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2012年09月30日

ギターを持った渡り鳥(1959年)

テーマ:邦画

  勝手に映画紹介!?-ギターを持った渡り鳥 

昨日は最悪だった…郵便局が簡易書留の配達にやって来た時に、他の家族が誰もいなくて、寝てたオイラはドアホンの音で慌てて飛び起きたんだけれども、寝起きで頭がボケてたのか、体力が衰えてきてるのか定かじゃないが…とにかく足元をもたつかせてしまい、そのままDVDラックに大激突!おでこに、青あざを作ってしまって、痛いのなんの…出血はなかったけど、あと少しズレてたら目をやってただろうし、不幸中の幸いってヤツなんだけれども…一日、何もする気が起きなくて、市販の痛み止め薬を飲んでそのままずっとふて寝した(笑)

さて、今日はこれから台風が直撃する恐れがあるらしい…雨、風が酷いとBSが写らなくなる時があるので、ちょっとブルーなオイラ、スカパー無料とかで予約録画してるものがいくつかある。一度、アンテナの設置場所とか見直した方がいいのかな?ただいまWOWOWで録画中の小林旭特集は、土日に放送がなくて良かったぜ…ということで、木曜日の夜にエアチェックしておいた「ギターを持った渡り鳥 」を鑑賞…小林旭の代表的なシリーズものの一つだけど、恥ずかしながら、今まで接したことがなかった…もちろんタイトルは知ってたけどね。

ギターを持って、旅を続ける青年・滝伸次は北海道の函館に流れ着いた。バーで飲んでいる時に、暴れる客を自慢の腕っぷしで退治したところ、地元を牛耳る金貸しの秋津の目に留まり、一緒に仕事をしないかと誘われる。一度は誘いを固辞する伸次だったが、翌日出会った由紀という若い女性が、偶然にも秋津の娘だったことなどもあり…なんとなく世話になる事を決める。仕事の内容は、娯楽センターを誘致するために、住民を立ち退かせるというものだった。そんなある日、秋津を頼って流れ着いたヤクザのジョージと伸次は顔を合わせるのだが…。

キャスティングは今までの映画とだいたい一緒って感じですね(笑)WOWOWのあらすじ紹介なんかにもはっきりと書いてあるので…大そうな秘密ではないんだけれども、ちょっとだけネタバレを書くと、小林旭演じる流れ者の主人公は、実は元刑事という設定…わけあって旅ガラスの身分を続けていると、そういうことのようです。金貸しのおっさん金子信雄に気に入られた小林旭は地上げ的な仕事を手伝う事に。で、金子信雄の娘が、小林旭映画ではお馴染みとなっているヒロインの浅丘ルリ子…金持ちのお嬢様なんだけど旭に惚れて猛アタックしてくる!

中盤、ヤクザ役の宍戸錠が登場し…「お前見た顔だな?」と問いかける。先に見ていた「南國土佐を後にして」を彷彿とさせるダイスの腕前、そして「銀座旋風児」では旭と錠は相棒的な関係だったわけであり、最初は、他の作品に絡んだギャグか何かなのかなと思ってしまったけど…刑事として、このヤクザと浅はかならぬ因縁がりましたという展開になる。2人の過去だけで、映画が1本できそうな感じだけれども…ちゃちゃっと回想シーンで触れる程度なので、なんだか勿体ない印象を受ける。もちろんドラマ部分には過去の設定は活かされているけど。

地上げなんて手伝ってるけれども、元刑事だけあり…悪事を働く金子信雄に反発心も抱くんだけれども、仕事を与えてくれた恩義には尽くそうと、けっこう繊細に揺れ動く旭。同様に…宍戸錠とも、奇妙な友情関係を築いていき、けっこう男泣き要素でかっこよかったりする。「銀座旋風児」の方は、脚本が川内康範っていうのが影響してるのが、ちょっと漫画チックな部分が多かったが、“渡り鳥”の方がもうちょっと大人の鑑賞に耐えられる作風になっているかなぁと思った。これも何本もシリーズ化されてるのだが、今回の特集では1本のみの放送みたいだ。


監督:斎藤武市
出演:小林旭 浅丘ルリ子 宍戸錠 金子信雄 渡辺美佐子 中原早苗 二本柳寛


【DVDソフトの購入】
DVD ギターを持った渡り鳥 HDリマスター版

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2012年09月29日

エージェント・マロリー(2011年)

テーマ:12年09月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-エージェント・マロリー

【鑑賞日:2012年9月28日】

めずらしく一日に2本の劇場映画をハシゴ…昼間の「ボーン・レガシー」に続き、今度はレイトショーで「エージェント・マロリー」を見てきた。入場者プレゼントで、あのマロニーちゃんと奇跡のコラボを果たした…エージェント・マロニー をGETしました…って要らねえよ、こんなの…貰った客は皆、けっこう困惑気味(爆)その客ですが、オイラを含めて4、5人といったところ…「ボーン~」に「ハンガー・ゲーム」と強敵がいるから、まぁ、妥当なところでしょうかね?でも、なぜか昼間、そこそこの入りだった「ボーン~」のスクリーンよりキャパがでかいシアターだった。

