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2009年05月31日

装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 劇場版(2008年)

テーマ:アニメ映画

勝手に映画紹介!?-装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 劇場版

2009年5月26日発売の新作Blu-ray「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 劇場版 Collector's Edition 」を鑑賞した。OVAの方はレンタルだったので、劇版はせっかくブルーレイで出るから買おうかなって思ってAmazonに予約したんだけどさ、在庫有りなのに、なかなか出荷してくれなくて…またひと悶着起こしてしまいました。まぁ、あそこのカスタマーセンターは、“ああ言えば、こう言う”…毎回、その場にあった適当な誤魔化しするんだよね。でも金額が安いからつい利用してしまう。同時発売の特典なしの単品版 とどちらを購入するか迷ったんだけど、単品版だと…イベントや劇場初日の舞台挨拶の様子を収録した映像特典も入っていないそうなので、奮発してCollector's Editionの方をチョイスした。

百年戦争末期…キリコ・キュービーの監視者、ヨラン・ペールゼン大佐がレッドショルダーに関するスキャンダルで失脚。軍事裁判にかけられてしまうが、“異能生存体”の有用性を確認しようと目論む、情報省次官フェドク・ウォッカムがこの件を利用し、ある計画を画策。膨大な戦死者を出したタイバス渡河作戦で奇跡的に生き残ったキリコ・キュービーは、他の“異能生存体”と目される、バーコフ、ゴダン、ザキ、コチャックらと共にウォッカムの監視下に置かれ…次々と過酷な戦場へと送り込まれることに!

ペールゼンの立ってる横を、レッドショルダーのスコープドッグが、通り抜けていくという冒頭の新作カット…かなりかっこいい。本編の方は、OVA6本、合計12話を2時間に再編集した作品なので…総集編映画。時間の都合上、カットされてしまったキャラやシーンもいっぱいだが…新録BGMやOVA版の主題歌(特にEDテーマのバイバイブラザー)が効果的に使われ、大胆な編集を補う役目を果たしている。

キリコやバーコフ分隊の面々による、基地内でのやり取りって、けっこうカットされてたね…だから自然とワップの出番も消滅。ワンカットだけ出てたけど、公式ホームページで配信されてるコメンタリー(ネット配信じゃなくて、ソフトにちゃんと収録してくれよ、サンライズ&バンダイビジュアル)を聴くと、ちゃんとあそこのアフレコも新録だから気づいてほしいとのこと(笑)

マニド峡谷のバララント基地攻略(コチャックの撃ち損じがカット)、“死神シラスコ”狩りに巻き込まれて輸送機落とされちゃったバーコフ分隊(それ以前のエピソードに出てきたシラスコ絡みの前フリはカット)、異常気象が襲う寒冷地でのAT戦(ワップ絡みカット)あたりは、わりと丁寧に…次から次へと戦地を転々とさせられるというのを印象付けるためだろう、その間はわりとテンポよく進んでいく。細かいエピソードが描かれていないことで、バーコフ分隊の面々の印象がだいぶ違って感じる。ペールゼンやウォッカムのやり取りも、OVA版でだと話が長すぎたりするけど、重要な部分をかいつまんで見せる程度なんで、そんなにダレ場を感じなかった。

最終決戦の地、モナドでの攻防、キリコのカミングアウトで自分たちの戦う意味を知ったバーコフ分隊がどのような道をたどるかというクライマックスで物語の結末を迎えるというのはOVAと一緒だけど、その後に新作画の追加により、TVシリーズへと繋がるエピローグが描かれている。これがまた、塩山紀生の原画に、オリジナル歌手TETSU(織田哲郎)による、ニューバージョンの“炎のさだめ”が流れるという、かなり凝った仕掛けで感動もの…曲の長さがTVサイズっていうのも、フルコーラスで聴きたかったと思う反面、TVシリーズを意識した結果なのかなと好意的に受け取る。

で、続くスタッフ、キャストのクレジットが流れる部分は…“いつもあなたが”のインストゥルメンタルなのがまた粋ですね。OP、EDの新作カットと、テーマ曲を聴くだけでも、劇場版のありがたみはあったかなと…ついでに、ボトムズ初のブルーレイソフトでもあったわけですし。舞台挨拶や各イベントでの、監督をはじめとするスタッフ、キリコ役の郷田ほづみのコメントもなかなか。特に主題歌を歌ったTETSUも、劇場公開初日の舞台挨拶に登場していて…「地獄をみれば♪」なんて普段歌わない歌詞にかなり驚かされたという感想を語たり、笑わせてくれる。そうそう“炎のさだめ”のノンテロップエンディングが、本編同様サラウンドで収録されているのもGOOD!


