↓eigasukiの読書忘備録↓

http://ameblo.jp/eigasuki2/


Google




Web を検索
ブログ内を検索






ようやくきた!
















1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2017年03月19日

恐竜・怪鳥の伝説(1977年)

テーマ:邦画
恐竜・怪鳥の伝説

先日、渡瀬恒彦の訃報が飛び込んできた…最近はどんどん昭和のスターが亡くなって、寂しい限りである。訃報以降、連日のように地上波、BSで追悼ドラマが放送されている…2時間ドラマにいっぱい出てたもんね。オイラ的にはテレ朝のSPシリーズがお気に入りで、放送のたびにブログでもレビューを書いていた。今も、テレ朝で「タクシードライバーの推理日誌」をやってるけど…このシリーズはそんなに見てなかったのでパス。ということで、オイラはAmazonのプライムビデオを使って渡瀬恒彦の追悼を!「恐竜・怪鳥の伝説」という映画を鑑賞したよ。

富士の樹海で若い女性が発見され…息を引き取る前に“大きな石の卵、氷の壁”という意味不明なうわごとを発していたという。そのニュースは瞬く間に広がり、耳にしたユニバーサルストーン社の嘱託・芦沢節は、自分の目で真実を確かめようと、さっそく富士へと向かう。芦沢は生物学者だった亡き父親の影響で、恐竜の生存を信じていたのだ。同じ頃、女性カメラマンの小佐野亜希子は、助手の園田淳子を伴い、西湖に撮影にやって来ていた。実は、芦沢と亜希子は恋人同士で…偶然に再会を果たす。その後、二人の周囲で不審な事件が相次ぎ…。

今回が初見です…冨士に恐竜が出現するという、いわゆるモンスターパニック映画。今になって、タイトルだけ見ちゃうと…“とんでも臭”がするんだけれども、これが意外と面白い。まず、やっぱりクールな渡瀬恒彦の主人公のおかげで、前半はわりとハードボイルドタッチな雰囲気を醸し出している。たまたま訳ありのカノジョと再会するくだりなんかもいいですよね…渡瀬恒彦がそのカノジョと出会った時の事を思い出して語るんだけど、場所が“レマン湖”だという。なぜ“レマン湖”…そのフレーズだけで、想像力逞しい当時の若者は大興奮したんじゃないかと。

Wikipediaなんかにも記述があるんだけど、時代的に「ジョーズ」の影響が大きいそうだ…それこそその後の「ピラニア」だったり「エイリアン」のような要素も入ってるんじゃないかって思ったりしたんだけど、製作年で比べると、本作の方が先発だったようだ。まぁ、当時は国内外で「ジョーズ」的なもの、その類のホラーが大流行していたのだろうと。だからね、意外とエログロも満載…意外な登場人物が“謎のモンスター”にガブリと食いちぎられるところなど、悪趣味で、けっこう雰囲気がある。ヒロインの女優さんなんかは何度、死体を見つけて絶叫したことか(笑)

怪鳥ランフォリンクスが逃げ惑う人々を襲う後半の特撮シーンなどは、平成ガメラのギャオスを彷彿とさせる、これまたなかなかの残虐っぷりで、見応えがあった。そしてもう一つのモンスター、恐竜プレシオサウルスとの対決なども、それこそ「ジュラシックパーク」や先日試写会で鑑賞してきた「キングコング: 髑髏島の巨神」のようなモンスターバトルの醍醐味がしっかりと味わえた。ただ、ストーリーはいったいどこへゆくのやら?冨士周辺が凄いことになってるのに、恐竜の存在を目の当たりにして、1人で納得する渡瀬恒彦、それが一番大事な事だったのか?

恐竜も存在、冨士山も爆発、溶岩ドロドロ…いつの間にやら“死んでも手を離さないぜ”という、ヒロインとのラブストーリーにすり替わって映画は終了(しかも、場違いなテーマ曲もバックに流れて)。“こんなところで唐突に終わるか!”っていう印象もあるけど…ある意味、そういうところが、アメリカ製のお気楽なモンスターパニックとは一線を画すかなとも。前半は渡瀬恒彦が渋くてカッコいいと思いながら見ていたが、やっぱりツッコミ映画になってしまったのだが…無料のプライムビデオというのもあり、そんなに残念感はない。最後に渡瀬恒彦の冥福を祈って…。


監督:倉田準二
出演:渡瀬恒彦 林彰太郎 沢野火子 清島智子 牧冬吉 中村錦司 滝沢聡 司裕介 奈辺悟


【プライム会員なら無料です!】
プライムビデオ 恐竜・怪鳥の伝説







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!








AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
2017年03月01日

ゴルゴ13 九竜の首(1977年)

テーマ:邦画
ゴルゴ13 九竜の首

昨日に引き続き、Amazonのプライムビデオに最近追加されたらしい、千葉真一の映画を鑑賞…「ゴルゴ13 九竜の首」です。おなじみ、さいとうたかをの同名劇画を実写映像化したもの。この作品の前に高倉健主演でも実写化されており…そちらは以前からプライムビデオで見ることができた。オイラは、だいぶ昔に近所のハードオフで、100円で投げ売りされていたケースなし中古VHSをGETして、高倉健版は見たことがあったんだけど(もうほとんど内容を忘れてる)…こちらの千葉ちゃん版を見るのは初めて。うほっ、志穂美悦子、悦っちゃんも出てるぞ!