美貌と知性を兼ね備えたマロリー・ケインはフリーランスの工作員で、様々な現場を飛び回っていた。そんなマロリーがひょっこりと、ある田舎町のダイナーに姿を現す。後を追うように現れたアーロンという男と、席について会話をしていたと思っていたら…突然、二人は格闘を始めてしまう!相手の戦意を喪失させたマロリーは、そのままダイナーにいた若い男性客スコットを無理やり連れ出し、彼の車で逃走を図る!車内でマロリーは、なぜ自分がこんなことをしているかとスコットに説明を開始…それは一週間前のバルセロナのミッションに遡る…。

美人格闘家として有名なジーナ・カラーノがアクション女優として主演デビューをしたということで話題になっていたスパイアクション。監督はオーシャンシリーズのスティーブン・ソダーバーグで、主役を盛り立てるために、若手から中堅、ベテランまでズラリと豪華な男優陣がこれでもかと出演しているという代物。ただ、中身はけっこう、一昔前のB級アクションなノリのストーリーですなぁ。アメリカ版の志穂美悦子映画みたいな感じでしょうかね?ただ、くさってもアカデミー賞監督のソダーバーグですから、回想形式にして話を中途半端にややこしくしたりはしている。

要はミッション中に罠にはめられて…自分を貶めた犯人を見つけ出すために、逃亡を続けているってことなんだけれども、時間が遡って発端になった出来事が順番に紐解かれていくという構成になっている。淡々とした語り口の中にもアクティブさ、ライブ感のようなものは忘れず…最初のダイナーでの格闘といい、中盤の見せ場の一つである、警察車両とのカーチェイスといい、油断しているといきなりガツンと衝撃がくるので、びっくらこきます…こういうところは、いかにもソダーバーグっぽいんじゃないでしょうか?

ジーナ・カラーノは格闘家ですから、ガチにアクションできる人です…香港映画のように、物凄いアクロバティックな超絶技が出てくるわけではないし、スピードがやたら早いわけでもないんだけれども、一発、一発の拳や蹴りが…スクリーンを通して見ていても、重みがあるのがわかります。とにかく格闘家らしいど突き合いが迫力あり。スター男優たちが情けないくらいにボコボコにやられまくるという…もう、そこだけが見どころみたいな映画なんですけどね。今後はミシェル・ロドリゲス的なポジションを築いてくれると、戦うおねーちゃん好きとしては御の字じゃ!


監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ジーナ・カラーノ マイケル・ダグラス ユアン・マクレガー チャニング・テイタム アントニオ・バンデラス


【米盤BDは既に発売中】
Blu-ray Haywire


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2012年09月28日

ボーン・レガシー(2012年)

テーマ:12年09月の劇場鑑賞映画
 勝手に映画紹介!?-ボーン・レガシー  


【鑑賞日:2012年9月28日】

本日は、話題のアクション系洋画大作がこぞって公開初日を迎えている…久しぶりに劇場に行く回数が多くなるなぁ~と思っているわけですけれども、やはり土日は混むだろうし、その後にシネコンのファーストデイも控えているので、どうせなら早いところ見ちゃっておきたい。そんなわけで、初日のハシゴ鑑賞を画策…とりあえず「ボーン・レガシー」の前売り券をコンビにで買っておいたので、朝イチの上映会に行ってきた。夜はレイトショーで「エージェント・マロリー」を見る予定である。「ハンガー・ゲーム」は後回しでいいかなと…。

記憶を失ったスパイジェイソン・ボーンが騒動をお越し…CIA内部でも後処理に翻弄されていた頃、国家調査研究所のリック・バイヤーも密かに動き出す。実は“トレッドストーン計画”も“ブラックブライアー計画”も国家の巨大な陰謀の一部に過ぎず、これ以上、事態が深刻化すればバイヤーたちが進める極秘任務にも支障をきたしてしまうと。そこで証拠隠滅のため、進行中のプロジェクトの中止を決定する。その頃、CIAの“アウトカム計画”により生み出された最強の戦士、アーロン・クロスは、アラスカの訓練基地で訓練を積んでいたのだが…。

風が吹けば桶屋が儲かるじゃないけれども…ジェイソン・ボーンが最初に任務に失敗したせいで、他の極秘プロジェクトに参加していたエージェントたちも、とばっちりを受けてしまったということなのね。そう考えると、ボーンという主人公はかなり罪作りである…お前が記憶さえ失わなければ、みんな殺されなくて済んだんだぞと(笑)本作の主人公アーロン・クロスほか、お偉いさんの鶴の一声であっけなく抹殺されてしまった人たちが本当に哀れである。レイチェル・ワイズ扮する博士なんて理不尽の極みであり、逆ギレしたくなるのも納得だ。

シリーズを通したお馴染みのキャラクターが再登場してるものの、ゲスト出演扱いなので出番は少な目。ただ、過去シリーズの側面であり、「ボーン・アルティメイタム」後のエピソードなんかも要所要所でチラリと出てくるので…シリーズを追いかけている人だと、なるほどと、興味深く接せられるだろう。逆に、過去シリーズをおさらいしていないと、テンポが速いので、ちんぷんかんぷんになるかもしれん。旧3部作でも、毎回それまでのシリーズが大きく関わっていた作品だけに、今回も予習は必須かと…オイラは事前にBDで見直したので、問題なかったっす。

