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2007年08月31日

スピードマスター(2007年)

テーマ:07年01~12月の劇場鑑賞映画
スピードマスター


【鑑賞日:2007年8月30日】

先週末から公開されている「スピードマスター」をレイトショーで鑑賞してきた。本当は「ラッシュアワー3」を見るつもりで劇場へ行ったんだけど、何故かこっちをチョイスしちゃったんだよね。ネットで有名な自称、映画評論家の某氏が、酷評していたので…見ようか、どうしようか迷ってたんだけど、やっぱ北乃きいが気になったのよねん。

アジアの小国、とある街の埠頭…そこではチューニングした自慢の改造車で、レースが繰り広げられていた。腕の立つ整備士だった父親の辰二が病に倒れて以来、休業状態に陥っている実家の修理工場「桜井モータース」をなんとか立ち直らせたいと思っていた娘のまひろは、偶然知り合った流れ者の颯人を整備士として雇い入れるのだが、実は颯人もかつて走り屋として有名な存在であったことが判明。その噂を聞きつけた、大手カーショップの跡継ぎで、漆黒のRX-7FDを操るドライバーの勇弥がしつこく付きまとう。

某氏の酷評もあながち、(珍しく)的外れではなかったなぁ~とは思いますよ。確かに、カーレース、カーバトル映画を期待して見ると、こりゃ~完璧、トホホだは。「ワイルドスピード」(1作目)、「頭文字D」あたりを意識した和製カーアクション映画を作りたかったんだろうけど、それらの亜流パクリどまり。同じジェネオンが製作に関わっているB級映画「ドリフト」シリーズ以下の出来だわ。

日本に似て非なる国という中途半端にファンタジーな設定がまずダメ。そんな設定にする意味がわからん。物語、キャラクター、役者の演技、演出、映像…すべてが漫画で幼稚、かなりイライラさせられます。

で、肝心のレースシーンがさ、まんまアニメ版の「頭文字D」なんだよね(エイベックスとの音楽コラボが余計にそう感じさせる)。なんかさ、「ワイルドスピード」や「頭文字D」(実写の)を見たときって…普段、車なんか興味ないオイラだってさ、暴走したい気分、ハイテンションになって、映画館を出た後は…チャリンコ暴走族と化して(笑)家路に着いたもんだけど、この映画に関しては、全くそういう気分にさせません。確かに先の大作カーアクション映画だってVFXに頼った演出もいっぱいあったけど、これなんて、そこだけアニメ映画状態です。

ただ、視点を変えて…北乃きいたん萌え映画としみれば、65%は満足したりして(笑)オイラもきいたんに洗車してもらいたいっす(笑)中村俊介の演じた、クールな整備士兼ドライバーの颯人、ありゃー絶対ホモだね。毎晩のように、きいたんと同じ部屋で寝るってうらやましい設定だけど…いくら一まわり以上、歳の離れた女の子だって、あんだけ可愛い娘と同じ部屋で寝るんだったら、健全な男なら少しくらい反応するだろ(笑)

こんな馬鹿げた映画の中で、真面目に演技している北乃きいが、かなり健気だわ。ライバルの車を平気でスパイし、悪党に襲われてるところを主人公に助けられてもさっさと逃げ出す…で、結局、男を自分の部屋にひきづりこんじゃうと、キャラクター的にはかなりつっこみ満載なヒロインではあったが、きいたんの演技で、それなりに地に足の着いた人物として捉える事が出来た。映画「幸福の食卓」、ドラマ「ライフ」と女優として好調なだけに、この映画が彼女の汚点にならなきゃいいなぁと心配になってくるよ。

内容的にはレンタルDVDで充分だったかな~って感じ。北乃きいは可愛いけど、DVDを買うまでの作品ではない。いつの日か、TV放送でもしてくれたら、レコーダーで録画してもいいかな程度の評価ですね(笑)


監督:須賀大観
出演:中村俊介 内田朝陽 北乃きい 鮎貝健 阿井莉沙 中山祐一郎 鈴木慶一 脇阪寿一 大友康平


【関連CDはこちら】
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2007年08月29日

トラック野郎 天下御免(1976年)

テーマ:邦画

数ヶ月前にWOWOWの無料体験を申し込んだ時にエアチェックをしておいた「トラック野郎 天下御免 」を鑑賞した。全10シリーズのうち、自分が無料で見れる時は、偶数作品を放送していたのだけど…2作目は前に見ていたので、4作目からチェック。気分的に落ち込んでいる時は、こういう明るい喜劇を見ると、元気が出るよ!