香港のビクトリア湾で男の射殺死体が発見された…香港警察のスミニーは、同様の手口の事件が相次いで起きていることから、自分たちが追いかけている麻薬組織のボス、周雷峰とアメリカ側の組織でトラブルが生じた結果だとにらんでいた。その頃、マイアミでは…ゴルゴ13ことデューク東郷が、アメリカの麻薬シンジケートのボス、ロッキー・ブラウンから香港支部長である周雷峰の暗殺依頼を受ける。周雷峰は勝手に麻薬を横流しした挙句、シンジケートが送り込んだ殺し屋を返り討ちにしていたのだ。仕事を引き受けたゴルゴは、さっそく香港へと飛ぶ。

原作やアニメと似てる似てないは別として、高倉健よりも千葉ちゃんの方がゴルゴな雰囲気はちゃんと出てますね…。自分は原作のディープなファンではないので、千葉ちゃんだったら、すんなりと作品に入っていけましたよ。海パン一丁で依頼人の待つクルーザーにやって来た千葉ちゃん。依頼人の手下たちが500m離れたホテルのベランダから監視しているのを“気に入らねぇ”と…狙撃。1人は目玉、1人は額を見事にぶち抜き、腕前を見せつけ…相手をビビらせる。さすがだぜゴルゴ。ということで、麻薬組織の裏切り者の抹殺という依頼を引き受ける。

その裏切り者というのは、香港で実業家の皮をかぶってやりたい放題やっていて、警察にもマークされていた。その潜入捜査を担当しているのが、香港の女刑事、志穂美悦っちゃんなんだけど…あっけなく敵に正体がバレ、撃たれて、拷問され、本編開始からちょうど30分経ったところで殉職してしまう。その30分にチャイナドレス姿の悦っちゃん、車で尾行する悦っちゃん、ビルに登ったり落ちたり華麗なアクションを披露する悦っちゃんと、見せ場はけっこうあるんですけど、残念ながら…千葉ちゃんゴルゴとは一度も顔を合わせることはありませんでした。

悦っちゃんの弔い合戦も兼ねて、なんとか麻薬組織をぶっ潰そうと躍起になる香港警察…そこにゴルゴが現れる。実は、香港の裏切り者のバックに…もう一人、謎の黒幕がいまして…そいつが、組織にも、警察にも、そしてゴルゴにも目を付けられてるヤツなんて邪魔だと…自分の身内に暗殺させて、ゴルゴに全部罪を擦り付けようとする。ゴルゴはすぐに黒幕の存在を突き止め、依頼主と交渉して…この黒幕を最終的なターゲットとするんだけど、まんまと策略にのっかった香港警察はゴルゴを殺しの犯人と決めつけて…東京や京都まで追いかけてくる。

結局は、香港にもう一度戻って最終決戦…ゴルゴは無事に依頼を遂行することができるのか?クライマックスの狙撃は…ターゲットが自分の射程に入るまで、崖から宙づりになって辛抱強く待ち続けるというものだった。このシーンを見て、公開中の「トリプルX:再起動」で、ヴィン兄貴の仲間の女スナイパーが、やっぱり宙づりになって援護射撃するシーンをちょっと思い出した。まさか、あのシーンは「ゴルゴ13」の影響?な~んて、あるわけないよね。外国人キャストはみんな吹き替えだけど…有名な声優さんもいっぱい出てるな(Wikipediaに詳細が載ってる)。


監督:野田幸男
出演:千葉真一 志穂美悦子 ジェリー伊藤 新藤恵美 嘉倫 李志中 ビル・レイク テリー・オブライエン


【プライム会員なら無料です!】
プライムビデオ ゴルゴ13 九竜の首







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!








AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
2017年02月28日

海底大戦争(1966年)

テーマ:邦画
海底大戦争

大本命と言われてた「ラ・ラ・ランド」が大したことなかったじゃないか(某映画サイトのアカデミー賞予想クイズは「ラ・ラ・ランド」を中心に選んだのに)などアカデミー賞の話題や…それともなければキャメロン映画の常連、ビル・パクストンの急死にびっくらこいたとか…色々と語りたい映画ネタもあるんだけど、今日はAmazonのプライムビデオに最近になって追加されたらしい、千葉真一の映画を1本見終わったので、その感想を書く…サムネ画像に写っていたウェットスーツ姿の千葉ちゃんが、ジェームズ・ボンドみたいでちょっと凛々しかった「海底大戦争」。

新聞記者の安部は…米軍による潜水艦新型魚雷を取材するため、他国の記者たちと実験を見学していた。その際、記者たちが目にしているモニターに“謎の人型”が映し出された!いったい何が起きたのかと詰め寄る記者たちに対し、米軍はただの“水死体”だといって、取り合おうとははしない。納得できない安倍とカメラマンのジェニーは…アクアラングをつけて現場海域へ向かう。そこでジェニーは怪物に遭遇。証拠の写真も撮ったのだが、カメラを海中に落としてしまった!証拠がないと誰も怪物の存在を信じないので、2人は…もう一度、海中に潜る。