役者、メインキャラクターは変わったものの…ジェイソン・ボーンシリーズと地続きの世界観であるというのが、大いに感じられる内容であり、全体の作風も大きく逸脱していない。映画の冒頭、新主人公アーロンが水中に潜っているシーンから始まるのも実に印象的で旧1作目の海に浮遊するボーン、そして旧3作目のラストで川に飛び込んだボーンというのを踏襲しているようにも感じられる。基本ストーリーも、陰謀に巻き込まれたヒロインとの逃避行ということで、旧作を思わずダブらせてしまうのだが、単なる焼き直しで終わっていない。

ジェレミー・レナーのアクションは、明らかにマット・ディモンよりもキレがよく、なかなか野性味があっていいですね。ジェイソン・ボーンをジェームズ・ボンドに例えると(何でっていうツッコミはナシよ!)ティモシー・ダルトンあたりで、アーロン・クロスはダニエル・クレイグみたいな感じかなと…勝手に思っております。クライマックスで、リック・バイヤーがアーロン暗殺に投入した刺客は、ターミネーター級の殺人マシーン、いやイメージ的にはT-1000かな?バイクチェイスはド迫力!(逃げるアーロンはグラサンかけてて、ちょっとシュワちゃんぽかった)。

たぶん、これから先、シリーズ化を目論んでのことであろう、中途半端さは否めなく、結末部分のカタルシスが若干弱いようにも感じるが…旧三部作同様、今後の展開次第で印象は変わっていくだろう。音楽担当はジョン・パウエルからジェームズ・ニュートン・ハワードに変更となったが、エンディングはもはやお馴染みとなったMobyのExtreme Waysをちゃんと使っているのも嬉しい。この曲が鳴ると、ボーンシリーズって感じがしますよね。それこそ007のボンドのテーマ曲なんかと同じくらい、このシリーズに不可欠なファクターになっているのだろう。


監督:トニー・ギルロイ
出演:ジェレミー・レナー エドワード・ノートン レイチェル・ワイズ ジョアン・アレン アルバート・フィニー 


【まもなく米盤BD発売&旧作のおさらい】
The Bourne Legacy (Two-Disc Combo Pack: Blu-ray + DVD)
The Ultimate Bourne Collection(日本語入UK盤BD)


 
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2012年09月28日

ホワイト(2011年)

テーマ:アジア映画

勝手に映画紹介!?-ホワイト

WOWOWでエアチェックしておいた韓国ホラーの「ホワイト 」を鑑賞…K-POPアイドルの熾烈なトップ争いを、「リング」ばりのJホラーを意識した演出と展開で見せる。あまり韓国アイドルに興味ないのでよくわからないんだけれども、主役を演じているのが実際のK-POPアイドルなんだとか。その主役のねーちゃんは、まぁまぁ可愛かったけど、その他のメンバーは大したことねーじゃん、いかにも盛り上げ役じゃんって感じが、本当のアイドルグループっぽくてリアルでした。せっかくのホラーなのにステレオ放送、調べたらDVDは5.1chだったのになぁ~。

K-POPアイドルの“ピンク・ドールズ”はがけっぷち状態…リーダーのウンジュはバックダンサー出身で、メンバー内の最年長者なのだが、そんなウンジュを他のメンバーは小馬鹿にし、チームワークも最悪だった。ある日、スタジオが併設された新しい合宿所へ移り住むことになったメンバー…そこでウンジュは古いVHSビデオテープを見つける。中には、かつてお蔵入りになったアイドルのPVが収録されており、それを見た事務所社長が新曲に採用するのだが、それが思わぬヒットに繋がる。しかし、その直後からメンバー内に不審な事故が相次ぎ…。

古いビデオを見つけて…っていうのがまさしく「リング」っぽい。その中に入っていたPVの曲をパクったら呪われたっていう展開も、どこかのホラーであった気がして、あまり新鮮味もないのだが…アイドルの内部事情、骨肉の争いというのを生々しく描いているので、そこそこ面白く見れる。年下のメンバーが年長者のリーダーを蔑むとか…日本でもAKBやらモー娘。(ハロプロ)とか、きっと同じようなことが起きてる(た)んだろうなぁって、思わず想像してしまうし。センター争い、口パク、枕営業、ネット中傷なんてネタも、どこの国のアイドルも一緒だなぁという感じだ。

幸薄そうな主人公の周りで、ライバルたちが脱落していく…そんな主人公に、姐さん的存在の元アイドルの友人がいて、色々と味方してくれる。物語の流れで、ホラー的な話を一瞬、否定するような場面もでてくるので、今敏のアニメ映画「パーフェクトブルー」みたいなサイコサスペンス的なオチになるのかななんても想像したんだけれども…ちゃんと最後はホラーに着地。それこそ類似のJホラーで慣れてるので怖さは感じられないものの、韓国のお国柄である“えげつなさ”はよく出ているので、「貞子3D」なんかよりはホラー的に盛り上がってる。

無断で、人の曲を使うからこうなった…要はパクリの警鐘だったのかな、この作品。パクリといえば、「リング」のアイデアをパクって、「着信アリ」なんて企画を考えた秋元康。ぜひ、本作の日本リメイクをAKBメンバーで作ったらどうでしょうか?もちろん、出演者はみんな本人役で…きっとヒットすると思いますよ。脚本協力は週刊文春とかどうですか?ぜひ、日本のアイドル業界のタブーに踏み込んだホラーを見てみたいもんだ。放送するTV局のスタッフからも貶された某TVアニメ(マクロスのスタッフなのでオイラもちょっと期待したが)よりいいんじゃない?


