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2017年02月28日

海底大戦争(1966年)

テーマ:邦画
海底大戦争

大本命と言われてた「ラ・ラ・ランド」が大したことなかったじゃないか(某映画サイトのアカデミー賞予想クイズは「ラ・ラ・ランド」を中心に選んだのに)などアカデミー賞の話題や…それともなければキャメロン映画の常連、ビル・パクストンの急死にびっくらこいたとか…色々と語りたい映画ネタもあるんだけど、今日はAmazonのプライムビデオに最近になって追加されたらしい、千葉真一の映画を1本見終わったので、その感想を書く…サムネ画像に写っていたウェットスーツ姿の千葉ちゃんが、ジェームズ・ボンドみたいでちょっと凛々しかった「海底大戦争」。

新聞記者の安部は…米軍による潜水艦新型魚雷を取材するため、他国の記者たちと実験を見学していた。その際、記者たちが目にしているモニターに“謎の人型”が映し出された!いったい何が起きたのかと詰め寄る記者たちに対し、米軍はただの“水死体”だといって、取り合おうとははしない。納得できない安倍とカメラマンのジェニーは…アクアラングをつけて現場海域へ向かう。そこでジェニーは怪物に遭遇。証拠の写真も撮ったのだが、カメラを海中に落としてしまった!証拠がないと誰も怪物の存在を信じないので、2人は…もう一度、海中に潜る。

今まで見たこともない作品だったので、内容もよくわからず鑑賞をはじめる。前述の通り、ウェットスーツ姿の千葉ちゃんから、漠然と「007/サンダーボール作戦」みたいなアクションものを想像、期待してた。冒頭は米軍の潜水艦による魚雷実験シーンから幕開け…おお、やっぱりミリタリーな内容なのか?潜水艦が標的である、無人艦に向かって魚雷を発射…もちろん模型による特撮なんだけど、映像的には嫌いじゃない、むしろ好み。で、記者たちが見守るその実験の最中に…予想だにしなかったものが目に飛び込んできて、あれは何だと大慌てになる。

魚雷を観察するためのモニターに“人影”みたいなのが一瞬横切るんですね…そうだな、「ウルトラマン」のオープニングテロップに出てくるウルトラマンのシルエットみたいな映像をイメージして、それが一瞬、挿入される感じ。記者たちは色々と想像をめぐらせて、米軍に詰め寄るんだけど…米軍は、“たまたま現場にあった水死体”だと結論付けて、まったく記者たちの追及を取り合わない。それに納得しない千葉ちゃんと、お仲間の金髪美女が海に潜って…実際に化け物に遭遇する。どう見ても“半魚人”なのだが…劇中ではそう呼ばれることはなかった。

実は、マッドサイエンティスト率いる謎の組織がですね…米軍の実験場近くに、海底都市をこっそりと建設してまして、化け物は、そこで作られた改造人間(もともとは人間だった!)…サイボーグだった!もちろんマッドサイエンティストの最終目的は地球征服(笑)その真相にたどり着いてしまった千葉ちゃんと金髪美女はマッドサイエンティストに拉致られ、サイボーグに改造されそうになる!ピーーーンチ、どうする千葉ちゃん。その頃、米軍も2人が行方不明になったことに気づき慌て始め、潜水艦を使った捜索活動を開始…ようやく海底都市の発見に至る!

ぜんぜん007みたいな映画ではなかった、ツッコミ満載の中途半端なSFだったんだけど…半魚人、もとい…サイボーグの造形に味があって、なんとなくクセになるのは確か。人間をサイボーグに改造する過程なんかも、最近の味気ないCGと違って、グチャグチャ、ドロドロとした造形物やメイキャップを駆使したアナクロな感じが、古典の怪奇映画を見ているような、子供の時だったら、ちょっとトラウマになったかもしれないなという…意外と薄気味悪さを演出。欲を言えば…もうちょっと強くて、カッコいい千葉ちゃんが見たかったけど、新聞記者の役じゃあんなもんか?


