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2011年11月30日

アポカリプス・オブ・ザ・デッド(2010年)

テーマ:洋画

勝手に映画紹介!?-アポカリプス・オブ・ザ・デッド

GEOの旧作・準新作50円セールで借りてきたDVD4枚のうちの、2枚目「アポカリプス・オブ・ザ・デッド 」を鑑賞。アルバトロスフィルム、プライムウェーブレーベルからリリースされている劇場未公開のB級ヴァンパイアもの、メーカーの宣伝文句によると“「ワイルド・スピード」×「ブレイド」×「マッドマックス」”とのこと…確かに、ヴィン・ディーゼルのできそこないみたいなハゲマッチョのにーちゃんが、愛車を乗り回し、銃や刀を振り回してヴァンパイアと戦う映画だったは…。

兄はアフガンで行方不明になり、両親も何者かに殺された!兄が残したヒントなどを頼りに、犯人捜しを始めたショーン・ブラックは、自分がヴァンパイアを狩る、生まれつきのハンター“スレイヤー”であった事を知る。さらなる手がかりを求めて、ロイ神父の元を訪れるショーン…そこで太古から続く人類とヴァンパイア軍団との戦い、帝王カインについて知らされる。さらに、カインの正体は、アフガンで死んだはずの兄だというのだ!なかなか真実を受け止められないショーンだったが、意を決意して、ヴァンパイア軍団のアジトに殴り込みをかけることに!

いきなり、主人公がヴァンパイアどもと戦っているシーンから幕開け…そこから主人公の回想となり、話は3日前にさかのぼる。そして、何故、主人公がこんな争いに巻き込まれてしまったのかというのが順を追って紐解かれていくわけですけど、本編が86分しかないので…世界観の説明なんかはけっこうかっとばし気味で、見ているうちになんとなく理解しているみたいなところがあります。どうやら主人公の両親が何者かに殺されたらしいんだけど、主人公は犯人捜し、復讐をしたいらしい。で、その手がかりは兄が最後に残したメッセージだった。

メッセージを頼りに、DMX演じるタトゥー屋へ…そこには既にヴァンパイアの手先が先回りしてて、DMXは捕まってるんだけど、主人公がやって来たことで、無事に救出される。とりあえず、敵の正体がヴァンパイアであると教えられた主人公は、そのヴァンパイアの親分がいるというサウスカロライナに向かえと指示され、そこには助っ人になってくれる神父がいるから、あとはそいつに頼めと。主人公はあっさり話を理解し、DMXとはその場で別れるんだけど、今度はヴァンパイアの親分ヴィニー・ジョーンズがタトゥー屋に現れ、DMXは瞬殺されてしまう。

教えられたとおり、サウスカロライナまでやって来た主人公…神父に会いに行くんだけど、なんとその神父は、マイケル・マドセン(うほっ、2本連続マドセン出演作だったか)!酒瓶片手に酔いつぶれてて、ウエイトレスの尻見てニタつきながら「うまそう」とほざく、どうみてもまともな聖職者に見えない、マドセン兄貴。ヴァンパイアに関する情報収集と武器の調達を行っていて、部下が一人いる。主人公はここでいろいろとレクチャーを受け、考え抜いて、人類の敵であるヴァンパイアと戦う事を決意する。

ヴァンパイアたちは捕食のため、一般人をクラブイベントと偽って怪しげな倉庫に呼び寄せてるんだけど(やってることは「ブレイド」と一緒)…そこに殴り込みをかける主人公。「お前らはこなくていい」と主人公に言われ、置いてきぼりをくらうマドセン兄貴たちだが、やっぱり黙っちゃいられなくて、途中で助っ人に現れる!旅の途中で偶然、知り合ってた尻軽そうな二人組のねーちゃんも、そのイベントに参加してて、騒動に巻き込まれていたり、細かいやり取りがいろいろとあって…ようやく冒頭のアクションシーンへと話は繋がった。

ラスボスまでの道のりもあっさり気味だし、最近のヴァンパイアものとしては、CGなどもかなり手抜きに感じるが、その分、派手なドンパチ、爆破は多めだし、カーチェイス、カークラッシュなどアナクロで力技の見せ場がそれなりに用意されていて、アクション映画として見ると、けっこう楽しめる部分があった。これまた既存映画の寄せ集めではあったが、アルバトロスの未公開映画としては、かなりまともな部類だと思った。またまたマドセン兄貴を見れたし、50円レンタルだったら、充分に暇つぶしにはなったよ。


監督:チャーリー・ピセルニ
出演:ヴィニー・ジョーンズ マイケル・マシアス マイケル・マドセン DMX アーマンド・アサンテ 


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勝手に映画紹介!?-アポカリプス・オブ・ザ・デッド

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2011年11月30日

バイオレンス・トラップ(2010年)