監督:キム・ゴック
出演:ハム・ウンジョン ジン・セヨン メイダニ チェ・アラ ファン・ウスレ ピョン・ジョンス


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DVD ホワイト


 
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2012年09月27日

銀座旋風児(1959年)

テーマ:邦画

 勝手に映画紹介!?-銀座旋風児 

昨日発売の「ヒート」のBDソフトが既に届いているのだが、なかなか見れない…というのも、やっぱりあの銃撃戦は大音量で楽しみたいので、夜中は家族が寝てるし、あまり時間が早すぎるとまだオイラの部屋の下の店子が店を開けてるしで…色々と事情があるんですよ。つーことで、今日もWOWOWでエアチェックしている小林旭特集の消化に専念…水曜日に放送された「銀座旋風児 」を鑑賞…小林旭扮するカリスマデザイナーの主人公が、拳銃をバンバンと撃ちまくり、探偵もどきの大活躍をしてしまうという痛快(ツッコミ満載)なアクション作品!

東京の銀座で“旋風児”と呼ばれる人気デザイナーの二階堂卓也は、終戦後、急に東京でのし上がり顔役になったワンという羽振りのいい中国人が、裏で何か悪巧みをしているのではないかと考え、情報屋の政に様子を探らせていた。そのワンが急きょ、香港に飛ぶという話を聞き、後を追う卓也だったが…現地で尾行中に、ワンが何者かに狙撃された!ワンに逃げるように指示し、犯人を追いつめる卓也だったが、彼の目の前に現れたのは村越明子という日本人女性だった。明子は父親の仇のため、ワンの命を狙っているという…。

シリーズものらしいが、オイラは初めて接する…今回のWOWOWの特集放送では、コレ1本きりしか放送しないみたいで、ちょっと残念。銀座の街で、若いおねーちゃんたちや飲み屋のママさんからアイドル並みにキャーキャー騒がれてる主人公の小林旭は、「もしかしてホモ?」と疑いたくなるくらい、女に興味がない(笑)で、彼の仕事はカリスマ的な人気を誇る装飾デザイナーなんだけれども…業界の悪事は見逃さないぜと言わんばかりに、やたらと羽振りが良くて、怪しげな中国人の正体を暴こうと躍起になってる。

でも、危ないことは情報屋の宍戸錠にお任せ状態…和製シャーロック・ホームズみたいな感じかな?錠ちゃんはワトソン的に何でもやらされてた。で、香港まで中国人を尾行する小林旭…そこに謎の襲撃者が現れ、助けに入る!中国人が反撃に使った拳銃を、「コレは僕が預かります」とか言って無理やりかっぱらって、襲撃者を追いつめるんだけれども…ここで銃を持った浅丘ルリ子登場!実は、中国人の正体は日本人で、戦時中に国民から徴収した金品を私物化してしまった悪党だった。で、その際にルリ子の父親を殺していたと…なんかそんな設定。

小林旭が(日本人だった)中国人の正体、悪事を暴くこと、そしてルリ子が復讐を果たすこと…利害が一致した二人は揃って日本に帰国…その時、なぜかルリ子は男に変装。その後は、デザイナーという立場を利用して、悪党一味に接近していくんだけれども(悪玉が開店するキャバレーの内装をデザインする)、小林旭が考えた罠を…逆に悪党が利用し、殺人事件が発生。お前がもたもたしてるから、どんどんややこしくなってるだろと言いたいけど…旭はまだまだ余裕綽々。検察ともツーカーの仲で、検事公認で囮捜査的なことをやってる。

見ている側に正体バレバレの陳腐な変装は本当に意味があったのか?悪党を破滅させるために、香港でかっぱらった拳銃を証拠品にするんだけれども…お前の指紋がベタベタ付いちゃってるだろとか、どうやって日本国内へ持ち込んだんだよとか…色々と不思議に思うところもあるんだけれども、芝居がかった名推理の披露と、悪党どもの悪あがきの乱闘で大団円を迎える。正直、最近のVシネ、2時間ドラマよりも陳腐な設定、展開ばかりだが…昭和という時代が許したんでしょうね。オイラ的には許容範囲で、楽しめる映画だったけどね!