監督:佐藤肇
出演:千葉真一 ペギー・ニール フランツ・グルーバー アンドレ・ヒューズ エリック・ニールセン 室田日出男


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2017年02月26日

龍の歯医者 後編・殺戮虫編(2017年)

テーマ:アニメ(TV・OVA)/特撮
龍の歯医者 後編・殺戮虫編

NHKのBSプレミアムで二週に渡って放送されたスペシャルアニメ「龍の歯医者」…「後編・殺戮虫編」が昨晩放送になったのでエアチェックして鑑賞した。その際、本編アニメ放送前にやっていた“今からでも間に合う!「龍の歯医者」後編直前(生)SP”もちゃんと合わせて録画したんだけど…本編終了後にも“直後SP”って番組があったようで…やべぇ、録り忘れた。ウチで取ってる読売新聞のTV欄にはそんなの載ってなかったぞ(予約する時にレコーダーの番組欄を気を付けて見てれば気づいたんだろうけど)…さすのNHKでも“直後SP”の再放送は無理か?

隣国との戦争が激化する“龍の国”…国の守護神 “龍”を虫歯菌から守る歯医者の野ノ子と、“黄泉帰り”という現象で生き返り、野ノ子と同じ歯医者になった敵国の少年・ベル。仲間の裏切りに遭い、虫歯菌“天狗虫”が出現…それが原因で、落下してしまった歯を追いかけ、戦乱の続く地上へ降り立つ。そんな二人の前に、ブランコ率いる敵軍の傭兵部隊が現れた!そしてベルと面識があった傭兵たちは…ベルが生き伸び、歯医者になっていた事実に驚く!仲間の援軍も到着し…なんとか傭兵から歯を守った野ノ子は、それを持って“龍”に戻ろうとするが…。

幕開けは現代っぽいシーンから始まる後編…一瞬、面喰う…野ノ子やベルはどうなった?世界観を急に変えてくるあたりはガイナックス流れをくむスタジオカラーらしい十八番展開。このまま「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」のように観客・視聴者置いてきぼり展開かと一瞬、心配になるが…あくまで世界観の補足みたいなシーンであり、ちゃんと元の物語に戻ってきたので、ちょっと安心する。前編で“虫歯菌”のせいで抜け落ちてしまった歯を追いかけて、地上世界にやって来た主人公たち…地上に落ちた時点で、巨大だった歯は持ち運べる大きさに変化。

それをめぐり…前編で黄泉帰った(蘇った)敵兵ベルくんとも因縁浅からぬ敵傭兵軍団との争奪戦に発展していく。敵から守るため、小さくなった“歯”を大事そうに抱きかかえる野ノ子の仕種を見て、なんとなく押井守の「天使のたまご」を思い出す。地上では馬による活劇シーンが多く…前編同様、宮崎駿の「もののけ姫」っぽさを感じる。ああ、そういえば「もののけ姫」は馬じゃなくて、主人公たちがまたがってるのは架空の動物だったっけ?また…空飛ぶ“龍”に戻るため、飛行機を使ったアクションに発展していくところも、やっぱり宮崎アニメっぽかった。

敵の傭兵でいっぱいの飛行機内に野ノ子が乗り込んでいくところなんかは「風の谷のナウシカ」のユパ様だよね(笑)アクション以外では…地上に落ちた野ノ子とベルが、民家に泊めてもらうシーンが出てくるんだけど、年頃の男女が同じ部屋で一夜を共にするという…ドキドキな感じが、まさにエヴァのシンジくんとアスカのようです。そして、化け物になってしまった柴名姐さんという先輩歯医者(声を演じるのは林原閣下)の内面的なものを描くところは、やっぱりエヴァっぽい。舌が絡み合う生々しい描写を見て…エヴァで出てきたミサトの喘ぎ声が頭をよぎる。

やっぱり最後は人類補完計画発動か?なんて思ったりするんだけど…鬱々な庵野秀明に比べると、もうちょっと“救い”を残してくれているのが、鶴巻和哉の人としての優しさなのかなと思ってみたり。一貫して“生と死”は描いているんだけど…絶望的でもなく、しっとり泣かせるわけでもなく、なんとなく温もりを感じさせる、爽やかなラストであった。前編放送時はまだ出家・暴露本騒動(ついでに不倫もバレた)で世間の目も厳しかった清水富美加だけど…例の暗殺事件の陰に隠れ、だいぶ報道も沈静化。おかげで変な先入観もなくなり、素直に楽しめた。


