ウルトラヴァイオレット(2006年) | 勝手に映画紹介!?

ウルトラヴァイオレット(2006年)

ウルトラヴァイオレット

【鑑賞日:2006年6月28日】

先週末から始まっている「ウルトラヴァイオレット」を鑑賞してきた!実はAmazonのオープン5周年記念キャンペーン で応募したこの映画のチケットが当選して、タダで映画を見る事ができたので…平日の朝っぱらから見に行って来たのだが、レディースデイとぶつかってしまい、意外とオバチャン(おねーさんもいたけど)がいっぱい見に来ていて、結構な混雑であった(^^ゞ

「バイオハザード」シリーズでお馴染み、ミラジョヴォねーさん(以降、ミラッチと略すことにしよう)、が、「リベリオン」の監督と組んで撮ったSFアクション。今月号の映画秘宝で、青井邦夫さんも言っていたが、本当に「バイオハザード」+「リベリオン」(あと「ブレイド」も入ってるかなって自分は思った) な映画であり…内容に関してはちょっとちんぷんかんぷんな部分もあるが、とにかくミラッチのアクションだけはカッコイイ。どうしてもシャーリーズ・セロンの「イーオン・フラックス」と比べてしまうが、この手の映画に慣れているミラッチの方が、こういう戦闘ヒロインは様になっていますね~。「イーオン・フラックス」は決めポーズはカッコよかったけど、アクションをするとボロが目立った。そこへいくと(スタントマンの吹替えもあるだろうが)、動いてもカッコいいのが「ウルトラヴァイオレット」だ。

近未来…ウィルスに感染した者はファージと呼ばれる超人間になってしまい、普通の人間よりも優れた能力を保持できるのだが、その反面…寿命が短く、感染から12年しか生きられないという…。ファージを脅威に思い、排除しようと試みる人間側と、ファージの生き残りたちが熾烈な戦いを繰り広げているなか、人間側がファージを一掃する恐ろしい最終兵器を開発したという情報が入った。12年前に愛する者を奪われ、自身もファージに感染したヴァイオレットは、その兵器を奪取すべく…人間になりします政府の施設に潜入を試みようとする。

詳しく知らないんだけど、これもアメコミの原作か何かあるのか?冒頭一番、アメコミイラスト風のオープニングがなかなかいい雰囲気で、作品への期待が高まる。日本語だとか中国語(?)だとか、なんか色々な国の言葉が描かれているんだけど、それがけっこう如何わしくて、好きだ。日本語で“大佐”って書いてあるのは、やっぱ「攻殻機動隊」を意識したものか????

で、本編が始まったら…キャラクターの表情以外は、動きも、ビジュアルも本当にアニメを見ているような世界観。うーん、とっても非常識な感じがして、いいよ。全部、作り物だよっていうのが、よーく伝わってきます。SF的な細かい設定とかビジュアルもさ、物凄く作りこまれているんだけど、かえってチープに見えるのも、また狙いなんだろうなぁって印象を受けた。転がってきた球体が、人形(ひとがた)になるところなんて…「スター・ウォーズ」かと思っちゃったし(笑)

で、相変わらずミラッチは素っ裸になるシーンがあります…ただし、後姿と顔アップだけしかスクリーンには写っていないので本人が演じているかどうかは、確認できず。脱ぎっぷりのよさは、ミラッチとグウィネス・パルトロウの専売特許みたいなものだから(笑)、本人だと信じたいよね?全編を通して、ミラッチの衣装がヘソ出しルックなのもポイント高し!?

「イーオン・フラックス」同様、トータルで見ると、こちらも物語はあまりパッとせんのだが、ミラ・ジョヴォヴィッチを見ているだけで退屈はしない。だって上映時間は90分を切って、たったの87分…リュック・ベッソン級の中身の薄さだよ、ただドンバチとチャンバラやってるだけだもん。「リベリオン」あたりは、SFでありながら、物語の奥行きも深くていい感じだったのにね、なんか今回は…話よりミラッチのアクションでごり押し。始まって直ぐに回想シーンとナレーションで、複雑な世界観の説明を適当に終らせちゃうあたり、作り手の方だって物語になんかあまり興味なさそうだもん。ただ、監督さんも心得ているので、ガン=カタから、さらに踏み込んだような…不思議なアクションを、超ハイテンションに見せてくれることに重点を置いています。戦う綺麗なおねーさん好きとしては、それだけで満足だったりするんですけどね…。弾がでないマシンガンを二つに分解して、両手に握り…鈍器として使用するなんて技も披露してくれる。あとは、色々やってますので、ぜひ劇場で見てきてください。

結論、「イーオン・フラックス」よりは…DVDで買いなおす確立が高そうです!?

そうそうパンフレットを買うかどうか迷ったんですけど、700円もしたので、結局買わないで帰ってきた。600円だったら買ってたのにな~。最近、パンフを買うか、買わないかのボーダーラインが、600円と700円の間なんですよ(笑)昔は、映画舘へ行くと必ずパンフを買っていたんですけど…インターネットの普及で、パンフが必要なくなってきたので、あまり固執しないようになった。中身は、ほとんど公式サイトと一緒だったりするじゃん。まぁ、本当に好きな作品や、将来的に…ヤフオクで値上がりしそうなパンフとかは無理しても買うけどさ…。買い逃したパンフ…ブックオフへ行くと100円で売ってる事もあるし。それより、1本でも多く映画見た方がいいよねって思うようになってきたのだった(またはDVD購入代金に回す)。

監督:カート・ウィマー 
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ キャメロン・ブライト ニック・チンランド ウィリアム・フィクトナー 



【劇場へ行く前に、これは見ておけ!?】
DVD バイオハザード
DVD バイオハザード II アポカリプス デラックス・コレクターズ・エディション

DVD リベリオン -反逆者-




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