監督:野口晴康
出演:小林旭 浅丘ルリ子 青山恭二 白木万理 宍戸錠 芦田伸介 西村晃


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2012年09月26日

南國土佐を後にして(1959年)

テーマ:邦画

 勝手に映画紹介!?-南國土佐を後にして 

WOWOWの小林旭特集でエアチェックしておいた「南國土佐を後にして 」を鑑賞…母親や恋人のために堅気になる事を誓った前科者で元ギャンブラーの小林旭が、世間の厳しい目でなかなか就職口が見つからず、さらには恋人が借金のカタにとられててにっちもさっちもいかなくなってしまい…結局、ギャンブルで起死回生を図るというアクションもの。タイトルと同名のペギー葉山が歌った歌謡曲をモチーフにした物語ということで、ペギー葉山が本人役で頻繁に登場。恋人役のヒロインに浅丘ルリ子、もう一人、小林旭に横恋慕する若い娘に中原早苗。

傷害事件を起こし服役していた原田譲司が出所…出迎えた兄貴分に「また一緒に組もう」と誘われるのだが、譲司は堅気になることを誓い、故郷の高知に帰ることに。故郷には母親が一人で暮らしており、さらに恋人の春江も待っていたのだ。さっそく就職活動をはじめる譲司だったが、前科がネックになり仕事が見つからない。さらに、春江が父親が残した借金のせいで、ヤクザの北村に無理やり結婚を迫られており、譲司も北村とその仲間から執拗に嫌がらせを受ける。なんとか春江の結婚は阻止したが、譲司は職を求めて再び東京に出る決意をする…。

服役中に刑務所へ慰問にやって来たペギー葉山(本人役)の歌を聴き、改心した小林旭は(歌の力でヤクザもんを更生させてしまうとは、さすがウルトラの母だ)…堅気になって実家に帰るんだけれども、前科者に対し、世間の目は厳しかった。さらに、恋人が借金のカタにとられててヤクザともめ事…そんな時に、突然、東京の兄貴分とその舎弟がやって来て…拳銃で脅す。拳銃をぶっ放したヤクザの舎弟が黄門様でお馴染みの西村晃…若い頃は印籠ではなく拳銃で悪党を蹴散らしてたんですね。つーか、この西村晃もけっこう嫌な奴なんだけど…。

助けられたけど…ヤクザに戻る気がない小林旭はかえって迷惑。ただ、このまま田舎にいても、何も変わらないと悟り、再び恋人と母親を残し、東京に向かう。東京へ向かう列車の中で知り合いのねーちゃんとバッタリと遭遇…つーか、このねーちゃんが小林旭に横恋慕してる中原早苗で、確信犯的に近づいてきた感じ。で、無理やり自分が働いている料亭に連れて行くんだけれども…そこは戦死した自分の兄(小林旭の一人二役)の元恋人が経営してる店で、そのまま居候することに。就職活動をはじめるが、東京でも田舎と同じような事の繰り返し…。

なんとか悪の道に誘い込もうとする兄貴分の命令で、就職活動中の小林旭の周りをうろちょろする西村晃…さらに、故郷の浅丘ルリ子一筋の小林旭は、ほぼストーカー女と化してる中原早苗の強引なモーションにも見向きもせず…その辺のゴタゴタが影響して、結局、就職ができない。仕事もない、金もない状態なのに…ルリ子が我慢できずに東京に出てきちゃって、さらに借金とりのヤクザたちも引き連れてきてしまう。とにかくルリ子の借金を片付けなきゃいけないということで、結局は兄貴分を頼り、一夜限りのギャンブラー復帰!

そう…小林旭は“ダイスの目”と呼ばれる、「ゴッドギャンブラー」のチョウ・ユンファも顔負けな凄腕の壺振りで(もしかして、ゴッドギャンブラーってこの映画のオマージュ?)、サイコロを自在に操る!そんなに凄いんだったら、意固地にならずにとっとギャンブラーに戻ってれば良かったのに(笑)どーせ前科もんなんだから、大金を稼いでからの、就職活動でも遅くなかっただろ。まぁ、その話は横に置いておいて…恋人を取り戻すために、一世一代の大博打に挑むというのがクライマックスの展開!果たして、そんなにうまく事は運ぶのでしょうか?

オープニングの主題歌にもなってるペギー葉山のタイトル同名曲…本編中に繰り返し流れるし、東京でバッタリ主人公と再会したペギー葉山は、お金まで恵んでくれる(相当、羽振りが良かったんですね)。ただ、最後の大勝負となったところでも、同じ場所でペギー葉山が歌ってて、曲が流れてくるんだよ。正直、「またかよ、しつけーよ」と思ってしまったのだが…壺振りに集中してた小林旭も…歌がよっぽウザかったようで…「あの歌を止めてくれ!」と絶叫する。主人公の気持ちとシンクロする妙な一体感…シリアスなシーンなのに爆笑してしまった。


監督:斎藤武市
出演:小林旭 浅丘ルリ子 南田洋子 ペギー葉山 中原早苗 高野由美 金子信雄 西村晃


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DVD 南国土佐を後にして


 
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2012年09月25日

完全な遊戯(1958年)

テーマ:邦画

  勝手に映画紹介!?-完全な遊戯 

昨日からWOWOWで日活の小林旭特集が始まった…夏の裕次郎特集の時はあまり食指が動かなかったんだけれども、今回は頑張ってエアチェックコレクションしてみるかなと気合を入れてみる。けっこう好きなんだよね、小林旭…学生時代にカラオケに行って、同世代の仲間がサザンとか歌ってる中で、オイラは「熱き心に」が十八番であった(笑)ということで、エアチェックしておいた「完全な遊戯 」を鑑賞…不良学生の小林旭とその仲間たちが、違法ノミ屋を相手にイカサマで大金を稼ごうとする犯罪映画で、原作はなんと現在の都知事、石原慎太郎だ。

