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2016年12月31日

ヌードの夜(1993年)

テーマ:邦画
ヌードの夜

1年って…長いようで、あっという間ですね。今年も残りわずか、NHKの紅白歌合戦も、もう前半戦が終了しちゃいましたよ(見てないけど)。そんなわけで、年内最後のブログ更新、映画観賞は…昨日から引き続き、先日他界した俳優・根津甚八を偲び、未視聴のエアチェックコレクションから「ヌードの夜」をチョイス。「GONINサーガ」が初放送された時にWOWOWでやっていた石井隆特集でエアチェックしたもの…初回放送を録り逃がし、1か月くらい後にやったリピート放送で録ったので、すっかり見る機会を失っちゃってそのままだった。この機会に見てしまおうと。

“何でも代行屋”の看板を掲げる紅次郎の元へ、東京案内をして欲しいと、どこか翳のある女が訪ねてきた。彼女の計画に沿って、次郎はエスコートし、彼女をホテルまでおくっていく。翌日も同じようにエスコートの仕事が入っていたのだが、約束通り、ホテルの部屋を訪ねると、ある置き土産を残し、女は姿を消していた!実は、彼女の本名は土屋名美といい、腐れ縁のあるホストクラブオーナー、行方耕三から恐喝されていた。名美は次郎と別れた後に耕三をホテルの部屋に招き入れ、そこで耕三を刺殺!最初から次郎に死体を押し付ける魂胆だったのだ!

いかにも幸薄そうな美女・余貴美子(「シン・ゴジラ」の防衛大臣!)が、ヤクザな男・根津甚八に恐喝されていて、なんとかその苦行から脱しようと、殺害を計画。間抜け面した“なんでも屋”竹中直人を利用して、甚八を殺した後の死体を押し付けよう、あわよくば犯人に仕立てようなんて魂胆だったわけだけど…竹中も途中で、それに気づきまして、ホテルの部屋に転がっていた甚八の死体をカバンの中に押し込み、偽名を名乗っていた余貴美子を探し、突き返そうとする。さらに甚八の子分・椎名桔平が甚八の行方を探していて、2人に行き当たると…。

竹中は、最初…トラブルに巻き込みやがってと怒り心頭だったんだけど、実は余貴美子がタイプの女でして、知らず知らずに彼女を助けようという意識が芽生える。いつもの通り、石井隆作品なのでエロス&バイオレンスが満載。防衛大臣(笑)も、バンバン脱いでます。うだつのあがらない“何でも屋”の中年オヤジ・竹中直人は、「GONIN」で竹中が演じたリストラサラリーマン、荻原昌平の姿ともちょっとダブルる。暴行されて顔面あざだらけになったり、ちょっとした瞬間に逆ギレしたり。あの幻想的なラストも…「GONIN」のリストラサラリーマンの最期を彷彿。

あと、竹中直人が見る悪夢のシーン、椎名桔平に突きつけられた拳銃が、額にめり込んでいくという特殊メイク(担当は原口智生さんだと思う)がインパクト大。凄く不気味なんだけど…銃が穴にめり込むという表現が、なんとなく“アレ”してるところにも見えて、なんか、やたらと卑猥だった。って、そんなところばかり気になるんだから(笑)「ヌードの夜」には続編もあり、そちらもエアチェックディスクを持っているのだが、まだ見ていなかったので…年を越してからになっちゃうけど、続けて見ようかなと思っている。それではみなさん、よいお年をお迎えください。


監督:石井隆
出演:竹中直人 余貴美子 椎名桔平 清水よし子 岩松了 田口トモロヲ 速水典子 室田日出男 根津甚八


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2016年12月30日

天使のはらわた 赤い閃光(1994年)

テーマ:邦画
天使のはらわた 赤い閃光

昨日訃報が伝えられた根津甚八を偲びながら、未鑑賞のエアチェックコレクションの中から石井隆作品を引っ張り出してきて鑑賞中。今度は、1本前に見た「夜がまた来る」と同じディスクに焼いてあった「天使のはらわた 赤い閃光」を鑑賞。これも、お試し視聴中のスカパー、日本映画専門チャンネルで録画したもの。監督自身が手掛けた同名劇画から派生し、日活ロマンポルノとして作られた“天使のはらわた”シリーズというのがあるんですけど(オイラは未見)、本作は現時点で、その最終作であり…ロマンポルノではなく一般映画として作られた作品だそうだ。

雑誌社でカメラマンとして働く土屋名美は、仕事でAVの撮影現場の取材をすることになったのだが、高校時代にレイプされた過去を思い出してしまい、同行していたフリーの編集者・村木哲郎を拒絶してしまう。名美はレイプ被害以来、男性恐怖症だったのだ。ある晩、馴染のバーのママ・ちひろと関係を持つが、ちひろに他の恋人の影がチラつく。寂しさを紛らわせようと酒に走り、悪酔いしてしまう。ちょうどその場に村木も居合わせたのだが、名美は見知らぬ男と外へ。その後、酔いつぶれた名美はホテルの一室で目を覚ますのだが、男が部屋で死んでいた!