四国に渡った一番星こと桃次郎は、途中で黄色いコンクリート車を乗り回す、女トラック野郎・雅美と一騒動起こす。その後、知りあった2人連れの女子大生に下心を抱きながら旅を続けるが、そんな時に、お遍路姿の、清楚な美女に出会い、またまた一目ぼれしてしまう。しかし、言葉を少し交わしただけでどこかへ行ってしまったその女性・和歌子は、母親と共に巡礼の旅の真っ最中だったのだが、なんとジョナサンのトラックに世話になっていたのだ…。そして親しくなったジョナサンの紹介で、トラック野郎たちが集う馴染みのドライブインで、ウエイトレスのアルバイトをすることになっり、桃次郎とも再会を果たす!

ついに、子沢山ジョナサン一家の家庭崩壊の危機か?そんだけいるんだから一人くらいいいじゃないかと…娘の養子話から始まり、浮気がばれての離婚騒動やら、いつも以上に飛散な目にあうジョナサン一家…いったいどうなるんだ?とひやひやさせられちまったが、ラストでホロっとさせられた。

一方、桃さんの一人相撲な行動は相変わらず。いつものように、便所で偶然出会ったマドンナ(今回は由美かおるだぁ!)にのぼせあげるものの…一波瀾、二波瀾あり。ワイルドだけど、意外とシャイでロマンチックな桃さん…外野のいらんおせっかいも災いして、かなり罪作りな展開へ。由美かおる、松原智恵子と二人の美女の間に、マッハ文朱まで巻き込んで、恋の行方は?

お馴染みのゲストキャラ、鶴光ちゃんが…弟弟子の鶴瓶(まだモジャモジャ頭の頃)とツーショットで出てくるのが、おもろかった。


監督:鈴木則文
出演:菅原文太 愛川欽也 由美かおる 杉浦直樹 松原智恵子 マッハ文朱 誠直也


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2007年08月28日

コンクリュージョン(2003年)

テーマ:洋画

ここ数日、家族が急病でバタバタしてしまい…映画鑑賞、ブログ更新どころではありませんでした。ちょっと乙付いたので、息抜き。

気がつけば、先週末に楽天のDVD-outlet で、500円&送料無料で注文したリユースDVD(レンタル落ち中古)の「コンクリュージョン 」が宅急便で届いておりました。うん、買った(っていうか、アフィリで貯めた楽天ポイントを使ったので、実質タダなんだけど)の忘れてたよ。スティーブン・ドーフ主演の潜入捜査もので、ラストの大どんでんがえしが売りな、劇場未公開作品。DVDがリリースされたのは、ちょうど3年前の今頃。

FBI捜査官のマイクは、ハンガリーに拠点を置く、ロシアンマフィアへの潜入捜査を命ぜられる。2年後…マイクはドラッグや兵器の密輸、密入国者の手引きや、売春婦の斡旋など…手広く仕切る、マフィアのボス、ダリウスの組織の中でのし上がり、彼にも一目をおかれるような立場にまで上り詰めていたのだが、まだ完全には信用されていないようだ。また逆に、彼の正体を知る、仲間のFBI捜査官ロブは、マイクがマフィアに寝返っているのではないかと疑っている様子だ。そんなとき、ダリウスの一人娘で、組織の一員であるカティアに惹かれてしまうマイクだが…。

アクションあり、サスペンスあり、ラブロマンスあり…出演者もそこそこ豪華で、どんでん返しな結末まで用意されているという、よくばりな内容ながら、そつなくまとめた、それなりによくできた映画ではあるんだけど、やっぱり未公開なのね、どこか華やかさが足りないのは確か。スティーブン・ドーフの容姿なんかも影響していると思うが、小ぶりな“24”(ジャック・バウアー)でも見ているような感じの作品。

