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2015年06月20日

極道大戦争(2015年)

テーマ:15年06月の劇場鑑賞映画
極道大戦争

【鑑賞日:2015年6月20日】

オイラの40の誕生日…朝っぱらから一人で「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を鑑賞…いったん帰宅後、今度は夕方から本日2本目の劇場鑑賞ハシゴ!ちょっとかったるい、夜更かし&早起きしたから眠い…なんて思ったけれども、「マッドマックス」で元気を貰ったので、予定通りに三池崇史の「極道大戦争」を見る!ホント、この二つの作品の公開初日と誕生日が重なるなんて、なんていう奇跡なんだろう(笑)というわけで、朝は会員サービスで貯めたポイントで無料鑑賞、夕方も温存していた無料招待券で鑑賞…今日は現金出費もゼロなのです。

敏感肌で背中に刺青も入れられない中途半端なヤクザ、影山亜喜良は…様々な伝説を持ち、堅気には優しい親分の神浦玄洋に惚れこんでヤクザの道に足を踏み入れた。ある日、神浦の前にとてつもなく強い刺客が現れ、死闘の果てに敗れる。狂犬と呼ばれたその敵は神浦に止めを刺す為、首をもぎ取り、投げ捨てる!目の前で神浦を殺されてしまい悔いる亜喜良だったが、実はまだ神浦は死んでいなかった!最後の力を振り絞り亜喜良の首に噛みつく神浦…彼の正体はヤクザ・ヴァンパイアで、噛みつかれた亜喜良もヴァンパイアの能力が覚醒する!

えっとまず…公開初日なんですけど、劇場の客はたった2人でした!オイラが最初に劇場内に足を踏み入れた時は誰もいなくてですね、“また1人か?”って思っていたら…あとから誰かが入ってきたみたい。そう、正確にはたぶん2人くらいだと思うって感じ…オイラが他の客の存在に気づいたのは場内が暗くなってから、オイラの座った場所よりもだいぶ後方に、誰かがいるっぽい雰囲気でして物音がしてたんだけど、客が少ないとガン見して確認するのもアレだし…で、映画が終わって場内が明るくなった時には、もう誰も座ってなかった。とにかくガラガラだった。

いやいや、劇場や映画会社、作り手の人たちには悪いけど…三池映画なんて見るには、このくらいのさびれ具合の方が雰囲気があってよろしいのではないかと…特に今回は原点回帰、大作映画が続いた三池映画に久しく、だいぶVシネチックな内容になっているともっぱらの評判。前作の「風に立つライオン」なんて、話題の佳子さままでご鑑賞されたそうだが…さすがに本作は、皇室の方々が大手を振って見るわけにもいかないだろう…ってか、見るわけないか?反社会的集団が大暴れして、しかも噛みつかれてヴァンパイアになる映画なんて…。

まぁ、そんなトンデモ映画なわけですが…冒頭、ヤクザ組織に殴り込みするリリー・フランキーが男前で超カッコイ!って、直ぐにピエール瀧に撃たれてヤラれた…と思ったら、死んでねーし、ヴァンパイアだったし…みたいな展開で幕開け。あんだけ壮絶な殺し合いを繰り広げたのに…次のカットではのほほーんと銭湯で風呂に入ってます。冒頭は過去の回想シーンであり、親分の最強伝説として語り継がれている事柄らしい。ってか、過去シーンと現在のシーンの親分の見た目がほとんど変わっていない…ああっ、やっぱりヴァンパイアなのねって認識。

主人公の市原隼人は…まさか親分がヴァンパイアだなんて知る由もなく、強さと懐のデカサに惹かれて舎弟になったわけですが…周りの仲間からは、刺青も入れられない半端もんヤクザと蔑まされている。でも、親分はそんな市原隼人にやたら目を掛けていまして、それどころか将来的に、自分の仲間=ヴァンパイアになるって事を疑っていない様子…その自信はどこからくるのか?やがて、謎の敵が登場…どうやら親分の正体と同じ、あっち側の存在らしい。で、そのあっち側の刺客、「ザ・レイド」のヤヤン・ルヒアンに親分はあっさりやられてしまう。