監督:鶴巻和哉 制作統括・音響監督:庵野秀明
出演:清水富美加 岡本信彦 山寺宏一 林原めぐみ 松尾スズキ 名塚佳織 高木渉  櫻井孝宏


【あら、Amazonプライムで配信中だぞ】
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2017年02月24日

トリプルX:再起動(2017年)

テーマ:17年02月の劇場鑑賞映画
トリプルX:再起動

【鑑賞日:2017年2月24日】

この後に「ワイルドスピード」の新作も控える我らがヴィン・ディーゼル兄貴のもう一つの代表作、ヤンキー版“ジェームズ・ボンド”な「トリプルX」が約12年ぶりに文字通り再起動…つーか、パート2ではあっけなく“死んだことにされてしまった”(主役交代)ヴィン兄貴、ザンダー・ケイジが不死鳥のごとく蘇った!それこそ“ワイスピ”のようにチームプレー中心のファミリー度がグンっと増した印象も強いのだが、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」でも存在感を発揮していたアジアのスター、ドニー・イェンが敵役として本作にも殴り込み…さっそく見てきたよ!

何者かが衛星を故意に墜落させ、兵器利用するという事件が発生する。政府組織はすぐに対処を始めるが…謎の集団に衛星を自由にコントロールできる装置“パンドラの箱”を奪われてしまう。NSAはかつてギボンズが育てたスパイ組織“トリプルX”の伝説的な人物ザンダー・ケイジに白羽の矢を立て、奪還任務を依頼する。渋々、仕事を引き受けたザンダーは自分のツテを頼り、装置の在処を突き止めることに成功。NSAが用意した精鋭部隊の同行を却下し、自分が選んだ信頼できる仲間たちと…犯人グループが潜伏する島へと向かうのだが…。

映画秘宝の最新号でも、本作の特集が組まれていたけれども…その中で、“ある人物の死”から物語が始まると、思いっきりネタバレしておった。公にされてる情報なのかなと…映画の公式サイトを調べてみたが、そこはちゃんと隠してあったので、オイラもオブラートに包みながら語っておきます。特にプロローグ的なアバンもなく、オープニングテロップからいきなり映画は始まり、続いて…その人物がガンガンとセリフをまくしたてるシーンへと流れる。とにかくそこで一発目の衝撃と笑撃が襲います!前作で前任トリプルXを死んだことにした、痛いしっぺ返しか?

アクションもさることながら、ギャグとパロディ、オマージュも満載ですぞ。アクションにしたって…007シリーズの十八番の一つでもある雪山スキーアクションを、密林のジャングルに移してやってのけたり、ヴィン兄貴とドニーが走行中のトラックの上でどつきあい、その後、道路上に投げ出されるシーンなんかも…ドニーの「カンフージャングル」によく似たシーンがある。アクションの本気度はやっぱり香港映画の「カンフージャングル」に軍配だが、本作ではその分、車の交通量が増していて、ハリウッド映画らしいスピード感が本作の方では味わえたのは確かだ。

ヴィン兄貴VSドニーのガチ対決もあることはあるんだけど、全体のストーリーは、最初に書いたように“ワイスピ”的なチームプレー重視になったかなと。一応、“トリプルX愛”はしっかりとつまってまして…これだけのアクションスターを揃えてるならと、どこかで期待している部分があった“あの人”の登場もあり、シリーズを追いかけてる人はニンマリすること間違いなし。登場の仕方なんかは…それこそ「エクスペンダブルズ2」のチャック・ノリスのような唐突感もあったりするんだけど。強面だけど実は善い人を演じることも多い、あの役者にピッタリの見せ場だ。

そしてやっぱりパロディだよなって思ってしまうのが…シリーズ全作に登場しているサミュエル・L・ジャクソン演じる“トリプルX”の生みの親ギボンズ。本作を見ると、存在自体が“ニック・フューリー”のパロディになってしまったような(笑)個人的には、1作目の頃のような、もっと007っぽさを前面に出してもいいかなとも思ったけど…これはこれで豪華なB級アクションとして充分に楽しめる。個性的な女性キャラが多かったのもいい…オイラのイチオシは、過去シリーズのシェーバースポジションの眼鏡ドジっ娘ベッキーちゃん…見た目はギャル曽根にも似てる(笑)


