オスカー・ワイルドのカンタベリー城と秘密の扉 | 映画を観よう

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オスカー ワイルドのカンタベリー城と秘密の扉
¥3,420

ドイツ 2005年

アンドレアス・シュミット、マルティン・クルツ、アルミン・ローテ、クラウス・ベーレント、ザスキア・フェスター


監督:イザベル・クレーフェルト

脚本:マルク・ヒレフェルト/ベッチィナ・プラッツ

原作:オスカー・ワイルド


【ストーリー】

ポールはもうすぐ10歳になる内気な少年。水が怖くて泳げないし、友達もなく、好きなことは読書。そんなポールを心から心配する過保護な母。そして、仕事最優先の父は家庭のことはすべて妻まかせ。姉も自室で音楽ばかり聴いていて、これといって会話もない。そんなある日、ポールのセラピストから家庭環境を変えてみては?と提案される。父に相談しても上の空、ところが突然スコットランドの古城に家族旅行をしようと言い出した。実は仕事でその古城を買収しようとしていたため、下見ついでに家族を便乗させたのだった。行ってみるととても大きな古城で、広い部屋がたくさんあるのに滞在客はいなかった。壁に掛けられた肖像ががじっと一家を見ていた。実はこの古い城に住みつくゴーストのサイモン・カンタベリー卿は、城の管理人とお客を怖がらせる契約をしていた。420年余りも、亡霊として彷徨わなければならなかったサイモンは、愛しい女性を殺した罪で幽閉され死んでしまったのだ。彼の呪いを解く方法は?ポールとサイモンはいつしか友達になって・・・・




オスカー・ワイルドの原作「カンターヴィルの亡霊」を

今の時代に置き換えて作られた作品ということですが。。。

原作を知らないので、そのへんについては感想が述べられませんが(汗)


ファンタジーです!!



我が家の娘達と一緒に見たくて

いつも行くレンタルショップに1本しか置かれていないのこDVD

やっと借りることができて観ました!


実は、一度借りようと手に取ったものの

末っ子がパッケージのゴーストに恐れをなして

棚に戻したこの作品

『キャスパー』は大好きなのに・・・

実はこの作品のゴーストったら、ちっとも可愛くない(汗)

リアルに骸骨に見えてしまうものだから

怖がっても仕方ないなぁ~


でもオスカー・ワイルド原作だし

舞台はスコットランドだし・・

という私の好みで、強制的に娘達と見始めました


始めこそちょっぴり怖がっていたけれど

子供達はちょっぴりヘタレなポールになって

サイモンを助けたいと思ったみたい


地下墓地に入っていくシーンでは

怖かったのでしょう、ぴったりと身を寄せ合って

でも画面から目をそらさずにドキドキして

ほっとため息をついたりしながら見ていました


実際にプールで顔をつけるのが怖い次女は

ポールがサイモンのために水の中に入っていったときは

「すごぉ~く勇気があるねぇ」とつぶやいていました

きっと自分も!!と思ったのでしょう♪


そして、ラストシーンではみんな笑顔!

これは子供達と一緒に見て大正解♪!の作品でした。