突然、作品の半ばあたりで描かれた、核弾頭の強奪が、マイクの捜査に絡んでくるという強引な展開など、もう少しドラマチックに見せてほしかったかなと。DVDのジャケ裏に予測不可能な結末って書かれていたけどそれは、ちょっと大げさね。途中の仕掛けで逆にオチがよめてしまうのが残念。

ボスの娘とのラブロマンスなんかは邪魔っけに感じるけど、ヒロインのローラ・フレイザー嬢は、けっこう好みの女優さんだったので、まぁ、いいかな(笑)


監督:ジェームズ・ブルース
出演:スティーヴン・ドーフ ボブ・ホスキンス ローラ・フレイザー イアン・ハート デヴィッド・オハラ


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【リユース(中古)】コンクリュージョンスティーヴン・ドーフ
まだ500円で買えると思うんですけど…送料無料は週末限定サービスでした(常時5000円以上で無料になるはず)







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2007年08月24日

ベクシル 2077 日本鎖国(2007年)

テーマ:07年01~12月の劇場鑑賞映画
ベクシル

【鑑賞日:2007年8月23日】

和製CGアニメ「ベクシル 2077 日本鎖国」をシネコンのレイトショーで鑑賞してきた。2004年公開の「APPLESEED アップルシード」ではプロデュースとして名を連ねていた曽利文彦が、そのパート2で、今秋公開の「エクスマキナ」には参加せず、似たスタイルのSF・CGアニメをこの時期にぶつけてきたってことに、何かしらの業界事情をうかがわせるが…真意はどうなのだろうか?セルアニメ世代の自分的には、まだまだ発展途上にすぎないと思う、この手のCGアニメが「APPLESEED アップルシード」からどれほど進歩したかを見極めるため、「エクスマキナ」の前哨戦気分で映画を見てきた。

あらゆる市場でリードしてきた日本、ロボット産業も急速に発展したが、技術面での危険性を指摘され、国際連合は国際協定を設けるのだが、それに反発した日本は、国連を脱退し、鎖国を宣言…2067年のことだった。それから10年の歳月が流れ…鎖国が続く日本は謎のベールに包まれていた。日本ではいったい何が行われているのか?真相を探るため、アメリカは特殊部隊"SWORD”を派遣、鎖国が続く日本に潜入させるのだが…。

メカ、キャラクター共に、「APPLESEED アップルシード」の頃に比べると、より昔のセルアニメ、2Dアニメっぽさを強調しているような気がするなぁ。特にメカ描写など…なんか書割っぽく見える(本編上映前に流れた「エクスマキナ」の予告編も同様)が、それらが金属的な質感をものすごく感じさせる。逆に、中途半端にリアルなフル3DCGアニメに否定気味だった自分なんかは、このレベルだったら、違和感なくアニメとして見れるかなと、好意的な気持ちになれたんだけどね。そういったヴィジュアルが、ハイスピードで動き回る冒頭の"SWORD”のアクションシーンなど、けっこう感動ものだった。

ただ、ベクシルたち、"SWORD”の隊員たちが、鎖国日本へ潜入を果たしたあたりから、なんか物語も映像も、ガクっとさせられてしまった。

まず…CGで日本人を描くと、メチャクチャ違和感。主人公のベクシルなど外人顔のアニメっぽいキャラを作るにはいいのかもしれないが、やはりあっさりとした和風テイストの日本人を描くのは不向きみたいね。やっぱり、「APPLESEED アップルシード」の時に感じた、中途半端にリアルで不気味な雰囲気が勝ってしまっていた。

また未来的な映像やアクションなどを描くには、この手法っていいのかもしれないが…日本の日常的なもの、特に、今回、「ベクシル」に出てきた日本は、どこかノスタルジックな味わいのある町並み(作品の内容に関わるので、これ以上つっこんだ描写ができん)なので…今までアニメと認識できるレベルだったのに、急にゲームになっちゃったんだよね。身近なものをCGで描かれるとやっぱり見ていて辛いってことなのかな?