テーマ:洋画

勝手に映画紹介!?-バイオレンス・トラップ

日曜日に、GEOにソフトを返却しに行ったら、旧作・準新作の50円セールを実施していた。でも、セール2日目だったので、めぼしいソフトはほとんどレンタル中、「これまだ見てない、見たいなぁ」って思うやつは、まだ新作扱いのままだったり(GEOはツタヤに比べると旧作に落とす時期が遅い!)、なかなか借りたい作品がなかったんだけど、なんとか4枚ばかり見つけて借りてきた…まず1枚目はコレ、アルバトロス、ニューセレクトレーベルの未公開作品「バイオレンス・トラップ 」、モーテルに泊まった客が殺人鬼に襲われるっていう、どこかで見たような内容。

車でカジノに向かう途中だった、ドンとナンシーの夫婦は、ルイジアンの田舎で、当て逃げにあい立ち往生してしまう!電話で助けを求め、しばらくするとパトカーがやって来たのだが、レッカー車の手配は翌朝になるまで無理だと言われ、さびれたモーテルに案内される。仕方なしに、そこで一泊することにした二人だったが…ナンシーは薄気味悪がって落ち着かない様子だ。やがて、隣室から女性の悲鳴が聞こえ、ドンが苦情を言いに行くのだが、そこで、拘束され暴行を受ける女性の姿を目撃してしまう!実は、このモーテルには秘密があり…。

スリラー映画、バイオレンスホラーの定番ストーリー…最近だと「モーテル」シリーズなんかとそっくりな内容ですねぇ。よく、本作に「モーテル3」って邦題をつけなかったなぁと、そこだけは誉めてあげたいかもしれない。ちょっと倦怠期気味な夫婦が、生死をかけたサバイバルに巻き込まれ、だんだんと絆を取り戻していくみたいな設定、展開も、「モーテル」の1作目とほぼ一緒だが、キャラの魅力やドラマ性は、あきらかにこちらの方が格下な感じでしたね。旦那が頼りないのは一緒だが、もうちょっと嫁さんが「モーテル」みたいに活躍してもよかったんじゃない?

「モーテル」での犯人たちの狙いはスナッフフィルムの撮影だったけど…本作では、殺人ショーのライブ中継になっているのがちょっとしたアレンジ。客たちを殺してまわる人間たちも、もしかしたら参加者なのかもしれない。そのあたりは、ちょっとわかりづらかったなぁ。この殺人パーティーを仕切っている大元締めが、マイケル・マドセン!仲間に全部お膳立てさせておいて、自分は金勘定しているだけなんだけど…悪人同士の確執なんかもちょっとばかり話に絡んできて、結局、出番も少なかったマドセン兄貴が、一番おいしいところをかっさらっていく。

既視感のある、ワンパターン作品ではあり、被害者夫婦と殺人鬼たちの攻防もぬるめで、あっけない。ついでに、マドセン兄貴もやっつけ仕事な印象を受けてしまったが…一応、それなりに映画っぽさは出ていたので、50円レンタルで見るなら、許容範囲だと思った。ゴア描写は軽めなので、この手のジャンルを普段見ない人、それこそ「モーテル」を見逃している人なんかだったら、そこそこ驚きが味わえ、楽しめるかもしれない。逆にホラーやバイオレンスものが好きな人は、物足りないと思うので、定番ストーリーにつっこみを入れながら、軽い感じで見てください。


監督:ダン・ガルシア
出演:デイヴィッド・ジェームズ・エリオット ヘザー・マリー・マースデン ジェフ・フェイヒー マイケル・マドセン 


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2011年11月29日

事件 罠にはまる女たち(2011年)

テーマ:邦画

勝手に映画紹介!?-事件 罠にはまる女たち


WOWOWでエアチェックしておいた「事件~罠にはまる女たち~ 」を鑑賞…新人婦警さんが親分殺しのヤクザに拉致られて、監禁されちゃうというお話。土曜ロマンシアター枠での放送だったので、もっとエロ目当ての安っぽいお色気Vシネかと思いきや、そういうお楽しみのセクシーシーンはあるものの、意外と普通のVシネレベルの内容になっていたので驚いた。脇役ながら江原シュウや本宮泰風アニキが出ていたのも、Vシネとして安心して見れた理由かも?あらすじ以降でちょっとネタバレありですので、未鑑賞の方は気を付けてくださいね!

新人婦警の茜は、先輩とともに、田中組のチンピラが運転する車両を違反で取り締まっていたのだが…兄貴分らしき男たちが現れ、取り逃がしてしまう!その夜、帰宅途中の茜は、住宅街であわただしく逃げ去る集団を目撃、恐る恐る現場に近づいてみると、なんと殺人現場であり、被害者はヤクザ組織竜神会の会長だった。目撃した集団が、田中組ではないかという疑いを抱きながらも、現場を荒らし、捜査員から軽率な行動をとがめられた茜は、あやふやな証言を言い出せなくなってしまい…。

いくら事件性を疑ったからといって、交通課の婦警風情が無断でコロシの現場に踏み込んでじゃだめだろう、早く通報しろよと…思っていたら、ちゃんと捜査する刑事に注意されていた主人公。見るからにアホっぽい能無し婦警、よく公務員試験受かったなぁって感じ。こうした初歩的なミスから、結局は深みにハマリ、事件に大きく関わっていってしまうことに。鬼瓦みたいな顔した主任刑事に、ネチネチとしめあげれらた後に、部下の刑事に優しく手を差し伸べられ、淡い恋心を抱く主人公。確かに、その刑事…単に婦警をナンパしているようにみえたが…。