「ザ・レイド」でマッド・ドッグっていうものすげー強い敵を演じたヤヤン・ルヒアンに、似合わないアキバ系オタクファッションを着させ「アキバワドコデスカ?」なんて片言の日本語を喋らせてしまう胡散臭さが、もうなんだか最高なんですけど…この見た目のバカバカさに反して、とことん本気印のアクションを披露してくれる。正直、市原隼人ってそんなに好きな俳優ではなかったんですけど…このルヒアンと後半で繰り広げるガチバトルには正直、シビレました!ぶっちゃけ、映画自体は意味不明いっぱいなんだけど、問答無用に素晴らしいアクション映画なんです!

ルヒアンの他にも…もう一人(?)出てくるトンデもな敵キャラ、KAERUくんも凄い。着ぐるみを着たまま、軽やかに動き回り、繰り出す攻撃の数々…下手すりゃ、最強着ぐるみキャラのふなっしーとも互角に渡り合えるんじゃないかと思ってしまった。でもな、こちらはあくまで映画…編集で誤魔化しているところもあるかもしれない。ふなっしーはTVの生放送とかでも、あのテンション持続してるから…ガチでやったらKAERUくんの方が負けちゃうかもな(笑)まさか、中の人、同一人物ではないよな(笑)クレジットでKAERUくんの役者の名前出てたけど忘れちゃった。

理解できない部分も多々あったけど…予測不可能な展開は映画として成功。理屈で考えては駄目、このシュールさを楽しまなくてわ。高島礼子の壊れ方なんか、ある部分ではやたら不気味だったし、ある部分ではゲラゲラ笑ってしまったり…本作一番のダークホース的存在。最後の肩透かしな終わり方も、いかにも三池映画といったズッコケ感だが…どうせならDOAのように、もう一度、地球を破壊しちゃっても良かったんじゃないかなって…それこそ「ヤッターマン」でいうドロンボー一味の爆発みたいなお約束で、スッキリ笑えたんじゃないかなって思った。

30年ぶりに続編が公開された「マッドマックス」新作と同じ日に、これをぶつけてきた三池崇史と日活の心意気を素直に受け止めましょう!やたらカオスなアクション映画という点ではベクトルは意外と近いのかもしれない…“お前のMADが目を覚ます”という「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のキャッチコピーが、すんなりと本作にも当てはまってしまう。映画を見ている間は元気を貰ったが…さすがにMADな映画2本のハシゴは堪えたな。実は、早朝、映画館に行く前にWOWOW録画の「キョンシー」を見終わったのだが、感想はまた明日という事で…。


監督:三池崇史
出演:市原隼人 成海璃子 リリー・フランキー 高島礼子 渋川清彦 優希美青 でんでん ヤヤン・ルヒアン


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2015年06月20日

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年)

テーマ:15年06月の劇場鑑賞映画
マッドマックス 怒りのデス・ロード

【鑑賞日:2015年6月20日】

雨が上がって晴れてよかった(今のところ)…40の誕生日!一人寂しく「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を見てきたオイラ…帰りに本屋に立ち寄って、今月は1日早い発売日の映画秘宝最新号も購入。夕方、雨が降ってなかったら、そしてオイラの婚期…じゃなかった根気が残っていれば、三池崇史の「極道大戦争」も見てきちゃおうかななんて考えつつ…こんなはずじゃなかったと、自分の人生を振り返ってちょっぴりだけ憂鬱になっております。いやいや「マッドマックス」の新作を見てきてこんなじゃイカン!鑑賞はポイント利用でタダ、もちろん2D字幕版で!