監督:D・J・カルーソー
出演:ヴィン・ディーゼル サミュエル・L・ジャクソン ドニー・イェン トニ・コレット トニー・ジャー ルビー・ローズ


【サントラCDはこちら】
CD XXX: Return of Xander Cage







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2017年02月23日

龍虎新風雲(1994年)

テーマ:アジア映画
Most Wanted

楽天SHOWTIME(ShowTime@楽天)の“無料シネマシアター”、先着50名のオンライン試写会にて「龍虎新風雲(英題:Most Wanted)」を鑑賞…特に新作ってわけでもないのだが、ラウ・チンワン主演の香港アクションだというので見てみる気になった。日本では正式にDVD化されてないんじゃないかな?Amazonで見つかったのは輸入盤DVDのみ(拝借したジャケ画像もそれです)…しかもマケプレ出品者が1万円以上のポッタクリ価格を設定しているものばかり。誰がこんなのを買うのだろうか?見たかった香港映画ファンの方、今だったら楽天でタダですよ。

1991年、香港…街では連続強盗事件が発生し、警察は手を焼いていた。かつては伝説の走り屋だったというマウは、今では借金で首がまわならくなり、借金取りに追いかけられる毎日。そんなマウにも親しく接してくるペイという友人がいた。ある日、ペイに誘われてボートで海釣りに出かけることになったのだが、沖合で別の船と合流。そこには強盗容疑で指名手配されているペイの兄貴分フンの姿が!実はマウはフンを捕まえるために警察が送り込んだ潜入捜査官だった!フンとペイはマウの運転の腕を利用して新たな強盗計画を企んでいたが…。

「龍虎新風雲」って原題まんまですね…もしかしてチョウ・ユンファの傑作、あのタランティーノの「レザボアドッグス」もパクった「友は風の彼方に(原題:龍虎風雲)」の続編、またはそれを意識した亜流作品(香港映画もパクリは多いからな)だろうか?「友は風の彼方に」はユンファ扮する主人公が強盗団に潜入捜査をするという話だったのだが…本作も同じような潜入捜査ものだった。潜入捜査ものの香港映画と言えば、今では「インファナル・アフェア」が代名詞になってしまったが、それ以前にも似たような作品はいっぱいあったてことですよね。

最初はノミ屋でイチャモンつけて金を巻き上げたり、借金取りに追われて小便をぶっかけられたり、ダメダメ感が漂っていたチンワン。早い段階で強盗団を捕まえるための潜入捜査官だということが判明。それと同時に、隣人の美女が暴漢に襲われているところに遭遇…本当は警官だから正義感が強いチンワンは、この暴漢をササっと撃退するんだけど、そこで相手のねーちゃんに惚れられてしまう。一応、本作のヒロイン的存在のこの女優アイリーン・トンがなかなか美人。前半はなかなか関係が進展せずもどかしいんだけど…色々な意味でお楽しみは後半で。

ようやく友人関係を築いていた強盗団の1人が、指名手配犯のボスを紹介してくれて、強盗団メンバーに加えられることになったチンワン。警察に通報して、現行犯逮捕させれば潜入捜査は終了…となるはずだったが、そこはいくつもの強盗を成功させている犯人グループ。ちゃんと“裏切り・密告”を警戒して、仕事前は外部と連絡をとらせない。やばい、警察に通報できない。なんとか強盗計画があることを警察の仲間に報せなければ…なんて思っているうちに、あれよあれよと現場に連れていかれ、挙句の果てに通報を受けて飛んできた警察に包囲される!