取り調べで本当の事を言い出せなくなっちゃったんですと…刑事に吐露する婦警、それについて「黙っていた方がいい」とアドバイスする刑事、あきらかに怪しい。表面上は優しい顔してても、絶対悪徳刑事だろうとピーンとくる。でも、婦警はバカだし、恋心を抱いてるから、刑事の話を鵜呑みにする。案の定、心配するふりして家に押しかけてきた刑事といい関係になってしまい…。ここで主役の婦警を演じた桜ここみの濡れ場あり、おっぱいさらけ出して、刑事にモミモミされてます。

婦警の話を聞き、犯人の目星をつけた刑事は、上司に報告せず…犯人のヤクザたちと接触を図ろうとする。同僚とかいるデカ部屋で、堂々と犯人と携帯でやり取りするとか、けっこうマヌケなんだけど、誰もその行動に気づかない。相手を「田中さん」と呼んでれば、田中組の関係者って、普通気づかないか?婦警もバカだが、刑事もバカだった(笑)逃がしてやるから金をよこせと犯人を脅す刑事、その話にノリながら、保険として目撃者の婦警を拉致ることにしたヤクザ…知らないうちに主人公の婦警はお飾りになっている。

犯罪者同士の駆け引き…巻き込まれた婦警、最後に生き残るのはだれかという展開あたりは、想像通りのオチだけど、ヤクザ一味の一人、江原シュウの相変わらずの情けない舎弟っぷりとかに笑わせられて、けっこう見てしまった、本当に情けない。親分殺しのヤクザ田中を演じた岡田謙さんのしゃべり方、一瞬、次長課長の河本かと勘違いしてしまった(笑)この田中の抜け目ない感じはけっこういいキャラだった。警察とは別に、会長殺しの犯人を追う…兄弟分のヤクザを本宮アニキが演じていて、こちらもなかなかだが、もうちょっと活躍してくれたら…。 

先述の濡れ場のほかに、ヤクザの娼婦が殺された会長とやってるシーンがあり、そこで別のねーちゃんが脱いでます。あとは婦警がヤクザたちに拉致られた後に、襲われるシーンが2回ほどあったかな?江原シュウにおっぱい舐められてるシーンと(そのあとに、えけっこう痛い、そして笑えるシーンあり)、もうひとりのチンピラが、兄貴分に「ヤレ!」って言われて無理やりヤっちゃうシーン(でも服着たまま)。一応、放送上はR-15指定になっていたようですけど、全体的にそんなに過激なエロじゃなかったので、あまりそっちは期待しない方がいいかも?


監督:山鹿孝起
出演:桜ここみ しじみ KOJI 岡田謙 hide 江原シュウ 本宮泰風


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DVD 事件~罠にはまる女たち~
勝手に映画紹介!?-事件 罠にはまる女たち


 
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2011年11月28日

まほろ駅前多田便利軒(2011年)

テーマ:邦画

勝手に映画紹介!?-まほろ駅前多田便利軒 スタンダード・エディション


昨日返却済、新作5枚で割引のセット料金で借りてきた、最後の1枚のレビューがまだだったので…なかなか新作料金で借りたいものが見つからず、GEOの店内をグルグル回ってようやく行き着いたのがコレ、もう1か月近くも前の11月2日にリリースされていた「まほろ駅前多田便利軒 」、直木賞を受賞した三浦しをんの同名小説の映画化である。オイラも受賞直後に、単行本をブックオフの100円コーナーで見つけて読んでいる。監督は麿赤兒の長男、大森立嗣だそうで、なるほど、だから親父さんや弟の大森南朋もチョイ役で出てたのね…。

東京よりも神奈川に近い場所にある“まほろ市”…その駅前で便利屋“多田便利軒”を営む多田啓介はバツイチでちょっと頑固なところがる。その日も、路線バスが間引き運転をしているのではないかと疑う常連客からの依頼で、バスの実態調査に勤しんでいた。その帰り道に、別の依頼人から預かったチワワがどこかへ逃げてしまったのだが、近くのバス停で、チワワを抱いている男を発見!なんと、男は多田の中学時代の同級生・行天春彦だった。行くところがないという行天は、そのまま多田の家に居座ってしまい…。

原作を読んだのはもう5年くらい前の話なので、だいぶ忘れている部分があったんだけど…映画を見ていて、なんとなく内容を思い出してきた。連作短編みたいな原作だったはずだけど、原作の雰囲気を上手にまとめる形で、一本の映画になっているような気がする。何より、この映画で大事な部分は、架空だけど、どこかで見たことがあるような街“まほろ”の存在…モデルが東京の町田であることは、関東近郊に住んでる人で、この原作本を読んだことがある人の10人のうち9人くらいは、気づいたはずである。

