- 華氏911 コレクターズ エディション
- ¥3,591
アメリカ 2004年
監督:マイケル・ムーア 『ボーイング・フォー・コロンバイン』
【ストーリー】
2000年の大統領選挙。ブッシュが第43代アメリカ合衆国大統領に就任する。2001年9月11日、アメリカのニューヨーク、ツインタワーにハイジャックされた旅客機が激突するという前代未聞のテロ事件が起きる。その事実が伝えられたとき、ブッシュ大統領は子供達の絵本の読み聞かせにいた。やがてテロの実行組織がオサマ・ビン・ラディン率いるアルカイダと判明したと発表。ブッシュ政権は犯人を捕まえるためアルカイダが潜伏するアフガニスタンを攻撃するが、オサマ・ビン・ラディンを捕えられないまま、イラク攻撃となる・・・。
一連のブッシュ政権の行動に疑問を抱いたマイケル・ムーア監督は、様々な角度から、そしていろいろな所から得た情報から、ブッシュ政権の裏に見え隠れする事実と真相を明らかにしていくのだった。
流行り物はすぐに見ない・・
かなりなへそ曲がりな性格が手伝って
この作品を、や~っと今頃観ることになりました
なるほど~~~
アメリカって本当に自由の国なんだなぁ~
これ・・検閲のあるようなところじゃまず作れないだろうし
上映どころじゃない・・
もしかしたら、観に来た人まで逮捕されちゃう
なんてことになりかねない?
アメリカ本国では、いろいろと物議を呼んだというけれど
TVやラジオで放送されるものと違って
自分でお金を払って観にいくものだから
幼い子供や、不特定多数の人々に与えられる情報でもないわけで
そういう意味では映画という形は正しいのでしょう♪
もちろん、観た人がそれを全て鵜呑みにしたり
単純にブッシュ反対!ということではなく
この作品の信憑性がどうかとか
ブッシュの支持率がどうだとか
(ブッシュは再選しましたし)
そういうことではなく平和がいかに大切で尊いということかを
感じ取らなくてはいけないと思いました
敵だ!味方だ!
というけれど
同じ人間同士であり
理由もなく家族を失い悲しみにくれる人々の姿は
肌の色や、宗教や、言葉や、国の違いなど関係ないはず!
戦争が描かれた作品を観ると
いつも感じることなんですが・・
それはやはり、私が子を産み育てている
母親としての感情を持っているせいでしょうか・・
自らの成長を促す戦い(精神的な)の場に送り出すことはできても
誰かの命を奪い取るような戦いの場には送り出したくないと
そこで命を落とした誰かの母のことを思うと
どうしてもやりきれなくなってしまいます
事実はいつも片方の立場から見てしまってはいけないと
そんなことを感じた作品でした
さて・・・
マイケル・ムーア監督の『ボーイング・フォー・コロンバイン』
実は、これも未見です(汗
近いうちに観てみようかな・・と思っています