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2007年05月31日

悲しき天使 “Those Where Days”(2006年)

テーマ:邦画

2007年4月27日発売、レンタル開始のDVD「悲しき天使 」を鑑賞した。若い女性刑事と中年のベテラン刑事が、殺人犯を逮捕するために大分の温泉街で張り込みするっていう、下手な2時間サスペンスなんかよりももっと地味な題材ながら…登場人物の描きこみや、それを演じるキャストの存在感で見せる、なかなかの佳作に仕上がったサスペンス。

多摩川の河川敷で見つかった男の射殺死体…身元はすぐに判明し、被害者の子供が容疑者として浮上。近くに住む息子の和夫のもとへ、事情聴取に向かった女刑事・河野薫とベテラン刑事・沖島のコンビは…そこで保護した和夫の告白で事件の真相にたどりつく。犯人は和夫と姉の那美であり、姉の那美が所持していた拳銃で父親を撃ったのだという。弟をかばうために、行方をくらませた那美を追い、那美が接触する可能性がある昔の恋人を張り込むため、河野と沖島は大分へ向かったのだが…元恋人の関島にはすでに家庭があり、那美が接触する気配はあまり感じられない…。

ほんと、題材的には新鮮味ゼロ…さんざん似たような刑事ものの映画やドラマで描かれたような物語。犯人が分かっているので、犯人探しをするような手に汗握る展開でもないのだが…イケイケやり手の若手美女とセクハラ中年オヤジという、二人の凸凹刑事コンビの家庭事情、私生活も丁寧に描きながら(設定や演出が細かくて意外と隙がない!)…ジワジワと犯人に迫っていく過程はそれなりにスリリング。

ハイテク機器を使いこなし、理論騒然、形式通りに動こうとする女刑事と、文字通り刑事の勘を頼りにするベテラン刑事の対比…時に厳しく、時に優しく、若者を諭し導く年配者。親子ほどに歳の違う二人の関係の描き方が絶妙。見た目はダサイが、ちゃめっけたっぷり…人情もあって、やる時はやる中年のかっこよさを岸部一徳が渋く演じる。一方、高岡早紀も、美人だけど色気を感じるほどでもなく…私生活ではかなりがさつさが目立つ、等身大の現代女性を演じているのが良かった。

犯人の女が助けを求める元恋人にしろ、女刑事の恋人にしろ、女が頼る男がみんな優しくってね…いい奴ばっか。出番少ないけど、高岡早紀の恋人役だった松岡俊介が印象に残る。さらに出番は少ないが、その松岡俊介の部下役で、チラっと野波麻帆も出てくる。がさつな女刑事が、可愛らしい恋人の部下にジェラしちゃうところとか、面白い。

刑事にしちゃ、裏をかかれっぱなしじゃんというツッコミも入れたくなるが…犯人が確実に現れるとは限らない、いわば選択肢の一つでしかないわけなので、そんなに人員を割けないという警察事情をさりげなく語って、物語に説得性をちゃんと与えている。たった2人で調べてるんだから、穴がたくさんあっても当たり前だな。警察の捜査って…本当に地道な作業だなぁと。

見る前は113分という長さに、飽きがくるんじゃないかと思ったが…危惧で終わった。地味だけど、お薦めです!


監督:大森一樹
出演:高岡早紀  岸部一徳  山本未來 筒井道隆 河合美智子 松岡俊介 野波麻帆 松重豊 峰岸徹 


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2007年05月30日

TANNKA 短歌(2006年)

テーマ:邦画


2007年5月11日レンタル開始、21日セル版発売の新作DVD「TANNKA 短歌 」を鑑賞した。黒谷友香が、中年オヤジと不倫しながら、好意を寄せていた年下男もつまみ食いしちゃうという…R-15指定の二股恋愛エロ映画。原作は俵万智の小説「トリアングル」。

33歳のフリーライター薫里は、仕事も恋も順調にこなしているのだが…長年、付き合っている恋人には妻子がある不倫関係なのだ。分かっていながらも、身体は彼を求めてしまう。短歌を嗜む薫里は、その都度、自分のそんな赤裸々な想いを歌に綴る…。ある日、行きつけのバーで、ヴァイオリニストの卵、圭と知り合う。薫里に好意を持っている、年下の圭の初々しさに惹かれ…次第に関係を持つようになってしまったのだが…。