しかも警官に発砲されてチンワン負傷!逃げたいけど逃げられない、仕方なく犯人グループと一緒に行動。逃走中の犯人グループは、バンバン車で一般人を跳ね飛ばし、轢き殺す!さらに…チンワンが潜入捜査官だって知ってる上司が、銃撃戦で負傷(殉職したっぽい)。なんとかアジトに逃げ帰ったけど、正体を見破られそうになったり、他の犯人グループに置いてきぼりくらわされたり…頼みの綱の警察(一部の幹部だけが潜入捜査の事実を知ってる)は、“逮捕に失敗し、犠牲も出したから、お前も犯罪者だ”と見捨てられ散々なチンワン、お先真っ暗状態。

そこに…あのヒロインが現れ、“なんとかなるわ”と励まし続ける。この時点では、ヒロインもまだ潜入捜査官だという事実を知らない。犯人グループとの再接触を計り、ボスの逮捕を手土産に、汚名を晴らそうとするチンワン。潜入捜査を仕切っていたのとは別の部署が事件の捜査、ボス逮捕を引き継いでいて、結局チンワンも指名手配にされちゃう。やっと恋仲になったヒロインの扱いも酷いし、どんどん孤立化していったチンワンが大暴走。最後は一発逆転の賭けに出るもあえなく玉砕。既視感のあるラストだが、こうした切ないオチが香港映画はよく似合う。


監督:ウォン・カムティン
出演:ラウ・チンワン ケント・チェン ボウイ・ラム アイリーン・トン


【Amazonで輸入盤を見つけたけど…】
DVD Most Wanted




まだ間に合うかも? 楽天SHOWTIME 試写会はこちら http://video.rakuten.co.jp/content/210818/






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2017年02月22日

Tom Clancy’s Ghost Recon Wildlands(2017年)

テーマ:洋画
Tom Clancy’s Ghost Recon Wildlands

Amazonのプライムビデオで最近追加されたらしく、話題になっていた「Tom Clancy’s Ghost Recon Wildlands: War Within The Cartel」を鑑賞した。Tom Clancy=トム・クランシーという文字が目に飛び込んできたので、なんだろうと思って気になった作品。ジャケ(?)画像を見ると、洋物アニメかな?って思うんだけど…実際は実写作品。ただし、本編が30分ちょっとの短編作品だ。実はコレ、トム・クランシーが監修を務めていた人気ゲームシリーズのプロモーション用の作品だったらしい。昔、日本であった「龍が如く~序章~」みたいなものと考えればいいのか?

南米の巨大麻薬カルテル“サンタ・ブランカ”の幹部3名…エル・ムーロ、ニディア・フローレンス、ドリームが一堂に会する。これを監視していたアメリカの政府機関は、こんなチャンスめったにないと…現地組織を使って殲滅作戦を計画するのだが、失敗に終わってしまう。そしてカルテルの幹部たちは、情報漏れを疑いだす。実は、幹部たちからも信頼されていたリッチー・サンドバルはDEAの潜入捜査官だったのだ!正体がバレたのではないかと、脱出の準備を急ぐリッチー…しかし潜入中に一緒になった妻が妊娠中で、彼女にも正体を明かしていなかった!

ゲームへと続く、プロローグ的な作品だそうで…終わり方はやや中途半端であったけれども、役者も見たことある人がけっこう出ていて…海外ドラマのパイロット版と同じくらいのクオリティにはなっています。CIAか何かですかね?アメリカ側の政府組織が監視しているという設定で、麻薬カルテルの幹部たちの詳細な説明があったり、実は組織の中に潜入捜査官がいたりという説明も出てきたり、予備知識なし、ゲームをまったく知らなくても、理解できないということはないです。ただ、翻訳が雑…たぶん神父の方の意味だと思う“father”が父になってるとか。

だからね…時々、会話が意味不明になってる(笑)そのあたりは、自分の言語力、読解力で補ってください。日本語字幕があるだけマシと考えましょう。本作の一応の主人公だと思われる、潜入捜査官リッチーを演じるのはD.J.コトローナという俳優。有名なところでは海外ドラマ「フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ」のセス・ゲッコー(映画だとジョージ・クルーニーが演じていた)役とか、「G.I.ジョー バック2リベンジ」のフリント役の俳優。あと組織の幹部3人ではないけど、裏の顔を持つ神父、司祭の役でベテランの強面トニー・プラナとかも出てました。