レイプ被害で男性恐怖症になったヒロイン、川上麻衣子が酔った勢いで男とホテルに行くんだけど…気がついたら相手が死んでいた!死んだ男はどうやらビデオ撮影を企んでいたらしく、部屋を逃げ出す時に撮影済みのテープも持ち出す。自宅に帰って、映像を見てみると…自分がレイプされそうになっている場面が。やっぱり、自分が抵抗して男を殺したのか?その直後…正体不明の人物から脅迫電話がかかってきて、お前が人を殺したのを知ってるぞと。そこで、記憶をたどり、酔いつぶれる前に、知り合いの編集者・根津甚八と会った事を思い出す。

アイツが脅迫者に違いない…そこで根津甚八のところへ乗り込んで、望み通り“ヤラせてあげるから、脅迫はやめてくれ”と服を脱ぎだすんだけど、根津甚八は何の事だかわからずポカーンとしてる。アレ、もしかして人違い?犯人じゃないの?どうやら誤解は解けたようで…その後、根津甚八が色々と手助けして、真相究明に迫っていくんだけど…その過程で、再び、甚八犯人説が浮上する。やっぱり、お前が犯人なんじゃないのか?疑心暗鬼になるなかで…タイミングよく、1人、事務所で残業をする羽目になるヒロイン。いよいよ真犯人が登場してクライマックス。

真相は二転三転し、意外なオチへ…トータルで見ると、なんとなく「氷の微笑」っぽかったりするのかなぁと。エンドロールは“コト”が終わった川上麻衣子のシャワーシーンなのだが、お湯で流され、滴り落ちる血が…なんとも鮮烈!「夜がまた来る」の夏川結衣同様、本作の川上麻衣子も脱ぎまくり!冒頭、寝起きでトイレに入ったり、下着姿から身支度を整えていったりという日常の風景も…普通の女の子を覗き見しているような背徳感。回想シーンのレイプシーンではセーラー服姿だったり、極めつけは速水典子とのレズシーン。とにかくご馳走様でした。

残念ながらDVD化はされていないようで…Amazonで見つかったのは、マケプレ扱いの中古VHSのみ。今現在は在庫ありでしたが、中古価格で7977円もする(もしかして、根津甚八の訃報で高騰したのか?)。さすがに、そこまで出して中古VHSを買う気にはなれないので、ほんと…エアチェックディスクがあってよかったなぁと。まだ、未視聴の石井隆作品がいくつか残っており、確か根津甚八も出演していたと思うので、このまま、追悼鑑賞を続けようかなって思ってる。いよいよ明日は12月31日だね。もう今年は、これ以上、有名人の訃報がないことを祈るよ。


監督:石井隆
出演:川上麻衣子 根津甚八 速水典子 鶴見辰吾 平岩牧雄 長江英和 飯島大介


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2016年12月30日

夜がまた来る(1994年)

テーマ:邦画
夜がまた来る

今年も著名人の訃報が相次いだが…年末にきて、まさかのレイア姫(キャリー・フィッシャー)の急死にびっくり。公開中の「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」に登場するレイア姫を演じるのは別人とのことだが、エンドクレジットの一番最後の方、SPECIAL THANKSとしてフィッシャーの名前がクレジットされているのに気づいた人も少なくないはず…新作SWの公開直後に亡くなるとは…なんという因果なことだろうかという気持ちでいっぱいだ。そんなショックを引きずっている状態で…今度は根津甚八が逝ってしまった…「GONINサーガ」見たばかりなのに

根津甚八といえば、オイラ的には押井アニメの声優として印象深く残っている…超難解なOVAとして有名な「天使のたまご」と、今尚多くのファンを魅了している「機動警察パトレイバー 2 the Movie」の2本だ。そして、実写映画では、先述の「GONINサーガ」ほか、石井隆監督の作品群だろう。そういえば、エアチェックディスクの中に、未視聴のまま放置している石井隆作品が何本かあるぞ?残りわずかとなった2016年の締めは…追悼・根津甚八&石井隆祭りと洒落込むか?ということで、前に日本映画専門チャンネルで録画した「夜がまた来る」から鑑賞。

池島組に潜入していた麻薬Gメン、土屋満の死体が発見された!しかし、麻薬の横流しを疑われ、殉職扱いにもしてらえなかった。彼の無実を信じるのは妻の名美だけだった。葬儀直後、夫の死を一人悲しんでいた名美の元へ、池島組のチンピラが押しかけてきて、盗んだ麻薬の在処を白状しろと脅され、さらにレイプまでされる。苦しみから逃れようと、名美は咄嗟に自殺を図るが、偶然訪ねてきた人物に助けられ命を助けられる。退院した名美は、池島組会長・池島政信に復讐しようと命を狙うが、襲撃に気づいた池島組の村木という男にとめられて…。

麻薬横領の濡れ衣を着させられたまま死んだ麻薬Gメンの嫁さん、夏川結衣が…夫殺しの犯人(黒幕)と目されるヤクザの会長・寺田農に復讐を果たそうと、あの手、この手で迫るんだけど…いつもあと一歩のところで失敗。レイプ→自殺未遂→暗殺未遂→自殺未遂→暗殺未遂と壮絶な展開を繰り返し、果てはシャブ中にまで成り下がる。なぜか、そんなヒロインのことを気にかけ、組に内緒で助けてくれるヤクザが根津甚八。ヒロインの旦那が麻薬Gメンだったってあたりで、なんとなく正体も見抜けるんだけど…最後にもう一波乱あり、石井映画らしいオチだった。

いつものようにエロシーンも多め。永島敏行から始まり、寺田農、椎名桔平、竹中直人、根津甚八…その他、役名・役者名もわからないチンピラ役の俳優と、とにかく、男優陣にヤラれまくる夏川結衣の体当たり演技はなかなか見応えがあり。特に根津甚八相手に、シャブが欲しいから抱いていいよとおねだりするシーン、その後、クスリが抜け正気になり、身体を拭いてもらったりするシーンが、なんともエロティック。ちょっと前は清楚なお姉さん、最近だと年相応の中年主婦みたいなイメージが強い夏川結衣も、若い時は随分と激しい役を演じてたんだな。