確かにエロイんですよ…黒谷友香ねーさんのオナニーシーンやセクシーな喘ぎ声に、ドキドキ。下手クソな年下男が一生懸命腰を振ってるのに、声だけ出して、半分マグロ入った冷めた表情の友香ねーさんの表情とかさ妙にリアルだし(笑)かと思ったら、グテングテンによっぱらって喪服着たまま、男の股の上にのっかって、アンアンやりはじめちゃったり。年下男も、「声が大きくて隣に聴こえちゃう」と心配していたが…映画を見ているオイラも、あわててアンプのボリュームさげてさ(笑)周りに音が漏れないように気を使ってしまったよ(爆)だけど、頻繁に脱いでるわりに、肝心なものがあまり拝めない。いや、全く拝めないわけじゃなかったのだが…そこだ!ってところで、イケメン俳優・黄川田将也のケツのアップとかになっちゃうんだもん(笑)俺っちが見たいのは、友香ねーさんの方でして…こういうところは、やっぱり女性監督(宇崎竜童の嫁さん!)なんで、女よりも男の方に興味があるんでしょうね。オナニーシーンも、へんちくりんなダンスシーンとオーバーラップさせたりして、普通にじっくり見せてくれ~って感じ。

普通のラブストーリーとかと、ちょっとパターン違うよね。なんか、女性の方が凄く男性的に描かれてた。いや、これがきっと現代女性の本当の姿なんでしょうね。1回やっただけで、恋人気分になり、やたらと女々しい年下男を見ていると、学生時代の自分の行動を思い出してしまう…オイラも、こんなんだったから失敗したんだなぁって(だから見ているとなんか、イタイ)。ああ~恥ずかしい、年上のおねーちゃんから見たら、ただのSEXフレンドだって、早く気づけよと、ちょっともどかしくなる。最初の、やっちゃうまでのわざとらしアプローチの仕方とか、リアルすぎる。「ウチにCD聴きに来ませんか?」って、発想がやっぱり高校生だよ(爆)一晩泊まったのに、夜中は何もせず…朝っぱらにおっ始めるというシーンで、「朝からかよオイ」ってツッコミを入れてる自分がいるんだけれども、朝っぱらにこのDVD見てました。

エロさからいったら…「東京タワー」(リリー・フランキーじゃなくて、江國香織の方)の時の、寺島しのぶとかの方がエロいかもしれんが(笑)、話の内容は…こっちの方がリアルな分、許せるかなって感じ。だって、別れ話してるのに、男は「最後にもう1回したい」だもん…変に気取ってないところがいいかもしれん。

大好きな中山忍が、不妊に悩む主人公の親友役で出てた…やたら“セックス”って言葉を連呼する忍ちゃん…いつまでもガメラの長峰をオーバーラップさせてちゃいけないんだよなぁって思いながらも、子作りを頑張るのに、旦那がナースのコスプレを迫るというセリフを聞いて、忍ちゃんとナースプレイしてみてぇとか、妄想してしまいました、スイマセン。

5.1chなど、ホームシアター環境で楽しむ時には、あえぎ声のでかさに気を付けてください。


監督:阿木燿子
出演:黒谷友香 黄川田将也 村上弘明 西郷輝彦 中山忍 高島礼子 本田博太郎 萬田久子


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2007年05月30日

しゃべれども しゃべれども(2007年)

テーマ:07年01~12月の劇場鑑賞映画

しゃべれどもしゃべれども

【鑑賞日:2007年5月29日】

先週末から始まっている「しゃべれどもしゃべれども」をシネコンのレイトショーで鑑賞してきた。売れない落語家が、ひょんなことから話ベタな人たちに、落語を教える羽目になるという物語で、下町風情があって、粋な人情ドラマとして、けっこう楽しめる。主人公の国分太一も、TVのバラエティ番組同様に…クセがなく、親しみのある演技。同じジャニーズでも、SMAPよりもTOKIOの方が、こういうキャラって似合うよねって、あらためて思ってしまった(よく「笑点」の特番で大喜利出てたもんね)。

二つ目の落語家・今昔亭三つ葉こと外山達也は、若手のくせに古典にしか興味がないという、ちょっと変わった噺家。自分の芸も半人前なくせして、ひょんなことから、ぶっきらぼうで口下手な美女、関西から引っ越してきたばかりで周りの環境に馴染めない小学生の男の子、解説が下手な元プロ野球選手を相手に、落語を使った話し方教室を始めることになってしまった…。

