哀愁 | 映画を観よう

映画を観よう

古くても、新しくても、映画はイイよね!

素敵な映画に出会えた時の気持ちを、誰かと共有したいな♪

哀愁 [DVD] FRT-010
¥420
Amazon.co.jp


アメリカ 1940年

ヴィヴィアン・リー、ロバート・テイラー、マリヤ・オースペンスカヤ、ルシル・ワトソン、ヴァージニア・フィールド、レオ・G・キャロル


監督:マーヴィン・ルロイ 『若草物語(1949年)』

脚本:S・N・パーマン 『』

脚本:ハンス・ラモウ

脚本:ジョージ・フローシェル


【ストーリー】

第一次世界大戦下のロンドン。空襲警報が鳴り響く“ウォータールー橋”。人ごみの中で偶然出会った英国将校クローニン(ロバート・テイラー)とバレエの踊り子マイラ(ヴィヴィアン・リー)。わずかな時間だったが、ふたりは瞬く間に惹かれ合う。クローニンは前線へ行く日が延期になったと、翌日マイラの元に現れ結婚を申し込む。そのまま結婚するはずだった二人だったが、法律で結婚式は翌日しかできないと知る。半日待つくらい・・と思うマイラだったが、突然その晩に戦場へ向かうことになったクローニン。見送ったマイラはバレエ団をクビになり、貧しい中で健気に彼の帰りを待つ。しかし、そんな彼女に更なる不幸が・・・クローニンの戦死を伝える新聞記事が・・・。ついに彼女は生きるための人生を選ぶのだったが・・・。




GW最初の映画は・・・こちら!!

恋愛映画の名作として有名なこの作品♪


ストーリーは、超特急のように早い展開をみせ

マイラの人生は、まさに踊り子のように

クルクルと回ってしまう・・・

そして、悲しい結末


観終わった後のこの切ない気持ち

やっぱり名作だなぁ~と思いました!!


ヴィヴィアン・リーが綺麗

そして、ロバート・テイラーも綺麗!


ヴィヴィアン・リーといえば『風と共に去りぬ』

が真っ先に出てくるのですが

ご本人が『哀愁』の方が好き・・というだけあって

この作品での彼女の演技は

すごく素晴らしいと思いました


ロイにみせる天使のような微笑

悲しみを押し隠して気丈にふるまう姿

男達を誘う妖艶な瞳

幸せと恐怖の入り混じった表情

そして、絶望に決心したラストまで

ただただ感動してしまいました


もちろん、彼女だけが素晴らしいわけではなく

アメリカ映画一の美男子だと思うロバート・テイラー

いや~、もう・・キラキラの星が画面いっぱいに広がって(汗)

これぞ映画スター!!という感じでした



お話は・・・・

お昼のメロドラマっぽい(といっては失礼ですが・・)というか

とにかく、こんなことに??という感じなのですが


マイラの一瞬でも心から幸せになりたいと願う女心も

やはりそれはできないと

ロイの母親に全てをうちあける気持ちも

そして、ロイに真実を打ち明けられない気持ちも

せつないほどにわかります・・


彼女を探そうとキティと行動していくうちに

なぜ彼女が姿を消したのか理解するロイ

「僕は一生探し続けるよ、決して見つからないと思うけれど・・」

そこで諦めたのは・・

結局受け入れられないから??と思ったりもしましたが

彼の立場上・・・仕方ないのかもしれません




でも、ストーリーや役者さんの演技の素晴らしさ以上に

私が一番感動したのは、ラストのマイラの決断のシーン


走りすぎていく車と

歩道から少しずつ車に近づいていくマイラが

交互に映し出される画面


険しさを増していくヴィヴィアン・リーの表情と

車とマイラを交互に写す切り替わりが

早くなっていくことで感じる恐怖感というか


それなのに

ここでロイが現れて(二人が出会った場所だから)

マイラの手をひっぱてくれないかな・・

なんて甘~~い考えが

よぎる間を与えているようでスゴイと思いました



なんだか今日は

いろんな感情が渦巻くような夢を見そうです!



PS;キティがとても素敵な友達でした♪








にほんブログ村 映画ブログ 恋愛映画へ