私はここ2カ月強の間、イギリスやアメリカ、カナダの学校のトイレ

や公共トイレについて調べ、各大学のLGBTサポート団体やそれぞ

れの国の大人も含めたLGBTの団体に連絡を取っていました。現在

使われているトイレの英語表現とピクトグラムのうち、どれが最も好

ましいか(差別的な表現を含まないか)を選んでいただき、またその

理由を伺い、CNN ENGLISH EXPRESSへ寄稿するためです。

 

その中で最もご親切にしていただいたのは、ナイキ社のトイレデザ

インをしたSam Killermanさん。彼にはgender-neutralでは誤解が

生じるため、 all genderかgender-inclusiveと表記した方がよい

ことなどを教えていただきました。

 

gender-inclusive restroom (点字表示付き)

上のピクトグラムは、マサチューセッツ州にあるSimmons Collegeの

図書館内にあるトイレのものです。Zine Pavillion(敢えて訳すと「全

米図書協会」)のメンバーの方がこの夏、シモンズ大学でのイベント

開催時に撮影されました。

いつも、イベント時には、まずLGBTの来客者が使えるトイレがある

か、ない場合はそれを確保するために、借りの表示を貼ってまわる

のだそうです。(写真は掲載許可を頂いています。)

 

このピクトグラムと書きあげた記事を友人に読んでらったところ、日

本でも インクルーシブ教育システムがあり、その中で、 LGBTの生

徒や障害を持った生徒(児童、学生)と共に学び、共に生活すると

いう考え方を広めるため、講演会で話をしているとのこと。特にこの

4月 から「障害者差別解消法」 が施行され、「合理的配慮」の考え

方は行政でも、事業所でも推進中とか。

『聲の形』という映画を見た時、教育の力がもっとあれば・・・と思い

ましたが、それを今は、「合理的配慮」を行っていたら・・・という言葉

で表すことが出来るのですね。

 

インクルーシブ教育システム

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/attach/1321668.htm

 

☆「障害者差別解消法」、全ての国民が、障害の有無によって分

け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共

生する社会の実現に向け、障害を理由とする差別の解消を推進

することを目的として 2016年4月より施行。

(「合理的配慮」が 行政や事業者に義務化されました。)

http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/jirei/
 

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カンヌ映画祭「ある視点」部門に出品され、特別賞を受賞した映画

『レッドタートル ある島の物語』

監督と脚本はオランダ出身、イギリス在住のデュドク・ドゥ・ヴィット

氏。 ↓

(FCCJ記者会見にて)

デュドク・ドゥ・ヴィット 監督、最初は台詞を書いていたそうですが、

ジブリとの共同作業をしていく中で、「台詞がない方がメッセージ

をより強く伝えることができる」と提案され、一切台詞のない映画

としたとのこと。

 

デュドク・ドゥ・ヴィット氏は"Not everybody's taste."と謙遜し

ておられました。

 

台詞なしの映画は初めての私は・・・

台詞がない分、息で登場人物の性格を表すなど細かな工夫に気

付くことができ、全く違和感なく、最後までスクリーンに引きこまれ

ました。

ジブリ好きな方には、 完璧なまでにリアルな映像を作り上げてお

られるところなど、たまらないのではないでしょうか。

 

『レッドタートル ある島の物語』 公開は9月17日より

http://red-turtle.jp/

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ほぼ満席の松竹試写室。

私にとっては今年2作品目のアニメーション映画。先週はジブリ

の『レッド・タートル』、昨日は聲の形

 

岐阜出身・大今良時氏の漫画 「聲の形」 (「週刊少年マガジン」

に連載され、<このマンガがすごい!2015(宝島社刊)[オトコ編]

1位><2014年コミックナタリー大賞1位><第19回手塚治虫文
化賞 新生賞>など数々の賞に輝いたベストセラーコミック)が、
日本アカデミー賞 優秀賞を獲得した『映画 けいおん!』(11年)

など、多くの作品を輩出し続けている京都アニメーションにより

待望の映画化!

 

 

『聲の形』 http://koenokatachi-movie.com/

9月17日(土)より、新宿ピカデリー他全国ロードショー!
監督:山田尚子 ( TVアニメ「けいおん!」で初監督を務め、

『たまこラブストーリー』(14年)にて文化庁メディア芸術祭

アニメーション部門新人賞受賞 )

原作:「聲の形」大今良時(講談社コミックス刊)

脚本:吉田玲子( 「ガールズ&パンツァー」など大ヒットシリーズ)

キャスト:石田将也:入野自由 (「千と千尋の神隠し」ハク役、

「あの日見た花の 名前を僕達はまだ知らない。」宿海仁太役)

/西宮硝子:早見沙織 (「バクマン。」亜豆美保役、「響け!

ユーフォニアム」小笠原晴香役)

キャラクターデザイン:西屋太志 美術監督:篠原睦雄

色彩設計:石田奈央美 設定:秋竹斉一 撮影監督:髙尾一也
音響監督:鶴岡陽太 音楽:牛尾憲輔

音楽制作:ポニーキャニオン

アニメーション制作:京都アニメーション
製作:映画聲の形製作委員会

(京都アニメーション/ポニーキャニオン/朝日放送/クオラス/

松竹/講談社)

配給:松竹

パブリシティ:樂舎

 

<雑感>

人は、出合いや出会いによって、その時はわからなくても、後で

振り返ると、何かしら生き方を変えるきっかけになっていたりする。

人と人、ちょっとしたボタンの掛け違いで、お互いを理解できなくて、

修復したいのに修復する術を知らずに、空回り・・・。

石田将也に共感。

将也の心の中の葛藤が痛いほどわかって・・・。誰か助けて~、

気付いて・・・って。

涙が頬をつたい、心が震えた。

本当に素晴らしい作品。

 

<聾唖のこと、教育のこと)

障害を持った人への理解は、特に相手を知ることから始まるのに、

それも、教育の果たす役割が多いはずなのに、そういったことは

どうなっているんだろう、子供たちを助けてあげようよ・・・、などな

ど、大人は、教育者は何してるの・・・と、映画の中からだけの情報

で、いろいろと考えています。

 

<こんな方にお勧め!>

1.アニメーションの映画を鑑賞するのが初めての方!

2.All gender(あらゆる性別の方)+あらゆる年層の方!

小学校6年生→高校生が舞台ですが、ストーリーの普遍性から、

どの年齢の方々の心に響く作品ですので。

3.原作コミックファン!

来週の公開が待ち切れないことと思います!

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