今まで見たこともない作品だったので、内容もよくわからず鑑賞をはじめる。前述の通り、ウェットスーツ姿の千葉ちゃんから、漠然と「007/サンダーボール作戦」みたいなアクションものを想像、期待してた。冒頭は米軍の潜水艦による魚雷実験シーンから幕開け…おお、やっぱりミリタリーな内容なのか?潜水艦が標的である、無人艦に向かって魚雷を発射…もちろん模型による特撮なんだけど、映像的には嫌いじゃない、むしろ好み。で、記者たちが見守るその実験の最中に…予想だにしなかったものが目に飛び込んできて、あれは何だと大慌てになる。

魚雷を観察するためのモニターに“人影”みたいなのが一瞬横切るんですね…そうだな、「ウルトラマン」のオープニングテロップに出てくるウルトラマンのシルエットみたいな映像をイメージして、それが一瞬、挿入される感じ。記者たちは色々と想像をめぐらせて、米軍に詰め寄るんだけど…米軍は、“たまたま現場にあった水死体”だと結論付けて、まったく記者たちの追及を取り合わない。それに納得しない千葉ちゃんと、お仲間の金髪美女が海に潜って…実際に化け物に遭遇する。どう見ても“半魚人”なのだが…劇中ではそう呼ばれることはなかった。

実は、マッドサイエンティスト率いる謎の組織がですね…米軍の実験場近くに、海底都市をこっそりと建設してまして、化け物は、そこで作られた改造人間(もともとは人間だった!)…サイボーグだった!もちろんマッドサイエンティストの最終目的は地球征服(笑)その真相にたどり着いてしまった千葉ちゃんと金髪美女はマッドサイエンティストに拉致られ、サイボーグに改造されそうになる!ピーーーンチ、どうする千葉ちゃん。その頃、米軍も2人が行方不明になったことに気づき慌て始め、潜水艦を使った捜索活動を開始…ようやく海底都市の発見に至る!

ぜんぜん007みたいな映画ではなかった、ツッコミ満載の中途半端なSFだったんだけど…半魚人、もとい…サイボーグの造形に味があって、なんとなくクセになるのは確か。人間をサイボーグに改造する過程なんかも、最近の味気ないCGと違って、グチャグチャ、ドロドロとした造形物やメイキャップを駆使したアナクロな感じが、古典の怪奇映画を見ているような、子供の時だったら、ちょっとトラウマになったかもしれないなという…意外と薄気味悪さを演出。欲を言えば…もうちょっと強くて、カッコいい千葉ちゃんが見たかったけど、新聞記者の役じゃあんなもんか?


監督:佐藤肇
出演:千葉真一 ペギー・ニール フランツ・グルーバー アンドレ・ヒューズ エリック・ニールセン 室田日出男


【プライム会員なら無料です!】
プライムビデオ 海底大戦争







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!








AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
2017年02月20日

ヒメアノ~ル(2016年)

テーマ:邦画
ヒメアノ~ル 通常版

WOWOWでエアチェックしておいた「ヒメアノ~ル」を鑑賞…同名コミックの実写映像化だが、原作は未読。どんな内容の作品かも知らず、タイトルに“~”なんて記号が入っているだけで、妙に覚えにくく、なんだかコーヒー屋みたいな名前だなと、ずっと“ヒメノアール”だと思い込んでいた。さらに、主役がどうやらジャニーズらしいという情報で、完璧スルーモードでもあったんだけど、ネットでの評判などを見ると、意外と評価が高いので…段々と気になり始めていたところだった。なんだジャニーズだけじゃなく平成のハマちゃん(釣りバカ日誌)濱田岳も出てたんだ。

清掃会社のパートタイマーとして働く岡田は、同僚の安藤がカフェショップの店員ユカに想いを寄せている事実を知らされ、恋のキューピットになってくれと頼まれる。その時、安藤からユカにつきまとっている謎の金髪男がいるとも教えられるのだが、その人物は岡田の高校時代の同級生・森田だった。安藤に無理強いされ、森田が本当にストーカーかどうかを確認する羽目になった岡田。本人に直接問いただすと、もちろん否定された。しかし、その様子を目撃していたユカ本人から、森田にストーカー被害に遭っていると相談を持ち掛けられて…。

WOWOWの解説でも事前にネタバレしてたからなぁ…どうせだったらもっと予備知識なしで見たかったかもしれない。映画の公式サイトなんかにも普通に挙がっている情報なので、別に隠しているわけではないと思うし、だからオイラも書いちゃうけど…最初はユーモアたっぷりのラブコメだったのが、いつのまにかサスペンスに変わっているという。会社の同僚が一方的に想いを寄せる相手への仲介を頼まれた主人公が、その相手からストーカー被害の相談も受け、そのまま自分たちが急接近しちゃう。で、ストーカー疑惑の男は主人公の同級生でもあった。

遠まわしに、同級生に問いただしたりするんだけど、もちろん本人は否定する。だけど、明らかに挙動不審なんだ。案の定…本当に同級生はストーカーをしていたんだけど、さらにサイコキラー=連続殺人鬼でもあったと。同僚の惚れてた女の子に手を出しちゃったんだから、バレたら気まずい…と気にする主人公と相手の女の子。だけど、2人の関係にもっと敏感に反応しているのはストーカー同級生の方だった。でもって、この同級生、2人の知らないところで今でもバンバンと人を殺しまくっていて、その矛先が遂に…って感じの展開になっていきます。

実生活では既婚者なのに、まだまだ童貞役が似合ってしまう濱田岳…相変わらず、普通の男が共感してしまいたくなる、いい感じのダメさが漂う。こんな童貞野郎が、超カワイイ、カフェショップの店員・佐津川愛美にコクられるっていうのが…最初は“出来すぎ”のように見えてしまうんだけど、あれだけ可愛ければ、そりゃそうだという、どちらかというと男をグイグイと引っ張っていくタイプの女の子でして、途中からこのカップルがやたらとリアルに見えてくる。とにかく濱田岳の童貞喪失シーンでの、佐津川愛美の演技、チラ見せ具合がたまらなすぎる!