荒廃した近未来、妻子を殺された元警官のマックスは…荒野をさすらっている時に、資源を独占し、民衆を暴力で支配するイモータン・ジョーの軍団に拉致されてしまう。血液を供給するための“輸血袋”扱いを受けるマックス。ある日、ジョーの部下、フュリオサが反逆を企て、虐げられていた若い女性たちを連れて逃走する。その追跡に同行させられる羽目になったマックスは…車に磔にされた状態で、なんとか脱出しようとするのだが…激しい戦闘に巻き込まれてしまう。ようやく脱出のチャンスをつかんだマックスが、フュリオサたちと対面することになり…。

40の誕生日に「マッドマックス」なんて見に行って、ボンクラ中年驀進中のオイラです…劇場内は、リアルタイムでシリーズ1作目の洗礼を受けたのだろう、先輩ボンクラの方々も多かったですよ(あくまで憶測)…つまりオヤジ密度は高め。劇場ロビーで入場を待っている時に、キムタクの「HERO」のチラシとか持ってるおばさんは、案の定…別の映画。仮に、そういうおばさんが見に行ったとしても、EXILE目当てに吹き替え版をチョイスするのでは?確かに、あの映像で3Dも拝みたいのはやまやまなんですけど、男は黙って“2D字幕版”をチョイスすべきだ。

えっと、映画の方は…あっ、これだよ、不発気味だったパート3(サンダードーム)に求めていたのは、って感じの内容でした。生身の肉弾アクションや、破天荒なカーチェイスは健在…懐かしい感じの”生っぽさ”を感じつつ、さらに現代の映像技術が程よくマッチして、アドレナリンMAXな“マッドマックス”の世界を完璧な物にしあげてくれた。2Dでも充分に迫力を味わえる、トンデモ…いい意味でキチってる映画でした。マックスがスクリーンに帰ってきたぜっていうのを意識したモノローグで作品ははじまり、そのまま怒涛のアクションへなだれこむ。

なんだけど…始まってすぐに、マックスは敵に拉致られてしまうのねん。刺青掘られ、焼印を押され、血液を供給するための“輸血袋”扱いを受けるマックス…支配者の元から逃げ出したねーちゃんたちを追いかける、ちょっと病弱な追撃部隊のドライバーにおともするため、顔に拘束具をはめられ、車の前に磔にされる。で、延々とカーチェイスやドンパチをやってる中で、もがいてるだけ…っていう、あれ、主人公なのに、なんなのこの扱い!あの予告でも流れてたシーンはそんなとんでもないシュチエーションだったのねん…こっちの想像を軽く超えてくわ。

この状態が、けっこう長く続きます…その間は、もう一人の主人公、男前な女戦士フュリオサが大活躍!「マッド・マックス」じゃなくて「マッド・フュリオサ」にしなきゃいけないんじゃないの?みたいな(笑)事前情報で、シャーリーズ・セロンって聞いてなかったら、絶対にわからなかったわ、あの風貌!アカデミー賞を受賞した「モンスター」に匹敵する、いやそれ以上の大変身ぶりにとにかく驚かされる。つーか、マジで惚れる!とにかく、前半の見せ場である…マックス磔状態での追跡劇が一段落するまでは、本当に息つく暇がありません、いつまで続くの?

さすがに最後まで々チェイスシーンが続くわけではなく、多少の小休止なんかも挟むんだけれども…まぁ、油断していると、次から次へと新たなアクションが始まる。派手な爆破とクラッシュシーンのオンパレード!もちろん、マックスさんもちゃんと本領発揮して、アクションに参戦。敵と戦いながらも、顔に嵌められた拘束具を外そうと、ヤスリでゴシゴシしている姿が…殺伐とした空気の中で、清涼剤的な役割を果たす心地よいユーモアに繋がったり。最初こそはギスギスしていたねーちゃんたちとの関係も、死地を一緒に潜る抜けることで、絆が深まっていき…。

本作のように久しぶりのシリーズ続編や、リブート作品が出てくると、どうしても過去の作品と比べてしまう。特に、マックス役の変更が伝えられた時は…「なんだ、メルギブじゃないのかよ?」なんて思いが駆け巡った人も多いだろうが、本作に限ってはそれも杞憂に終わる。つーか、多くの人が…メルギブじゃなくて良かったと納得するだろう。役者が変わっても…監督、ジョージ・ミラーをはじめとする製作スタッフの心意気は70年代、80年代のまま。いや、アクションへの拘りはより熱くなって…観客の渇望を癒してくれた。人生最高の誕生日でした!