それと、この物語の内容ひどすぎない?日本人は世界を恐怖に陥れるテロ国家に違いないとアメリカさんたちがにらみをきかせてる。で、中途半端なカミカゼ特攻隊精神で、腐った日本人なんかくたばっちまえっていう、皆殺し映画なんだもん。主人公のベクシルたちは、本気で日本を救おうとしているわけでもないしね…なんか感情移入できません。で、最後に戦う敵が…あんなヤツのために、日本が犠牲になったのかよと、これまたガックリさせられるオチ。これだったら“人類補完計画”の方がよっぽどインパクトが強かったぜ。

これ外国人が作った映画…たとえば、韓国人あたりが作った作品ならさ、ああ、日本にこういう感情をまだ抱いてるんだなぁって納得できる部分があったりするんだけどさ…日本人がこんな物語を作るって、ある意味、危険分子じゃねぇ?中途半端にくだらねぇ思想やもっともらしいテーマを掲げないで…前半のように、アクション重視のエンターテイメントで見せれば、もっと面白い作品になっただろうに、とにかく残念。もっとバリバリのSFアクションを期待していたのになぁ…。技術はあっても、作家性に乏しい監督さんなんでしょうね。どーせ「エクスマキナ」の企画をハブにされちゃったんで、あちらの公開前に先制攻撃を仕掛けてやろうかというような、嫌がらせ的な考えなんじゃないですか?

主人公の声優への酷評も目立っているが、その下手さがあったからこそ、NANAのヤスみたいなグラサンハゲの悪者を演じた大塚明夫だったり、朴ろ美、森川智之あたりの本職声優さんたちの演技の素晴らしさが実感できたのは良かったと思いますよ。実力がダンチでした!


監督:曽利文彦
出演: 黒木メイサ 谷原章介 松雪泰子 大塚明夫 朴ろ美 櫻井孝宏 森川智之 


【関連書籍】
ベクシル~my winding road~ (ガガガ文庫 た 2-1)
ベクシル コンプリート・ガイド







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2007年08月23日

さくらん(2007年)

テーマ:邦画

2007年8月3日発売、レンタル開始の新作DVD「さくらん 」を鑑賞した。安野モヨコの人気コミックを、蜷川幸雄の娘で、写真家の蜷川実花が初監督に挑戦した話題作。これまた、新旧女優陣の共演がなかなか豪華で、お祭り気分な映画だ。原作コミックは未読。

吉原の遊廓、玉菊屋に身売りされた8歳の少女…きよ葉と名付けられたその少女は、女郎になることを嫌い最初こそ脱走を繰り返していたが、店番の清次に慰め、連れ戻され、預けられた花魁・粧ひにうまく焚きつけられ、いつしか自分も花魁になってみせる啖呵をきる!そして時が経ち…きよ葉が17歳になった時、いよいよ初めて客をとることに…。

女郎と芸者の違いがあるが…きらびやかな世界で繰り広げられる、壮絶な女の戦い、好いた相手となかなか添い遂げられない現実、という展開は「SAYURI」と一緒だね。監督の個性が出たアーティスティックな映像や演出も効果的、セリフも当時の言いまわしなど再現はしているものの、普通の時代劇を見ているような堅苦しさはあまりなく、全体的にこういう世界観に興味がない若い人でも、意外と入りやすい作品に仕上がっているのには関心。デビュー作にしては及第点。

相変わらずヤンキーバリバリな土屋アンナよりも、個人的には菅野美穂(安野モヨコのドラマ版「働きマン」の主演に決定したそうで)や、木村佳乃が、客の上にのっかって、アンアンしてるセクシーショットにドッキリ(笑)特に、「蝉しぐれ」などの清純なイメージが強かった木村佳乃が、永瀬正敏に乳揉まれて、喘いでるところなんて、生つばゴックン、ご馳走様って感じ。ただ逆に…ザコキャラのおねーさま方の入浴シーン、「時間ですよ」を思い出す、無駄にオッパイいっぱいで、ちょっと勘弁だった。