また、“どうせジャニーズだろ”なんて最初は顔をしかめていたストーカーにしてサイコキラーの同級生・森田くん役の森田剛…けっこう汚れを頑張っていた。ジャニーズでもこういう仕事をちゃんとできるヤツはいるんだな。V6ってグループは、NHKの朝の顔・井ノ原快彦と、コンスタンスに映画出演を続ける岡田准一だけじゃなかったのね(笑)本人の身長と同じくらい新作ドラマの視聴率が伸び悩んでいるらしい…どこかのキムラさんも、俳優という肩書が欲しいのであれば、あのくらい演技の幅を身に着けてほしいものですよね(いつも、何やっても同じ)。

映画の方は、ラブコメとサスペンスが混在して、グチャグチャになっていくよという事前の情報があったものの…主人公の2人(濱田&森田)に負けない強烈個性の脇役キャラクターも多く登場し、とにかく面白かった。特にムロツヨシが演じた先輩同僚の安藤さんも良かった…どうせだったら安藤さんも“本当に”サイコキラーだったら面白かったのに。チェーンソーを持って暴れる姿を拝みたかったです。まぁ、そこまでいったら完璧にギャグになってしまうか。作品の根底にある“イジメ”問題…いじめられっこを怒らすと怖いというのは「隣人13号」を思い出したな。


監督:吉田恵輔
出演:森田剛 濱田岳 佐津川愛美 ムロツヨシ 山田真歩 駒木根隆介 鈴木卓爾 大竹まこと


【DVDソフトの購入】
DVD ヒメアノ~ル 通常版







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!









いいね!した人  |  リブログ(0)
2017年02月15日

セーラー服と機関銃-卒業-(2016年)

テーマ:邦画
セーラー服と機関銃-卒業-

今日は自室のBDレコがダブル録画中で塞がっていたので(再生はできるんだけど、画質を落として録画している番組が強制的にDRモードになってしまうのを避けるため)…Amazonのプライム・ビデオを活用する。ここ最近、新し目の作品が対象の見放題に加わっていて、ボチボチとウォッチに追加してあった。そんなわけで「セーラー服と機関銃-卒業-」を鑑賞…納富貴久男さんがガンエフェクトを担当しているので、劇場に見に行こうと、けっこう意気込んでいたんだけど、公開直後はあまりいい評判が聞こえてこず、結局、見に行かなかったんだよな。

高校3年生の星泉…父親代わりだった、伯父である目高組組長・嗣夫がヒットマンに射殺された後、四代目を襲名し、抗争相手の浜口組に乗り込んだ過去もあるが、今は組を解散し、“めだかカフェ”の店長として、元組員の世話をしながら、学生生活と二足の草鞋を履いている。ある日、自分と同じ年頃の女の子たちを騙している如何わしいモデル事務所に乗り込んだ泉と組員。バックには浜口組がついてるとわかり憤る。しかし、浜口組との会合で、逆に目高組が薬物入りのクッキーを売りさばいていると疑われてしまうが、泉にはまったく見に覚えがなく…。

赤川次郎の原作は読んだことがないんだけど…角川映画の傑作の一つ、相米慎二監督&薬師丸ひろ子による映画版は何度も鑑賞経験があり、好きな映画だし…長澤まさみでリメイクしたTVドラマ版もリアルタイムで見ていた。そして本作は過去作品の再リメイクというわけではなく、原作の続編小説を映像化したということらしい。そのあたりの詳しい経緯はよく知らないんだけど…映画本編を見る限り、同じようなシュチエーションで、ちょっと今風にアレンジしたよみたいな印象が強いかな?時系列的にはあの有名シーン“快感”の後の出来事のようだ。

さすがに相米&薬師丸版と比べるのは酷だし、長澤まさみ版よりも劣っているとは思うが、酷い、酷いって言われてたから、もっと酷い作品かと思っていたけど、そんなに悪くはなかったですよ。星泉を演じた女優は、美少女なんて言われてる割に、オジサン的には“そんなに…”って思うし、演技をしている時の声もだみ声でぜんぜん可愛くない、そのくせ素人カラオケレベルであの名曲主題歌まで歌っちゃってるのが、なんだか許せないんだけど…その代わり、脇役の役者さんたちがしっかりと頑張っていたから、ちゃんと鑑賞に堪える映画にはなってましたよ。

昔の映画で言うと、渡瀬恒彦演じる佐久間さんのようなポジションだと思うんだけど、色々と複雑な因縁があり、泉がちょっと胸キュンしてしまい、後にお互いに助け合うような存在になっていく目高組の過去の抗争相手の若頭補佐、長谷川博己が「シン・ゴジラ」の矢口蘭堂とはまた違った男前っぷりで、けっこうかっこよかったし…代表作の一つである「バトル・ロワイアル」や近作「GONINサーガ」を彷彿とさせる安藤政信のキチった悪役は見ていて楽しかった。選挙運動してるだけで、如何わしさが爆発した鶴見辰吾も案の定なお馬鹿キャラだったし。