監督:石井隆
出演:夏川結衣 根津甚八 寺田農 椎名桔平 竹中直人 余貴美子 永島敏行 渡辺哲


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DVD 夜がまた来る ニューマスター・デラックス版







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2016年12月29日

AV(2005年)

テーマ:アジア映画
AV

楽天SHOWTIME(ShowTime@楽天)の“無料シネマシアター”、先着50名のオンライン試写会で見つけた「AV」を鑑賞…大学生たちが、嘘の映画企画で日本からAV女優を呼び寄せ、映画撮影にかこつけて一発ヤってしまおうと企み、奔走する姿を描いた香港のコメディ。ネット試写会なんて言うから新しい作品なのかな?と思いきや、2005年製作という干支が一周しちゃうくらい古い映画でして、日本でも2013年にDVDリリース済みの作品。劇中登場する日本人AV女優も、天宮まなみという実在の女優が本人役を演じているのだが、既に引退してるそうだ。

大学卒業を控えた香港在住の4人の学生たち…卒業後の進路も決まらず、自堕落な日々を過ごしていた。そんな時、4人の知り合いで、映画学校に通っていたカロが、映画撮影をナンパ目的に使用したのが学校側にバレて退学処分になったことを知る。4人は、カロが隠し持っていたその時のビデオをこっそりと盗み見。自分たちだったらもっと刺激的な作品ができると思い、お気に入りのAV女優・天宮まなみを香港に呼ぼうと考える。所属事務所のマネージャーとコンタクトを取り、話が現実味を帯びてきたので、今度は資金調達に奔走するのだが…。

想像通り、よくある“ボンクラ”映画でした…日本からAV女優を呼んで、一発ヤっちゃおう…中には童貞の眼鏡デブなんかもいまして、そいつを“卒業”させるのも目的の一つであったりする。もちろん最初は、冗談半分なところもあったんだと思うけど、AV女優が所属している事務所に、ネットでコンタクトをとったら、日本円で250万円出せば、女優を出演させられますよなんて返事がきたことから…ボンクラ4人組は俄然、やる気が出てくる。でも、皆の所持金を寄せ集めたけどさすがにまだ足りず、起業家向けのローンの審査を誤魔化して、なんとか目標額を集める。

で、今度は実際に日本人マネージャーと交渉に入るんだけど、いきなりギャラの値上げを持ち出されて(完璧に足下見られてる感)、再びピンチに。なんとしても女優を呼びたいと、同じようなAVマニアの学生たちに、撮影スタッフとしての参加権を売って資金を調達することを考えつく。アイドルの握手券並みのナイスアイデアだけど、そこまでしてAV女優とヤリたいのか?手っ取り早く風俗行けよとか思うよね。主人公たちの目論見は成功し、今度こそ女優が香港にやって来たんだけど…撮影の体裁だけは整えないと女優側に不審がられてしまう…。

一応、言っておきますがボンクラ4人組はヤることが目的で、本当は映画製作なんてどうでもいい。撮影した映像は、あとから“自分たちのおかず”にでもしようと思ってるだけなんです。だから、撮影現場のホンモノらしい雰囲気を出すために…映画監督志望の友人(映画学校をクビになったナンパ男)を連れてきて、好きに撮ってくれってお願いしたんですけど、4人の本心を知らない監督が、どんどん本格的な映画撮影にのめり込んでいってしまう。さらに撮影現場でのトラブルも続発、緊張して勃たなかったり、女優に本気で恋しちゃうヤツが出てきたり。

4人組は見事、最後まで“イク”ことができるのか?いったいどんな結末が待っているのか?あまり、AVとか見ないので、出ている女優さんのことは知らなかったんだけど…心を惑わされてしまう、可愛さは確かにあった。ボンクラ映画なんだけど…AV女優だって大事なお仕事なんだよっていう、馬鹿な男の妄想の先を行く女性のクールな強かさなんかもしっかりと描かれていて、つくづくAV女優って“夢を売る仕事”なんだなぁって感じましたね。一点、配信映像の音声が…2種類の言語(広東とか北京とかそういうヤツだと思う)が同時に聴こえてしまい耳障りだった。


監督:パン・ホーチョン
出演:ウォン・ヤウラム ローレンス・チョウ デレク・ツァン チョイ・ティンヤウ チョウ・チャンファイ 天宮まなみ


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まだ間に合うかも? 楽天SHOWTIME 試写会はこちら  http://video.rakuten.co.jp/content/206100/





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2016年12月28日

ザ・クルー(2015年)

テーマ:洋画
ザ・クルー

Google Playで、新作映画のSD画質が1回に限り、200円でレンタル利用できるクーポンを配っており、前に懸賞で当てたGoogle Playギフトカードの残高もまだあったので、利用してみた。せっかくなんで、リリースされたばかりの作品がいいなぁと思い…12月21日にDVD発売していた「ザ・クルー」というフランスのクライムアクションをチョイス。今月号の映画秘宝の新作ソフトコーナーで、ピストル番長・青井邦夫先生が紹介していたので、気になっていた作品。“ワールド・エクストリーム・シネマ2016”と題された特集上映で小規模ながら劇場公開もされてるみたいだ。