わざわざトム・クランシーの名を冠しているだけあり…アメリカの政府組織が、監視しているところや、お偉いさんとのやり取りなんかは、インテリジェンスものらしい雰囲気がよく出ている。エンドロールも含めた約32分の中に激しい銃撃戦が何度も登場。ゲームをやらないのでよくわからないが、きっとジャンル的にはFPSというヤツなんじゃないかな?そんなわけで、登場銃器もマニア好きしそうなものがしっかり揃えられていて、アクション映画という視点で見ても、なかなかのもの。カルテルが宣戦布告するクライマックス…普通にドラマか映画で続きが見たい。


監督:アヴィ・ユアビン
出演:D・J・コトローナ エステバン・クエト ホセ・ロセット トニー・プラナ スティーヴン・ウェバー


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Tom Clancy’s Ghost Recon Wildlands: War Within The Cartel







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2017年02月21日

ロック・ザ・カスバ!(2015年)

テーマ:洋画
ロック・ザ・カスバ!

WOWOWでエアチェックしておいた「ロック・ザ・カスバ!」を鑑賞…特に予備知識なしで挑戦。ブルース・ウィリスが出ているのは知っていたのでアクション映画、戦争映画かななんて思っていたんだけど…主役はビル・マーレーで、音楽を題材にしたコメディでした。ただ、まぁ…中東問題なんかも絡めたミリタリー要素が入ってなくもないという。監督は笑いの中にも、ブラックで風刺の効いたテーマを盛り込み、ちゃっかり社会派映画に仕立てたりするのが得意なベテラン、バリー・レヴィンソン。オイラは「レインマン」よりも「グッドモーニング, ベトナム」の方が好き。

過去の栄光にすがる音楽マネージャーのリッチー・レンツ…所属歌手のロニーと共に、米軍相手の慰問興行に参加すべく、アフガニスタンまでやって来たのだが、リッチーが想像していた以上に現地の治安は悪かった。ロニーはまったく仕事をする気が起きず、リッチーが目を離したすきに、金とパスポートを盗み、行方をくらませてしまった!現地に一人残されてしまったリッチー…提示されたギャラに目がくらみ、如何わしい武器商人たちから、武器取引の運搬役を引き受けるのだが…届け先であるイスラム教徒の村で、美しい歌声を持つ少女に出会う!

金に意地汚く、口から出まかせばかり喋る駄目オヤジという、相変わらず胡散臭いキャラクターが似合うビル・マーレー…場末の飲み屋で意気投合した怪しいオッサンから紹介された“米軍の慰問”という仕事に飛びつき、嫌がるお抱え歌手の若いねーちゃんを引き連れ、アフガニスタンに乗り込んだのもつかの間…治安の悪化を理由に、ねーちゃんは仕事を放棄してトンズら。しかも、マーレーが所持していた全財産とパスポートを持って…。途方に暮れるマーレーに、現地の如何わしい連中がすり寄って来て、いつの間にか武器の取引なんかに巻き込まれる。

取引相手が、やたら戒律が厳しいイスラム教徒の村なんだけど、そこで、やたら歌がうまい美少女を発見。コイツは金になると…頭でそろばん勘定して、彼女をスカウトしようとするんだけど、もちろんそんなことは許されない。それどころか少女の父親である村長が激怒する。でも、その少女自身はけっこう乗り気でして、逃げ帰る途中のマーレーの車のトランクにこそっと乗り込んでまして…親の反対を無視して、地元のアイドルオーディション番組に出演させることに。ただし、文化の違いで…女が人前で、それも素顔をさらして歌をうたうなんてもってのほか。

そこをなんとかするのが…口八丁なマーレーなわけで、ようやくオーディション出演までこぎつけるけど、本格歌手デビューまではまだまだ道のりは遠い。しかも、無理やり番組出演してしまったことが、部族間の争いにも発展してしまい、さぁ大変と。物語がスタートして、中盤あたりまでは、まったく話の行きつく先が予想できず…。後半は話術や歌で文化の違いを乗り越え、争いも丸く収めようとし…厳しい現実にも直面すると、それこそ「グッドモーニング, ベトナム」あたりを彷彿とさせる感動的な内容にもなっていき…さすが大ベテランのレヴィンソンと、拍手。