オイラがこの作品に興味を抱いたきっかけでもあるWOWOWのドキュメンタリー番組「日本映画を変える銃弾 納富貴久男・ガンエフェクト30年」で詳細に描かれていたけど、納富さんも現場でかなりの拘りを見せていた通り、中盤の見せ場であるキャバクラ内での銃撃戦あたりは、アクション映画としての見応えもしっかり感じられた。その後の、組員たちが犠牲になっていくあたりから、わりと雑な展開になり…緊張感や泣き要素に乏しく、最後の機関銃乱射には薬師丸ひろ子のようなカタルシスがまったくなかった。納富さんのせっかくの機関銃が活きてない。

最初の回想シーンで旧作へのオマージュである“快感”を先に見せてしまっていて、それを超えるようなクライマックスになってなかった。あそこは、無理に泣かせ要素をぶち込むよりは…もうちょっと“頭のいい戦略”で殴り込みをかけた方が、かえって今風の爽快感のあるガールズアクションになったのではないだろうか?全体のストーリーの面白さはやっぱり旧作「セーラー服と機関銃」に軍配。泣かせ要素の巧さという点では、長澤まさみのTVドラマ版も頑張っていた(あと、あのドラマは小市慢太郎が不気味だった)…旧作と比べなければ普通に楽しめる。


監督:前田弘二
出演:橋本環奈 長谷川博己 安藤政信 古舘寛治 柄本時生 鶴見辰吾 榎木孝明 伊武雅刀 武田鉄矢


【プライム会員なら無料です!】
プライムビデオ セーラー服と機関銃-卒業-







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!








いいね!した人  |  リブログ(0)
2017年02月06日

家族はつらいよ(2016年)

テーマ:邦画
家族はつらいよ

退院後は自宅でおとなしくしている母親が、暇つぶしに見ると思って、WOWOWで放送の「家族はつらいよ」をエアチェック…ディスクに焼いて渡す前に、せっかくなんでオイラも鑑賞してみることに。「男はつらいよ」シリーズは、かなりの本数を見ているけど、それ以外は数えるほどしか見てない山田洋次作品。特に最近の作品はほとんど見てないんじゃないかな?1本前のヤツなんか…嵐のあんちゃんとかが出てたので、見る気が失せたし。今回はジャニーズ絡みのキャスティングもなさそうだし、蒼井優が出てるしで、オイラでも楽しめそうだなって思ったけど…。

サラリーマン生活を終え、今は隠居生活の平田周造…自宅は妻の富子、長男・幸之助と嫁・史枝、その子供たちの3世代同居。さらに独身の次男・庄太も一緒に住んでいる。ある晩、ゴルフに酒と、散々遊び歩いて帰宅した周造は、すっかり富子の誕生日を忘れていた。そこで、何か誕生日プレゼントが欲しくないかと訊ねると…富子は“450円で買えるある物”が欲しいと言い、机の中から離婚届を取り出した。450円は手続きに必要な謄本代だった!いきなりの事で半信半疑の周造だが、富子はどうやら本気。2人の離婚話を知った家族は大慌てになり…。

御年85歳…この年齢で毎年、コンスタントに映画を撮り続ける、発表し続ける姿勢は素直に感嘆。ベテランから中堅、若手までキャスティングのセンスも光り、適材適所な感じ。ただし…やっぱり爺さんが無理して“現代の世相を斬ってる”感は否めなく…喜劇というよりは、チープなコントに見えてしまう部分も無きにしも非ず。こういうところは橋田センセイの“渡鬼”にも通じるかなと(笑)全盛期の「男はつらいよ」のような“笑い”のキレは乏しい。それでも仰々しいまでの役者の演技やセリフ回し、会話のリズムや“間”は、まぎれもなく山田洋次映画だなと。

特に他の人の芝居の陰で、細かい動きをする西村雅彦(家族会議の場で、1人だけバランスボールの上に座ってて、いきなりズッコけたり)なんかは寅さんっぽく見える。またその嫁を演じた夏川結衣の主婦っぷりは、ふとした瞬間にさくらさんを重ねたくなった。次男、妻夫木聡の恋人を演じた蒼井優が看護師という設定。パンツタイプの白衣がキリリと似合い、仕事中はテキパキしてるんだけど、妻夫木とイチャつくところはかなりデレデレしてて、そのギャップには萌えた。さすが寅さんのマドンナで鍛えただけあり、若い女優を魅力的に撮るのは衰えていないな(笑)

「東京家族」のポスターにはじまり、「男はつらいよ」のポスター、DVD、主題歌まで、やたらと自分の過去作品を小道具に使うのはいかがなものか?ファンサービスを通り越して、わざとらしいくらいにウザかった。映像で笠智衆(御前様)まで出てきたが…さすがにそれは自分の作品ではなく、小津安二郎の映画からだったね。TVドラマの延長のようなくだらない邦画が多い中、充分に映画になっているので、決してつまらなくはなかったけど…WOWOW放送で充分。調べたら今年の5月に続編の公開があるそうだが…それもまたWOWOW待ちでいいかな?


監督:山田洋次
出演:橋爪功 吉行和子 西村雅彦 夏川結衣 中嶋朋子 林家正蔵 妻夫木聡 蒼井優


【DVDソフトの購入】
DVD 家族はつらいよ







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!