きよ葉の常連客のバカ大名役で遠藤憲一が出て来たのは嬉しかった。エンケンにぴったりの、テンションが高い、キレキャラで…大笑いさせてもらった。そういえば、原作者の旦那様…ヱヴァンゲリヲン新劇場版の公開が控える庵野秀明が、きよ葉の最初の客は「おれだ、おれだ」とおっさん連中が名乗りをあげる中に、ひとり「わしじゃ」と違うセリフを言う役で出てましたね。ちょうど、ガレッジセールのゴリの顔がどアップになる2人くらい前がそうだった…。最初見た時に、セリフの違いにひっかかたtけど、庵野秀明だとは気づかず、エンドロールのキャストを見て、もしかしてアレがそうじゃないかって思い、見なおして発見した。


監督:蜷川実花 原作:安野モヨコ
出演:土屋アンナ 椎名桔平 成宮寛貴 木村佳乃 菅野美穂 永瀬正敏 石橋蓮司 夏木マリ 安藤政信  


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DVD さくらん 特別版





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2007年08月22日

口裂け女(2006年)

テーマ:邦画

2007年7月20日発売、レンタル開始の新作DVD「口裂け女 」を鑑賞した。都市伝説として有名な、口裂け女を題材に、豪華女優陣の共演で映画化したホラー。

27年前に大流行した“口裂け女”の都市伝説の噂が、とある町でまた流行り始めた…。そして、ある日、その噂が現実のものとなり、子供が連れ去られる事件が連続して起きる。小学校教師の山下京子は、自分の目の前で教え子が口裂け女にさらわれてしまったのだが、もちろん警察は口裂け女の噂については一蹴し、誘拐事件として捜査を始める。京子は、口裂け女の情報を何か得ているらしい、同僚教師の松崎と共に事件の調査を始めるのだが、どんどん事件は拡大しいく…。

見る前は、乳もデカイ、顔もデカイ、サトエリが口裂け女を演じるのかと思ったら、こちらは事件の調査をする、女教師役だった。ただ、この若さにして離婚経験ありの、バツイチ子持ち女の設定。しかも、性格に問題ありで…一人娘は父親に引き取られており、会わせてもらえないという、なかなかのダメ女ぶりが、一般的なヒロイン像とかけ離れてて、ちょっと面白い。母親の家庭内暴力に悩む生徒がせっかくカミングアウトしてるのに、逆に“そんなことはない!”と一括して、子供を脅かしてしまうところなど…おまえの方がホラーだぞ!ってくらいの、ドスのきいた声と形相であった。

だからね、惜しいなぁ~って思うところがいっぱい。神出鬼没、「富江」以上の再生能力で、恐怖のどん底に陥れる口裂け女のビジュアル、またはそれを怪演する水野美紀や…子供にだって容赦しない残虐行為の数々など、和製ホラー映画としてはかなりの頑張り(欲を言えば、PG-12なんかで妥協せず、限界までグロ描写を見せてほしかった)。全体的なダークな雰囲気も悪くないんだけど…サトエリと加藤晴彦のキャラ設定と大味な芝居だけが、ギャグに見えちゃって…ムードをぶち壊す。演じてる本人たちは大真面目なだけに、かえって白けちゃうのよねん。

水野美紀の壊れっぷりは最高だね。子供を虐待しまくったり、ハサミでチョキチョキしたり…今までの自分が勝手に描いていた水野美紀のイメージ(アクションもできるかっこいいおねーさま)を一新してくれたな。また、被害に遭う、子供の母親たちを演じた…女優陣も、川合千春を筆頭に、滝沢涼子、坂上香織となかなか個性的で、それぞれの見せ場もちゃんとあるのが良かった。


監督:白石晃士
出演:佐藤江梨子 加藤晴彦 水野美紀 川合千春 坂上香織 滝沢涼子 桑名里瑛 松澤一之 柳ユーレイ 


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DVD 口裂け女 スペシャル・エディション





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2007年08月21日

フリーダムランド(2006年)

テーマ:洋画

2007年7月25日発売、レンタル開始の新作DVD「フリーダムランド 」を鑑賞した。誘拐事件をきっかけに、黒人と白人の人種の対立のまっただ中に立たされてしまう黒人刑事の物語。ダイ・ハード顔負けのハイテンションな大活躍を見せた「スネークフライト」とは正反対に、シリアスな演技で、演技派としての貫録も忘れちゃいない、サミュエル・L・ジャクソンおじさんが主演。

ニュージャージー州デンプシー…多くの黒人が住むアームストロング団地の近くで、カージャック事件が発生。自分自身も同じ団地内に住み、仲間たちから信頼を得ている黒人刑事のロレンゾは…被害者の女性が保護されている、医療センターへ向かうのだが、なんとその女性は白人だった。彼女の証言から、車に子供がいたことが判明。事件は誘拐事件へと発展するのだが、母親の証言に不自然な部分も。しかし誘拐の一報を聞きつけた市警は、犯人が団地に住む黒人の中にいると決め付け、一帯を封鎖するという強硬手段に出てしまった!