ブルース・ウィリスは…最近の他の出演作同様、ちょっとやっつけ仕事的なところもあるけど、後半はちゃんと物語にも絡んできて面目躍如。マーレーを怪しげな取引に引きずり込む、現地の武器商人の1人に「HAWAII FIVE-0」の“ダノ”ことスコット・カーンだったのが何気に嬉しい。出てきた瞬間に、脳内で声を山路和弘さんに変換(笑)“ダノ”の声だけ吹き替えで聴きてぇ…なんだ、WOWOWで吹き替え放送ないのか?っていうか、Wikipediaで調べたら、本作の吹き替え版(DVD版?)、スコット・カーンの声をあててるのは山路さんじゃなかったよ、残念。


監督:バリー・レヴィンソン
出演:ビル・マーレイ ブルース・ウィリス ケイト・ハドソン ゾーイ・デシャネル ダニー・マクブライド


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2017年02月20日

ヒメアノ~ル(2016年)

テーマ:邦画
ヒメアノ~ル 通常版

WOWOWでエアチェックしておいた「ヒメアノ~ル」を鑑賞…同名コミックの実写映像化だが、原作は未読。どんな内容の作品かも知らず、タイトルに“~”なんて記号が入っているだけで、妙に覚えにくく、なんだかコーヒー屋みたいな名前だなと、ずっと“ヒメノアール”だと思い込んでいた。さらに、主役がどうやらジャニーズらしいという情報で、完璧スルーモードでもあったんだけど、ネットでの評判などを見ると、意外と評価が高いので…段々と気になり始めていたところだった。なんだジャニーズだけじゃなく平成のハマちゃん(釣りバカ日誌)濱田岳も出てたんだ。

清掃会社のパートタイマーとして働く岡田は、同僚の安藤がカフェショップの店員ユカに想いを寄せている事実を知らされ、恋のキューピットになってくれと頼まれる。その時、安藤からユカにつきまとっている謎の金髪男がいるとも教えられるのだが、その人物は岡田の高校時代の同級生・森田だった。安藤に無理強いされ、森田が本当にストーカーかどうかを確認する羽目になった岡田。本人に直接問いただすと、もちろん否定された。しかし、その様子を目撃していたユカ本人から、森田にストーカー被害に遭っていると相談を持ち掛けられて…。

WOWOWの解説でも事前にネタバレしてたからなぁ…どうせだったらもっと予備知識なしで見たかったかもしれない。映画の公式サイトなんかにも普通に挙がっている情報なので、別に隠しているわけではないと思うし、だからオイラも書いちゃうけど…最初はユーモアたっぷりのラブコメだったのが、いつのまにかサスペンスに変わっているという。会社の同僚が一方的に想いを寄せる相手への仲介を頼まれた主人公が、その相手からストーカー被害の相談も受け、そのまま自分たちが急接近しちゃう。で、ストーカー疑惑の男は主人公の同級生でもあった。

遠まわしに、同級生に問いただしたりするんだけど、もちろん本人は否定する。だけど、明らかに挙動不審なんだ。案の定…本当に同級生はストーカーをしていたんだけど、さらにサイコキラー=連続殺人鬼でもあったと。同僚の惚れてた女の子に手を出しちゃったんだから、バレたら気まずい…と気にする主人公と相手の女の子。だけど、2人の関係にもっと敏感に反応しているのはストーカー同級生の方だった。でもって、この同級生、2人の知らないところで今でもバンバンと人を殺しまくっていて、その矛先が遂に…って感じの展開になっていきます。

実生活では既婚者なのに、まだまだ童貞役が似合ってしまう濱田岳…相変わらず、普通の男が共感してしまいたくなる、いい感じのダメさが漂う。こんな童貞野郎が、超カワイイ、カフェショップの店員・佐津川愛美にコクられるっていうのが…最初は“出来すぎ”のように見えてしまうんだけど、あれだけ可愛ければ、そりゃそうだという、どちらかというと男をグイグイと引っ張っていくタイプの女の子でして、途中からこのカップルがやたらとリアルに見えてくる。とにかく濱田岳の童貞喪失シーンでの、佐津川愛美の演技、チラ見せ具合がたまらなすぎる!