監督:高橋良輔
出演:郷田ほづみ 長嶝高士 江川央生 矢部雅史 後藤哲夫 石塚運昇 大塚周夫 銀河万丈


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2009年05月30日

スター・トレック(2009年)

テーマ:09年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-スター・トレック


【鑑賞日:2009年5月29日】

シネコンのレイトショーで、公開初日の「スター・トレック」を鑑賞…めずらしく劇場混雑。日本でもトレッキー、トレキチって意外といるもんですね…自分はTVシリーズとか昔の作品を見返すようなファンじゃないんだけど…「ジェネレーションズ」以降、「ネメシス」までは一応、劇場か試写会で見ている…その程度のファンです。今回は、J.J.エイブラムスが、今までの続編的なお話ではなく、1回リセットした形で、新しい物語を描いたということなので初心者にもやさしい内容と言われている…自分みたいなミーハーにはうってつけな感じだよね。

惑星連邦のUSSケルヴィン号は、突如出現した異形の大型船と交戦に陥る。艦を任されていた艦長代理は、自動操縦に切り替え、乗組員に脱出を促したのだが…装置の故障が発覚。一人艦に残り、相手に特攻をかけようとしていた。ちょうどその頃、同乗していた彼の妻が産気づき、脱出艇の中で男の子が生まれた…その子は祖父と曾祖父の名前を受け継ぎジェームズ・T・カークと名づけられる。それから22年、成長したカークは、USSエンタープライズ号のキャプテン、パイクと出会い…パイクから亡き父の英雄譚を聞かされ、カークならその父をも超える艦長になると言われ、惑星連邦艦隊へ志願する事に。さらに3年の月日が流れ、士官の道を目指していたカークは、バルカン人と人間のハーフ、スポックと出会うのだが、感情を表に出さないスポックと、直情型のカークは何かにつけて衝突を繰り返す…そんな時、出動命令が下り、カークや仲間の士官候補生たちも戦場へ旅立つことに!

確かにいままでのスタートレックとちょっと雰囲気が違うかなと思うところがいっぱい。なんだか「スターシップ・トゥルーパーズ」みているような気分にもなった。ただキャストや内容を一新とはいえ、きっと旧シリーズの、パロディやらオマージュやらリンクやらが隠れているのでしょう…自分はあまり細かいキャラ設定とか人物関係を把握してないんだけど、近くに座ってたいかにもトレキチ風の外国人のにーちゃんがさ、しょっちゅう爆笑したり、鼻でフンって笑ったりしてたから…ああ、なんか意味あるんだろうなぁって、でもオイラにわからねーはって思いながら見てた。後半でのあの人の登場なんかは、オイラのようなミーハー俄ファンでもけっこう感動します。

ワープや人間の転送なんかはこの作品では常識、時間跳躍やパラレルワールドまで組みこんじゃったけど(こういう展開なんて、いい意味でSFだね)…その辺はわりとすっきり見ちゃえましたね。キャストが若返ったから余計かな…アクションシーンなんかも豊富で、オイラ的に、一番面白かったのは…転送を妨害する敵の兵器を、カークたちがスカイダイビング風に大気圏突入して、破壊しにいくところだな。あそこは、めっちゃカッコ良かったし、テンポも良かったし、某キャラの間抜けっぷりも笑えたし、良かったよ。この辺はSF映画じゃなくて、007…いやJ.Jエイブラムスだからミッション・インポッシブルか…みたいなアクション映画になってた。名前忘れたけど、フェンシング(近接戦闘)が得意だというあのアジア系のクルーがいいね、なんか近藤芳正にちょっと似てる(笑)

全米では、トレキチが待ってましたといわんばかりに、こぞって見に行くので公開1週目の成績はいつもダントツで、上位に食い込むらしいけど、翌週からあっけなく下降線をたどるというのが…「スター・トレック」シリーズのお約束だと言われてるようです(笑)なんか一般受けしないというイメージが払拭できないシリーズだけど…今回はけっこうよかったんじゃないかな?マニアっぽい部分も残しつつ、基本ストーリーはわかりやすくというバランス配合のうまさ…家族の物語、仲間同士の絆の深めあい、ラブストーリーにお色気要素もちゃんとあり(黒人美女は白い下着が似合うなぁ)…直球なSF映像の数々も劇場の大画面で見ると迫力満点だだったし、新生シリーズのスタートを予見させるようなまとめ方も、嫌みがなく好感が持てた。同じスタッフ、キャストで続編があれば、ぜひまた劇場で見たいなって気分にはさせてもらえます。


監督:J・J・エイブラムス
出演:クリス・パイン ザカリー・クイント エリック・バナ ウィノナ・ライダー ゾーイ・サルダナ カール・アーバン


【ノベライズ小説はこちら】
スター・トレック (角川文庫)
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2009年05月29日

ラスト・ブラッド(2009年)

テーマ:09年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-ラスト・ブラッド


【鑑賞日:2009年5月29日】

本日公開初日の「ラスト・ブラッド」(原題はアニメと同じBLOOD: THE LAST VAMPIREなのに、なんでタイトル変えちゃったんだろう)を、前売り券を買っておいたので、シネコンの初回上映で鑑賞してきた…劇場のチケット売り場におばさんがいっぱいいたので、韓国人女優が主役だから「ラスト・ブラッド」が混んでるのかな?って思ったら、同時間帯の上映の「余命1ヶ月の花嫁」と「60歳のラブレター」の客だったみたい…混雑状況は平日の朝なんでボチボチだったけど、周りを見回した限り、オッサンばかりだった…。

16世紀の戦乱の時代から400年の間、水面下ではオニと人間との争いが続いていた…人間社会に身を潜めたオニを見つけ出し退治できるのはサヤという名の少女と、彼女をバックアップする“組織”のみ。ベトナム戦争が激化する中、アメリカ軍関東基地内で、オニの仕業とみられる殺しが続発…組織はサヤにセーラー服を着せ、基地内のハイスクールに潜入させることにしたのだが…。

