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2016年01月25日

NHK 謎解きLIVE [四角館の密室]殺人事件(2016年)

テーマ:日本TVドラマ
NHK 謎解きLIVE [四角館の密室]殺人事件

NHK、BSプレミアムの人気企画になりつつある謎解きLIVEシリーズの第4弾目が23日(土)、24日(日)の二夜連続で放送される。問題となるサスペンスドラマを見ながら、スタジオ出演者と一緒に推理を楽しむという視聴者参加型の番組。オイラは“録画”してから見たので、リアルタイムの謎解きゲームには不参加なんだけど、今回はドラマパートの原作を、80年代後半から始まった新本格ミステリーブームの牽引者、綾辻行人が担当しているという事でミステリーファン大注目であった。タイトルもズバリ「[四角館の密室]殺人事件」…まさかの“館”ですぞ!

止野高校3年の神戸桃と仁科三子は、“美白島殺人事件”で知り合った、カメラマン・貴島翔に推理力を買われて…ミステリードラマのオブザーバーとして番組作りに参加。桃と三子は、桃の兄でM県警の刑事・青に引率されドラマの撮影現場である洋館にもやって来て、スタッフやキャストと顔を合わせるのだが…クランクイン直前になって台本が完成しないというトラブルに見舞われていた。撮影当日に大学受験を控える三子は、桃と一緒に撮影現場を離れるのだが…ドラマ「着ぐるみ探偵 四角館の密室」の台本とそっくりの殺人事件が実際に起きてしまい…。

今回でシリーズ4回目の放送、1回目の放送は見てないんだけど…推理力抜群の女子高生が謎解きを披露するという、ドラマパートの内容が現在のスタイルになったのは2回目から。当時、民放地上波の裏番組で放送していた「金田一少年の事件簿N」を意識したのではないかと邪推したくなったのはオイラだけではないだろう。なんとなく、NHKの底意地の悪さを感じたものです(笑)その時の原作を担当したのは、やっぱり映像化が珍しい麻耶雄嵩であり、スタジオ解答者として、今回の原作担当、綾辻行人も出ていて、なかなか面白い番組だった。

そして昨年の9月に放送された3回目なんだけど…実は2夜目の解答編の録画に失敗してしまい、結局見なかったのよ。なんだけど…今回の4回目の放送前に再放送がありまして、無事に一夜目、二夜目を録画することができた。ただ、時間の関係で3回目の再放送をまだ全部見終わっていない…。ちなみに、前回、3回目の原作担当は…やっぱり新本格ブームの真っ只中に大変お世話になった我孫子武丸。このマニア好みの人選でNHKの本気度が窺えるわけだ。原作担当は違えど、探偵役の女子高生と引率の兄(刑事)という設定が引き継がれたようだ。

そして、今回のシリーズ4回目が、満を持して、原作担当に綾辻行人の降臨となりました。お馴染みとなった女子高生コンビとその兄であり刑事の再々登場と共に…今回は我孫子武丸担当の3回目の事件に出てきた登場人物も再登場するという仕掛けが!特に今回の物語や事件に大きな影響があるわけではなく、3回目の放送を見てなくても、もちろん問題なく楽しめるのだが…一つだけ難点が!それは、今回再登場した人物が、前回の事件の被害者、犯人から除外できてしまうってこと(笑)あまり凝り過ぎる設定を考えると、こういう弊害が出てくる。

まぁ、大多数の番組ファンは順番通りに見ているので問題はないのでしょう。オイラも3回目の再放送を見終わってから、今回の放送と向き合おうとは思っていたのですが…早く綾辻作品に接したくて、我慢できなくなっちゃったのよね…。そんなわけで…事件の内容等、あまりネタバレにならない程度に、ドラマパートの感想なんぞを。推理を楽しむというのが大前提なので、情報の解かりづらさは多々あり、オチの解説が終わった後にも、登場人物に対して疑問を投げかける視聴者の投稿コメントが、番組内設置のモニターに表示されていたりもした。