監督:ジョージ・ミラー
出演:トム・ハーディ シャーリーズ・セロン ニコラス・ホルト ヒュー・キース・バーン ネイサン・ジョーンズ


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Mad Max: Fury Road (Blu-ray 3D + Blu-ray + DVD +UltraViolet)






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2015年06月19日

海街diary(2015年)

テーマ:15年06月の劇場鑑賞映画
海街diary

【鑑賞日:2015年6月19日】

1000円で映画が1本見れるシネプレックスの会員デーだったので、雨が降る中、朝っぱらから出かける…今日見てくれば、ポイントが貯まって、次回は1本無料鑑賞できる!つまり、明日公開の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」をタダで見るための鑑賞である(笑)もう1枚残っている、タダ券は「極道大戦争」のハシゴ鑑賞(あくまで予定)に利用予定。そんなわけで、本日のチョイスは是枝裕和監督の「海街diary」…旬の美人女優が姉妹役で共演している話題作。吉田秋生の同名コミックが原作とのことですが、そちらはまったく読んでません。

鎌倉に住む香田三姉妹、幸、佳乃、千佳の元に…大昔に母親と離婚して家を出て行った父親の訃報が届く。葬儀が行われる山形に向かった佳乃、千佳…そして仕事の都合で後から駆けつけた幸は、そこで腹違いの妹すずとはじめて対面する。戸惑いながらも、打ち解ける4人…父はすずの母親と死別した後に、再々婚しており、すずが肩身の狭い生活をしているのではないかと察した幸は、鎌倉で一緒に暮らさないかと提案。佳乃と千佳も賛成し、すずもそれを望んだ。やがてすずは引っ越しが完了し、鎌倉で学校にも通い始めるのだが…。

冒頭、男に抱かれながら気持ちよさそうに眠る長澤まさみという…なかなか艶っぽいシーンから幕開け!大事なところは布団に隠れて全然見えんのだが、思わず見入ってしまう。やっぱ、最近のまさみたんは大人な色気が出てきたなぁ~なんて思ってますと…いきなり寝起きの着替えシーンでブラジャーもろ見え演技!オイラのまさみたんベスト、「ラフ」のハイレグ水着を軽く超える衝撃です…平静を装いつつ、心の中でガッツポーズ!その後も、二言目には「酒、酒、酒」のガサツな次女役を演じるまさみたん…観客のおばさま連中の笑いが絶えない。

なんだけど…そんなコミカルなシーンも、寝転がってグダグダしているだけなのに、なんだかエロっす。目がまさみたんの乳や尻に吸い寄せられる…是枝裕和のむっつりスケベなフェッチっぷりがよく出ている。そんなまさみたんとは正反対…堅物長女の綾瀬はるかは、まるで母親のような出で立ちだったものの、こちらもまた、ふとした瞬間にみせる色気がたまらん。やっぱり年の功ってヤツですかね…幾度となく登場する喪服姿が一番よく似合う。または、セーター姿など身体のラインがはっきりとわかる衣装だと胸のふくらみが…さすがおっぱいバレー!

綾瀬はるかと長澤まさみのツーショット巨乳共演はたまらんかった!あのふくらみだけで、ググンっと姉妹役の説得力が増してきた(笑)この2人に比べると…三女の夏帆の地味さは否めないが、三姉妹の三番目っていうと、そんなもんかなっていう…あるある感でうまく押し切ってくれる。他のキャラクターを引き立てる縁の下の力持ち的な存在。「みんな!エスパーだよ!」のパンチラ演技の印象が強く残っているだけに、ちょっと物足りなさはあったけど…男の趣味が微妙だとか、本来の不思議ちゃんキャラが似合う夏帆の魅力は充分に味わえたかな?