ヤニスとその仲間たちは完璧な計画で輸送車を襲い、白紙パスポートの強奪に成功…無事に現金化もでき、それぞれの日常へと戻っていく。しかし、強奪に加担したヤニスの弟アミンが、処分するはずだった使用済みの銃をギャングに横流し。その銃を使ったギャングが強盗容疑で捕まってしまった!ギャングから呼び出しを受けたヤニスは、責任をとるようにと脅され、別の組織の運び屋を襲撃して、麻薬を奪ってくるよう指示される。言うことをきかないと、家族に危害が加えられる恐れが!仕方なく仲間を招集したヤニスは、ギャングの裏をかこうとするが…。

青井先生も映画秘宝で語ってましたが、「ヒート」に影響を受け、意識しているような強盗ものです。プロフェッショナルな強盗チームで、今までは完璧に仕事をこなし、足がつくようなことはなかったんだけど、間抜けな主人公の仲間(主人公の弟)のせいで、尻尾をつかまれてしまう。「ヒート」だと、それが警察だったわけだけど、こちらは同業の悪党だというのがちょっとした変化球か?警察にタレこまれたくなかったら、俺たちの仕事を手伝えと、他の組織からのドラッグ強奪を命じられる。家族を人質に取られ、渋々とドラッグ強奪を引き受ける主人公たち。

しかし、自分たちも裏稼業の人間…そんなギャング野郎に、素直に従うつもりなど毛頭なく、人質を助け、盗んだドラッグも自分たちで売りさばいてしまおうと考える。ただ、主人公の間抜けな弟がしでかした不祥事で、危ない橋なんか渡れないと…今まで抜群の結束力だった仲間の中で、協力を拒否する者も。準備期間も短く、そう簡単に物事はうまく運ばない。ドラッグ強奪に加担した仲間たちが次々に倒れ、警察に追われ…さらに人質の中にも犠牲者が!こういう時のために、逃げる手はずは整えてあったんだけど…あらたなトラブルが追い打ちをかける。

主人公は今回の騒動で、自分を勘当した母親も巻き込んでしまったんだけど、その母親が“弟は見捨てるな”と涙目で訴える。諸悪の根源でもある弟くんは、主人公を助けるために囮になり、警察にパクられていたのだ。強盗を働くような男でも、母親には頭が上がらない?いや、どちらかというと罪滅ぼしみたいな感じかな?デキの悪い弟が可愛くてしょうがないオカンのために、今度は、警察相手に奪還作戦を決行しようとする。仲間も減ってるんだけど…1人生き残ってる新入りと、仕事を通じて意気投合してまして、主人公と新入りの固い絆が、男泣き要素。

その新入りにも、今回のトラブルのせいで、けっこうむごい仕打ちがあったんだけど、リーダーが弟を助けるっていうんだから、俺はついていくぜと。だから、間抜けなその弟のせいなんだけど、なんでそこまでするのよって。最後は予想通りな結末だったけど…家族や仲間の絆が解かりやすく描かれていたし、アクションはリアル志向で本格的だし、退屈しないで楽しめました。ただ、本編82分しかないからなのか、描写不足なところも多少あり。いつのまに、オカン人質になってたんやとか、もうちょっと実行前の作戦を練るところとか丁寧に描いてほしかったかなと。


監督:ジュリアン・ルクレルク
出演:サミ・ブアジラ ギョーム・グイ アリス・ドゥ・ランクザン


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2016年12月27日

メカニック:ワールドミッション(2016年)

テーマ:洋画
メカニック:ワールドミッション

12月21日発売の新作Blu-ray「メカニック:ワールドミッション」を購入…楽天ブックスで購入したんだけど、ちょうど実施していたセールとぶつかって、発売日に在庫ありだったのに、出荷が遅れた。手元に届いてからは…見る余裕がなくて、数日放置してしまったので、ようやく鑑賞できた。えーと、チャールズ・ブロンソン主演のアクション映画をジェイソン・ステイサムでリメイクした、2011年公開「メカニック」の続編。ブロンソンのオリジナル版の方には続編なんてないので、リメイク版の独自展開ということだろう。共演にジェシカ・アルバ、トミー・リー・ジョーンズなど。

犯罪組織に雇われていた殺し屋ビショップは、稼業から足を洗い、ブラジルでひっそりと暮らしていたのだが…依頼人が接触してきた。その依頼人は幼少期のビショップと共に過酷な訓練を受けたクレインという人物なのだが、ビショップが見捨てたことから、逆恨みしていた。危険を察知したビショップは、接触してきた代理人を倒し、友人が住んでいるタイに身を隠す。そこでジーナという女性と出会うのだが、彼女もまたクレインに弱みを握られ、無理やりビショップに接触させられていたことが判明する。ビショップはジーナを助けるために依頼を受けるのだが…。

ブロンソンのオリジナル版を見てから、ステイサム版「メカニック」を見ると…ああ、いつものステイサムのお肉映画だなぁって印象が強く、アクション映画としては充分に及第点だったものの、オリジナルとは似て非なる、ちょっとツッコミどころなんかもある微妙な作品でした。今回の続編になると…それがさらに顕著になったというか、ブロンソン版にあった殺し屋としての繊細さはほとんど皆無と言っていい状態でして、ステイサム度がさらに濃密になった。殺し屋映画というよりは、ステイサム版「007」か「ミッション:インポッシブル」を見ているような雰囲気だね。

それもそのはず…スタッフも1作目とけっこう変ってまして、特にアクションシーンに深く関わってると思われる(特典のメイキング映像参照)セカンドユニットの監督がスタント畑の人で、数多くの007シリーズや「M:i:Ⅲ」にも携わっているベテランのヴィク・アームストロング(最近ではニコラス・ケイジの超ポンコツ映画「レフト・ビハインド」なんかも監督してた)だった。なるほど、アクションシーンの007っぽさ、ミッション:インポッシブルっぽさも納得である。アクヨンに絡んでこなかったが、ある意味で最強ボンドガールなミシェル・ヨーが出てくるのも、そのあたりに関係が?