オリジナルのアニメは劇場でも見てるし、DVDも持ってて、何度も見てます。冒頭の電車内でサヤがオニ退治(実写映画では翼手って言葉は使われてないのね)するあたりは、けっこうアニメまんまで、オニに変身するリーマンらしきおっさんも、そっくり(実写版は眼鏡かけてたけど)でけっこう笑った。その直後に出てくる組織の連中の名前が違ったり、アニメではなかった組織の後始末の様子が詳細に描かれてたり…だんだんと実写版ならではのシーンも増え始める。

米軍基地潜入以降は…大作の洋画らしく、わりと自然な描写が多くみられた。アニメでは、サヤと深く関わりを持つキャラがおばちゃん教師だったけど、アリソン・ミラー扮する基地司令の娘という美少女に変更し華やかさが増す。後半ではサヤと友情めいた関係を深めたり、アクションに絡んできたりと活躍の場も増える。サヤがヴァンパイアの正体を探るようなところはけっこう割愛(ハロウィンパーティもなし)…サヤの使う剣が綻びたり、入手した刀が模造刀だったりっていうのが好きだったんだけど、そのエピソードもカット…映画には刀自体に、物語に関わる意味のある設定があったりする。

ホラーで怖がらせようという描写はかなり薄れてますね(アリスの友人はアニメにそっくりだった)、中盤は大量ヴァンパイア軍団とサヤの対決というオリジナルに全くない「ブレイド」的なアクション要素で…物語を進めちゃう。その後に控える中ボスとの戦い方なんかは、またアニメにわりと忠実な感じに戻る。オリジナルは48分しかなかったけど…今回の映画は91分と2倍近いボリュームなので、アニメではここでおしまいだったなぁって以降は、アレンジを通り越した、オリジナルの展開が続く。小雪扮するオニゲンという、オニのボスもオリジナルキャラで、このキャラとの因縁の対決に物語はシフトしていくし、組織の奴らにも色々とドラマが用意されている。

都会の街並みは頑張って昭和の雰囲気を出そうとしてるし、先述の通り、米軍基地内なんかは何も問題がないのだが…後半パートや回想シーンに出てくる、これぞ和風みたいな、田舎のシーンはやっぱり微妙。小雪が出てくるからか、どことなく「ラストサムライ」を思い出してしまったよ(笑)ついでに、幼いころのサヤに武術を仕込んだカトウなる人物が、倉田保昭っていう狙ったようなキャスティング。倉田さんのアクション、ちゃんと忍者映画みたいになってるし。

原作のアニメでいう翼手=正体を現したオニのデザインはいまいちかっこよくなかったけど、けっこう特撮映画っぽいアナクロな動きを見せるのは魅力的だった。パンフを買ったら、着ぐるみで撮影してるところが載ってたので、やっぱCGじゃなかったんだ、あの動きと納得である。エンディングがGLAYの歌(どーせ、こういうのは日本だけなんじゃない?)なのはちょっと不満…どうせだったら高橋瞳に歌わせるくらいの心意気がほしいもんだが、映画の方は、思っていた以上に面白い出来。ドラゴンボール(DRAGONBALL EVOLUTION)なんかより全然、オリジナルをリスペクトした作品になってますよ。


監督:クリス・ナオン
出演:チョン・ジヒョン アリソン・ミラー 小雪 リーアム・カニンガム JJ・フェイルド 倉田保昭


【オリジナルをBlu-rayで】
Blu-ray BLOOD THE LAST VAMPIRE
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2009年05月29日

重力ピエロ(2009年)

テーマ:09年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-重力ピエロ


【鑑賞日:2009年5月28日】

昨晩は雨と風の中、えっちらおっちらと歩いてシネコンまで出かけて、レイトショーで「重力ピエロ」を見てきました…今週は本日金曜日が公開初日の映画が何本かあって、今日はそっちを見に行きたいんでね、雨にも負けず、風にも負けず、映画へ行ってきたわけですよ。客は自分も含めて6人くらいと相変わらず、ガラガラ…だった。さて、最近やたらと映画化づいてる伊坂幸太郎作品…過去の作品では「チルドレン」と「アヒルと鴨のコインロッカー」は映画も面白かったけど、「陽気なギャングが地球を回す」と「死神の精度」は完璧に原作の方が良かったと、けっこう落差が激しいんだよねぇ、伊坂作品の映画化って。

大学院に通う泉水は、母親の命日に、家族で食卓を囲むため実家へ…2歳年下の弟・春は、現在は落書き消しのアルバイトをしているという。養蜂を営む父親を交えて楽しい団らんの時間を過ごすのだが…数日後、体調を崩した父親が実はガンだという宣告を受け、入院をすることに。一方、その頃、仙台市内では連続放火事件が続発していたのだが、その現場が、春が落書き消しをした現場と重なることに気づく。春は、同一人物の物と思われるグラフィティアートの落書きが、誘拐犯のメッセージではないかと考え、兄を誘い犯人探しを始めるのだが…。

原作本は前にソフトカバーのヤツをブックオフの100円コーナーで買ったんだけど、積読のまま、とうとう読む暇がなく、先に映画を見てしまった。だからストーリーもあんまり詳しく知らなかったし、原作との比較もできないんだけど…まぁ、ミステリーとしてはかなり早い段階で、容易に真相にたどりつけるね。犯人とか、ああ、こいつだろうなぁっていう第一印象通りだったし。わかってくださいといわんばかりの…丁寧にわかりやすい伏線張ってるから…犯人探しの部分では、劇中人物たちほど、見ている観客に驚きは少ないだろうねぇ。