でですね…問題の腹違いの妹、広瀬すずなんだけど、最初は…ジャリには興味ないぜって思っていたんだけれども…さすがの綾瀬はるかや長澤まさみも、ピチピチ10代と比べてしまうと…霞んで見えると、完成披露試写会か何かの舞台挨拶で、マスコミが評したようにですね、確かに…本編の中でも、“若さには敵わないな”って思い知らされるシーンがいっぱいあった。なんだ、あの透明感のある演技は!マジで可愛かった…妹にしたいというか、オイラの年齢だと、あんな娘が欲しいって気持ちが正解か?最近、人気急上昇中だって言われるのも理解できる。

広瀬すずのシーンで個人的に一番気に入っているのが、梅酒を飲んで酔っ払ってしまうシーン。3人の姉が、ちょっと困りながらも、どこか嬉しそうに…寝顔を覗き見て、自分たちに似ているなんて言い合っているんだけど…そこで、広瀬すずが正気を取り戻して、うっすらと目を開ける時の表情が…本当に長澤まさみに似てたのね。先にも書いたけれども、本作には“姉妹の説得力”っていうのがすごく大事だと思うんだけれども…そのシーンを見た瞬間に、ああ、これはキャスティングが絶妙だわとあらためて思った。単に人気者を集めただけじゃなかったのね。


監督:是枝裕和
出演:綾瀬はるか 長澤まさみ 夏帆 広瀬すず 大竹しのぶ 堤真一 加瀬亮 風吹ジュン リリー・フランキー


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写真集 「海街diary」






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2015年06月12日

予告犯(2015年)

テーマ:15年06月の劇場鑑賞映画
予告犯

【鑑賞日:2015年6月12日】

シネプレックスの会員デーだったので、1000円で「予告犯」を見てきた…タダ券がまだ1枚残ってるけど、温存&今後のためのポイント稼ぎ。やっぱりジャニタレ主演映画だからか、夕方の上映回だったけどおばちゃんや女子高生で意外と混雑…先週、客がオイラ1人だった「チャッピー」と同じいちばんでかいスクリーン、シアターだったんだけど、えらい違いだ。原作は同名の漫画だが未読…同じ作者の「マンホール」「ダズハント」「リセット」は何年も前に読んでいた。この作品も興味はあったんだけど、全然ブックオフの100円コーナーで見つからなくて(笑)

Tシャツに新聞紙の頭巾を被った男が、ネットの配信サイトで犯罪の予告を行っていた…吉野絵里香率いる警視庁サイバー犯罪対策課の面々もその予告動画に注目していたのだが、まさにその時…予告通りに、不正を行った食品会社の工場が放火されたというニュースが飛び込んできた。そのニュース映像の中に、ネットに登場した頭巾を被った男が写り込んでいた。絵里香たちは過去の予告動画についても詳細を調べ始める。やがてネットでも予告動画が話題になり…世間の注目を浴び始めた。そこにまた、新たな犯行予告がアップされ…。

ジョージ・クルーニーの「トゥモローランド」とどっちを見るか迷ったけど、ディズニー映画より、こっちの方が面白そうだなぁと…。あと、WOWOWで連動したドラマも始まっているし、やっぱり元ネタを抑えておいた方が、ドラマの方も楽しめるだろうと思って…こっちに決めた。監督は伊坂幸太郎作品の映像化で定評がある…中村義洋。去年は湊かなえの「白ゆき姫殺人事件」なんかを撮った人…今回も現代のネット社会を痛烈にひねくった内容など、どこか「白ゆき姫~」に通じる要素がある内容になっていて、一定水準以上の見れる映画にはなっていた。

3つ目の予告動画から始まり、事件が溯っていく冒頭部分、それ以降も現在と過去と時間軸が錯綜、事件の顛末を描いた後にも…意外な事実が浮上して…ちょっぴり感動的な気分を味あわせたりと、随所に中村義洋らしさは感じられた。犯行のネット中継と並行して、警察が捜査を進めていくあたりはサスペンスとしてなかなかスリリングに描かれていたのだが、生田斗真が演じる事件の中心人物が、なぜ犯行に至ったのかというのが紐解かれる過去シーンは、思いのほか辛気臭かったり、説教くさかったりで…全体のテンポを欠いてしまったかなと。