まるで、ベテラン落語家の寄席を見ているかのように、笑いのリズムが心地よく、適度な緊張感も味わえる。最後まで疲れないで安心して見ていられる丁寧な演出に、時間が経つのもわからないくらい、自然に映画に入り込んでしまった。後半、ラブストーリー色が出すぎな部分もあったが、気分爽快で映画館を出てこれたよ。

そんなに下手ではないけど面白くない落語家っていうのがリアルに描かれていた。同年代の若手は、新しいものへ挑戦しているのに、古典落語にしか興味がないと強情なんだけど…女の趣味もけっこう古風なのには笑ってしまった(爆)

子役の大阪弁の男の子はナイスキャスティング。天才子役と呼ばれているような、よく見かける売れ筋の子役を使わないで…しっかりと本物の関西弁をしゃべれる子を使っているのが良かったね。チャキチャキの江戸っ子、東京弁とコテコテの関西弁の対話がなかなか面白かった。

あと、八千草薫が…落語をしゃべって、「私の方が上手いわぁ」って自分で自分を誉めちゃうところとか…やっぱ凄いよね。本当に上手いんだもん。あのセリフを通して、まるで作り手が演技への賛辞を送っているようにも感じてしまった。江戸っ子のように粋なんだけど、ほのかに上品なおばあ様をものすごい存在感で演じており、ほかの役者はかすんでしまいます。ぶっきらぼうな、香里奈が少しずつ表情が緩やかになっていく姿も可愛かったが、ベテランの貫録にはかなわない。オイラなんかから見れば、本当におばーちゃんなんだけど、仕草が妙に可愛いく見えるんだね。

相変わらず、今風のチャライにいーちゃんを演じさせたら上手い山本浩司とかも、国分太一の演じた三つ葉とは対照的で、出番が少ないながらも印象に残る。


監督:平山秀行
出演:国分太一 香里奈 森永悠希 松重豊 八千草薫 伊東四朗 占部房子 山本浩司 


【原作本はコチラ】
書籍 しゃべれどもしゃべれども




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2007年05月26日

暗いところで待ち合わせ(2006年)

テーマ:邦画


2007年5月25日発売、レンタル開始の新作DVD「暗いところで待ち合わせ 」を鑑賞した。田中麗奈目当てなので、約5時間の映像特典を収録したセル版DVDを購入したのだが…特典が多すぎるので、まだ本編だけしか見てません。

事故で視力を失った本間ミチルは、父親と二人暮らしだったのだが、その父親が今度は突然病死してしまった。悲観にくれながら、慣れない独り暮らしをはじめたミチル。ある朝、チャイムが鳴ったので、ドアを開けてみると、そこには一人の青年が立っていたのだが、もちろんミチルは気づいていないのだが、その青年は、ミチルに気づかれないよう、足を忍ばせそっと、家の中に入り込んでしまった!しばらくして、TVの報道や警察の訪問を受け…ミチルの家の近くの駅で、転落事故が起き、どうやら殺人事件の疑いが浮上しているという話を知る…。

珍しく、コレは原作本を読んでいて、けっこうハラハラドキドキさせられた。乙一の原作本を丁寧に映像化しているので、イメージにはけっこう近かったものの(アキヒロを無理やり中国人に変更した意味は、まぁつっこまないでおこう)、アキヒロが忍び込んでくるところなんて、やっぱり映像で見せられるとサスペンスというよりは、コントのように感じてしまう。田中&チェン・ボーリンコンビのキョンシー映画「幻遊伝」が一瞬、頭の片隅よよぎる(爆)あと、事件の真犯人が分かる瞬間も、びっくりというよりは、大笑い…あの某役者さんの顔、怖すぎるって。

丁寧すぎちゃうのが逆にマイナスか…この内容で尺が2時間を超えているのが、ちょっとだけ残念。自分のペースで読める小説と違って、緊張感が若干薄れるね。ミチルやアキヒロの視点で読んでいたからこそ…片やいないはずの人の気配を感じ、片やそれを感じさせまいと努力する気持で…緊迫したムードが全編を貫いていたのだが…原作を読んじゃっていると、そのあたりの小説特有の雰囲気と比べてしまい、サスペンスとしての味わいはちょっと弱かったかな?