“衝撃の結末”という映画会社、DVDメーカーの宣伝に騙され、誘拐事件そのものに、サスペンスな展開を期待してしまうと、正直やや拍子ぬけするものの…人種問題や家族愛、親子愛を描いた極太人間ドラマとしてみれば、それなりの佳作。ミステリアスな幕開けで、作品に引き込み…一触即発な人種の対立で惹きつけられ、あとはそれぞれの思惑が錯綜する人間ドラマに最後まで見入ってしまった。

ジュリアン・ムーアのやつれた被害者女性役が、ものすごいリアルでびっくりする。だんだん言動がおかしくなっていく時の表情なんて、クスリでもやってんじゃねーの?と疑いたくなる。映画雑誌なんかの情報によると、やっぱりノーメイクだそうで、アカデミー賞女優の女優魂ってヤツでしょうか。こういうところからも、同じジュリアン・ムーアが主演したとんでもミステリー「フォーガットン」を引き合いに出して、どんでん返し系サスペンスで売ろうとする、SPEの宣伝方法は失礼だよね。

全体的に重苦しく、ジト~、ベタ~としてます。決してエンターテイメントな作品じゃない、どちらかというと作品の切り口は社会派サスペンスですので、見る前はご注意を。サミュエル・L・ジャクソンが銃をぶっ放なすような、痛快な娯楽映画を見たい人は、ビデオ屋でまわれ右して「スネークフライト」とか「シャフト」を借りましょうね。余談だけど、企画当初はサミュエル・L・ジャクソンじゃなくて、モーガン・フリーマンだったらしいよ、この映画。監督も違ったみたい。


監督:ジョー・ロス
出演:サミュエル・L・ジャクソン ジュリアン・ムーア ロン・エルダード ウィリアム・フォーサイス


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DVD フリーダムランド






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2007年08月19日

Dear Friends - ディア フレンズ -(2007年)

テーマ:邦画


2007年7月13日レンタル開始、同21日セル版発売の新作DVD「Dear Friends ディア フレンズ 」を鑑賞した。内容はともかく、ある意味で問題作には違いなかった「Deep Love」の原作者が、性懲りもなく中高生をターゲットに、適当に難病と友情をからめて描いた小説を映画化したくだらない作品。見るつもりなかったんだけど、本仮屋ユイカが出ているので、ちょっとだけ惹かれて、レンタルで鑑賞。

誰もがうらやむ美貌、自由奔放な性格のリナは…学校もサボリがちで、夜な夜なクラブ通い。“友達なんか必要な時に利用するもの”とクールに言い放つリナは、友達の彼氏とだってホイホイ寝ちゃう。ある夜、クラブで踊っていたリナは急に意識を失い、気がつけば病院のベッドの上だった。いやいや入院生活を続けている最中に、小学生の頃から同じ学校の同級生だと言うマキが、見舞に訪れてくれたのだが、リナにはマキの記憶が全然ない。適当にあしらうのだが、それにもめげずに、「友達だから…」と言い、何かと世話をやこうとする。その後、リナは退院し、またいつもの日常に戻り始めたのだが…両親から自分の病状と再入院の旨を伝えられ大きなショックを受ける…。

友情を語るために、こざかしくいろいろな難病を描いたりしてるんだけど、似たような病気で苦しんでる家族が身近にいる人間にとっちゃ、こんな内容を描くのに、病気を出しに使わないで欲しいと叫びたい心境にかられる、本当に中身の薄い内容。物語を展開させるために、看護師の凡ミスを利用するなど、さすがに嫌気がさしましたね。

