おっぱいバレー(2009年) | 勝手に映画紹介!?

おっぱいバレー(2009年)


勝手に映画紹介!?-おっぱいバレー

2009年10月21日発売の新作Blu-ray「おっぱいバレー 」を購入、鑑賞…綾瀬はるか目当てで映画館で見たかったんだけど、やっぱタイトルがねぇ~。シャイなオイラは野郎ひとりで見に行くのに抵抗感じちゃって…ソフトになってからでいいやって、スルーしちゃった。きっと、そういう男子は多いはず(笑)ジャケ写真がちょっと味気ないとお思いかもしれませんが、これはアウターケースのデザイン、中に通常のブルーのプラケースが入ってて、表が白ジャージ姿の綾瀬はるか、裏が胸にバレーボールのボールを詰めたバカ部の連中の写真がそれぞれ使われています…。

1979年、北九州にある戸畑第三中学校に赴任してきた寺嶋美香子…赴任早々、教頭からバレー部の顧問に空きがあるので挑戦してみないかと持ちかけられ、それを快諾。さっそく、部員たちが集まる部室に顔を出すのだが…そこにいたのは、頭の中は女の事しか考えていない、5人の生徒たち。全くやる気がなく…周囲から“馬鹿部”と呼ばれる始末。それどころか試合をするにもメンバーが足りない状態。美香子は生徒たちになんとかやる気を起こさせようと…「あなたたちが頑張るなら、先生なんでもする」と持ちかけたところ、「試合に勝ったら先生のおっぱいをみせて」と懇願される。美香子の困惑をよそに…俄然やる気をみせる生徒たちだったが…。

素直に面白かったです…いや、懐かしいという言葉の方が正しいかな。オイラなんかはもうちょっと後の年代なんだけど(“11PM”より、“おとなのえほん”だったね)、今時の早熟な中高生と違って、エロに関しては似たようなことやってたなぁと。ある程度の年齢の成人男性だったら、まず似たようなところに食いつくだろうなぁって感じの馬鹿馬鹿しいネタがいっぱい。“道程(どうてい)”って言葉を聞いただけで、とんでもないことまで妄想しちゃう中学生…この年代の男の子は、木の股を見ただけでも興奮するというのと一緒だね(笑)授業中に、広辞苑とか英和辞典を使って“SEX”を調べて興奮してるヤツとかいっぱいいたもんなぁ…いやオイラはそこまで落ちぶれていなかったけど(笑)なんか、思春期の自分を見つめ直しているような気分になる。

で…そういうバカバカしいネタで笑わせながら、ストーリーはかなり直球。それこそ、最後のシーンなんか、ひと昔前の青春ドラマを見てるみたいだったもん。今の時代に、中村雅俊系のあんちゃんやおっさんで、こんなドラマを見せてもむさくるしいだけだけど…綾瀬はるかを教師役に据えることで、ちゃんと今風のドラマにもなっています。仲間由紀恵の赤ジャージより、綾瀬はるかの白ジャージの方が、自然で可愛かったです。久しぶりに綾瀬はるかのキャラとコスプレ両方が、作品に生かされていたなぁという感じです。後半、生徒との秘密が周囲にバレてしまったあたりで、もうひと波乱、ふた波乱あり、スポ根的にも劇的なドラマがあってよさそうなもんだが…妙にこざっぱりしたラストで、やや物足りなさも。仲村トオルは…予告編のあのセリフ以外、印象に残る活躍がなかったのも残念。

ブルーレイの画質、けっこう高画質ですね。自転車に乗りながら、風に手をかざすと…おっぱいを触っているような感触が味わえるという…中坊男子の間で語り継がれている噂を検証中の馬鹿部の連中が、空に手をかざしているファーストカット…澄み渡った空の青さが、とにかく美しい。全般的に、屋外撮影のデイシーンはどれも、発色の良さが感じられ、作品内容同様に見てるだけで晴れやかな気持ちになれる。音声は5.1chのマルチチャンネルで鑑賞…派手さはないが(というか、やたら“おっぱい”を連呼するので、あまりボリュームをあげないで見てたからなぁ)、作品を彩る懐かしい歌謡曲のヒットナンバーがクリアなサウンドで耳に入ってくるのが嬉しい。ただ本編ではやたらその手の曲を多用しすぎで白ける分部も、どうせならセリフをカットしたサウンドオンリーのミュージックトラックを収録してほしかった。


監督:羽住英一郎
出演:綾瀬はるか 青木崇高 仲村トオル 石田卓也 大後寿々花 福士誠治 光石研 田口浩正 市毛良枝 


【Blu-rayソフトの購入】
Blu-ray おっぱいバレー
勝手に映画紹介!?-おっぱいバレー








人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!