DNAだゲノムだと遺伝子研究をしている加瀬亮演じるおにーちゃん…このあたりの知識が後々、放火事件の謎を解く暗号解読に関わったりするんだけど、そんな専門的な事には疎いので、さすがにそれらを結びつけるところまでは思い浮かばなかったけど…なぜ、それなの?って部分でこちらは真相に迫れるわけですね。お父ちゃん役の小日向文世の不自然なヅラ演技による過去回想あたりで既に、8割がたは真相を確信する感じだった。劇中人物より優位にたてることで、逆に作品に入り込めるので、決してそれがつまらないわけではなかったけど。

だから、これ犯人探しとか、どんでん返しを楽しむ作品じゃないね…やっぱり家族の血やつながりに関するドラマを楽しむ内容。うん、これだったら、原作を読んでても、映画を楽しめただろうねぇって感じ。自分も父親をガンで亡くしてるので…宣告を受けたお父ちゃんの、なんか息子たちに対して強がってる感じの言動とかが、自分の経験してきたことと、ダブって見てしまったよ。

仲の良い兄弟、家族だなっていう印象を最初は抱かせておいて…不幸のつるべ落とし。新しい真実が出てくるたびに、けっこうつらくなるんだけど…そんな重さを、家族の力、兄弟の力で乗り切っていこうとする姿に、ちょっぴりホロリとさせられるんだよ。幼少期の弟が、聞いちゃいけないこと、おにーちゃんに質問しちゃって…おにーちゃん役の子役が、必至に誤魔化そうとするシーンとかさ、あの白々しい感じが、妙に切なくってねぇ。

嘘をつくときのクセのエピソードなんかもさ、使い方が上手なんだけど…あれは、弟がおにーちゃんの嘘を見抜くときにも、同じようなシュチエーションを入れたらよかったのになぁって、自分は思ったんだけどなぁ…。あと、最後のオチは綺麗すぎるというか、もうちょっと破滅的な不幸な感じの結末が良かったなぁ。落し前をきっちりつけてから、それを乗り越え…家族、兄弟の大切さを再度、実感する話にしてほしかったね。お父ちゃんの笑顔は良かったけど、おにーちゃんの言葉には納得がいかない。全体の雰囲気は「アヒルと鴨のコインロッカー」に近く、「陽気なギャングが地球を回す」と「死神の精度」よりも全然まともな、映画らしい作品で良かったですよ。


監督:森淳一
出演:加瀬亮 岡田将生 小日向文世 吉高由里子 岡田義徳 渡部篤郎 鈴木京香



【原作小説はこちら】
重力ピエロ (新潮文庫)
勝手に映画紹介!?-重力ピエロ (新潮文庫)







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2009年05月28日

Blu‐ray Disc ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.11

テーマ:Blu-ray(再鑑賞)

勝手に映画紹介!?-EVANGELION:1.11

2009年5月27日発売の新作Blu-ray「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 (EVANGELION:1.11) 」を購入、鑑賞した。DVDの特装版も買ったけど…やっぱり買ってしまいましたブルーレイ。劇場版第二弾、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の公開まであと1カ月を切り、いよいよまたエヴァ祭り突入ですか?この序も、金曜ロードショー枠でTV放送されることが決定したと公式サイトでもアナウンスされていましたが、そちらはまたテレシネ版1.01をTV用に再調整した別バージョンでの放送と、エアチェックしないといけないなぁって、マニア心を刺激されます。

で、このブルーレイは、DVDではフィルムテレシネで収録されていた本編映像が、新作カットを加えたデジタルマスター仕様で登場ということで話題になっていた。確かに、実写映画なんかは、まだまだフィルムテイストの方が好みだなぁって思うんだけどオイラは、アニメに関しては、やっぱりデジタルの方が断然綺麗だな…。この新生エヴァ映画も、圧倒的な美しさでびっくりだ…「イノセンス」なんかでもそうだったけど、背景美術と一体化している文字情報なんかが、わりとくっきり見えるようになり、だいぶ雰囲気が変わりましたね。

普通のTVで見てた時にはDVDで充分綺麗だったんだけど、大画面の液晶に変えてから、あれ、エヴァのDVDこんな汚かったっけ?ってちょっとびっくりしたもん(笑)まぁ、テレシネ版もそれなりに味があるといえば、味があるし…DVDにおまけで入っていたテロップ入りの本編とかもブルーレイにはないので、コレクターズアイテムとしては、処分はできないんだけど…普通に映画を楽しむ時は、もうDVDには戻れないね(笑)

で、新作カットも追加ってことで…本編が3分くらい長くなってます。印象的にはどこなの新作カット?って感じでしたが、1回見た限りで、気が付いたのは…映画が始まってすぐ、ミサトの車でネルフ本部へ向う途中の、「さっきのでかいの~云々」っていう一連の会話でしょうかね…あれは、前のバージョンになかったような気がする。あと、よくわからなかった…時間がある時、DVDの1.01をひっぱりだしてきて比較してみなきゃな。そうそう、映像特典で“破”の劇場特報が高画質で収録されているのはうれしい(音声は2chだけど)。