で、映画のロケを町田駅やその周辺・近郊でちゃんと行っているのが偉いかなと…映画って嘘が多いから、北海道が舞台の映画でも、実際は千葉や埼玉、静岡あたりでロケしているなんてことはザラである。実はオイラも、町田にある専門学校に通い、社会人になり始めたころは、仕事で町田市内を営業車で回っていた時期もあったりするので…映画の中に映る風景に、なんとなく懐かしさや親しみを覚えてしまった。オイラがよく行っていたころと、町田の駅前の様子もすっかり変わってしまったのだが、町田独特の空気感がフィルムによく出ている。

最初は主役の二人も、ちょっとイメージが若すぎかななんて思ったんだけど、意外とピタリとハマってたね。特に、松田龍平が演じた飄々として、つかみどころのない行天はなんともいえない不思議な存在感。松田優作のパロディをあえて、龍平じゃなくて瑛太にやらせて、それを冷めた目で受け止める龍平とか、細かいネタがめちゃくちゃ面白かったよ。ホンモノの外国人娼婦にしか見えない片岡礼子、時よりゾっとした怖さを滲ませる刑事役の岸部一徳など脇役のキャスティングもよい。原作もののいいお手本、しっかりと映画らしさが味わえる良作。


監督:大森立嗣
出演:瑛太 松田龍平 片岡礼子 鈴木杏 本上まなみ 柄本佑 松尾スズキ 麿赤兒 高良健吾 岸部一徳


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勝手に映画紹介!?-まほろ駅前多田便利軒 スタンダード・エディション


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2011年11月27日

シャッター ラビリンス(2009年)

テーマ:洋画

勝手に映画紹介!?-シャッター ラビリンス


GEOで借りてきた2011年11月11日発売、レンタル開始の新作DVD「シャッターラビリンス 」を鑑賞を鑑賞。メーカーの宣伝コピーは「シャッター アイランド」×「フライトプラン」、旅行中に突然、息子が行方不明になってしまった悲劇の母親が、生存を信じて、独自に事件を解決しようとするっていうスペインのサスペンス映画で、日本では劇場未公開。本編の画面サイズはシネスコだし、DVDの音声はドルビーデジタル5.1chで収録してあるし、きっと本国ではそれなりにお金の掛かった大作映画だと思われるが…。あらすじ以降でネタバレありなので要注意!

水族館で働くマリアはシングルマザー…愛する息子ディエゴと休暇を過ごすため、イエロ島に向かうフェリーに乗船するのだが、マリアがうっかり居眠りをしている間にディエゴが行方不明になってしまった。船内を探しても見つからず、島に到着してから、警察などの大規模な捜索が行われたが、結局、発見できなかった。それから6か月、生存を信じるマリアに、警察から連絡が…ディエゴに似た少年の水死体が上がったというのだ!島に向かったマリアは死体と対面するが、それは息子の死体ではなかった!

確かに、息子が消えてしまうという出だしの展開は「フライトプラン」そっくりだったが、後半は、「シャッターアイランド」のアレ系のどんでん返しを期待していると、もっと肩すかしをくらってしまう。つーか、息子が消えたと騒ぎ始めた時に、船の上だし…真っ先に考えることは、「海に落ちたか?」だと思うんだけど、そういう素直な考えが、あながち外れではなかったというのが、この映画。主人公のババァが大騒ぎして、ただ単に話をややこしくしているだけ…「フライトプラン」のオチとも真逆な展開。

途中、幻覚みたいなのをみたりして…さらに話がややこしくなる。全部が全部、夢オチみたいな展開ではなかったのが、ある意味救いかもしれないね…でも、なんだかなぁ~と思わずにはいられなかった。とりあえず、ババァが精神的にイっちゃってるって事で納得ですよ。どうせだったら、その精神面が原因でババァ本人が誘拐犯だったとか、子供殺しの犯人だったくらいの衝撃が欲しかったところ。一応、サスペンス的な盛り上げみたいな見せ場はあるが、予想通りで面白みに欠けた。

随所に映画らしさはちゃんと感じるんですよ、時間経過を安易にテロップとかで説明するのではなく、食べ物の傷みだったり、妹の子供の成長だったりでさりげなく伝えるようなところは、ちょっとセンスを感じる。あと、主人公がけっこう脱ぐんですよね、入浴シーン、シャワーシーン、挙句の果てにはトップレスで海水浴まで披露してしまう。スペインではわりと売れてる女優、ルックスもよくオイラもほかの映画で何度か見かけたことあるよ、この人。綺麗なねーちゃんのヌードが拝めたってことで、ちょっとだけ満足。レンタル予定の方は旧作待ちで充分かと。


監督:ガベ・イバニェス
出演:エレナ・アナヤ マール・ソデュープ ベア・セグラ アンドレス・エレーラ ミリアム・コレア 


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2011年11月27日

サムライ・エンジェルズ(2009年)