最近では「虹の女神」の蒼井優の盲人役も秀逸だったが…それに匹敵する、田中麗奈の熱演がやはり映画の見所ですよね。視線を外しながら、ぎこちないながらも、不自然にならないような細かな動作をし、なおかつ演技もしなくてはいけないという難しい役を見事にやり遂げていた。映画女優らしい風格があるよね、田中麗奈にはやっぱり。真犯人との対決シーンで、ピンチになった時の表情とかもリアルで凄かった。

原作に勝るものではないが、比較してもそんなに劣らない作品になっていたので、一安心。今度は、乙一原作の「きみにしか聞こえない」の劇場公開もあるようなので、そちらも楽しみだよね。


監督:天願大介 原作:乙一
出演:田中麗奈 チェン・ボーリン 宮地真緒 佐藤浩市 井川遥 岸部一徳 佐野史郎 波岡一喜


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DVD 暗いところで待ち合わせ プレミアム・エディション






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2007年05月25日

スキャナー・ダークリー(2006年)

テーマ:洋画

2007年5月25日発売、レンタル開始の新作DVD「スキャナー・ダークリー 」を鑑賞した。映像がおもしろそうだったので、思い切ってセル版DVDを購入してしまった。フィリップ・K・ディックの近未来SF小説を原作に、ハリウッドスターで実写映像を撮影した後、グラフィックノベルのような技法でアニメに置き換えるという…なんとも不思議な映像に仕上げた珍作。

覆面麻薬捜査官のボブ・アークターは、“物質D”と呼ばれる新種のドラッグを追うため、潜入捜査で自らジャンキー仲間に接触を試みていたのだが、ある日、自分が密告されてしまった。捜査の最中は、警察内部でもボブの正体を知らないため、ボブは自分で自分を監視する羽目になってしまうのだが…次第に、捜査官とジャンキーの人格が分裂し始めてしまう。

キアヌのSFっていうと「JM」や「マトリックス」をどうしても思い出してしまうけど…この作品は、原作者の実体験に基づいたドラッグの話が中心であり、潜入捜査官が薬中ジャンキーになってしまうというお話で、そんなにSF色が強烈ではないよね。潜入捜査官の身元が分からないように、外見が変わる特殊なスーツとか出てくるんだけど…クライマックスに、この辺のSF設定を生かした、どんでん返しがあるだけで、あとは普通にジャンキー映画って感じだったなぁ。もっと派手なエンターテイメントものを想像していたけど、意外と地味でシビアな物語。

最初の方は、ビジュアルに慣れるのと、話の流れをつかむのに一苦労するが、ロバート・ダウニーJr.やウディ・ハレルソンが演じたジャンキーたちの、くだらない駄弁りは、ばかばかしくて結構、おもろい。

麻薬で頭がおかしくなって、自分が何者かわからなくなっちゃうってあたりの作品構造は…DVDで「パプリカ」を見直した直後だったので、題材的に今敏の作品に似ているところがあるなぁ、なんて思ってしまった。これは、これで「パプリカ」のようにトリップ感を味わえる、妙な映像で新鮮ではあったけれども…ここまで手を加えないで、普通に実写映像でも見てみたいなぁって思う事もしばし。あっ、でも…SFにしなかったら、ただの潜入捜査もので、亜流「インファナルアフェア」(ディパーテッド)みたいな作品になっちゃうかな?

面白い映像ではあったけど…ジャパニメーションで育った自分などは、アニメのセンスがやっぱりアメリカンなのが、ちょい気になるね。基本的に海外のアニメってあまり好きじゃないからさ…このパターンで、何度も見たいとは思わない。同じ手法で撮られた「ウェイキング・ライフ」は見ていないんだけど、ソレを見ていたら、この作品に興味はわかなかったかもしれないなぁ。見ていなくて正解だった(笑)


監督:リチャード・リンクレイター
出演:キアヌ・リーヴス ロバート・ダウニー・Jr ウディ・ハレルソン ウィノナ・ライダー ロリー・コクレイン

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DVD スキャナー・ダークリー






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2007年05月25日

リーピング(2007年)

テーマ:07年01~12月の劇場鑑賞映画

リーピング ヒラリー・スワンク


【鑑賞日:2007年5月24日】

先週末から始まっているヒラリー・スワンク主演のホラー映画「リーピング」をシネコンのレイトショーで鑑賞してきた。本日25日から公開の「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」も、前夜祭と称して24日の夜から公開が始まっている劇場が多く…自分の通っているシネコンでも既に上映されていて、映画館自体は、パイレーツ目当ての客でけっこう混雑しているのに…ははは、「リーピング」の客、自分も入れてたったの2人(爆)パイレーツとはえらい違いだね。