裕福な家庭で育った大学生の大木壮二は、戸田や秋谷といった不良仲間たちといつも一緒にツルんで遊びまわっていた。ある日、競輪のノミ屋が、レース直後まで車券を売っているという情報をつかんだ戸田たちは、レース結果が伝わる時間差をイカサマに悪用して大金をせしめようと考える。アイデアはうまくいき、大穴を当てることに成功するのだが…配当が大きすぎて、ノミ屋側が支払いに応じようとしなかった。そこでノミ屋を仕切る松居鉄太郎の妹、京子を拉致して、鉄太郎に無理やり金を支払わせようとするのだが…。

競輪の結果が地方のノミ屋に伝わるまでにタイムラグが生じるから(ラジオやテレビの放送もないから電話でやり取りしてる)、それよりももっと早く、レース結果を知り…確実に的中させようというんだけれども、イカサマを考え出した大学生側も実にアナクロ手法でそれを実践する。判定待ちの間に、競輪好きのおっさんに試合結果を見極めさせ、それを手旗信号で外にいる仲間に伝え、そこから電話も使って(売店やデパートの電話を拝借して中継)、最後はノミ屋にいる人間に暗号でレース結果を伝える。

それこそどこにいても電話は繋がる、ネットもできるなんていう現代では絶対に成立しない話…ツッコミ満載のバカげた話なんだけれども、これがどうして、「そんなんで大丈夫なのか?」という心配で、けっこうドキドキ、ハラハラするんだよね。大学生のガキが考えたイカサマなんて、百戦錬磨のヤクザなノミ屋なんかには簡単に見破られそうなんだけれども…あっさりと騙せてしまう。ただ、そこから先はノミ屋側も上手で…大穴が出るとは思わなかったから、全額払えないと…開き直り作戦に出る。ノミ行為であることから学生側もどこに訴え出ることもできず。

そこで知恵を絞って考えついたのが…ノミ屋の妹を人質にとって脅そうというもの。今のガキどもも何考えてるかわからんところがあるが、昔の大学生も怖いもの知らずっていうのはいたんだね…よくまあ、ヤクザ相手に、そんなことができるなぁと(笑)で、一番の色男である小林旭が言葉巧みにデパガの妹に近づき拉致のお膳立てを整える…そして何食わぬ顔でノミ屋の内情を探るスパイ役もやらされる羽目になるんだけれども…ノミ屋兄妹は病気の母親を抱えていたり、妹に本気のホの字になっちゃったりで、色々と情が移ってきてしまうという寸法。

前半のイカサマ計画同様…色々なところで“時代”を感じてしまうツッコミ要素もあるのだが(特に妹を拉致られたノミ屋の行動とか)、どんどんハードな展開になっていき面白い。若者たちの罪の意識の薄さなんかは、意外と現代にも通用する部分があり…その若者たちが自業自得で破滅する姿に爽快感も感じるか?1人、罪の意識に苛まれる小林旭には、やはり感情移入させやすかった。かっこいいというよりは、まだまだ可愛いという表現が似合いそうな、おぼっちゃん顔の小林旭にビックリ…今でいうツンデレ美女系のヒロイン芦川いづみが綺麗だった。


監督:舛田利雄
出演:小林旭 葉山良二 芦川いづみ 白木万理 梅野泰靖 柳瀬志郎


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DVD 完全な遊戯





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2012年09月24日

幸せパズル(2009年)

テーマ:洋画

 勝手に映画紹介!?-幸せパズル 

何か月か前にWOWOWで見逃した「幸せパズル 」のリピート放送があったのでエアチェック…亭主関白っぽい旦那と、生意気盛りな息子(おかんは家政婦みたいなもんで、彼女の方が大事)に囲まれた平凡な主婦が、ジグソーパズルと出会い、のめりこんで、幸せを見つけていくというアルゼンチンの映画だとか。ジグソーパズルを題材にした映画というのがなんだか新鮮だが(ジグソーパズル大会なんてもんもある!)、そういえば普段はアルゼンチンの映画なんかもあまりみないよなぁ~と思ってみたり…役者も知らない人ばかりだった。

愛する夫と二人の息子に囲まれて平凡に暮らしている主婦のマリア・デル・カルメン…50歳の誕生日に、友人からジグソーパズルを贈られて、すっかり夢中になってしまう。新しいパズルを求め、パズルの専門店に出向いたマリアは、そこでパズル大会へ出場するためのパートナー募集の案内を見つけ興味を抱く。相手にコンタクトをとり、実際に会うことになったのだが…その相手はパズル大会の常連参加者で、大富豪の紳士ロベルトだった。家族には身内の看病に行くと偽り、ロベルトと二人でパズルの練習に励むマリアだったが…。