折しも派遣法の改悪が取り沙汰されているこの時期だと、意外と出てくる話題もタイムリーだったかななんて思ったりもするが、あるメイン登場人物の本名とオイラの名前が一緒だったり(字は違う)して、そいつがやたら理不尽な目に遭っているのを見ていると、今こんなところで映画なんて見ていていいのだろうかと、やたら不安な気持ちにもされたりして、こんな重たい気分にさせられる映画だったのかよと…。きっと、将来に夢や希望を抱いている高校生諸君が見る分には何の申し分もない映画なんだろうけど…おっさんは色々と身につまされたりしたのよね。

そんな映画なんだけれども…劇中のあのフィリピン少年の無垢な笑顔はちょっと卑怯だわ…なんとなく心洗われちゃうし、一部ね、けって思っちゃうような展開にもなったりしたんだけど…あの笑顔を思い出すと、許せてしまったのね。てっきり、本当にフィリピン人の子供を連れてきたのかと思ったら…日本人の若手俳優だったことにビックリ、ホンモノ(フィリピン人)にしか見えなかった。しかもネットにはこれがデビュー作って書かれていた!「ソロモンの偽証」の新人の女の子も演技力がハンパなかったけど…この少年もなかなか、この先が楽しみだな。

ついでのように…荒川良々にもやられたわ。クライマックスのあるシーンで…女性客のすすり泣きが耳に入ってきまして、しょうじきオイラなんかは…こんな浅はかな手にのりやがってて気持ちでいっぱいになったんですけど…そのシーンを経た後の、良々のすっとぼけた演技がね、オイラはツボにはまっちゃいまして…良々のあの表情とあのくさい芝居の裏側にあるものの意味を色々と想像することで、涙腺が緩んできてしまったよ。いや~良々の表情と演技で泣けるシーンを演出してしまう中村義洋ってあなどれないなって、あらためて感心してしまった。

あとは…久しぶりに見た戸田恵梨香が、むちゃくちゃ魅力的ないい女になっていたってことかな?男勝りな女刑事って…なんかありふれた感はあるんだけど、被害者男性に対して「ケツの穴にアナルバイブぶち込まれた!」とか大声で言い放ってしまうドSっぷりとか…最高でして、ちょっとこの人に言葉責めされたいなんて、変な性癖に目覚めそうになってしまったわ(笑)川を使った生田斗真とのチェイスシーンも…あのずぶ濡れ感がやたら色っぽくてですね、いいシーンだった。オイラのフェイバリットムービー「ラブ&ポップ」と同じ渋谷川というのもポイント高し!

事件の核心に迫っていく女刑事・戸田恵梨香…犯人の足跡を追って1人で聞き込みを続ける。それに対し、途中から出しゃばってきた公安刑事が、偉そうに捜査会議の場で推理を披露して、まさにドヤ顔なんですけど…客として見ているこちらとしては、それがいかにも間違っているっぽい感じという…あのシーンを見て、「眠らない街 新宿鮫」を思い出してしまった。そういえば、「新宿鮫」でドヤ顔の公安(香田警視)を演じていたのは、先日他界した今井雅之だったなぁ~。そんなわけで、他の映画の事まで思い出してしまう、意外と楽しめる映画でしたよと。


監督:中村義洋
出演:生田斗真 戸田恵梨香 鈴木亮平 濱田岳 荒川良々 福山康平 田中圭 滝藤賢一 小日向文世


【原作コミックはこちら!】
予告犯 1 (ヤングジャンプコミックス)






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2015年06月05日

チャッピー(2015年)

