- パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
- 愛と呼ばれるもの
THE THING CALLED LOVE
アメリカ 1993年
リバー・フェニックス、サマンサ・マシス、ダーモット・マローニー、サンドラ・ブロック、K・T・オスリン、アンソニー・クラーク、ウェッブ・ワイルダー、アール・プール・ボール、デボラ・アレン、ジミー・デイル・ギルモア、ケイティ・モファット
監督:ピーター・ボグダノヴィッチ 『ペーパームーン』、『マスク』
脚本:キャロル・ヘイッキネン 『エンパイアレコード』、『センターステージ』
【ストーリー】
幼い頃に母親が家を出て、父親と二人で暮らしていたミランダ(サマンサ・マシス)。父がプレスリー好きだった影響でカントリー歌手を目指していた。父が亡くなって一人になったミランダはカントリーの町ナッシュビルに向かう。ライブハウスでオーディションを受けるが落選。そこでジェイムズ(リバー・フェニックス)とカイル(ダーモット・マローニー)、リンダ(サンドラ・ブロック)と出会う。
仲間のなかでも抜き出た才能の持ち主のジェイムズに惹かれるミランダ、そんなミランダを密かに想うカイル。いつも明るく前向きなリンダはそんな彼らを見守っていた。いつしかジェイムズと恋に落ちるミランダだった・・・・。
日本未公開作品です。
CATVで放映されていたので観ましたが
リバー・フェニックスの遺作だそうです。
カントリー、同じ道を目指す女性との恋
思わず『ウォーク・ザ・ライン』を思い出しました。
ただ、この作品はリバーが主役ではなく
サマンサ・マシス演じるミランダが主役なので
リバーファンには少し物足りない感じがすると思います
少し雑な部分もありますが
一人の若い女性が大人になっていく姿が
素直に描かれていて、なかなかナイスな作品でした!
サンドラ・ブロックもいいキャラで出ています♪
こういう役がほんとに似合いますねぇ~
思わずブタ鼻笑いするんじゃないかと期待しちゃいました(汗)
ちょっと複雑な感じのジェイムズだけれど
突然のプロポーズに結婚式・・・
これはちょっとググっときちゃいますよね
若い女の子ならクラクラしちゃうかも
おばちゃんの私でも若い頃なら・・・なんて思いましたもの(照)
サマンサ・マシスはプライベートでもリバーの恋人で
リバーが亡くなったとき、ホアキンと最後を看取ったそうです
二人が、デュエットしているシーンは
声も息も合っていて、胸がしめつけられる思いがしました
ホアキンとリースの歌声も素晴らしかったけれど
この作品の二人もうまいです!!
こぶし(?)の利いた歌い方をしているリバーは
ホアキンと似ているなぁ~と思いました(どっちが似てるのか・・・汗)
青春物とするか、恋愛物とするか・・難しいけれど
カントリーミュージックの深さというかそういうものが感じられました
歌が巧いとか声がいいとか、そういうことじゃなく
心に想うことを素直に表現できた歌がイイ・・
ああ、カントリーってそういう歌なんだぁ~と思いながら
なぜか『歌え!ロレッタ・リン』を思い出したりしました
ラストにミランダが歌う
「神様は女なのかもしれないね・・・」というフレーズが
女性の映画だなぁ~~と思いました。
作品的にはインパクトは弱いけれどイイ作品だと思います!
このサントラちょっとほしいなぁ~と思いました!!