既視感ばりばりのアクションも作風にマッチして嫌いじゃないけど…ストーリーはやっぱりツッコミ満載。人妻、子持ちになってもエロ可愛いジェシカ・アルバと乳繰りあってるだけな前半30分はかなり退屈を極め…殺し屋稼業に復帰すれば、するで…連続して同じようなシーンばかり。ステイサムは人質をとられて悪党の言いなりになってるんだけど、途中で我慢できなくなって人質奪還を決行、でもあっけなく失敗。あんなに無駄な殺生と苦労をするなら、言われたとおりに“3つのミッション”をこなしてからでも、反撃は遅くはなかったのではないだろうか?

殺しの証拠は残さない、事故死に見せかけるというのがモットーな凄腕殺し屋というのが、本来のビショップのキャラクター像である。一応は、そういう設定が残っているものの、だんだんとそれを無視していくのがステイサム版の「メカニック」。最後は、穏やかな顔して、普通にいい人になってるけど、アンタ殺し屋ですから。アクションは派手だけど、なんとなくB級感が漂う…屋外でやってるように見えるアクションシーンも、なんかグリーンバック、ブルーバック合成、セット撮影なんじゃないかな?ってシーンが多々あり、そういうところもB級っぽさに拍車をかけたね。


監督:デニス・ガンゼル
出演:ジェイソン・ステイサム ジェシカ・アルバ トミー・リー・ジョーンズ ミシェル・ヨー サム・ヘイゼルダイン


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2016年12月26日

バイオハザード:ザ・ファイナル(2016年)

テーマ:16年12月の劇場鑑賞映画
 バイオハザード:ザ・ファイナル

【鑑賞日:2016年12月26日】

先週の金曜日から始まっている「バイオハザード:ザ・ファイナル」を、シネプレックス(ユナイテッドシネマグループ)、CLUB-SPICEメンバーズカードのポイント利用でタダで鑑賞してきた。主演、ミラ・ジョヴォヴィッチ姐さんのご懐妊で撮影が後回しになってしまった、バイハザシリーズの完結編、前作「バイオハザードⅤ:リトリビューション」から4年ぶりの続編がようやく登場。つーか、5作目の内容もうろ覚えだぞ(笑)1~4はBD持ってるけど、5は買わなかったんだよ。でも便利な世の中だ、Amazonのプライムビデオでちゃんとタダで配信してるんだからなぁ(笑)

宿敵のウェスカーとも一時休戦し、人類を滅ぼそうとするレッドクイーンと最終決戦に臨むはずだったアリスだが、結局、ウェスカーの裏切りに遭い、仲間を失ってしまう。再び1人になったアリスは、レッドクイーンからあと48時間で人類が滅びるという情報を聞かされた。同時に、それを回避し、人類を救う方法もあると伝えられるが、制限時間内に、“ラクーンシティ”のハイブまでたどり着かなければならないという。車を使って急いでハイブを目指すアリスだったが、その前にアンデッド軍団を引き連れたアンブレラ社のアイザックス博士とその手下が立塞がる!

前述の通り、今回の物語に直接関わってくるのではないかと思われていた5作目の内容をだいぶ忘れていたので、とりあえず劇場に行く前にプライムビデオで、最後の15分くらい再生。同時に、自分でブログに書いた当時のレビューを読み返し、なんとなく、アリスが置かれているだろう状況を把握する。よし、これで準備は万端のはず(笑)えーと、今回の「ザ・ファイナル」本編の方にも、T-ウィルス蔓延のきっかけとなったプロローグ的な新規映像と、これまでの映像を使った振り返りダイジェストがあったので、物語の本筋は問題なく追うことができたよ。

思い出した5作目のラストの内容から、あの時に勢ぞろいしていた仲間たちと、ラスボスに挑むのかななんて想像していたのだが、5作目のラスト直後に、なにか急展開があったらしく、ミラジョヴォ姐さん、廃墟で“ぼっち”になってます。で、ラスボスだと思っていた“レッドクイーン”から人類を救う方法を聞き出し、結局…みんな悪いのは“アンブレラ社”だったってことで、因縁の地である1作目の舞台“ラクーンシティのハイブ”を目指すことに。その途中で、諸悪の根源の1人であるアイザック博士と戦ったり、かつての仲間クレアと再会したりするんだけど…。

なんだろう、思ったほど…高揚感が味わえない作品だったな。先に見た人たちのネットの反響に目を通すと“アクションがすごい”みたいな事を発言してる人がいたんだけど、“アクションがすごい”というよりは“編集がすごい”じゃないのかなと。いやね、さすがのミラジョヴォ姐さんも初期に比べると動きが鈍くなっているわけで…そこにきて産休というブランクもあったりして、けっこう編集に頼ったゴチャゴチャと騒がしい映像で、純粋にアクションやホラーが楽しめる内容ではなかったなぁと。やっぱ1作目の頃の方がアクション、ホラーとしては秀逸だよ。

