2010年07月19日
ラーメンガール(2008年)
テーマ:洋画WOWOWでエアチェックしておいた「ラーメンガール
恋人のイーサンを追いかけてアメリカから東京までやって来たアビー…再会を果たしたのもつかの間、押し掛け女房なアビーに正直へ辟易してしまったイーサンは、仕事を理由に家から出て行ってしまう。失恋のショックからなかなか立ち直れないアビーは、立ち寄ったラーメン店で、言葉の通じない店主からラーメンを食べさせてもらい、落ち着きを取り戻す。後日、再び店を訪れたアビーは、ラーメンを食べる客がみんな幸せそうな顔をしているのを見て、自分もラーメンを作りたいと、店の主人に弟子入りを志願するのだが…。
冒頭は「NANA」そっくりの展開…宮崎あおいが演じると、けっこうかわいかったけど、同じことを金髪ギャルがやると確かにうざい、男も逃げ出したくなるか。仕事を理由に逃げ出した元カレ、絶対に新しい女がいるだろ(笑)バスタオル一枚で男に追いすがるアビーというのも…バックがアメリカならそれなりに様になりそうだが、日本でこれをやられるともはやギャグを通り越して、寒い…としかいいようがない。で、言葉の通じない日本人と外国人のコミニケーションというのは、まったく「男はつらいよ 寅次郎春の夢」と同じシュチエーション…寅さんが、ハマちゃんに変更したようなもんだな、こりゃ(笑)最初は天敵同士、いがみ合ってるけど、最後は言葉の障害を乗り越え見たいなベタさ…。
日本文化を理解しないアメリカ人を頭ごなしに怒鳴りつける西田敏行、もはや単なるイジメにしかみえない…ハリウッド女優が和式便所に頭をつっこんでゴシゴシ洗うシーンはかなりインパクト大だ。厳しいと、いじめは違うんじゃないか?ブリタニーも何度も逆ギレするが…夢見がちなパープー娘なんで、すぐにこれじゃいけないと思いなおし、また戻ってくるだけどね…酒を飲み、タバコをふかしながら、ふてくされてオヤジの悪口を言う姿なんぞ…だんだん、給湯室で井戸端会議する日本人のOLさんみたいになってきた。
OLといえば、弟子入り前に勤めていた会社で、日本人の同僚にラーメンの作り方を尋ねるんだけど、あれは修行したプロじゃないと作れないと一蹴されてしまう。インスタントでも生タイプでも、またはカップ麺でも市販製品があるくらいは、教えてあげてもいいんじゃないか?まずは、この同僚が基本知識を教えてやれば、いきなりラーメン屋にズカズカと乗り込んで行くなんていう非常識な暴挙には出なかっただろうに。いくらラーメン屋だからといって、身元も調べずに、外国人は雇わないだろう…不法就労だったらどうするんだろうか?(その前に、就職難のこのご時世、どこの馬の骨とも知れぬアメリカの小娘が簡単に企業に就職できるとていたというのもツッコミどころだが)。このあたりを丁寧に描けば、もうすこしまともな映画になりそうなのに…。
あまり売りがなさそうな、こ汚い普通のラーメン屋なのに、やたら繁盛している西田敏行の店っていうのも、けっこうファンタジーですな。すぐに麺の在庫がなくなり、客を追い返す…確かにラーメン屋のオヤジって、こういう偉そうな頑固者が多いけど、なんか違わないか?常連客の前田健や岡本麗、よくそんなにラーメン食って飽きないよなぁ。なぜか、後半…ライバルのラーメン屋と、どっちが旨いかラーメンバトル、なんだか段々と料理漫画な展開になってきましたぞ。海原雄山みたいなおっさんまで出てきて、ラーメンガールの作ったラーメンを試食する。このおっさんを演じてるのが山崎務、もしかして伊丹十三の「タンポポ」あたりを意識してのキャスティングか?
死人に鞭を打ちたくないが、案の定…ツッコミ映画ではありましたね…ブリタニー、これが遺作じゃなくて良かったです。さすがの西田敏行も、外国人に演出されると大根役者になっちゃうなぁというのも感じたね。何気に西田敏行以外にも、有名な日本人キャストが出ていたのには驚いたけどな…ぶっ飛んだ役で笑わせてくれる石橋蓮司とかは、けっこう好きです。1回見ておけば、繰り返し鑑賞の必要性はあまり感じないかな…ブリタニーには悪いけど、容量が少なくなったらiVDR-Sから真っ先に消去する作品ですね、これも。
監督:ロバート・アラン・アッカーマン
出演:ブリタニー・マーフィ 西田敏行 余貴美子 パク・ソヒ 岡本麗 前田健 石橋蓮司 山崎努
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DVD ラーメンガール









