エディット・ピアフ ~愛の賛歌~ | 映画を観よう

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エディット・ピアフ~愛の讃歌~ (2枚組)
¥4,082
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フランス 2007年

マリオン・コティヤール、シルヴィー・テステュー、パスカル・グレゴリー、エマニュエル・セニエ、ジャン=ポール・ルーヴ、ジェラール・ドパルデュー、クロチルド・クロ、ジャン=ピエール・マルタンス、カトリーヌ・アレグレ、マルク・バルベ、カロリーヌ・シロル、マノン・シュヴァリエ、ポリーヌ・ビュルレ


監督・脚本:オリヴィエ・ダアン 『クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち』
脚本:イザベル・ソベルマン
美術:オリヴィエ・ラウー
衣装デザイン:マリット・アレン
音楽:クリストファー・ガニング

【ストーリー】

1915年、フランス・パリのベルヴィル通りの街角で歌を歌う母。貧しい家庭に生まれたエディット・ジョヴァンナ・ガション(マリオン・コティヤール)は、一人寂しくその姿を見ている。大道芸人だった父は徴兵され、歌手の夢を捨てきれない母は、ついにエディットを母親に預けて去ってしまう。父はそんなエディットを自分の母の元に置いて、また兵役へ出かけてしまう。エディットは祖母が経営する娼館で、娼婦ティティーヌたちに可愛がられ束の間の安らぎを得る。けれど、兵役から戻った父に引き取られることになり、優しいティティーヌたちとも引き離されてしまう。路上で大道芸をする父の手伝いをしているうち、いつしかエディットも人前で歌うことを覚えていく。そしてエディットはクラブのオーナーのルイ・ルプレ(ジェラール・ドパルデュー)に見出され、世界的な歌手へ駆け上がるのだった・・・。



エディット・ピアフ

幼い頃から母が好きだったせいで

彼女の歌は随分聴いていました


まだ幼い子供でしたが・・・その歌声が流れ出すと

身動きできない思いをしたことを覚えています


世界的なシャンソン歌手

ピアフという変わった名前と

少し猫背気味に歌う姿勢

細い眉に、クリクリした瞳


華やかでキラキラしている表面とは裏腹に

酒かタバコで声がつぶれた?と思うような

独特な声で歌う歌


あの数々の歌は

こんな人生の上にあったんだと思うと

すごく胸が締め付けられました


「歌っていないと不安なの」

「お願い・・舞台に立たせて」


彼女が生きている証は

舞台の上で歌っていること

スポットライトに照らせているとき


だから、あんなに心をつかんで話さない歌声だったんだ・・・


今、この年齢になって

恋も別れも、出産も育児も

いろいろな経験をしてきたけれど


幼い頃に聴いた歌声と共に

自分の人生(平凡な人生だけれど)が通り過ぎていったような

そんな不思議な感覚に包まれました


ラストの歌は

まさに、彼女の歌

エンドロールが流れているときも

その歌が静かに流れているような気がしました



マリオン・コティヤール

アカデミー賞主演女優賞受賞は納得です!!

授賞式の彼女がこの人??とビックリしました(汗)

ジャケットの写真は本当にピアフにソックリ!


実家に行って、ピアフのレコード探してみようと思いました!