かつて牧師だったキャサリンは、ある事件で家族を失い、信仰を捨てた。今では、宗教絡みの超常現象を科学的に解明する専門家だった。そんなキャサリンのもとに、調査の依頼が…。ルイジアナにある小さな田舎町ヘイヴンで…一人の少年が川で怪死を遂げた後、その川全体が血のように真赤になってしまったという。パートナーのベンを引き連れ、さっそく現地に乗り込むのだが…。

そんなに話題になってないけど(そりゃー、公開から1週間経ってないのに客が2人じゃね)…あんがい、みっけもんの映画ですよ、これ。ロバート・ゼメキスとジョエル・シルバーが設立したホラー専門プロダクション、ダークキャッスルの作品なんで、相変わらず妙に古臭さを感じるんですけど…そこが映画らしくていいかなと。「リーピング」なんて原題そのままのタイトルよりも、“イナゴ少女、現る。”というキャッチコピーをタイトルにつけた方が、その手のマニアの食い付きが良かったと思うけどなぁ(笑)

宗教観の違いもあり…確かに、旧約聖書を持ちだして、いきなり“10の災い”なんて言われても、こちとらピンとこやしないが、川が真赤になるのをはじめ、某映画のように、空からとある生物が降ってきたりと…次から次へと超常現象てんこもりで、前半のつかみはOK。

主人公が、信仰を捨てた原因を遠まわしに描きつつ…サタンの仕業だ、いや、科学的に解明できると、ああでもない、こうでもないと議論を交わすあたりはやや退屈なものの、“イナゴ少女が降臨”して以降は、どんでん返し&アルマゲドン級のオチまでB級ホラーモード全開でぶっとばしてくれる。

なんかのリメイクじゃないの?と、随所で既視感めいた錯覚に陥るような映画ではあるけど…ハデなビジュアルもあり、けっこう楽しい。こういうお約束なノリが楽しめなきゃ、ホラー映画、オカルト映画ファンではないよね。すし詰め状態の劇場で、ジョニー・デップのひげ面を拝むより、ガラガラの映画館で、ヒラリー・スワンクが、ケツ振って歩いてる姿を拝むのも、案外いいですよ(笑)


監督:スティーヴン・ホプキンス
出演:ヒラリー・スワンク デヴィッド・モリッシー イドリス・エルバ アンナソフィア・ロブ スティーヴン・レイ


【ダークキャッスル作品】
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DVD 13ゴースト(2001)
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DVD 蝋人形の館









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2007年05月24日

パプリカ デラックス・ボックスを購入!?

テーマ:お薦めDVD


2007年5月23日発売の「パプリカ デラックス・ボックス(2枚組) 」を購入…さっそく鑑賞した。お金がないので、通常版とこのボックス、どちらにするか、買いに行ったソフトショップで悩むこと数分。なんせ値段がさ、定価で8460円も違うんだわさ。通常版にすれば、ほかのDVDが2枚も買えるし…なんて誘惑に駆られてみたり。ボーナスディスクに収録されている原作者、監督、キャストの“夢のスペシャル対談”というのは見たいけど…値段のわりに、トータル90分程度の映像特典と、5時間、6時間あたりまえの洋画DVDなんかに比べると、かなり淡泊な仕様。分厚い絵コンテ集なんて要らないから、ソフトだけで定価1万円は切って欲しいというのが正直な気持ちだったが…限定5000ボックスに加え(自分が買ったショップは1個しか入荷していないし)、特典ディスクに入りきらなかった映像特典を収録した“夢のスペシャル対談 番外編”というジュエルケースに入った非売品のソフトがもう1本付くというので(メーカー発表の仕様には入ってないので販売店によりみたい)、思い切って…ボックスを買っちゃいましたよ!


劇場鑑賞時の感想はこちら⇒クリック


映画の感想はだいたい、劇場で見たときにダラダラと語っていますので…ソフトの質や特典についての話を中心に今回は書いてみようかなと。

本編の音声はドルビーデジタル&DTS5.1ch。自分はもちろんDTS音声で視聴。平沢進が手がけた、陽気なんだけど不気味という奇妙奇天烈なBGMがグルグルと自分の周りを取り囲み、セリフや効果音の鮮度も良好。鮮烈なビジュアルと相まって…作品の冒頭からトリップ感を存分に味わえる。通常のDVDで、コレですからね…毎度のようにひがみなコメントですが、同時発売のブルーレイで視聴してみたいですね。あと、監督と平沢進のオーディオコメンタリーも収録されており、監督の裏話とかはけっこう面白い。結局、2回連続で本編映像を見てしまったよ。

で、ボーナスディスクに収録された映像特典ですが、今監督が脚本&絵コンテに着手したころから、作品完成後の舞台挨拶までを、監督と原作者のインタビューを交えながらみせる作品メイキング的な「夢 2人のパプリカ」。原作者、監督、林原めぐみ、古谷徹が4人で対談を行った「夢のスペシャル対談」これらが、約30分程度。あと、作中のCGの詳細解説を行った「夢のCG世界」が15分くらいだったかな?