あと、さりげないんだけど…DVDのパッケージにさ、DTS-HD Master AudioとドルビーTrueHD音声にアンプが非対応な場合は、従来のDTS-ES、ドルビーサラウンドEX(共に6.1ch)での再生が可能ですって説明が一言書かれている点。けっこう他のソフトって、この一文、書いてないんですよ…自分は非対応アンプで、今までもブルーレイ見てるけどさ、ブルーレイを使う前に、ネットの書き込みで、非対応アンプにつなげると音は2chステレオになるとかいう書き込みを見かけてさ、そんな馬鹿なって思った事があったんだけど…全然、大丈夫なんですよ。HDオーディオにはかなわんけど、非対応アンプでもそこそこの高音質サラウンドは楽しめます。

ってことで、DVDには収録されていなかった、DTS音声が楽しめるという点も、うれしい限り。サラウンドの印象は、やはり分離感や環境音の向上が顕著に感じられる。鷺巣さんのBGMなんかも、今まで気が付かなかったような楽器の音とかまで聴こえてきて、全然印象が違う。きっとDTS-HD Master AudioやドルビーTrueHDの真価が発揮できれば、さらにガラリと音声が変化するんだろうなぁと、ソフトの良さを差し置いて、ハードへの不満が募っていってしまう。ソフトばっかりにお金かけないで、そろそろハード買いなおしたいなぁ…。

映像や音声のクオリティは充分なのだが…1回通しで本編を見ないとメニュー画面が出せない(ポップアップは表示可能)。あと、リジューム機能やブックマーク機能に対応していないのもちょい不満、他のハードを操作したことないからわかんないんだけど、ブルーレイってさ、ソフトによってPS3のリモコン操作が微妙に違うから厄介なんだよね。一時停止しようとして、間違えて停止ボタンを押すと、また最初から見なきゃいけないものが多く…このエヴァのブルーレイもそういうディスクだった。中にはリジューム機能が働くディスクもあるんだけどねぇ~、統一してくれないかなぁ。


総監督:庵野秀明 監督:摩砂雪 鶴巻和哉
出演:緒方恵美 林原めぐみ 三石琴乃 山口由里子 立木文彦 清川元夢 関智一 子安武人


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Blu-ray ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 (EVANGELION:1.11)
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2009年05月27日

エグザイル/絆(2006年)

テーマ:アジア映画

勝手に映画紹介!?-エグザイル/絆

2009年5月27日発売の新作DVD「エグザイル/絆 スタンダード・エディション 」を購入、鑑賞した。同時発売の、特典ディスク付きプレミアム・エディション とどっちを購入するか、近所の電気屋のDVDコーナーで悩むこと10分…お金があれば、特典ディスクも魅力的なんだが、他にも集中してブルーレイやらDVDを購入していたので、ここは我慢して金額が安い本編ディスクのみのスタンダード・エディションをチョイス。本編ディスクのソフト仕様はプレミアム・エディションと同じで、ちゃんとDTS音声も収録しているので問題ないだろう。

中国への返還を控えたマカオ…組織のボスを狙撃し、逃亡中のウーの自宅に、ふた組の客が訪れた。ひと組はウーを始末するようボスに命じられたブレイズとファット、もうひと組は、ウーの命を守ろうとしているタイとキャット。実はこの5人は昔は仲間同士だったのだが、現在は別の道を歩んでいた…。対応に出た細君に共にそっけなく対応されたふた組は、仕方なしに外でウーの帰りを待つことに…やがて自宅に戻ってきたウーを交えて激しい銃撃戦に発展する。撃ち合いの末、休戦をする5人…ウーは妻と子供のためにまとまった金を遺したいと訴え、5人でチームを組み、大金と引き換えに、仲介屋から殺しの仕事を引き受けるのだが…。

ストーリーも大したことないし、逆に細かいバックボーンだってあまり描かれてないんだけど、さりげない会話や仕草で、5人の絆の深さが、ジワリジワリと伝わってくるのが良い。特に、お互い敵対しあっている間柄なのに…エンジンのかからないポンコツの軽トラを、みんなで押しながら、エンジンがかかった瞬間に素早く飛び乗るシーンとか見て、こいつらいいコンビネーションだと実感できるところがけっこう憎い。

基本、仁王立ちの銃撃戦なのに、なんでここまでカッコよく撮れるのか…相変わらずスタイリッシュで美しい、ジョニー・トーの映像美に酔いしれる。最初の銃撃戦が始まるまでの、いや~な緊張感…過去のジョニー・トー作品にも通じる、引っ張りのうまさももちろん健在だ。その後、レストランや病院(闇医者)、ラストの宿屋(仲介屋がいるホテル)などでも、同様にジョニー・トー節全開のアクションを堪能できる。仲間同士、バックアップをしあって銃撃を展開するのが、いいんですよねぇ。また、ラスト間近の空き缶蹴りは、「ザ・ミッション/非常の掟」の紙くずサッカーをなんだか彷彿とさせる名シーン!