メインキャストの1人として、日本で活躍するタレントのローラが出演しているのも話題になっていたが…案の定というか、思ったほど活躍しないな。一応、セリフはあったし、過去作品でアンデッド(ゾンビ)役だった中島美嘉よりはマシな扱いかなという程度。出番の印象的には、“あんなもの?”でしたが、クレジット表記はそこそこ上の方に位置していて…そうそう、「マイティ・ソー」に出た時の浅野忠信くらいのポジションと思ったらいいんじゃないだろうか?ぶっちゃけ、待たされた割に大した内容じゃなかったが、ようやく物語を完結させたという点だけは評価。


監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ イアン・グレン アリ・ラーター ショーン・ロバーツ オーエン・マッケン ローラ


【こちらで一気にシリーズおさらい!】
バイオハザードI~V Blu-rayスーパーバリューパック







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2016年12月25日

MEGAZON23Ⅲ イヴの目覚め/解放の日(1989年)

テーマ:アニメ(TV・OVA)/特撮
メガゾーン23 Blu-ray Archive BOX

WOWOWでエアチェックした「メガゾーン23」シリーズの一挙放送もいよいよラスト…シリーズ3作目の「MEGAZONE23 Ⅲ」を鑑賞。2作目も、正規続編でありながらガラリと絵柄も作風も変ってしまっていたけど、より“なんか違う感”が顕著になったのがこの3作目。一応、1、2作目から数百年後という舞台設定で、物語的にも関連はあるものの、ほとんど原形をとどめていない。当時は、前後編の2部作で発売されたOVAで…WOWOW放送もエンディングなどはそのままで、2話ぶっ続けでの放送だった。お約束だけど、ジャケ画像はBlu-ray-BOXから拝借。

最終戦争が終わってから数百年後…地球に帰還した人々は、電脳ネットワーク“SYSTEM”が管理する“エデンシティ”で暮らしていた。天才ハッカーのエイジ・タカナカは、仲間たちとゲームに夢中になる一方で、シティを統括する情報監督局“E=X”への入局も決まっているエリートだった。“E=X”入局目前のある日、エイジはリョオ・ナラハラという美女と知り合い、彼女に惹かれていくのだが…。一方、ゲーム会社“オレンジ社”は“E=X”と敵対するレジスタンスの隠れ蓑で…シオンたちが熱中するゲームを使ってある計画を進めていたのだが…。

本来の企画はOVAだけど、劇場公開されたのも納得な出来だった1、2作目に比べると…いかにもOVAな凡庸レベル。スタッフもほとんど一新されており、作画レベルもイマイチ。まぁ、ロボットアニメといえばこの人、大張正己が作画を担当した見せ場のメカバトルあたりは、それなりにかっこよく見えるんだけど、シーンによってはキャラの統一感もなく、作画枚数が足りないのか、動きがやたらとカクカクするシーンも散見。新しい事をやろうとしている心意気は伝わってきて、設定を作りこんだ小道具や造語が飛び交う冒頭部分は、SFとして面白さは感じる。

主人公の不良仲間の脇役キャラを演じる声優に岩田光央と佐々木望が出ているからか、妙に「AKIRA」チックに見える部分もある。岩田光央の役名なんか、これ見よがしにアキラだし(笑)アキラの声が金田だったというお遊びか?ちょっとお調子者系なおちゃらけた演技なんか、本当に金田にそっくり(キャラの見た目も)。また、佐々木望が演じたキャラクターは、前半では主人公の友人ポジションだったんだけど、後半ではレジスタンスの実験に利用され、マシーンのパイロットして、最終的に暴走キャラになると…これまたテツオっぽくて笑ってしまう。

その他、一応…過去シリーズに経緯を払ってるようで、矢尾一樹、川村万梨阿、久保田雅人、山寺宏一と、1、2作目の出演声優が脇役を担当。後半では山ちゃんが演じるレジスタンスの仲間で、林原めぐみも出てきて…もう、この頃から共演作、共演シーンが多かったんだなぁなんて、あらためて思いましたね。故・長谷有洋や土井美加と“マクロス”声優も出ていて、主人公といい仲になるヒロイン役には本作の監督の1人、八谷賢一が後に手掛けることになる「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」で歌姫イシュタルを演じた笠原弘子だったりする。

当時は既に歌手としても活躍していたはずであり、どうせだったら笠原弘子にイヴ役を演じさせても良かったのにって思うけど、イヴはセリフ棒読みの高岡早紀だった。それまでのイヴを演じていた宮里久美もホンモノのアイドル歌手で、高岡早紀も当時はアイドル歌手として売り出していたので…そういうキャスティングになったのだろう。アニメ声優としてはド素人で下手くそだけど、劇中歌として使われた“眠れぬ森の美女”と“悲劇のアイドル”はアイドルソングとしてけっこう好み。前編のエンディングでかかる“パンドラの舟”はちょっと辛気臭くて苦手だ。

声優や音楽面で見ていくと、けっこう楽しめる部分もある。後半部分は、無理やり1~2作目のストーリーに寄せていったようにも思えるんだけど、それと同時に、ハイテクで満ちた楽園都市が戦火に巻き込まれ、敵がやたら協力なビーム兵器をふりかざすと、原作も担当していたもう一人の監督、荒牧伸志の十八番がてんこ盛りだったり。これが後の「APPLESEED」「EX MACHINA」「Appleseed Alpha」に繋がっていくのかなと(笑)「メガゾーン23」シリーズとしては完全に蛇足、惰性だけれども日本のアニメ文化を語る上では、なんとなく外せない作品なのかも…。


監督:荒牧伸志 八谷賢一
出演:草尾毅 笠原弘子 山寺宏一 矢尾一樹 川村万梨阿 岩田光央 佐々木望 中田浩二 高岡早紀


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2016年12月25日

メガゾーン23 PARTⅡ 秘密く・だ・さ・い(1986年)