対談の様子は案の定、かなり面白く…いつもは少年やヒーロー系の声が多い、古谷徹にデブの時田役をオファーしたいきさつなどが詳しく語られている(徹さん自身も違和感を感じ、一度はオファーを断ろうとしたらしいのだが…実は時田=アムロだと判明などかなり面白い!?)。映画館で見た時も、アニメのベテラン声優がいっぱい出ていて良かったと感じていたんだけど、まさに監督の意図もそこにあったそうで、今まで以上の、アニメらしい作品を目指していたのだそうだ。

番外編の別ディスクは、本当におまけ程度の内容で収録時間は10分程度…対談の未収録分とヴェネチア映画祭の様子が収録されていた。

752ページの分厚い絵コンテもさ、買う前は要らないと思ったんだけど…さすが漫画家出身の今敏だけあって、今回もそのまんま漫画になるんじゃないだろうか?って思えるくらい、緻密な書き込みがされている絵コンテであり…メイキング映像で、大変そうな絵コンテ作業中の様子なんかを見ていると、DVDの値段が高いのは仕方がないかなって、ちょっと許せるてしまう。

通常版にもコメンタリーなどが収録されているので、楽しめると思いますが、お金に余裕がある方は、ぜひボックスを買ってみては?


監督:今敏 原作:筒井康隆
出演:林原めぐみ 古谷徹 山寺宏一 大塚明夫 阪口大助 江守徹 堀勝之祐 田中秀幸 こおろぎさとみ



【DVDソフトの購入】
DVD パプリカ デラックス・ボックス(2枚組)

DVD パプリカ

Blu-ray パプリカ (Blu-ray Disc)









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2007年05月22日

地獄の変異(2005年)

テーマ:洋画

この間の、ツタヤの旧作半額レンタルで、見逃していた「地獄の変異 」を借りたので、鑑賞。一昔前の東宝東和チックな安っぽい邦題から、チープなB級映画を予想していたが、意外と大作感も感じられるエンターテイメントホラー。洞窟もののホラーということで、近い時期に劇場公開された「ディセント」と比較されることも多いようだが…。

ルーマニアの山奥で、前人未到の巨大洞窟が発見された。中は、水で水没してしまっている部分も多く、調査を担当するニコライ博士は、ダイバーの精鋭たちを招集することに。ダイバーチームの合流とともに、いよいよ本格的な調査が開始されたのだが…広い洞窟内でベースキャンプの設置場所を捜している途中に、謎の生物が現れ、メンバーの一人が犠牲に。さらに、入口に戻る水路が閉ざされてしまい…調査隊は洞窟の奥に閉じ込められてしまった。謎の生物が跋扈する洞窟から、出口を求め、自力で脱出しようとするのだが…。

モンスターがようやく姿を見せるタイミングから、誰が死んで、誰が生き残るのかというサバイバルの行方、ラストカットのオチまで、すべて計算しつくされたようなベタな展開の冒険映画とホラー映画の合体なんだけれども、前半と後半ではまるっきり毛色が変わってしまう「ディセント」と違って、冒頭からそっち系映画全開なので…単純にノリノリで楽しめましたね。

地底に住む寄生生物に、まんまと寄生されてしまう人物なんかも出てくるんだけど…これが対モンスターに、威力を発揮して、スーパーマン化しちゃったりと、なかなかぶっとんだ設定も楽しいのだが、せっかくいろいろなところで大風呂敷を広げているんだから、化け物になって、仲間を襲ったりもしてほしかったなぁなんて、ちょっとだけ思ったね。寄生が判明してからは、いつモンスター化するんだろうと、そればかり期待していた(笑)

