球がなくなったという悲しみは微塵もない。
そんなコメディ、見たくないという人はもうダメ。
次から次へと出てくる新たな情報と価値観に唖然として
面白がる大人の余裕が必要な映画なんだよね。
特に笑えるのは、宇宙一融通の利かない役人気質をもった
ヴォゴン人とのやり取り。書類が三通ないと、
どんな場合も言うことを聞かない。実にクダラない。
何度も言ってるけど、コメディにおいて「クダラない」は
ホメコトバです。誤解のないよう!

ダグラス・アダムス, 安原 和見
銀河ヒッチハイク・ガイド

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
銀河ヒッチハイク・ガイド

ジェネオン エンタテインメント
銀河ヒッチハイク・ガイド
コレ(一番下のDVD)は、テレビシリーズを収めた2枚組。
こういうコメディをB級映画とは呼ばない。
実際、この映画の映像には相当お金がかかっている。
(以下、ネタバレしているので注意!)
随所に登場するチョイ役の出演者も一流の顔ぶれで、
鬱病のロボット「マーヴィン」の声だけで登場する
スネイプ教授(アラン・リックマン)をはじめ、
ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、そして
最後に地球の設計技術者として登場するビル・ナイ!
彼が地球のスペアをつくっていて、主人公を案内する
ラスト近くのCG映像と話のオチは、まさに壮観!
(総合評価★★★)
えっ、ビル・ナイって誰かって?
最近一番のお気に入りの俳優で、実は彼のことを書きたかった
んだよね……(笑)。彼がこんな重要な役で登場してきたことに
思わず拍手喝采してしまったぐらい!
多分、皆さんが一番見ていると思われるのは、
吸血族と狼族の遺恨の戦いを描いたスタイリッシュなアクション
映画『アンダーワールド』(2003年)の吸血族長老・ビクター役。
途中で主演のケイト・ベンキンセールに永い眠りを覚まされ、
最後に最強の混血族と死闘を演じるジイさん、と言えば、
なんとなくわかってくれる方もいるだろう。もともと
舞台において輝かしい実績をもっている実力者なのだが、
『スティル・クレイジー』(1998年)以降、映画出演も増えて、
今ではスッカリ個人的なツボにハマってしまっている。
『アンダーワールド』も、長老たちの存在が自分的にはツボだった。
特にビル・ナイが出てたから、総合評価★★★
は、言い過ぎかな? 結構、大ヒット(全米1位)してたし、
続編もできそうな終わり方だったけど、どうなのかな?
さて次回、どうやら今年最後のブログ記事は、
ビル・ナイの話で締めくくることになりそうです(笑)!

ハピネット・ピクチャーズ
アンダーワールド スペシャル・エディション

ハピネット・ピクチャーズ
アンダーワールド DTSエクステンデッド・エディション
興行成績を見ても、『銀河ヒッチハイク・ガイド』は全米全英で1位、
『ザスーラ』は全米初登場2位ながら急降下して
トータル3000万ドル程度。前作(と言っていいでしょう)の
『ジュマンジ』が10年前であるにも関わらず5000万ドル以上
稼いでいることからも、『ザスーラ』に勝機はありませんね!
唯一、日本での興行成績がきわどい勝負?
逆に、それぐらい『銀河ヒッチハイク・ガイド』は日本人ウケが
良くなかったってことなんだけど、英米では1500万部も売れた
人気カルト小説の映画化。もともとは1978年開始のラジオドラマ。
その後、テレビシリーズ化され、ビデオゲームにもなっている。
ポール・マッカートニーやジョージ・ルーカスも、
この話の大ファンであるらしい。そんな大人向けのコメディだ。
子供向けコメディは世界共通の感覚で見られるが、どうも
日本人は欧米の大人向けコメディがわからない人が多い。
テレビのヴァラエティ番組や漫才の悪影響なのか、
笑いの次元が大人になってもリズム感と一発芸重視で、
考えさせられる笑いを理解しない傾向にある気がしてならない。
『銀河ヒッチハイク・ガイド』が提示する笑いは、
オープニングからしてイマジネーションに溢れる世界観だ。
地球で最も知的な高等生物はネズミとイルカで、
人間はそれより下等なため彼らのメッセージが理解できない、
という解説から始まり、いきなり地球が宇宙ハイウェイ計画の
予定地にあたるため爆破されることになったりとか、
すでにそのへんからアバンギャルドな発想の面白さに
ついていけない日本人もいるんじゃないだろうか。
結局、地球は映画開始10分で消滅、唯一、生き残ったのは
地球にいた宇宙人と親交のあった冴えないイギリス人と、
彼が思いを寄せている女性科学者のみ。といっても、
地球がなくなったという悲しみは微塵もない。
そんなコメディ、見たくないという人はもうダメ。
次から次へと出てくる新たな情報と価値観に唖然として
面白がる大人の余裕が必要な映画なんだよね。
特に笑えるのは、宇宙一融通の利かない役人気質をもった
ヴォゴン人とのやり取り。書類が三通ないと、
どんな場合も言うことを聞かない。実にクダラない。
何度も言ってるけど、コメディにおいて「クダラない」は
ホメコトバです。誤解のないよう!

ダグラス・アダムス, 安原 和見
銀河ヒッチハイク・ガイド

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
銀河ヒッチハイク・ガイド

ジェネオン エンタテインメント
銀河ヒッチハイク・ガイド
コレ(一番下のDVD)は、テレビシリーズを収めた2枚組。
こういうコメディをB級映画とは呼ばない。
実際、この映画の映像には相当お金がかかっている。
(以下、ネタバレしているので注意!)
随所に登場するチョイ役の出演者も一流の顔ぶれで、
鬱病のロボット「マーヴィン」の声だけで登場する
スネイプ教授(アラン・リックマン)をはじめ、
ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、そして
最後に地球の設計技術者として登場するビル・ナイ!
彼が地球のスペアをつくっていて、主人公を案内する
ラスト近くのCG映像と話のオチは、まさに壮観!
(総合評価★★★)
えっ、ビル・ナイって誰かって?
最近一番のお気に入りの俳優で、実は彼のことを書きたかった
んだよね……(笑)。彼がこんな重要な役で登場してきたことに
思わず拍手喝采してしまったぐらい!
多分、皆さんが一番見ていると思われるのは、
吸血族と狼族の遺恨の戦いを描いたスタイリッシュなアクション
映画『アンダーワールド』(2003年)の吸血族長老・ビクター役。
途中で主演のケイト・ベンキンセールに永い眠りを覚まされ、
最後に最強の混血族と死闘を演じるジイさん、と言えば、
なんとなくわかってくれる方もいるだろう。もともと
舞台において輝かしい実績をもっている実力者なのだが、
『スティル・クレイジー』(1998年)以降、映画出演も増えて、
今ではスッカリ個人的なツボにハマってしまっている。
『アンダーワールド』も、長老たちの存在が自分的にはツボだった。
特にビル・ナイが出てたから、総合評価★★★
は、言い過ぎかな? 結構、大ヒット(全米1位)してたし、
続編もできそうな終わり方だったけど、どうなのかな?
さて次回、どうやら今年最後のブログ記事は、
ビル・ナイの話で締めくくることになりそうです(笑)!

ハピネット・ピクチャーズ
アンダーワールド スペシャル・エディション

ハピネット・ピクチャーズ
アンダーワールド DTSエクステンデッド・エディション