テーマ:アニメ(TV・OVA)/特撮
メガゾーン23 Blu-ray Archive BOX

引き続き、WOWOWの「メガゾーン23」一挙放送のエアチェックを消化中…1作目は前にもレビューを書いたことがあったが、この2作目「メガゾーン23 PARTII 秘密く・だ・さ・い」はこのブログで取り上げるのは初めてだったはず。本作も1作目同様、一部で劇場公開された経緯があったり(映倫マークも入ってます)、WOWOWでも映画扱いで放送されていますが…リアルタイムで接した人たちはOVAという認識の方が強いはず。なので、オイラのブログではシリーズすべてをOVAという括りで統一。ちなみに、ジャケアートの拝借は3作セットのBlu-ray-BOXより。

自分たちが住んでいる20世紀の東京が、実は巨大な宇宙戦艦の中にあるという事実を知ってしまった青年・矢作省吾は、それを秘密にしていた軍部に、ロボットに変形する新型バイク“ガーランド”で挑んだが敗退…省吾と同様、秘密を知ってしまったことが原因で殺されてしまった友人・村下智美殺害の容疑を擦り付けられ指名手配されてしまった。それから半年…省吾はライトニング率いる暴走族と合流し、潜伏を続けていた。一方、クーデターを起こし、軍部を掌握したB・Dは、本来の敵であるデザルグの侵略に備えながら、省吾の行方を探していた…。

続編なんだけど、キャラデザインが変更されてしまい、かなり別物感が強い。初見時、諸事情を知らなかった子供のオイラなんかは、かなり面喰いましたね。だから「メガゾーン23」というと、やっぱり1作目の方が印象が強い。シリーズで一貫したヒロインというか、象徴的な劇中アイドルを務めた時祭イヴも、美樹本晴彦のデザインが継承されているが、実際の作画は別人の手によるもので、美樹本はタッチしていない。だから、やっぱり魅力が半減している。ただね、このPART2のキャラデザインであり作画監督を務めるのは今でも一線で活躍する梅津泰臣だ!

ハリウッドで実写映画化もされた「A KITE」の監督、またはTVアニメのOP職人(中身がつまらなくても、OPだけやたらカッコいい“OP詐欺アニメ”は、だいたいこの人が担当している)として有名なあの梅津さんなんだよ。だからね、梅津アニメとして見ると…アダルトな雰囲気漂う劇画調のキャラクターは、よりハードになった物語やアクションと絶妙にマッチして、これはこれで素晴らしいんですよね。美樹本が描いていないイヴの作画さえ我慢すれば、アニメーションとしての全体的な動き、芝居は、各段にこのPART2の方がクオリティがアップしている。

前作の最大の魅力であった、80年代の“現代・リアル”も感じさせながら、ロボットアニメの枠組みに囚われず、ホラーっぽい描写もあり、それを踏み台にして物語の方もさらにSFとしてどんどんと昇華していく面白さ。前作では中途半端だった、物語の完結もしっかりと目指していて、よりカタルシスも得られる。そして、なんといっても、サブタイトルにも使われている主題歌の“秘密く・だ・さ・い”が、イヴの歌唱曲の中でも抜きん出て素晴らしい。歌で戦争を止めた「超時空要塞マクロス」の“愛・おぼえていますか”に匹敵するほど、映像とのシンクロ率が高い。

大作アニメの醍醐味と言ったら、コレだよ…まるでハリウッドのディザスタームービー、特撮映画を見ているような印象も受ける破壊の美学!切なげなイヴが唄う“秘密く・だ・さ・い”をバックに、崩れゆく東京(実際は宇宙船の中だけど)の街並み…ああ、あの“良かった”時代はもう二度と戻ってこないのねと、なんか寂しくもなった。いや、それこそ破壊つくされた東京は、現代日本の行く末を予見しているようにも見えてしまう、東京オリンピックだって浮かれてるけど、首都直下型地震の方が先にこなければいいんだけど…なんてことまで思ってしまったよ。

話が前後してしまうが、見覚えのある東京の街をバックに、主人公の暴走族仲間たちが暴れ、ロボットや戦車、飛行メカ相手に戦うシーンは、宮崎駿が演出したTV版ルパンの名エピソード「さらば愛しきルパンよ」を彷彿とさせる、アニメならではの活劇の面白さも味わえたり。最初の方で、キャラデが違うといったけど、主人公に関しては声も違うという(笑)続々登場の新キャラに関しては…千葉繁、井上和彦、榊原良子、速水奨と、声優好きなら思わずニンマリな安定演技に聴き惚れる。なんだかんだで、PART2もやっぱり傑作なんだよなと思うのでした。


監督:板野一郎
出演:矢尾一樹 川村万梨阿 宮里久美 塩沢兼人 千葉繁 井上和彦 榊原良子 速水奨


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2016年12月24日

メガゾーン23(1985年):WOWOW録画

テーマ:BS/CS/配信(再鑑賞)
メガゾーン23 Blu-ray Archive BOX

WOWOWでまさかの「メガゾーン23」シリーズ3作品の一挙放送があった…2015年11月にHDリマスターが施されたBlu-ray-BOXがリリースされているので、CSのアニメチャンネルあたりではあっても不思議ではない企画だと思うが、WOWOWで放送してくれるとは!Blu-rayどころか、DVDも持ってなかったのでありがたいの一言。もちろん、作品は何度も鑑賞しており…このブログでも、2012年3月、監督の石黒昇さんが亡くなった時に、所持していたLD-BOXで久しぶりに再鑑賞して、1作目のレビューをアップ。ということで、記念すべき1作目から見直したよ。