やっぱりさ、ただ暗い洞窟の中をさまようだけじゃなくて、半分くらいは水の中に潜ってるシーンっていうのも…緊張感が高まり、ワクワクさせるのよ。水中がらみの撮影やセットって、やっぱり豪華に見えるしね~…なんか好きだな。

レンタルDVDで楽しむなら、申し分ない映画ですね。いかがわしいBGMに加え、轟音とともに岩盤が崩れ落ち、四方八方から化け物の奇声が聞こえと…終始サラウンドもダイナミックな音を聴かせてくれるので、サラウンドマニアの方も、安心して楽しめるのでは?ブルーレイなんかでもソフトが出てるみたいなので、次世代DVDとかの整った試聴環境で見たら、楽しさが倍増するだろうなぁって、ちょっとうらやましくなります。


監督:ブルース・ハント
出演:パイパー・ペラーボ コール・ハウザー レナ・ヘディ エディ・シブリアン モリス・チェスナット  


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2007年05月21日

パッチギ! LOVE&PEACE(2007年)

テーマ:07年01~12月の劇場鑑賞映画

パッチギ! LOVE&PEACE

【鑑賞日:2007年5月20日】

深夜番組の辛口の映画批判でおなじみ井筒和幸の新作「パッチギ! LOVE&PEACE」を鑑賞してきた。今までの井筒作品の集大成ともいうべき傑作「パッチギ!」からあまり間を空けず、こんなに早々と続編作っちゃって大丈夫なのか?前作で好演し、今じゃ本格女優に大化けしてしまった沢尻エリカの不在をはじめ、主役キャストの変更と不安要素もあったんだけど…。

1974年…京都で暮らしていた在日朝鮮人のリ・アンソンとその一家は、アンソンの息子チャンスの難病の治療先を求め、東京に引っ越してきた。アンソンは伯父のサンダル工場を手伝いながら、病院を捜す日々に明け暮れていたが…ある日、駅のホームで朝鮮高校に通う従弟のヨンギが、右翼学生と乱闘を繰り広げている場に遭遇。相手はかつてのアンソンのライバルだったことから…アンソンも騒動に巻き込まれる。その時、アンソンは国鉄職員の佐藤に窮地を助けられ…知り合いになる。一方、アンソンの妹キョンジャは伯父に紹介されたホルモン屋で働いている最中に芸能界にスカウトされた。甥っ子を助けたい一心で、在日であることを隠しながら、女優としてトップを目指そうとするのだが…。

自分の中では、前作「パッチギ!」ほど、やられた度は高くなく、劇場で涙がちょちょぎれる程、感動はしなかったんだけれども、ストーリーに無理な破たんも見られず、ノスタルジックな昭和風景がよく描かれていたのがよかったと思う。CGとか、豪華なオープンセットなんてなくても、シナリオだったり、設定だったりで細かく演出が行き届いているので、リアルな昭和の臭いがプンプン。こういうところを「ALLWAYS 三丁目の夕日」とか「地下鉄に乗って」など昭和をテーマにしたような作品は見習うべきなんじゃないだろうか?

昭和50年前後のアンソン、キョンジャ兄妹の物語が描かれる一方、さらに物語は30年ばかり時間をさかのぼり、二人の父親が日本の植民地で遭遇した出来事が…回想形式で少しずつ描かれていく。最初は、急に話が飛び、スケールがやたらとデカクなるので違和感を感じてしまい、かえって父親の話はない方がよかったんじゃないかって思っていたのだけれども…クライマックスでの話のシンクロ具合は見事だった。

たぶん、近年話題になっている洋邦画問わず、いくつかの戦争映画なんかに比べると、予算なんかもうんと少ないんだろうなぁって思うんだけれども(チープさを必死にごまかしている感じ)…和製スピルバーグともいうべき、容赦ないバイオレントな戦闘描写が…戦争というものでは、人間の生き死にというのがつきものだというのを実感させるには充分な効果を発揮。戦争を美化しすぎていると、公開中の某戦争映画にかみついた井筒監督の発言がワイドショーで取り上げられていたが、本当にあの戦争映画を真っ向から否定する内容なんだもんね…凄いとしか言いようがない。

ただ、こういう井筒流の反戦思想が、キョンジャ視点のパロディ風の芸能界物語にも色濃く反映しすぎてしまったのが原因で…前作みたいに素直に泣ける映画にならなかったんだよね(泣けるかもと思うところはあったけど、前作の盛り上がりに及ばず)。沢尻キョンジャに比べると中村ゆりはやっぱり見劣りするものの…水着やバニーちゃんなどお色気シーンも数多くあり、また違った魅力を醸し出していた。特に、男の部屋で、男もののシャツを上に羽織って、下は生足という(「g@me」の仲間由紀恵みたい)、オイラの大好きなシュチエーションが拝めたのはポイント高し(爆)あと、本編にあんまり関係ないけど…芸能人水泳大会(ちゃんと大磯ロングビーチロケ!)で、オッパイポロリなやらせハプニングまで再現している作り手の拘りは嬉しいぞ!?