テーマ:洋画

勝手に映画紹介!?-サムライ・エンジェルズ


2011年11月23日発売、レンタル開始の新作DVD「サムライ・エンジェルズ 」を鑑賞…“斬られる前にぶっらKILL!!”というキャッチコピーあたりから、どうせキル・ビルあたりに影響を受けた中身の薄い低予算映画だろうとは思っていたんだけど、キャストの中にジョン・グッドマンの名前を発見し、もしかしたら想像しているよりもまともな映画、バジェットのでかい映画なのではないだろうかと、ちょっとだけ期待して借りてきてしまったのだが…再生して数秒で、思わずため息が。明らかに安っぽいビデオ撮り映像だし、ジョン・グッドマンの出番って…。

15年前に犯罪組織H.O.Eのヴァン・ドラゴンにより父親を殺された、三人姉妹…現在は父親が経営していた自動車修理工場を受け継いでいたのだが、ある日、ヴァン・ドラゴンの手下が現れ、立ち退きを迫る!もちろん、工場を手放す気がない姉妹は相手を追い返すのだが…後日、目の前で愛猫を殺され、脅迫を受ける。しかし姉妹たちの死んだ父親は凄腕の殺し屋であり、彼女たちも小さなときから戦う術を教え込まれていたので、決して屈しなかった。一方、街を買占め、巨大カジノの建設をもくろむヴァン・ドラゴンの方も次々と刺客を送り込むのだが…。

日本でグラビアアイドルとかが撮る、お色気アクションと同じようなレベルのユルさです…一応、ドンパチやチャンバラなどもあり、血をまき散らし、内臓をブチまけるなんていうゴアシーンも出てくるのだが、それこそ西村喜廣の「ヘルドライバー」を見た後だと、こんなレベルじゃ物足りないです(ヘルドライバーは逆にやりすぎだったけど)。いきなり、アクションシーンなどがコミック風のイラストになっちゃうのも、ありきたりだし、ただ単に予算の関係ではないかと勘ぐってしまうなぁ…。

ストーリーもめちゃくちゃ、15年前に親父も殺されてるんだけど、行動に出るきっかけが、ネコを殺されたって展開ははっきりいってナメてるだろ?ネコ殺すくらいなら、ブスな三姉妹(ほんと女優のレベルも低い)を一人くらい殺した方がよっぽど効果的だったのではないだろうか?敵が送り込んでくる刺客も全然強そうなのがいないし、それどころかクローン人間に催眠術となんでもあり。そんなに簡単にラスボス倒せるなら、はじめっから父親の復讐しておけよって部分も。タランティーノ以上に、アイデアも演出もお子様。見るだけ、金と時間の無駄。

で、ジョン・グッドマンの出番だけど…自称・吸血鬼ハンターで、怪しげなグッズをTVの通信販売で売ってるオッサンの役。主人公と敵対する悪人が、そのテレビショッピングのファンなんだけど、主役のねーちゃんたちとは一切からまないし、まったく本筋に関係のない役(敵は通販マニアという設定が最後に命取りになる)…せめて、ジョン・グッドマンも敵の殺し屋、刺客の一人だったくらいのネタがあってほしい。いかにもやっつけ仕事のジョン・グッドマン…太ってるから、しゃべってるだけで大汗かいてて、それなりに一生懸命やってるように見えちゃうけどさ(笑)


監督:ジョン・スワイダー ジョセフ・スワイダー
出演:キャサリン・ローズ レベッカ・ニューマン ジョセフ・スワイダー ウェイン・モーガン ジョン・グッドマン 


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2011年11月27日

デビル(2011年)

テーマ:洋画

勝手に映画紹介!?-デビル

GEOで借りてきた2011年11月23日発売、レンタル開始の新作DVD「デビル 」を鑑賞…M・ナイト・シャマランが原案、プロデュースを担当、「REC/レック」のハリウッドリメイク版を担当した監督が手掛けるホラー作品。高層ビルのエレベーターが突如停止してしまい、偶然乗り合わせた人々が閉じ込められてしまうんだけど…そこで何かが起きる!という、密室劇。本編が1時間20分しかないので、テンポはかなりいいです…キャストも地味目なので、誰がどうやって、最後まで生き残るかというサバイバル感も充分に味わえるんだけれども…。

高層ビルで起きた墜死事件を調べていた刑事のボーデン…ちょうどその頃、同じ高層ビルのエレベーターに、派遣でやってきていた警備員のビルをはじめ、セールスマン、整備工、若い女、老女の5人が乗り合わせていた。そのエレベーターが突如停止、閉じ込められてしまう。警備室からの声は届くものの連絡は一方通行で、中の状況を伝える手段は、エレベーター内の監視カメラのみ。警備員たちもカメラの前でかたずをのんで状況を見守るが、一向に状況は改善しない。次第に乗客たちはいら立ちを募らせるのだが…。

自分の監督作品でも雰囲気づくりが上手なシャマランのアイデアだけあり…状況設定はなかなか。極限状態を生き延びるためのサバイバルと同時に、サスペンス、パニック、ホラー、本格ミステリーとコロコロと状況が変化していくので、緊張感は持続する。ただ、タイトルがズバリ“デビル”であり…最終的にはそっちの方向へ行くのだろうなぁと想像できてしまうのがもったいないか?タイトルからの先入観がなければ、もっと作品の方向性がつかめず、最後までは余談を許さなかったに違いない。

