魔女の宅急便(2014年) | 勝手に映画紹介!?

魔女の宅急便(2014年)

魔女の宅急便

WOWOWでエアチェックしておいた「魔女の宅急便」を鑑賞…有名なジブリアニメではなく、物議を醸した実写版の方です。オイラはアニメの方は特に思い入れはなくてですね、周りでみんなが面白い面白いって言ってたけど、あまり興味はそそられなくて…それでも1回くらいはビデオか何かで見てはいるんだよね。そうだ、オイラがお薦めのジブリ作品として「海がきこえる」を友達に貸したら、不評でして…その友達のお姉ちゃんからこういうのが見たかったって言われて渡されたのがアニメの「魔女の宅急便」のビデオだったんだ。確か、それで見たような?

キキは魔女の母親と普通の父親の間に生まれた女の子…母親の血を引いているキキは自分も魔女になる道を選択。魔女になるためには、13歳になったら、魔女のいない場所に一人で旅立ち、そこで1年間修業をしてこなければならなかった。家族の元から一人旅だったキキは、港町コリコにたどり着き…その場所で修行を行うと決めた。しかし、町の人からなかなか受け入れてもらえず途方に暮れていた時に…パン屋の女将ソノと出会い、店に隣接する風車で暮らせることになった。キキは唯一自分が扱える空飛ぶ魔法を使って“お届け屋”を始める。

実写化の一報を聞いた時なんて、“プっ”って笑っちゃってさ…ぶっちゃけあまり見る気はしなかったんだけど、監督が「呪怨」の清水崇だっていうので、ちょっと興味は沸いてきたよね。ただ、さすがに劇場で見ようとか、ソフトを買おう・借りようとまでは思わなくてですね、きっとWOWOWでやるだろうから、そうしたら見ようかなって思ってた。案の定…こうして放送があったわけで、他にもまだ色々と見る作品はあるんだけど、とりあえずこうしてチョイスしてみたわけです。あっ、何気に宮沢りえとか出てるじゃん…昨年は別の映画で映画賞総ナメしてたよな。

えっとね、アニメの内容は学生時代に1回見たきりなんでほとんど内容も覚えていない…CMでさんざん流れてたユーミンの曲が耳にこびりついてるくらいでしょうか?逆に…アニメと比べないで本作を見れたのは幸せなのかもしれませんね。主人公が自分の住んでいる町から旅立つ最初の掴みの部分なんかは、いかにもお子様向けで微妙な気持ちで見てたりして、箒に乗って空を飛ぶ映像も、このご時世だとどうしてもハリー・ポッターの二番煎じ感が強いよなぁ~とも思ったりしたんだが、尾野真千子が出てきたあたりからは少しずつ面白味がでてきた。

主人公の女の子の…自転車に乗れない演技がうまいなぁとか、妙なところで感心したり(笑)あと、こういう見方をしちゃいけないのかもしれないが…下着みたいな部屋着(?)で、パン屋の亭主を屋根の上から見下ろすカット。いや逆だな、その主人公を亭主の方が見上げるカットがあるんだけど…あどけなく可愛らしい女の子だからこそ、なんか妙にエロい。それを考え出すと…飛行に失敗して落っこちた主人公が、まるで漫画かアニメのように逆さまになって木の枝に引っかかったりするんだけど、そういう時にチラっと見える足が艶っぽく見えちゃったり。

また、宅配業を始めた主人公が荷物を届ける配達先のお客さんとして…パン屋の店主が憧れる歌手という設定のキャラが出てくるんだけど、最近はひっきーになっちゃって、不気味な屋敷にひっそりと住んでいるのね。そこに主人公が足を踏み入れた時、階段の上から主人公をジっと見つめる幼い子供の影が!「うわ、俊雄くん(呪怨)が出た?」みたいに、一瞬驚いたりするんだけど。いえいえ、普通に人間の女の子でした。でも…その後に、出てくる女性歌手が、まるでマツコ・デラックス(って失礼だろ!ゴスペルとかやってる人なので体格がいい)でビックリ!

単なるつかみだと思ったCGカバがけっこう重要で、飼育員の新井浩文がやたらオイしかったり…最後に浅野(忠信)くんがひょこり出てきたりと、ツッコミどころや驚きがあって…意外と愉快。ツッコミどころといえば、箒を持って店に入ってきた主人公を、「ウチはパン屋だよ」と一喝した女将さん…箒よりも、猫の方が問題あると思ったのはオイラだけでしょうか?アニメや原作小説に同じシーンがあるのかはオイラにゃわからないけど、そこはちょっとひっかかりました。ちなみに猫の声が「Gのレコンギスタ」でノレドをやってた寿美菜子だったので良かったです。


監督:清水崇
出演:小芝風花 尾野真千子 広田亮平 山本浩司 新井浩文 吉田羊 寿美菜子 浅野忠信 宮沢りえ


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