いいね!した人  |  リブログ(0)
2017年01月29日

アイアムアヒーロー(2016年)

テーマ:邦画
アイアムアヒーロー

WOWOWでエアチェックした「アイアムアヒーロー」を鑑賞…同名の人気コミックを実写化したものだが、原作未読。期待外れも少なくない“漫画原作邦画”の中では…公開当時から評判も上々で、オイラも劇場で見たかったんだけど、見逃しちゃったんだよね。ちょうど、今月発売の最新号で発表された映画秘宝の2016年度ベスト&トホホ10で、ベスト4に輝く好成績を獲得(マニアックかつ辛口評価が多い映画秘宝で4位って…けっこうレベルが高いはず)…WOWOWの放送も実にタイムリーでありがたい。監督はこの手の原作ものに定評がある佐藤信介。

漫画家の鈴木英雄は、現在…同業のアシスタントに甘んじているのだが、ある日、同棲相手のてっこから三行半を突きつけられ、アパートから追い出されてしまう。仕方なく仕事場で寝泊まりしていたが…てっこから仲直りの電話が!しかし、部屋に戻ると…なんだか様子がおかしい。実は、謎の新型ウイルスへの感染が流行しており、てっこも感染していたのだ。急に暴れ出し、襲い掛かってきたてっこを殺してしまった英雄。仕事場に逃げ帰るが…そこでも惨状が広がる。その後、偶然知り合った女子高生の比呂美とタクシーに乗って逃げ出そうとするが…。

評判通り、なかなか面白く、素直に楽しんだ。既存のゾンビ映画、ゾンビ作品の亜流っぽい部分も無きにしも非ずだが…これを日本で作った(撮影自体は韓国ロケもあるようだけど)というところに意義があるのだろう。主人公が売れない漫画家(漫画家アシスタント)という設定であり、短いながら、冒頭の“漫画家の日常”を描いたシーンなどは映画「バクマン。」にはなかったリアルさも漂っていて興味深い。大泉洋のダメアラフォーぶりも最高のハマリ役…NHK朝ドラ「まれ」のダメ親父といい、どうして大泉洋はこういうどうしようもない役が似合うんだろう。

でも、このダメ男がキラリと光る瞬間があり…そこが映画的なカタルシスにも繋がる。ダメ男のくせに、趣味がクレー射撃だとかで、猟銃を携行している。でも“銃刀法違反”にビビって…全然撃てないという。そこをどう克服するか、いつ主人公が発砲するのかも楽しみの一つ。ハッキリ言って昨年末に劇場で鑑賞した「バイオハザード:ザ・ファイナル」よりもよっぽど面白かった。満を持して登場する大泉によるガンアクションは…それこそシューティングゲームをプレイしているような爽快さでスカっとした。撃って、撃って、撃ちまくれ!あっ弾切れだ…(笑)

原作を知らないだけに…有村架純演じるヒロインの扱い方もちょっと意表をつかれて面白かった。普通にもっと比呂美ちゃんの活躍を見たかったなとも思うし。もう一人のヒロイン、後半から登場する長澤まさみの“男前”っぷりもなかなか。まだまだ若手には負けないと、有村架純を押しのけて、見事…主人公の横に並ぶ相棒ポジションを奪い取る。ラストシーン間近の、うまそうに一服するシーンなんかは、有村架純には出せない女の色気だよね。女優の存在感だと…主人公の恋人役だった片瀬那奈も、ある意味凄かった(笑)ぜひ続編を見たい作品ですね。


監督:佐藤信介
出演:大泉洋 有村架純 長澤まさみ 吉沢悠 岡田義徳 片瀬那奈 片桐仁 マキタスポーツ 塚地武雅


【ソフトのリンク作成ができないので、配信版です】
アイアムアヒーロー







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!








2017年01月24日

実録外伝 大阪電撃作戦(1976年)

テーマ:邦画
実録外伝 大阪電撃作戦

オカンの入院5日目…順調に回復に向かってるとのこと、あと数日で点滴もとれるらしい。だんだんと自由が利くようになってきたからか、“アレ持ってこい、コレ持ってこい”と差し入れの要求が増えてきた(笑)元気になった証拠…良かった。そうそう、松方弘樹が亡くなりましたね…ちょうど入院中のオカンと同年代。まだまだ若い、病気になる前は…辰兄よりも元気そうに見えたんだけどね、松方部長も病には勝てなかった。ああ、オイラの世代だと部長という呼び方が“どストライク”だと思うけど…今の人は、知らないんだろうなぁ「たけしの元気が出るテレビ」。

そんなわけで、本日は松方部長の追悼…こういう時に便利なのが、やっぱりAmazonのプライムビデオなり。試しに“松方弘樹”で検索してみたら…「仁義なき戦い」を含む出演作品がズラっと出てきました。その中でも、やっぱり自分が見たことがない作品で、主役っぽいものがいいなぁと思って「実録外伝 大阪電撃作戦」をチョイスする。前から見よう、見ようと思って、ウォッチリストに追加していた作品でもあり…まさか、こんな形での鑑賞になるとはね…。前半はFire TV Stickでを使っていたが、途中からタブレットに切り替え、家事の合間に視聴していた。