逆にホラーと意識しないで見てて、急に“デビル=悪魔”の存在が出てくると興ざめしちゃう人も少なからずいると思うので、ギリギリの選択だったのかもしれないけど。真犯人の意外性も、ミステリーとホラーを上手に融合、そしてエレベーター外でも物語がちゃんと同時進行しており、提示された伏線が、ピタリと最終的にハマる爽快感も得られる。オカルト的な要素はあるんだけれども、オチでちゃぶ台をひっくり返す、シャマラン本人の監督作品よりも最終的な満足度は高め。ネタバレは少ない方が楽しめると思うので今回はあえて文章は少なめで…。


監督:ジョン・エリック・ドゥードル
出演:クリス・メッシーナ ジェフリー・エアンド ジェニー・オハラ ボキーム・ウッドバイン ボヤナ・ノヴァコヴィッチ


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DVD デビル
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2011年11月26日

ヘルドライバー(2010年)

テーマ:邦画

勝手に映画紹介!?-Helldriver

アメリカで11月22日に発売された「Helldriver 」のBlu-rayを予約注文…昨日、米Amazonから届いていたのでさっそく鑑賞した。「東京残酷警察」の西村喜廣が監督した逆輸入日本映画SUSHI TYPHOONレーベルによるスプラッターゾンビアクション。日本での劇場公開も終わっており、12月2日には日本版ソフトもリリースされるのだが、日本ではDVDのみの発売というのがやはり解せない。SUSHI TYPHOON好きなら、ここは少しでも早く入手できる米盤BDを入手するのが得策ではないだろうか?

本編は116分+特典映像70分(関連作品の予告編含む)…日本語のオリジナル音声がDTS-HD Master Audio 5.1chとステレオ音声で2種類収録されており、英語字幕はON/OFF可能。特典はスピンオフのショートムービーが3本と、銀座シネパトスで行われたスシタイフーンのイベントリポート、予告編集など。日本のDVDには同じスピンオフムービーとメイキングと初日舞台挨拶が収録されているそうで、若干、内容が違うみたいだ。イベントリポートは海外向けなので、一部英語でのリポートもあるが、インタビューの回答ははほとんど日本語です。


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残忍な母親リッカにより、目の前で父親を惨殺された少女キカ…キカもとうとうリッカに追い詰められてしまったが、その時、突然、空から飛来した何かがリッカの胸を貫いた!しかしリッカは、キカの心臓を掴み取り、自分の心臓に移植してしまう!すると異形のものが、キッカに寄生し、口から灰をまき散らした!その灰は、後に“死の灰”と呼ばれ、北海道、東北地方に蔓延。その灰が原因で人間はみなゾンビになってしまった。日本政府は東北との県境に壁を建設して日本列島を分断してしまう。それから一年…人造人間になったキカが目を覚ますと…。

今回も「東京残酷警察」同様、世界観や設定の作りこみなどはとことん拘っており、血しぶきプッシュー、脳みそ・内臓いドバーンなエログロ映像もてんこもり。制作時はきっと風刺がきいて笑えるギャグだったのだろうが、東北地方に“死の灰”が蔓延するというのは、時期的にかなり過激ではないかと心配にもなる。米など食糧不足が起きており、マグロよりも米の方が高価になってる…この映画の中の高級なスシは、マグロに米粒が乗ってるだけ。庶民が食べるのはゴキブリのから揚げ?「ブレードランナー」のあのパロディも登場。

ただね、西村さん、スプラッターを見せるのにこだわりすぎちゃって、若干、テンポが悪いです(本人はジェットコースター感覚と仰っていますが)。ずっと戦闘シーンの戦争映画が見たいという欲求を「ブラックホークダウン」が叶えてくれて、でもいざそれに対面すると、けっこう疲れがどっと出てしまうのと同じで、血しぶきプッシューいつまでやってるんだよと、つっこみをいれたくなるほど、延々とスプラッターをやりすぎてます。そのせいなのか、オープニングクレジットが出てくるのが、映画が始まって47、8分後。え、今までがアバンタイトルだったの…って感じ(笑)

知らないうちに人造人間に改造されてた少女が、チェーンソーを振り回してゾンビを斬って、斬って、斬りまくる。別にトランスフォーマーのように、ロボットに変形するわけでもないのに、車がゾンビとチャンバラ繰り広げちゃったりね、ゾンビの変身、変形、合体ぶりもすごいことになっている(ゾンビ版グレンラガンみたい)。ゾンビの急所は頭に生えたメロンのへたみたいな角なんだけど、そこに刺激を与えるとドカンと爆発、でもその角には、麻薬的な効果があり…ひと儲けしたい人たちはゾンビを狩って、角を売りさばく!

こんな風に独自性を感じるゾンビ映画に十分になっているんだけど…もうちょっとブラッシュアップしないと、エンターテイメントとしてはノリにくいか?しいなえいひ演じる極悪ママさんの狂いっぷりなど…面白いシーンがいっぱいあるのにちょっと残念。しいなえいひ本人もお勧めシーンとしてインタビューで取り上げてましたが、「オーディション」のキリキリキリキリ…を自らパロディで演じていて、またも名せりふを残しております。「ロボゲイシャ」「QP」の斎藤工、「片腕マシンガール」の亜紗美などもチョイ役で出演しており、見て損はないんだけど…。


監督:西村喜廣
出演:原裕美子 しいなえいひ 波岡一喜 岸健太朗 柳憂怜 鳥肌実 久住みず希 ガダルカナル・タカ.