中高年向け映画って感じかな…主人公と同世代のオバサマ方は、意外と共感できる部分ってあるのかもしれないが、所帯ももってないオイラみたいな未熟な人間が見ると…単なるババァの不倫映画にしか見えなかったり。言いたいことはわかる、主婦って男が思ってる以上に大変だから、息抜きも必要ってことなんだよね。決して、旦那や息子が嫌いなわけじゃない…それどころか、あんなにデカイ息子がいるのに、旦那とちゃんとやることもやってるんだ。少子化の日本は、こういうところ見習わなくちゃいけないのかもしれないけどさ…。

でも、旦那が仕事場で他の女にちょっかい出してたり、息子が彼女の言いなりにってたりというのを目にすると…おかんも色々と精神的に不安に陥るわけですよ。その逃げ道がジグソーパズル。で、たまたまジグソーパズル大会に出場するパートナーを募集している広告を見つけて、相手にコンタクトをとるんだけれども、その相手が、ちょっとインテリっぽい金持ちのおっさん(まぁ、道楽でパズルなんかやってるくらいですから)で…夫とは正反対なイメージ。一見、まじめそうに見えるけど…いやいや、きっと邪な気持ちをもってるぞ、こういう輩は絶対。

案の定…旦那がいることも承知で、おばちゃんにモーションをかけてくる…口では「駄目!」とか言いながら、おばちゃんの方も案外その気なんだろうっていうのがみえみえだ。そんな危うい状態で…おばちゃんの主婦と女の両面を淡々と描き出していく。パズル大会へ出場する映画という事で…邦画でいうところの、矢口史靖映画みたいなのを想像していたオイラ。世の中にはこんなことを真剣に競ってる人がいるんだよと面白おかしくみせるのかななんて思っていたんだが…肝心のパズル大会自体も特に盛り上がりを見せることなく、あっさり結果が出る。

主婦の密かな秘密なんていうきれいごとで丸く収めているが、実際は女のしたたかさの方を強く感じてしまい、結婚もしてないオイラなんか、ちょっとホラーよりも怖かったり。いや、逆に結婚してる男も、まさかウチの嫁さんに限って…って思って、余計に不安になるかもしれんな、コレ。家事そっちのけで趣味にハマってる嫁さんがいたら、ちょっと疑ってみた方がいいかもしれませんよ、お父さん方!主役のおばちゃんが、昔、務めてた会社の社長の嫁さん(経理担当)にそっくりで、余計に拒絶反応も出てしまったオイラでした。


監督:ナタリア・スミルノフ
出演:マリア・オネット ガブリエル・ゴイティ アルトゥーロ・ゴッツ フリアン・ドレヘル フェリペ・ビリャヌエバ


【DVDソフトの購入】
DVD 幸せパズル




 
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2012年09月22日

リトリート・アイランド(2011年)

テーマ:洋画

  勝手に映画紹介!?-リトリート・アイランド 

WOWOWでエアチェックしておいた「リトリート・アイランド 」を鑑賞…孤島にやって来た夫婦の元へ、謎の闖入者が現れたことで話が混迷していくというイギリスのサスペンススリラー…主役夫婦を「M:I-2」の褐色ヒロイン、タンディ・ニュートンと、最近はクリストファー・ノーラン作品によくカメオ出演しているキリアン・マーフィーが演じ、島にやって来た謎の男を「リトル・ダンサー」のジェイミー・ベルが演じる。あと数人ばかりチョイ役の登場人物はいるんだけれども…基本、この三人の演技合戦で物語は進んでいく感じの作品です。

マーティンとケイトは…夫婦仲があまりよくなかったのだが、仲を修復しようと、二人の思い出の地である、大西洋の孤島にやって来た。コテージでのんびりと過ごす二人だったが、発電機のトラブルに見舞われ、再び険悪なムードが漂う。そんな時、誰もいないはずの島に人影が!コテージの外に出てみると、若い男が頭から血を流して倒れていた。男を運び入れ様子を見る二人、やがてケイトは男が銃を持っていることに気づく…。男は軍人で、名前はジャック…実は外の世界で致死性の高いウィルスが蔓延していると、驚愕の真実を二人に伝えるのだが…。

夫婦の前に現れた男の言葉は嘘か真か…急に“SF映画みたいな話”をされても信用できないわけで、見てるこっちも、まさかそんな映画だったとは知らず、かなり面食らう。主人公夫婦も、内心では「嘘だ」と信用しちゃいないんだけれども、相手は武器も持ってるし、かなり凶暴だしで…渋々と言いなりになり、様子をみることに。ウィルスを阻止するために、コテージの内側から木材を打ち付け籠城するという男、旦那は知らず知らずに話を受け入れ、妻は旦那に対する反発感を増していく…。

オチを聞いちゃうと…似たようなパターンの作品がどこかにあったなと思い至ってしまうんだけれども、まさか…“死のウィルスの蔓延”はないだろう。だって、本当にウィルスが蔓延してたら、あんな板切れを打ち付けたくらいじゃ、侵入を阻止できないだろうとか、人がいない孤島なんだから、食糧だってあっという間に底をつくから、長期間の籠城なんても見込んでないだろうとか考え…どうせ男のハッタリで、正体はコソ泥とか、よくて脱走兵あたりなんじゃねーのかよと疑ってるところに、なるほどそっちで来たかと…それなりに驚きがある展開を見せる。