昭和35年、大阪…ミナミの盛り場一帯は、石村組と南原組が勢力を二分していたが、これに双竜会が加わり、抗争が展開されていた。そこに大阪侵攻を狙っていた神戸川田組が付け入ろうとする。川田組の息がかかった新興勢力・大東組が進出してきたのだ。川田組の侵攻を阻止しようと…南原組の宮武平吉は、兄弟分の高山敬を使って、双竜会の安田寿行と接触し、同盟を結ぶことに。高山、安田は暗殺部隊を結成し、川田組の幹部・山地武雄の暗殺を企てるが…失敗に終わる。それどころか、南原組長は山地と無理やり杯を交わすことになり…。

典型的な東映のヤクザ映画だなって感じです…実話をモデルにした一応はフィクションとのこと。ヤクザなキャラクターが多数、入り乱れて、いつものように固有名詞を覚えるのが大変だが、松方部長をはじめとするスター級の役者ばかりなので、とりあえず役者の顔さえ覚えていれば、問題なくストーリーは追える。最初は同じ大阪のヤクザ同士、松方部長と渡瀬恒彦が小競り合いをして、辰兄が割って入ったりしてたんだけど…そこに神戸からの刺客、成田三樹夫が乗り込んできて、なんだかきな臭い方向へ。さらに成田の後ろには小林旭の影がチラつく…。

大阪を牛耳ってる親分連中が色めき立つ…神戸の連中が何しに来たんだと。だんだんと大阪内で勢力を伸ばし始める神戸。そこで辰兄が親分を説得し、小林旭をブチ殺そうとする。組が絡むとまずいからと、辰兄は兄弟分の渡瀬恒彦を使い、小競り合いをしていた松方部長を弾きこむことに。“昨日の敵は今日の友”…拳で殴り合い、友情を深め合った2人は意気投合。松方部長は小林旭の暗殺を引き受けるんだけど、結局…失敗。本当は後ろで見てるだけだった渡瀬恒彦も実力行使に出るが、これまた失敗、これが原因で神戸はますます大阪に食い込む。

辰兄が所属していた組の親分は無理やり、小林旭と杯を交わす羽目になり…責任をとって渡瀬恒彦は破門。今度はそれを知った松方部長が手を差し伸べ…女とか世話してくれるんだけど、調子に乗った渡瀬が、松方部長の女を指名。男の友情をとった松方部長は、渋々と自分の女を差し出すが…その事を後から知った渡瀬がえらく恐縮、さらに二人の絆が深まる。下手な“杯”よりも“穴兄弟”の方が絆が深いっちゅう話や(笑)それまではその他、大勢だった松方部長&渡瀬恒彦も、だんだんとメインの扱いになって…特に後半は松方部長の見せ場が満載。

大阪の飲み屋で松方部長が子分と飲んでるところに、貫録十分の丹波哲郎が登場。子分が酔った勢いで、丹波センセイとそのツレにからんでしまったことから大騒動!なんと、この丹波センセイが…神戸の大ボス、つまり小林旭よりももっと上にいる超大物だった。売られた喧嘩は買うぜと…小林旭が、松方部長が属している組織を徹底的に潰しにかかる!日本中から仲間を大阪に呼び寄せ、全面戦争のはじまりはじまり…。果たして、松方部長と渡瀬恒彦に勝機はあるのか?ラストの松方部長の鬼気迫る演技、あの目力は迫力あり。やっぱかっこいいな。


監督:中島貞夫
出演:松方弘樹 梅宮辰夫 渡瀬恒彦 室田日出男 石橋蓮司 志賀勝 川谷拓三 丹波哲郎


【プライム会員なら無料です!】
実録外伝 大阪電撃作戦







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!







いいね!した人  |  リブログ(0)
2017年01月08日

僕だけがいない街(2016年)

テーマ:邦画
僕だけがいない街

風邪が治らず、今日もグダグダ…昨日は映画を見る気にはならなかったけど、布団にくるまり読書に専念。昨日と今日で2冊ほど読了(読んだ本の感想は読書ブログの方で語ってます)。午後は昼前に飲んだ薬が効いてきたようで、かなり熟睡。起きたら、咳の間隔がだいぶあいてきたのでようやく映画を1本鑑賞…あまり頭を使う作品は嫌だったので、WOWOWでエアチェックしたばかりの「僕だけがいない街」をチョイス。三部けいによる同名の人気コミックを映像化。原作は未読だけど、先に映像化されたアニメ版の方はリアルタイムでテレビ視聴している。

売れない漫画家の藤沼悟は、ピザ屋でバイトをしているが…彼には“何か異変を察知すると”時間が巻き戻るという特殊能力“リバイバル”があった。その日も、違和感を察知し、トラックから子供を守ったのだが、自分が軽傷を負ってしまう。バイト仲間の片桐愛梨はそんな悟に親身に接してくれる。後日、北海道から上京した母親と買い物をしていた悟は再び異変を察知するが、母親が誘拐未遂を目撃したことで災いは回避。しかし、犯人も悟たちの存在を察知したようで、母親がアパートで殺された!その直後、悟は“リバイバル”で小学生に戻ってしまう!