オヤジ俳優たちの行動や仕草、セリフなんかが、けっこう気障なんだけど、そんなにいやらしく感じないのは、俳優の演技、魅力か、それとも監督の演出か…。5人の中で、ひとりおとぼけキャラを演じ、場を和ますラム・シューのキャラなんかも、お約束なんだけど必要不可欠。オヤジ俳優の魅力で魅せる映画なんだけど、昨日ブルーレイで見た、タランティーノ製作総指揮の「ヘルライド」と大違いで、面白かったし、何度も見たくなる。濃いおっさんたちに混ざりながらも、ウーの妻役を演じるジョシー・ホー(大好きな女優さん!)や娼婦役のエレン・チャンが、母親の強さ、女のあざとさをよく表現していて、印象に残った。


監督:ジョニー・トー
出演:アンソニー・ウォン フランシス・ン ニック・チョン ラム・シュー ロイ・チョン ジョシー・ホー サイモン・ヤム

【DVDソフトの購入】
DVD エグザイル/絆 スタンダード・エディション
DVD エグザイル/絆 プレミアム・エディション
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2009年05月26日

ヘルライド(2008年)

テーマ:洋画
勝手に映画紹介!?-ヘルライド


2009年5月27日発売の新作Blu-ray「ヘルライド 無修正特別版 」を購入、鑑賞した。クエンティン・タランティーノが製作総指揮に名を連ね、マイケル・マドセンやデニス・ホッパーがクレイジーなオヤジバイカーを熱演している作品。「キル・ビル」×「イージー・ライダー」なんていう宣伝文句につられ、かなり期待してソフトまで買ってしまったのだが…B級を通り越したC級、D級映画で、ちょっとヤラレタって感じ…。

対立する“シックス・シックス・シックス”に仲間の一人ルーイを殺されたバイカーチーム“ヴィクターズ”のピストレロ、ジェント、コマンチの三人は…ルーイの墓前で復讐を誓う。手始めに、トレーラーハウスにいた敵一味を血祭りにあげた三人は、シックスのリーダーであるビリー・ウィングスを追い、そろぞれ別々に復讐の旅を始めるのだが…。

仲間が殺される冒頭から、なんかやたらエロイねーちゃんが出てきて、食いつきはOK。主役三人がトレーラーハウスを襲撃するところも、真っ先に銃をぶっ放すマドセン兄貴がカッコよく…その後、部屋に落ちてたエロ本拾ってニヤリとしながら…それをちゃっかりくすねるところがお茶目。そしてトレーラーから出たきた三人が、ゾロゾロと歩き始めた背中越しにトレーラーが爆破するなんて、なかなかシビレさせてくれたんだけれども…面白かったのはそこまでか?

対立組織との因縁を語るために現在と過去がやたらと錯綜…説明不十分なままキャラクターがいっぱいでてきて、わけわかんない。途中でキノコ食ってトリップするシーンが出てくるんだけど、映画全体がトリップしちゃってるような目茶苦茶ぶりで、イマイチ、ピンとこない。ほんと、「イージー・ライダー」とか、60年代、70年代のニューシネマな味わいを出したいようなんだけれども、演出が追いついていない感じ。ラスボスとの対決とかも、最初のトレーラーハウスと同じようなテンションで、二度目はもう飽きてしまった。

ピントがズレまくったたるい映画なんだけれども、バイクの走行シーンはそれなりに迫力があり、あとは出てくるねーちゃんと、おばちゃんがやたらとエロく、尻とオッパイと卑猥な会話だけはそれなりに満足できるか?マドセン兄貴が、途中で立ち寄るストリップバーみたいなところで、意味もなくおねーちゃんたちが泥んこキャットファイトを繰り広げてたり、将来の嫁さんだと紹介するそこの女主人とかもフェロモンだしまくり。

あと、三人の中で一番の若造コマンチ(24でマイロを演じてた俳優)とマドセン兄貴が、仲間の絆、友情を確かめ合うために本気モードで殴り合いを始めるあたりは、ちょっと「レザボアドッグス」のミスター・ブロンドとナイスガイ・エディを思い出す。デニス・ホッパーの登場はうれしいが、何がしたいんだかよくわからず、かえって映像特典で、撮影の合間に、出演者とダベってる(マックィーンとの思い出話)のが映ってて、そっちの方が魅力的だったり。タランティーノの名前や、キャストであまり期待しすぎない方がいいです。エロ目当てだったら60点くらいかな?


監督:ラリー・ビショップ
出演:ラリー・ビショップ マイケル・マドセン エリック・バルフォー デニス・ホッパー ヴィニー・ジョーンズ


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2009年05月26日

消されたヘッドライン(2009年)

テーマ:09年01~12月の劇場鑑賞映画

勝手に映画紹介!?-消されたヘッドライン

【鑑賞日:2009年5月25日】

先週の金曜日から公開が始まっている「消されたヘッドライン」をシネコンのレイトショーで鑑賞。シネコン発行のポイントカードを提示すると1000円で鑑賞できるサービスデーだというのに、場内はガラガラ…新型インフルエンザの影響だけじゃないだろう、このすき具合(笑)映画の方は、殺人事件を追いかける新聞記者が、政治がらみの大きな陰謀に巻き込まれていき、警察の捜査をも向こうに回して、スクープを狙うといった感じのサスペンス。NHKのBSでも放送された「ステート・オブ・プレイ~陰謀の構図~」というイギリスのTVシリーズのリメイクということなんだけど、元ネタは見てません。