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Blu-ray Helldriver(米Amazon)
DVD ヘルドライバー(日本Amazon)
勝手に映画紹介!?-Helldriver 勝手に映画紹介!?-ヘルドライバー

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2011年11月25日

トワノクオン 第四章【紅蓮の焦心】(2011年)

テーマ:アニメ映画

勝手に映画紹介!?-トワノクオン 第四章

昨日の夕方に借りに行ったら、店頭に並んでいたものの既にレンタル中、でもって本当は複数本入荷しているのに、正式リリース日前だから1本しか並べられないというショップ側の変な縛りのせいで借りれなかった、本日2011年11月25日発売、レンタル開始の新作DVD「トワノクオン 第四章 紅蓮の焦心 」を、朝イチで店に出向き、無事に借りることができた。 全6章の本シリーズもいよいよターニングポイントを迎え、物語が加速し始める。1巻以降はだいぶダレ場が目立っていたものの、前回のラストでは樋口真嗣が絵コンテを担当したなかなかの見せ場があり、ようやくエンジンがかかってきた感じ…宿敵イプシロンの立ち位置の変化など、今回はドラマの見どころも!

クオンが「人殺しであった」という過去を知ってしまったファンタジアム・ガーデンの子供たちにギクシャクとしたムードが漂うなか、街に出たテイがクーストースのサイボーグ部隊に捕捉されてしまう。駆けつけたインサニア・クオンとサイボーグ部隊が対峙する中、またも能力を暴走させてしまったテイと共鳴し、イプシロンになんとラルヴァ反応が!クオンたちと同じ能力者だったイプシロン、こと風見瞬に、クーストースの指揮官・上代は冷酷にも破壊命令を下す。その瞬間から、クオンは瞬を仲間と考えるようになり、彼も連れて退却する。しかし、アトラクターの仲間たちはそんなクオンの態度に反発してしまい…。

敵のサイボーグ部隊の一人、イプシロンが…記憶を取り戻し、自分が何をすべきかという事に気づいていくんだけれども、昨日まで戦ってた敵が、今日から仲間ですと言われても、クオン以外の仲間は信用できず拒絶してしまう。まぁ、あたりまえの話なんだけれども…そんなゴタゴタを繰り返しているうちに、アトラクターの拠点であるファンタジアム・ガーデンの所在がついに、クーストースにバレてしまい、ファンタジアム・ガーデン内で激しい戦闘が発生してしまう。感情を激しく吐露しながら、拳を交えるクオンとイプシロンなど、アクションの見せ場はかなり充実。他のサイボーグ部隊も武装とか強化されてて、不死身のクオンも絶体絶命のピンチに!

今回は、けっこうえ~ないいところ、っていうか中途半端なところでエンドロール…そのエンドロール後に毎度のように次章の予告が入っているので、なんだ、あのキャラたちは無事なんだみたいなのはわかっちゃうんですけど。一本の映画として考えると、相変わらず見終わった後のカタルシスは少ないが、OVA的な連続アニメと無理やり納得すれば、結末に向けて話がどんどん動き始めたのは確かである。敵対していたライバルキャラが、仲間になるというあたりが、ヒーローものとして、心をグっと熱くさせてくれる。イプシロン、あらため瞬の本格的な活躍の場なんかは次回以降になると思うが…今回はクオン以上に見せ場がたくさんあります。

そんなクオンはやられっぷり(といっても、インサニア・クオンの状態だけど)がとにかくすごい…中田譲治さん演じるサイボーグのアルファがこれでもかというくらい叩きのめす。主人公がやたらと傷つくという展開は、なんとなく盛り上がるよね。姉御キャラのユリと、ツンツンサイボーグのデルタの、女の戦いもけっこう良かった…でも、このツンツンサイボーグのデルタも、イプシロン=瞬が消えたことで、行動に微妙な変化が。瞬が記憶を取り戻したように、デルタも感情を取り戻すことが今後あるのかもしれませんねぇ~。話の中途半端さは否めないが、ドラマとアクションのバランス、そして全体のテンポがよく、1巻以来の出来かも?と思った…。


監督:飯田馬之介 協力監督:もりたけし
出演:神谷浩史 白石涼子 名塚佳織 大川透 早見沙織 入野自由 鳥海浩輔 中田譲治 三木眞一郎


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2011年11月25日

星を追う子ども(2011年)

テーマ:アニメ映画

勝手に映画紹介!?-星を追う子ども

24日の夕方、GEOに25日リリースの「トワノクオン 第四章」を借りに行ったら、すでに店頭には並んでいたのだが、借りられた後だった。でも、1~3章は2本ずつ陳列されてるのに1本しか並んでない…たぶん、正式なリリース日前だから全部並べていないのだろう。ダメモト承知で店員に訊ねると…予想通り「本当は明日からレンタル開始なんで~、借りたければ明日の朝イチでご来店ください」という回答が返ってきた。この1本だけ並べるという中途半端さって、いったいなんなんだろう?律儀に正式リリース日に行って、借りれないと文句を言う客への配慮らしいのだが、だったら前日陳列なんていうのはやめちまえよと思う。まだ全部レンタル中の方が諦めがつくよね!