まして、主人公がわがまま放題のヤリマン女!こんなんで、どう感動しろってい言うんだよと…分別のある大人だったら、ドンひきするだろうなぁって思う序盤。まだリナちゃんの病気はエイズでしたって方がさ、社会的なテーマにもなるんじゃないだろうか?ようやく険しい現実に直面し、それを乗り越えていこうとしても、感動する前に、自業自得じゃ、ボケっ!これが人生ってもんじゃ!て思ってしまったよ。

また、健気にリナを見つめるマキの存在も…もう少し均等に描けなかったのかよ、オイって感じでしたね。あんな無理やりな結末じゃ…全てがリナを輝かせるためのお膳立てにしかなってないよね。確かに映画って、主人公を引き立ててナンボだけどさ…。

なんだ、このムカツク女主人公は!と思わせるだけの存在感…北川景子の演技は、案外頑張っていたんじゃないかと思うけどね、映画の内容については、何にも新鮮なものが感じられず、見てるのがシンどかった。これだったら、10年くらい前に見た、三船美佳主演「友情 Friendship」の方がよっぽど泣けたぞ。

映画の中で描かれた女子高生像というのは、同世代の人たちから共感できるようなリアルなものだったのかもしれないが、大人が作る映画なんだから、それだけで終わっていいのか?結局は、見てくれと、綺麗ごとだらけの友情しか描いていないというのも、気づかなきゃだめですぞ、若人たちよというジジくさい、意見で感想をしめくくっておきます。


監督:両沢和幸
出演:北川景子 本仮屋ユイカ 黄川田将也 通山愛 佐々木麻緒 松嶋初音 宮崎美子 大杉漣 


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DVD Dear Friends ディア フレンズ






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2007年08月17日

天然コケッコー(2007年)

テーマ:07年01~12月の劇場鑑賞映画
天然コケッコー

【鑑賞日:2007年8月16日】

全国順次公開ということで、東京地区などから遅れること数週間…見たかった「天然コケッコー」が、ようやく近所のシネコンでも始まったので、レイトショーで鑑賞してきた。同名の人気コミックを「リンダリンダリンダ」の若手監督・山下敦弘が手がけた爽やかな青春映画ということで、期待してた1本。

小学生と中学生合わせてたった6人しかいない、田舎の分校に、東京から転校生がやってきた。転校生の大沢は、中学二年生で、分校で最上級生だった右田そよと同級生。そよは、都会からやってきたわりとイケメンで、垢ぬけた大沢の見た目の良さに好意を持つが…実際に言葉を交わしてみて印象は一変する。それでも少ない生徒同士、一緒に過ごす時間は多く、お互いに二人は惹かれあっていくのだが…。

夏帆の溌剌としてケンコー的な演技に、本当に晴れやかな気分にさせられました。女を武器に、男をたらしこもうとするあたりで、一瞬ドキリとさせられましたが、全くいやらしさを感じさせず、むしろ微笑ましいくらいの、名キスシーンが、この映画で何度も誕生した。オジサン世代としては、渋谷あたりを特殊メイクさながらの化粧で闊歩している女子中高生に、ぜひこの映画を見ていただききご…本来の女の子の可愛さというものを見つめなおしてほしいなぁなんて思ってしまいました。

また、最年少の小学生、小便たれのさっちゃんを演じた子役の女の子にも、くすぐられるものがありましたね。別に変な意味じゃないですよ…オイラは、劇中で主人公のそよに好意を寄せてる、郵便局員の怪しい青年シゲちゃんじゃないんだから(笑)あんなに可愛い子に甘えられたら、きっと自分も親ばかになるだろうなぁと…ちょっとだけ自分の周りの結婚している友人たちの気持ちに近づけた瞬間でしたね。子役の演技にすっかり騙されちゃうなんて…本当にオッサンになったなぁって感じる一瞬です。

あと、控え目ながら、存在感の光る演技で脇を固めるベテラン勢…特に佐藤浩市、夏川結衣が演じた、そよの両親が素晴らしかった。頑固オヤジと、そのオヤジを上手にあしらいながら、子供たちを優しく見つめる母親。忘れがちな、家庭の温かさを思い出させてくれる、家族の団らんの様子が、見ていて心地よかった。

山下敦弘という監督が、やっぱり自分と同世代の人だから、感性が合うのかな?この人の撮る映画って、自分の心の奥底で、ピタっとはまる部分が多いんだよねぇ。

DVDが出たら、セル版を買って、何度も見直したい作品。去年の夏、「時をかける少女」(アニメ版)で、こういう気持ちになったけど、今夏は「天然コケッコー」でキマリ。サマームービーの中では、今のところイチオシだね!?