ワシントンD.C.で起きた二つの事件…一つは麻薬中毒の黒人少年が何者かに殺され、その現場を目撃したピザの配達人も犯人に襲われ意識不明に重体に陥ったという事件。もう一つは、若手議員スティーヴン・コリンズの元で働く女性スタッフが地下鉄に惹かれて死亡…議員との不倫疑惑が浮上したことから自殺の声もあがる。ワシントン・グローブ紙の記者カル・マカフリーは、殺人事件のネタを追いかける一方で、学生時代からの親友でもあるコリンズの窮地を助けようと動き出すのだが、思わぬところで二つの事件に関連が!大きなスクープになると踏んだカルは、WEB版の女性記者デラ・フライとコンビを組み真相に迫っていくのだが…。

それなりに面白かったけど、おそろしく地味な映画だな。いや、地味というか古臭いって言葉の方が当てはまるか?まぁ、これらの感想はいい意味でなんだけどね。追いかけるネタは違えど、敏腕の新聞記者が必至でスクープをものにしようと東奔西走する姿や、記事の中身をめぐっての上司とのぶつかり合いは、日航機墜落事故を新聞記者視点で描いた「クライマーズ・ハイ」なんかにも、ちょっと似ているかなって思った。

犠牲者が増えたり、主人公を含めた記者たちが犯人と目される人物とニアミスしたりして、わりと手堅く緊張感を味わうことができ、クライマックスまでダレ場も少なく見ることができたんだけど…こいつが黒幕だったか!?という驚きを優先させたかったのか、最後のオチが意外とセコイかなと。もっとスケールのでかい話かと思っていたのに、落とし所はそこかよみたいな…。気分的にはその真相よりも他の部分を暴いて欲しかったなぁ~という物足りなさが残ってしまった。何もかも犠牲にして、ひたすら真実を追求することに拘る新聞記者…彼ら、彼女らなりの、落とし前の付け方…そこを見てくれってことなんだろうけど。

ラッセル・クロウとベン・アフレックがマブダチだっていう設定が、なんだか嘘くせぇな~って思ってたら、ベン・アフレックの嫁さんを演じたロビン・ライト・ペンとラッセル・クロウも何やら怪しい雰囲気。だから顔デカベンくんも不倫になんか走っちゃった…そこにいろいろ付け込まれちゃったってことかいな?友情という名のメッキがボロボロと剥がれ落ちていく…そういう、余分な部分のドラマが意外な見どころになっていたりするあたりは、TVドラマっぽい感じ。オリジナルを見ていないのでわからないが、TVシリーズの名残なんだろうか?

ラッセル・クロウの、女に対してはっきりしない、優柔不断な感じのダメ中年ブリがなかなか。レイチェル・マクアダムスが演じた若い女性記者がけっこうチャーミングなんだが、こういうダメオヤジにコロっとだまされるんだよなぁと…本編以上に、そっちにハラハラしてしまったよ。2人がコンビを組んでると、某キャラが「もうやったのか?」って質問するシーンがあったけど、時間の問題じゃねーかと(笑)


監督:ケヴィン・マクドナルド
出演:ラッセル・クロウ ベン・アフレック レイチェル・マクアダムス ヘレン・ミレン ロビン・ライト・ペン 


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2009年05月24日

キリング・ゾーイ(1993年)

テーマ:洋画
勝手に映画紹介!?-キリング・ゾーイ

最近、昔買ったLDをちょこちょこ見直してるんだけど、急に「キリング・ゾーイ」を見たくなって、ひっぱり出してきた。タランティーノのマブダチって肩書が先行してしまい…最近は、脚本とかで時々名前を見かける程度になってしまったロジャー・エイヴァリーの監督作品。製作総指揮にタランティーノやローレンス・ベンダーが名前を連ねていることもあり、レザボア系映画としてひとくくりにされがちの犯罪映画(当時の映画誌なんかには、レザボアで描かれなかった強盗シーンを描いた作品だなんて紹介されてたこともある)…なぜかDVD化されなかったので、映画マニア以外には知名度低いかも…。

仕事でパリにやってきたアメリカ人のゼッドは、タクシー運転手に薦められ、ホテルに娼婦を呼ぶことに。部屋にやって来たゾーイという若い娼婦と意気投合したゼッドだったが…そこへ男が乱入してきた。その男が、仕事のパートナーとしてゼッドをパリに呼び寄せた張本人エリックで、彼はゾーイの姿を見つけると瞬く間に彼女を追い出してしまう。実はゼッドは金庫破りで、エリックはフランスの仲間と共に銀行強盗を計画していたのだ。仲間に引き合わされたゼッドは、酒とドラッグを浴びるほど振る舞われフラフラの状態に陥り、そんな状態でありながら、翌日にはろくな計画も立てずに…エリックたちは銀行を襲撃してしまうのだが…。

タランティーノの映画に似てなくもない…前半、ヒロインとの出会いや、昔馴染みの親友との再会など、けっこう無駄なダベリが延々と続くんだけど、そういう会話のシーンがなかなか魅力的。さすがフランスの女優さん、あっけらかんとヌードも披露しちゃうジュリー・デルピー…色白で、小ぶりなおっぱいがなかなかかわいく、当時はこのLDで、よく目の保養をさせてもらったもんです。エリックが乱入してきて以降は、今度はドラック漬けでラリラリ状態…ゼッドに女が近づくことを嫌い、やたらキレまくりのエリック。さりげないホモ演技を見せるジャン=ユーグ・アングラードの存在感も強烈…ってことで、相変わらず主人公なのに存在感が薄いのがゼッド役のエリック・ストルツ(笑)