ということで、同じ11月25日リリースの新作DVD「星を追う子ども 」が大量に陳列されていたので、仕方なくこちらだけ1本借りてきた。本当は、他に借りたい洋画なんかと一緒に、5本まとめて借りると2泊3日1000円で借りられるセットレンタルを利用する予定だったんだけど、調子くるうなぁ~。明日は朝から暇なんで、店員の言うとおり、朝イチで今日の分を返しながら、もう一度「トワノクオン 第四章」があるか見てくるつもりだけど…。えっと、「星を追う子ども」の方は、「ほしのこえ」や「秒速5センチメートル」の新海誠による新作劇場長編アニメです…本当はブルーレイ欲しかったんだけど、無駄遣いしすぎて予算がないのでレンタルDVDにしちゃいました。

山間の小さな町で育った少女、渡瀬明日菜は母親と二人暮らし…父親の形見である鉱石ラジオから不思議な歌声が聴こえてきたことが、忘れられないでいる。ある日、山に向かう途中、動物のような巨大な化け物に遭遇、そんな危機一髪の状況を“アガルタ”という場所からやって来たシュンという少年に助けられた!後日、身元不明の少年が亡くなっているのが発見されたが、それがシュンらしいと判明し、受け入れられない明日菜。そんな時に、新しく赴任してきた教師モリサキから“アガルタ”についての話を聞き、興味を抱く。どうやら“アガルタ”には死者を蘇えらせる力があるらしいと…。その直後、明日菜はシュンとそっくりの少年と再び出会い…。

作画は最近のジブリの新作なんかより綺麗で、よく動いてるんじゃないかなんて思うんだけど…作品の雰囲気自体が亜流ジブリといった感じでしたね。新海誠といえば、いつの時代の純愛映画やねんみたいな、こっ恥ずかしい初恋話を、宇宙スケールで描いちゃうとか、そういうのが持ち味だと思うんだけど、今回は“生と死”みたいな重たいテーマを子供目線で描いているというか…わりと宗教色が濃い作品になっていた。子どもが、大切な人の死というものを理解し、受け入れ、乗り越えていく物語を、ファンタジー冒険ものの王道的な展開で見せるので、正直、今まで以上にオリジナリティがなく、既視感が沸いてしまう。

ミミとかいうネコみたいな動物キャラが出てくるんだけど、どう見てもナウシカのテトじゃねーかと。アガルタという地下世界に行くと、人間ではない異形のものがたくさん跋扈しているんだけれども、「もののけ姫」とか「千と千尋の神隠し」みたいになってるし。とあるピンチを避けるために、女の子の頭を抱えて水面にダイブ…なんても宮崎の「カリオストロの城」だし。声優もそうなんだけど入野自由、島本須美といった宮崎アニメでメインキャラを務めた人を意識的にキャスティングしてるな、コレ。オイラ的には、主人公の女の子がミミと絡んでるシーンを見て、島本須美の声を想像しちゃったのだが、重要な部分で出てくる脇役で、本当に島本須美が出てきたので驚いた。

こういうファンタジーって、日常が非日常に変わっていく導入部分って、すごくワクワクさせられるんだけれども…非日常な展開に染まってからが本当の見せ場、脚本や演出の力が試されるんだよね。本作も、出会ったばかりの美少年に胸キュンしちゃった女の子に…いきなり、その美少年の死が訪れるというショッキングな展開までは面白かったのだが、そのあとに出てきた顔がそっくりなキャラが、すぐに弟だとばらしちゃったりするから、急に話がつまらなくなる。死んだはずの美少年かもしれないと、主人公にも、見ている客にも思わせて引っ張った方が、もっとミステリアスになるよね。行動を共にする教師モリサキの正体や目的も早くバラしすぎだろ!

相変わらず背景美術はきれいだし、ジブリのパクリっぽいけど(アニメが詳しくない人に、ジブリの新作だと偽って見せても信じそう)、最近のジブリより優れているのはちゃんとしたアニメ声優をキャスティングしているという点であろう。そういう部分を踏まえれば、アニメ映画としては十分、及第点ではある。まぁ、でもこのままだったら、新海誠も所詮、宮崎駿の真似事で終わってしまうだろうね…2作目くらいまでは許せたけど、そろそろ既存アニメのオマージュだけで劇場アニメを作るのは卒業してほしいかなとも思った。綺麗な映像だけではオタクの目をごまかすのも限界に近づいているぜ!センスを磨いて、次回作は独自性で勝負してほしい。


監督:新海誠
出演:金元寿子 入野自由 井上和彦 島本須美 日高里菜 竹内順子 折笠富美子 大木民夫


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