けっこう壮絶で、絶望感のあるラスト…こういうところはハリウッド映画とは違う、イギリス映画らしさがよく出ているのかな?それこそこれがゾンビ映画みたいなホラー作品だったら、ブラックな笑いに繋がるところだが、そういう気分にはならない。そういえば、キリアン・マーフィってダニー・ボイルの「28日後…」で主人公やってたよな?こちらの映画ではウィルス蔓延を否定する役というのがちょっと面白い。よく考えるとタンディ・ニュートンが出た「M:I-2」も殺人ウィルスの話で“似たようなこと”されてたなぁ…やっぱり作り手は意識してキャスティングしたんだろうか?


監督:カール・ティベッツ
出演:タンディ・ニュートン キリアン・マーフィ ジェイミー・ベル ジミー・ユール マリリン・マントル


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DVD リトリート・アイランド




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2012年09月21日

ザ・マーダー(2011年)

テーマ:洋画

  勝手に映画紹介!?-レイ・リオッタ in ザ・マーダー 

WOWOWでエアチェックしておいた「ザ・マーダー 」を鑑賞…“殺人”とはかなり直球なタイトル(これは邦題で、原題は“The River Murders”)だけど、これがどうして、けっこう雰囲気があるサイコサスペンスに仕上がっている。WOWOW先行放送の劇場未公開映画(ジャパンプレミア扱いではなかった)だが、出演者もレイ・リオッタ、クリスチャン・スレイターとそこそこの面子が揃っている。11月にリリース予定のDVDにはご丁寧にこの二人の名前がタイトルの頭にくっついているが、ぶっちゃけスレーターの出番、活躍は意外とすくなかったです。

刑事のジャック・ヴァードンが酒を飲んでいるところへ同僚のジェニーが事件発生を報せる…川で女性の死体が発見されたのだが、どうやらそれがジャックの元恋人らしいと。現場に急行して身元を確認すると、それは事実であり、上司のラングレーからは容疑が晴れるまで仕事を休むようにと命じられる。その直後に、母親が事故死…妻のアナと実家へ向かうのだが、地元の保安官からまたもジャックの顔なじみが遺体で発見されたと報告を受ける。検視の結果、先の事件と犯行手口が酷似しており、ジャックの関係者を狙った連続殺人の疑いが浮上するが…。

現代版「セブン」「氷の微笑」と言ってしまうと、ちょっと誉めすぎかもしれないが…内容はなかなか猟奇的。レイ・リオッタ演じるヤリチン刑事に降りかかるとんでもない災難…過去に関係を持った女が次々と陰惨な方法で殺されていく。さらに、事故死だと思われていた母親も、もしかしたら…という疑いがでてくるし、事件のせいで過去の女遍歴が嫁さんにバレて険悪なムードになっちゃうし。何食わぬ顔で接してる同僚の女性刑事とも実は過去に関係があったりで…刑事よりAV男優の方が天職じゃねーかと思ってしまうくらい、過去にヤッタ女の数が膨大。

ジャックの“女”を狙った連続殺人というのが確定した時点で、視聴者側にはあっけなく犯人の顔は判明…しかしその犯人が何者で、動機が何なのかはまだ明かされない。まぁ、ヤリチン刑事の過去に関わっているというのは絶対的だから、途中で紐解かれるエピソードを見ていると、ピーンと思い当たる(一応白字で伏せるけど、テーマは明るい家族計画だろ?)。途中、同一犯による“男の被害者”なんかも出てきて…もー、リオッタったら両刀だったのかよなんていう疑問も浮上しちゃうんだけれども、いやいや、これにはちゃんと別の意味がございまして…。

事件解決の目途がまったくつかない中…犯人はますますジャックと関係者に接近してきて、この人たちは果たして、犯人の魔の手から生き延びることができるのかなと、スリルが最後まで持続する。題材は重く、死人の数も尋常じゃなかったので、オイラの好みとしては、もうちょっと絶望感のあるラストでもよかったかなと思った。そうすれば、本当に「セブン」なんかとも肩を並べられるサイコサスペンスになったんじゃないでしょうかね?最後の落としどころだけが綺麗すぎるかなと…リオッタは、無様で間抜けなキャラ、オチが似合うんですから。

クリスチャン・スレイターは連続殺人だと断定し、乗り込んでくるFBIの捜査官役で登場、嫌味な言葉でリオッタを責めたてる本当にいけすかん野郎。そのくせ、口ばっかで…捜査も後手後手で全然活躍しないのよ。所属は一応、行動分析課“BAU”…つまりドラマの「クリミナルマインド」と一緒ってことだけれども。それこそ、これが「クリミナルマインド」のエピソードの一つだったら、もっと捜査官のキャラクターが魅力的で、捜査の過程なんかも面白く描けたんじゃないかなぁと…ついつい無い物ねだりをしてしまうが、未公開映画としては及第点以上!


監督:リック・コーワン
出演:レイ・リオッタ クリスチャン・スレーター ヴィング・レームス ジゼル・フラガ サラ・アン・シュルツ 


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