テーマ:15年06月の劇場鑑賞映画
チャッピー

【鑑賞日:2015年6月4日】

本当なら劇場鑑賞は公開1週目に行きたいところなのだが…見ようと思っていた「チャッピー」は、公開2週目の方がスクリーンがでかかったので、我慢。天候により、行きたくなくなっちゃったりした日もあったので…ようやく昨日、見てきました。今日(金曜日)まで待てば、シネプレックスの会員デーで1000円で見れるんだけど、また天気が崩れるらしいし…だったら、タダ券使って見てきちゃおうと。これが正解!夕方6時半からの上映回だったんだけど…劇場内で一番でっかいスクリーン、8番スクリーンが、なんとオイラ1人の貸し切り状態!←しかもタダ券だし。

南アフリカ、ヨハネスブルク…治安の悪化に伴い、警察はTetravaal社が開発した警察ロボットを正式に導入し、成果を挙げていた。開発者のデオン・ウィルソンは、さらに人工知能を搭載した画期的なロボットを作ろうとしていたが…上司のミシェル・ブラッドリーから許可が下りない。そこで、廃棄扱いになっていたロボットを持ち帰り、勝手に作ってしまおうと考えるのだが…ちょうどその時、ロボットを悪用しようと考えていたニンジャ率いるギャンググループにデオンは誘拐されてしまった!ニンジャたちの要求で、その場でロボットを組み立てることになるが…。

興行的な面でR指定を避けようと…勝手に配給元のソニー・ピクチャーズがシーンの削除を行い、映画ファンから顰蹙をかったなんていう事が話題になったが、やっぱり客足が伸びていないのはその辺の事情が影響しているのか?鳴り物入りで始まったわりに、公開週の週末興行ランキングなんかも8位と…ちょっと中途半端な感じがするよな。そういえば、劇版の実写パトレイバーも評論家やマニア受けは良かったものの数字はあまり良くなかったらしい…同時期に公開された、同じようなデザインのロボットものが、コケてしまったというのは因果なものだ。

映画の内容自体は…評判通り、なかなかのもので、オイラは面白かったけどね…どのあたりが削除されたのか、気にはなるよ。映画本編を見る前…はじめてチラシで“チャッピー”のイラストを見た時は…前述の通りイングラムじゃね?って思った。きっと、そう感じるアニメファン、映画ファンは多かったと思うが…“チャッピー”の前身、通常タイプの警察ロボットが活躍している劇中シーンを見たら、「アップルシード」のブリアレオスの方が印象は近かった。銃を構えてテキパキと動く様は、けっこうかっこよかったですねぇ~…22号はやられ過ぎだけど(笑)

ギャング団の一味で、サル顔の金髪ねーちゃんが、どう見ても野沢直子にしか見えないんだが…本人じゃないよな?でもね、最初は“ブサイクな女だなぁ”って思ってたんだけど…生まれたばかりの“チャッピー”に本当の赤ん坊のように接し、母性に目覚めていったあたりから、急に可愛く…いや、エロく感じてきた。意外と声もアニメ声だしな…“美人は三日で飽きる”っていうのと一緒で、ただ綺麗なだけで演技力もない女優面した輩より、こういう個性的なルックスのねーちゃんの方が、魅力があるのかもしれない…野沢直子なんて言ってごめんなさい。

“チャッピー”が日本のアニメロボットに似ていると言われるのと同時に、ヒュー・ジャックマンが操縦する敵メカが「ロボコップ」のED-209にクリソツで動きなんかもよく似ている。ただ、こちらのメカが凄いのは空も飛んじゃうところだろう…ロボコップだって飛べるようになったのは3作目だったのに。ストーリーも、よーく見ると「ロボコップ」オマージュいっぱいでして、オタク趣味まるだし「エリジウム」のニール・ブロムカンプ監督なので納得だ。本来なら、日本人受けするビジュアルなんでもっと話題になってもいいと思うのだが…やっぱり配給会社の戦略ミスが痛いな。


監督:ニール・ブロムカンプ
出演:シャールト・コプリー ヒュー・ジャックマン シガーニー・ウィーヴァー デヴ・パテル


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