バイク好きの18歳の少年・矢作省吾は…街中で偶然知り合った高中由唯に惹かれていた。そんな時、友人の中川真二が、軍の機密である特殊なバイク“ガーランド”を盗んで省吾の前に現れる!しかし、追手に追われていた真二は射殺されてしまい、省吾は“ガーランド”を盗んでその場を逃げ出す…。とりあえず仲間の元で匿ってもらう事にした省吾だったが、警察やマスコミが事件を追いかけていないことを不審に思い、逆に“ガーランド”を人目にさらしてしまおうと…アイドル歌手“時祭イヴ”が司会を務める生番組への出演を考えるのだが…。

もう30年以上前の作品なんだよな…前にも同じことを書いたけど、初見は小学校4年の時。近所の大型電気店“ダイイチ”(後にデオデオになり、今は統合、合併などでエディオンになった)でVHD(VHSでも、LDでもなく、VHDだからね!)の無料鑑賞会があって…そこで全編鑑賞。当時はまだレンタルビデオもそんなに普及してなくて、電気屋が開くこうした販促イベントなんかがよく行われていた。確かね、「うる星やつら」のOVAも一緒に見た記憶があるんだよなぁ~。今で言うオタクなおにいさんたちにまざり、最前列でTVモニターに釘付けになって見たっけ。

さすがに、4:3スタンダードの画面サイズなんかを見ちゃうと、時代を感じずにはいられないが、それでも高画質でリマスターした映像で見ると、そんなに古臭くささは感じない。セリフだって覚えちゃってるくらい、何度も見てるのだが、初っ端の白バイとの追いかけっこから、省吾と由唯が初めて遭遇する冒頭の一連のシーンで、当時の興奮が蘇ってくる。そして、なんといっても美樹本晴彦がキャラクターデザイン、作画監督を務める時祭イヴ(他のキャラは平野俊弘…現・平野俊貴)の可憐さにうっとり。「マクロス」のミン・メイもいいけど…イヴもやっぱいい!

シリーズの中で、一番好きなイヴは、省吾が盗んだバイクを、わざと人目に曝そうとして、イヴが司会を担当する生番組にテレビ電話をかけるというシーン。あのシーンのイヴの表情の豊かさとか、本当にうっとりしちゃう。やっぱりさ、美樹本キャラはいい。最近の目がパッチリで、おっぱいがデカイだけの萌えキャラとは違うよ…。もちろん、平野俊弘(俊貴)が描く、他のメインキャラも、いかにも80年代アニメらしくて魅力的なんだけど、イヴの美しさが突出していて、まさに女神のようだ。イヴが唄う劇中歌も「ラブライブ」「アイドルマスター」なんかより全然いい。

現代風(80年代当時の)ボーイミーツガールな話から始まって、サスペンス、SFへと転じていくボリューム満点な展開。色々な要素を詰め込むだけ詰め込んでるのに、本編が1時間20分しかないというのがビックリ。大人目線であらためて振り返ってみると、強引な展開も無きにしも非ずだが、さすがオリジナル作品だけあり、TVアニメの総集編映画のようなダイジェストっぽさを感じるわけではなく、その後に発表されたパート2に比べると、投げっぱなしのまま終わってるんだけど(別エンディングの海外版あり)…しっかりと高揚感とカタルシスが味わえるラストだ。

また、前回、2012年に書いたレビューでも同じような事を語ってるんだけど、自分たちが住んでいる世界が20世紀の地球だと思っていたら、実はそれよりも何百年も経った未来の世界で、それどころか東京という街だけがすっぽりと収まった巨大な宇宙戦艦の中だったという秘密を主人公が知ってしまった時に、そういう設定を考え出したコンピュータに訪ねるんですね、“なんでこの年代なんだ?”って、すると、“その時代が一番幸せで、いい時代だった”という答えが返ってくる。これがね、21世紀の今になって見ていると、色々な意味でグサってささるんだよ。

劇中設定とこのアニメが発表されたのも同じ年代であり、世間的にはちょうどバブル景気に沸く直前で、なんかやっぱり勢いがあった気がする。そして、自分という目線で見ても、ああ、何も考えないで暮らしていた小学生の時って、本当に幸せだったなって、妙なノスタルジーを感じるのだ。そして、エンディングで流れるスタッフとキャストのクレジットを見て、ただただ“凄い”と…人の名前を見ただけで興奮するってただ事じゃないよな。原画スタッフの中に庵野秀明の名前があり、音楽担当は鷺巣詩郎…「エヴァンゲリオン」「シン・ゴジラ」の2人の名が!

オイラたちは、30年以上前からこの人たちにお世話になってるのね(笑)そうそう…当時も一部の劇場で上映され、本編にも映倫マークがちゃんと表示され、WOWOWでも映画として扱われてるんだけど、オイラの感覚ではやっぱっりOVAなんだよな。今だと「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」なんかが期間限定で先行上映されるのと同じようなニュアンスってことなんだろうなと。この後、続編2作品も鑑賞予定だけど…オイラのブログではOVAとして扱うつもりだ。あと、単品ソフトは廃盤で入手困難だったので、ジャケアートはBlu-ray-BOXをチョイスしました。


監督:石黒昇
出演:久保田雅人 川村万梨阿 冨永みーな 荘真由美 宮里久美 塩沢兼人 高木均 三ツ矢雄二


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