アニメを先に見ちゃっていたので…ほぼ完コピな内容に、あまり代わり映えしないなぁと。尺の都合なんかもあるので、アニメにくらべると少年時代の悟のクラスメイトたちの活躍は若干、少な目に感じたが…それでも展開にそれほど差異はない印象だった。ただ、クライマックスに差し掛かるとアニメの展開とかなり違ってまして、さすがにそこまで無料で見れたTVアニメと一緒だったら、実写映画で見る理由がないよなって思ってみたり。そこは同時期にわざわざアニメと実写版を作った意義がちゃんとあったんだと、素直に評価したいところですね。

原作未読なので、どちらがコミック版に忠実、近い内容かは定かじゃないんだけど…個人的にはアニメの方がすんなりと受け入れられた。実写の方の展開は中途半端な“泣き所”をごり押ししているようにも思え、なんか嫌だったな。つーか、犯人と対峙した少年時代の悟が、あんな風になったのに、大人の悟るがああいう状況で出てくるのが、不自然。アニメの展開と変わった理由も、ちゃんと描いてなんぼでしょ。一応、最後の展開がタイムトラベル、タイムスリップを扱ったSF作品らしい、シワ寄せ、帳尻合わせの結果なのかななんても解釈できるけどさ…。

ある程度の内容を知っていると、及川ミッチーの如何わしさはハマリ役だと納得。石田ゆり子なんかも相変わらずの美貌と若々しさで“藤原竜也”の母親を熱演していたけど、こちらはアニメの頼もしいお母ちゃんと比べると、ちょっとか弱いかな(方言が板についていない)。あと、80年代のシーンと、現代(劇中の2006年)のメリハリがもう少し欲しい。当時のサブカルをさりげなく描くなど、根本がSFなので、そういうところで実写ならではのリアリティが欲しかった。日本版リメイクを含むドラマ「コールドケース」の音楽みたいに当時の流行った曲をBGMに使うとか…。


監督:平川雄一朗
出演:藤原竜也 有村架純 及川光博 鈴木梨央 中川翼 福士誠治 森カンナ 杉本哲太 石田ゆり子


【DVDソフトの購入】
DVD 僕だけがいない街







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!








いいね!した人  |  リブログ(0)
2017年01月03日

必殺始末人(1997年)

テーマ:邦画
必殺始末人

元旦から始まっていたWOWOWの必殺シリーズ一挙放送を追いかける…藤田まこと主演のいわゆる中村主水ものの劇場版のほか、必殺仕掛人なども放送。HDDの容量やディスクとの兼ね合いもあって、オイラはとりあえず主水もの6作と、あと1作、今まで未見だった「必殺始末人」のみ録画。本編時間も短かったので…本日放送されたばかりのこちらの作品を先に見てしまうことに。必殺の6作目で、主水が死んだことになってるので、キャストを一新した新シリーズ。Vシネ扱いの続編もあるようだが、今回のラインナップには含まれておらず残念だ。

江戸の町に住む浪人・山村只次郎は…若い娘に助けを乞われ、しつこくつきまとっていた男を追い払おうとするが、はずみで相手を殺してしまった。下手人として南町奉行所に捕えられ、死罪を言い渡されるのだが…実は、只次郎の剣の腕前を見込んだ与力・白鳥右京が、只次郎を“闇の始末人”に引き入れるための策略だった。仕方なく右京の言いなりになる只次郎。さっそく、賄賂を受け取っている北町奉行・黒沢河内守の暗殺を依頼され、難なく仕事を遂行するのだが、右京にはさらなる魂胆があり、同じ“闇の始末人”のかもめらと共に命を狙われる!

なんで今までこの作品を見ていなかったのか?それはやっぱり主演が田原俊彦だったからだろう。既にジャニーズ事務所から独立はしていたと思うのだが、イメージ的にはまだまだ所詮ジャニタレのイメージが強く残っており、必殺シリーズに合わないなと、見る気が失せてしまったのだ。そういえば、中条きよしが演じた三味線屋の勇次を主人公にした「必殺 三味線屋勇次」っていう劇場作品もあったはずだけど、やっぱり今回の特集放送には入ってなかったね?確か、あっちは劇場公開時に見てるんだよな…内容覚えてないけど、まぁまぁ面白かったような。

で、肝心な教師びんびんなトシちゃんの“始末人”ですが…ちゃんとベテランの“必殺”スタッフが作品に携わっており、音楽も平尾昌晃によるまんまな音楽で、普通に見れました。あくまで普通にね。藤田まことの一連の劇場版シリーズと比べてしまうと、キャストも地味、ストーリーに奥深さがなく、TVシリーズのワンエピソードみたいな印象を受けてしまい、全体的に華やかさが欠けているんだけど…当たり前だけどちゃんとフィルムで撮っているし、必殺独特の様式美は味わえまして、ここ最近復活しているTVスペシャルよりは、間違いなく“必殺”を感じる。

あと、昨年、Amazonプライムビデオで久しぶりに見た「スケバン刑事」同様、まだまだアイドルアイドルしていた頃のナンノ、南野陽子も“始末人”の一人で出演しており、充分に彼女の可愛らしさを堪能…オジサン的にはそれだけで満足かなと(笑)ナンノが太夫の恰好をし、水芸を披露するシーンなんかもあり…あのシーンだけは、なんとなく正月に相応しいなぁとも思ったり(水芸を見ると、かくし芸大会のビートたけしを思い出すなぁ)。トシちゃんたちを罠に嵌めた狡い悪者が森次晃嗣だったのも良かった…やっぱりモロボシダンはかっこいいですなぁ。


監督:石原興
出演:田原俊彦 南野陽子 俊藤光利 樹木希林 森次晃嗣 朝香真由美 伊藤敏八 あき竹城


【DVDは続編もセット!】
DVD 必殺始末人 全集







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!








いいね!した人  |  リブログ(0)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。