で、銀行襲撃以降は、前半のダラダラ、ラリラリを取り戻すかのように…ヴァイオレンスシーン満載。「レザボア・ドッグス」でも、マイケル・マドセン演じるミスター・ブロンドがブチ切れ、銃を乱射したからひっちゃかめっちゃかになっちゃったって設定になってるけど、実際にそのシーンは映像になかった。あれが映像化されてれば、こんなシーンになっていたんだろうなぁって確かに思いますね。当時出ていたVHSビデオ版には“破滅の銃弾”というサブタイトルが付いていて、文字通り破滅に向かって一直線。行き当たりばったりだし、強盗中もラリってるし…こうなるのも必然かという印象の映画ではあるけど。

娼婦のヒロイン、ゾーイが…実は昼間は銀行で働いていたということで、人質になって再登場。強盗一身でありながら、やたら人が良さそうなゼッド…2人がどうやってピンチを切りぬけるのかが最大の焦点。タイトルに名前を使われるだけあり、実は真の主役はジュリー・デルピー…彼女の活躍がとっても凛々しい。そんなに大きな予算の映画ではないんだろうけど、スタイリッシュな映像や、ジャン=ユーグ・アングラードのキレ演技で、銃撃シーンなんかはけっこう印象に残る。ゼッドがマシンガンのマガジンを複数個ビニールテープで巻いておいて、交換しやすいようにしてあるあたりは、芸が細かくてかっこいいなぁて思った。


監督:ロジャー・エイヴァリー
出演:エリック・ストルツ ジュリー・デルピー ジャン=ユーグ・アングラード ゲイリー・ケンプ


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VHS キリング・ゾーイ

VHS キリング・ゾーイ 吹き替え版





YouTubeに映像がありました、こんな映画です!









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2009年05月23日

ヘルボーイ ゴールデン・アーミー(2008年)

テーマ:洋画

勝手に映画紹介!?-ヘルボーイ ゴールデン・アーミー


2009年5月22日発売の新作Blu-ray「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー 」を購入、鑑賞した。原作のアメコミは読んだことがなくて、全然知らないんだけど…映画の前作はDVDで購入して、けっこう楽しめたので、今回はブルーレイ版を購入することに。

太古の昔、人間と神話の種族との間で争いが起きた時、エルフ族の王は、無敵の軍団ゴールデン・アーミーを使い、人間を倒していったのだが…あまりの非道さに、それを封印。人間と終戦協定が結ばれた後に、ゴールデン・アーミーを操るための王冠は、三つに分解され、そのひとつは人間に託された。そして現代…人間社会に戦争を仕掛けるため、ゴールデン・アーミーの復活をたくらむエルフ族のアヌダ王子は、オークションに出品された王冠を奪うため、オークション会場で大暴れ。人間に育てられた悪魔の子ヘルボーイと超常現象捜査防衛局の仲間たちは、さっそく現場へ向うのだが…。

前作も普通のアメコミ作品の実写映像化とは一線を画す雰囲気を持っていた(アメコミ映画というよりはモンスター映画だった)ヘルボーイだったけど、さらに…その度合いが増したような感じ。エルフだとかなたらかんたらと…ファンタジー要素がかなり強いね。昔の兵器を蘇らせて、人間社会を滅ぼそうとするなんて展開が、「ハムナプトラ」とかそういう路線の映画に近い。いや、これはまさにアメリカ版の「ゲゲゲの鬼太郎」ですよ(笑)森の精みたいなのと戦うところは「もののけ姫」?

ヘルボーイがまともに見えちゃうくらい、不気味なクリーチャーもやたらといっぱい出てきます…超常現象捜査防衛局のメンバーが事件の情報を仕入れるために、トロール市場へと潜入するあたりは、映画秘宝の記事の中では、スター・ウォーズみたいって表現されてたけど、それも一理あるか。復活したゴールデン・アーミーは、トランスフォーマーに似ているかななんて思ったんだけど、スター・ウォーズって言われちゃうと、あれはドロイドだったのかな?(笑)と思いなおしてみたり。

前作のクロエネンほどのインパクトはなかったが、今回のボス敵となる王子様も、槍を自由自在に扱って戦うんだけど、アクションシーンがけっこうカッコよかった。巨大な歯車がグルグル回ってる部屋で、ヘルボーイと一騎打ちのチャンバラをやらかすところなんて、まるで「カリオストロの城の時計塔の戦いみたいだったよ。とにかく今回もビジュアル的な面白さがふんだんに盛り込まれていて、なかなか楽しい。

前作でも美女と野獣なヘルボーイとリズのラブストーリーが作品に華を添えていたが、そちらもさらに発展し、なかなか。最初は倦怠期かななんて思った2人の関係が、あらびっくり、そんな展開。容姿はあんなブサイクだけど、妙に人間くさくて、なんか親近感がわいてしまう不思議なキャラだよね、ヘルボーイって。ついでに、エイブまで一目惚?ヘルボーイと2人でやけ酒飲んで、ラブソング集なるCDを聴くシーンがやたらと哀愁をおびてていいシーンでした。


監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:ロン・パールマン セルマ・ブレア ダグ・ジョーンズ ルーク・ゴス アンナ・ウォルトン ジョン・ハート


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