監督:山下敦弘
出演:夏帆 岡田将生 夏川結衣 佐藤浩市 柳英里沙 藤村聖子 森下翔梧 斉藤暁 大内まり 


【関連書籍はコチラ】
天然コケッコー―映画ノベライズ (コバルト文庫 し 2-17)

天然コケッコーの散歩路 増補版 (クイーンズコミックス)

天然コケッコー (1) (集英社文庫―コミック版)









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2007年08月15日

今頃だけど…押井守の「めざめの方舟」鑑賞

テーマ:その他、雑文…

先週は、NHKのとことん押井守!で、どっぷりと押井作品にハマった人も多かったでしょうねぇ…一部、ラインナップが中途半端で、大それた企画をやったわりに、ツメが甘いNHKにファンとしてはやきもきさせられたけど、作品ごとの自作解説インタビューなどは見ごたえ、聞きごたえがあったね。

で、今更だけど…愛知万博(愛・地球博)の時に、押井守が演出したパビリオン、「めざめの方舟」の映像をおさめた「めざめの方舟 OPEN YOUR MIND COMPLETE EDITION 」のDVDを鑑賞した。いや~、見たかったんですけど、入手しそこねちゃって、そのまんまだったんですけど…さっき、近所のブックオフへ行ったら中古DVDが1000円で売ってたので買っちゃいました。本篇+メイキングディスク付の2枚組。万博にも行かなかったので、当時のマスコミの取材とか、ネットでチロっと様子を見ただけで内容はサッパリだったので、非情に楽しみだった…。

うん、相変わらず「天使のたまご」だね(笑)その他にも、押井作品のお約束のキーワードが随所にちりばめられた映像(「イノセンス」に似てるが、監督的には「G.R.M」の方の延長みたい)はDVDで見ても圧巻だが、これは実際に万博のアトラクションで見たら、もっと凄かったんだろうなぁって思い、ちょい残念に思う。「イノセンス」チックな川井憲次さんの音楽の迫力も、相変わらず凄いです。

お犬様が降臨してくるあたりは、またかぁ~だけど(笑)個人的には鳥・空をモチーフにした「百禽 時を渡る 鳥のプログラム」が一番、見ごたえがあって好きだね。敵の出てこない、3Dシューティングゲームみたいでさ、まるで自分も空を飛んでいるかのような浮遊巻が得られ、気分爽快。

だけど生で「めざめの方舟」を体験できなかったオイラなんかは、このDVD…本編よりも、特典ディスクのメイキングの方が面白かったりする。プロジェクトに参加した監督以下、裏方のスタッフさんたちが、赤裸々に作品完成までの苦難を語っており…エヴァンゲリオンの庵野秀明と摩砂雪が、「ガメラ3」の裏側をドキュメントした「GAMERA1999+」以来の、名ドキュメントとして、非常に面白かった。押井作品でおなじみ、またはアニメや特撮などでよく名前や顔を拝見するスタッフさんがいっぱい、このプロジェクトに参加しているので…映像業界ネタが好きな人はかなり満腹になるはずだ。

冒頭で愛犬と戯れる押井守を延々と見せられるのをはじめ、この時点では、凍結中のガルム(G.R.M)だって、まだまだ諦めていない感じの押井さんとか(笑)、牛乳焼酎を飲んで死にそうになってる押井さんとか、オシイスト必見映像がいっぱい(笑)川井さんの音楽づくり、ヘンテコな楽器を使ってのレコーディングの様子なんかも、ほかの作品以上に、詳しく見れるので、本当に面白かったですね。いや~82分に凝縮されたメイキング映像、もっと長く見たいくらいだ。


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DVD めざめの方舟 OPEN YOUR MIND COMPLETE EDITION







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