比べちゃうと、監督には悪いが「パッチギ!」は超えてないと思うのが正直なところだが、“続編じゃない!”と強固に反発する要素も見られず(沢尻信者や井筒流の思想が嫌いな人には酷評されているようだが)、まぁ及第点といったところかな。1本の映画としては面白く見れたと思いますよ。


監督:井筒和幸
出演:井坂俊哉 中村ゆり 西島秀俊 藤井隆 風間杜夫 キムラ緑子 手塚理美 ラサール石井 


【前作を見てから劇場へ!】
DVD パッチギ! (特別価格版)

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2007年05月19日

ヘイヴン 堕ちた楽園(2004年)

テーマ:洋画

2007年4月27日発売、レンタル開始の新作DVD「ヘイヴン -堕ちた楽園- 」を鑑賞した。「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」が公開目前のオーランド・ブルームが主演。自ら製作総指揮も務めたサスペンス映画ということだったので、ちょっと期待したんだけれども、楽園のような美しいケイマン諸島の風景が奇麗なだけで…なんか、作り手の自己満足だけで終わってしまったような、中途半端にアートっぽい群像劇。

実業家のリドリーは、脱税の容疑でFBIに捕まりそうになり、愛娘のピッパを連れ、仲間の弁護士がいるケイマン諸島に逃亡を図る。無理やり父に付き合わされたピッパは…反抗的な態度を見せ、知り合ったばかりのお調子者の地元の黒人青年リッチーに誘われるまま、地元の若者たちが集まるパーティー会場へ出かけてしまった。一方、地元の青年シャイは、金持ちの黒人娘と恋に落ち、人目を忍んで合びきをしていたのだが…二人の交際に反対する家族に見つかり、娘へのレイプ疑惑をかけられてしまう。実はシャイの相手のアンドレアの父親は、シャイのボスの娘だったのだ!

リドリー&ビッパ親子と、シャイ&アンドレアのカップルの物語を主軸に…登場人物たちがニアミスを繰り返し、時間軸が錯綜し…最後の方で、なんとなくストーリーが繋がるという…今、映画館で流行っている「バベル」みたいな構成の映画。オーリーと監督のインタビューが収録されていた映像特典でも、アレハンドロ・イニャリトゥ監督作品を彷彿させますね~なんて質問をインタビュアーがぶつけていた。

オーリー目当てでこの映画を見るようなファンの人は、時々チラっと姿が見えるだけで、なかなか出てこないのでけっこうやきもきするんじゃない?(中盤以降、ちゃんと出番あり)自分のイケメン面をひけらかすような、ちょっとムカつく兄ちゃんという…今までの好青年やヒーローといったイメージを覆す、ちょっとかすれた感じの役に挑戦しているのが、見どころなのかな?さらに、その御自慢のお美しい顔面に薬品をぶっかけられ…化け物面になっちゃうという、ファンにはけっこうショッキングな展開。俳優として世間一般のイメージを脱却したいというオーリーの意気込みはビシバシ伝わってくるんですけどね、その頑張りもあまり作品に生かせていない感じ。

身分の違うカップルの悲恋の物語と…ラブストーリーの常套手段のような設定も、その後がけっこうリアルで、なんかあまり劇的な感じがせず、面白くないし…人種問題、ドラック、セックス、バイオレンスと何でも描いてやるぜ!とばかりに…ごった煮なテーマも、投げっぱなしで、だからどうしたって思う。無理にストーリーが交差するような複雑な群像劇スタイルにせず…脱税オヤジの逃走劇を中心に、そのオヤジが隠し持った現金を狙う輩との争奪戦に焦点を絞った方が…ストーリーもシンプルで面白かっただろうなぁ。

顔面がただれた醜いオーリーが見たいファンはどうぞ!?


監督:フランク・E・フラワーズ
出演: オーランド・ブルーム ビル・パクストン スティーヴン・ディレイン ゾーイ・サルダナ ラズ・アドティ 


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