内藤了 ZERO 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子(KADOKAWA・電子書籍) | 勝手に映画紹介!?eigasukiの読書忘備録用ブログ

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何年か前に強制退会トラブルの時に、予備で登録したID。本家ブログの更新を再開しています⇒http://ameblo.jp/eigasuki/ ここでは読んだ本の忘備録を書くつもりです。書籍購入はブックオフ中心なので、新作は少ないかも?


また、あたらしい電子書籍サイトを開拓…最近、ガラケーからガラホになったので、auスマートパスの登録も行ったんだけど、スマートパス会員向けのサービスで、auの電子書籍サイトで使える“コイン”をプレゼントしていて、合計で1500円分のコインがタダでもらえた。さらに、このコインを使って電子書籍を購入するとその場でキャッシュバック還元になるとかで、合計4冊の電子書籍をタダでGETできた。ちなみに、ガラホでは読めません。PCなら大丈夫なんですけど…オイラの使っているFireタブレットにも公式のアプリが入れられないので…。でまぁ、とりあえず面倒な時はPCで読めばいいと。そんなわけで3月初旬まで角川の電子書籍が割引キャンペーンを実施していたので、それらをいくつか混ぜることで、限られたコインの中で予定よりも多く購入できたというわけです。まずは、昨年、フジテレビでドラマ化もされた内藤了の“猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子”シリーズ5作目「ZERO」を読了。ドラマ化以前に4作目まで読み終わっていたんだけど…ドラマ化以降は知名度もアップしてしまったのか、なかなかブックオフの100円コーナーで見かけなくなった。そんなわけで、今回キャンペーン対象になっていたので同時期に出ていた続編の「ONE」と一緒に購入。前に、紙の本で見かけた時に、だいぶ薄い本だったのを記憶していて、電子書籍でも読みやすいだろうと思った次第。なんだけど…この薄さがちょっとネックに。実は、これ1冊では話が完結しません…次作「ONE」と両方読まなければいけない(一緒に購入しておいて良かった)。内容は、主人公・比奈子が長野の実家に帰省中に…幼児の切断された指が発見されたという事件に遭遇。その場では特に捜査に加わるようなことはないんだけど、東京に戻ってから…都内で続発していた、無残な方法で動物を虐待、損壊するという猟奇事件の捜査をしている過程で、長野の事件がシンクロする。さらに、過去の事件で逮捕した殺人犯が比奈子に復讐するため脱獄を計画していた。これ、ドラマ版の最終回とその前で描かれていた内容だな。ただし、ドラマの方はキャラクター造形が原作とほとんど異なっていた(原作のコメディっぽさはほとんどなかったし、主人公の生い立ちなどもドラマ独自のものだった)ので全体的な雰囲気は違う。生い立ち(家族環境)が違うので、長野の実家に帰省するなんてシーンもドラマの方にはなかった。扱われる事件が似ているという以外は、ドラマとは別物として読めるかな?シリーズものらしく、レギュラーキャラの意外な秘密とかも判明する。ただ、前述の通り、最後は…“こんなところで終わり?”って感じ。単独作品としてのカタルシスは皆無。続けて「ONE」を読んでしまおう。