推理自体は色々とハズれたけど、オイラは説明を聞いて、とりあえず事件の背景みたいなのは理解できたけどね。まぁ、小説の綾辻作品を読んでるファンとしては…もっと壮大なストーリーを期待してしまったために、かえってミスリードさせられたなぁって感じですよ。中村青司とか鹿谷門実とか本来の“館”シリーズとの関係性はさすがに出てこなかったですね。ただね、うまく視聴者を騙してやろうという綾辻行人のサービス精神は随所に発揮されてまして…本筋の謎解き前に、劇中ミステリードラマの真相を解かせるなど、過去番組と異なる趣向も。

それどころか…一夜目のラストで、“なんじゃこれ~”というスタジオ出演者も唖然とする展開を見せての煽りはさすがでしたね。もしかして“メタ”みたいな??まぁ、真相がわかってみればどーってことなかったりするんだけど、その仕掛けがアリバイトリックや密室トリックと密接に関わっていくというアイデアはなかなか秀逸。小説作品では叙述的なトリックを得意とする綾辻行人だけに、映像作品でもしっかりと綾辻らしさを味わえる。二十数年前に火曜サスペンスで見た「霧越邸殺人事件」の映像化作品「湖畔の館殺人事件」より全然綾辻っぽかった!

また、ドラマパートの出演者もやたらと豪華になっており…須賀貴匡、足立梨花、近藤芳正と見たことある人がいっぱい。それどころか声優(ドモン・カッシュといいたいが、一般的にはスネ夫?)の関智一まで出ている。NHK大河に高木渉が出てるとネットニュースでも取り上げられていたが、NHKのアニメ業界寄りな姿勢がこういうところまで影響出始めてるよな。ここ数年、朝ドラや大河のナレーションにアニメ系の人気声優多用してるし…。μ's の紅白出演、「ラブライブ」の再放送ばかり注目されがちだが、NHKのオタク媚は今に始まったわけではない。

もう一つ、前半の方でドラマパートのスタイル変更は「金田一少年の事件簿N」に影響されたのではという“オイラの推理”を披露したけれども…今回も、日曜日の地上波では、日テレで有栖川有栖原作の「臨床犯罪学者 火村英生の推理」を放送中。ここに綾辻行人をブツけてきたというのに意味があるのではないだろうか?有栖川有栖もまた、綾辻同様に新本格ブームの牽引者の1人である。それどころかこの2人、過去に他局で放送された「安楽椅子探偵」という…それここの企画自体の原形ともとれる視聴者参加型ミステリードラマの製作にタッチしている。

これを単なる偶然と片付けるのはどうなのだろうか?今回もやっぱり日テレで放送している「臨床犯罪学者 火村英生の推理」を意識した結果なのではないだろうか?NHKは今回の放送で、二夜目の放送の途中、視聴者が推理するための時間と称しインターバルを設け、わざわざ別番組を間に入れてから、解答編が始まるという、また新たな試みを始めたのだが…そのせいで「臨床犯罪学者 火村英生の推理」の放送時間と見事にかぶってしまった。インターバルをあけずに、ぶっ続けに1時間30分放送していれば、何の問題もないのにな。

ちなみにスタジオのレギュラー解答者と化しているマキタスポーツは「臨床犯罪学者 火村英生の推理」にも鑑識さんとしてレギュラー出演中。地上波とBS放送、録画番組と生放送の違いはあれど…同じ時間帯にTV出演してたのね。やっぱりこれは偶然だけじゃ済まされないだろう。番組内容の謎解きもさることながら…番組制作の裏事情まで推理して楽しめるとは、なんともミステリーマニア冥利に尽きる番組ですなぁ。そうそう忘れてたけど綾辻行人本人も役者としてドラマパートにも出演してました…ぜひスタジオ解答者としてもカムバックしてほしいです。


演出:前野朋哉
出演:金澤美穂 椎名琴音 森岡龍 須賀貴匡 古舘佑太郎 テイ龍進 足立梨花 関智一 近藤芳正


【綾辻作品はここから始まった】
十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)<新装改訂版> (講談社文庫)







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