また、“どうせジャニーズだろ”なんて最初は顔をしかめていたストーカーにしてサイコキラーの同級生・森田くん役の森田剛…けっこう汚れを頑張っていた。ジャニーズでもこういう仕事をちゃんとできるヤツはいるんだな。V6ってグループは、NHKの朝の顔・井ノ原快彦と、コンスタンスに映画出演を続ける岡田准一だけじゃなかったのね(笑)本人の身長と同じくらい新作ドラマの視聴率が伸び悩んでいるらしい…どこかのキムラさんも、俳優という肩書が欲しいのであれば、あのくらい演技の幅を身に着けてほしいものですよね(いつも、何やっても同じ)。

映画の方は、ラブコメとサスペンスが混在して、グチャグチャになっていくよという事前の情報があったものの…主人公の2人(濱田&森田)に負けない強烈個性の脇役キャラクターも多く登場し、とにかく面白かった。特にムロツヨシが演じた先輩同僚の安藤さんも良かった…どうせだったら安藤さんも“本当に”サイコキラーだったら面白かったのに。チェーンソーを持って暴れる姿を拝みたかったです。まぁ、そこまでいったら完璧にギャグになってしまうか。作品の根底にある“イジメ”問題…いじめられっこを怒らすと怖いというのは「隣人13号」を思い出したな。


監督:吉田恵輔
出演:森田剛 濱田岳 佐津川愛美 ムロツヨシ 山田真歩 駒木根隆介 鈴木卓爾 大竹まこと


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2017年02月19日

龍の歯医者 前編・天狗虫編(2017年)

テーマ:アニメ(TV・OVA)/特撮
龍の歯医者 前編・天狗虫編

電撃引退、出家騒動、暴露本発売で話題の清水富美加…前にあるドラマの感想で“この女優苦手”と書いたことがあるんだけれども、なんとなくこういう人間性を演技を通して感じていたのかもしれないなぁ。特に好みの女優じゃなかったので、加熱するマスコミ報道なんかは、意外と冷めた目線で見ていたのだが…そんなオイラでも一番、気がかりだったのか、この話題の人物・清水富美加あらため千眼美子さん(笑)が声優を務めたNHKのスペシャルアニメ「龍の歯医者」だった。映画やドラマのことばかり心配されてたが、「龍の歯医者」を忘れるなよと。

放送の何か月も前から、情報を小出しに発信するなど、NHKもガンガンとプッシュしてたのに…肝心の本放送を目前にして今回のトラブル。まぁ、実写作品と違って、声だけ差し替えれば、アニメは放送できると思っていたし(オリジナルの短編およびその短編が発表された“日本アニメ(ーター)見本市”という企画は、女キャラは林原めぐみ、男キャラは山寺宏一の2人だけで全て受け持つという制約があった)、最悪…林原めぐみがなんとかしてくれるだろうと思ってたもん(笑)だけど、NHKの“トラブルなんて関係ねぇ”のスタンスで無事に放送されましたね。

このアニメの元ネタは…スタジオカラーとドワンゴがタッグを組んで、日本を代表する一流アニメーター、クリエーターたちが、実験的なアニメ作品を短編という形で作り、それをネットで無料配信するという企画の一つだった。今現在、企画自体は終了(休止中?)…今回の長編アニメのTV放送に合わせて、オリジナル短編版の「龍の歯医者」のみ、期間限定で再配信されてるだけなんだけど。そんなわけで、昨晩放送の「龍の歯医者 前編・天狗虫編」を鑑賞…感想は後編を見てからと思ってたんだけど、富美加ショックにのっかって、前編も単独で書いちゃおうと。

隣国との戦争が激化する“龍の国”…国の守護神 “龍”を虫歯菌から守る新米・歯医者の野ノ子は、“黄泉帰り”という現象で生き返った敵国の少年・ベルを救い出す。敵の情報を仕入れたい軍人たちはベルの引き渡しを要求するが、古株の歯医者でリーダー格の悟堂は、“龍の歯”で起きたことはすべて歯医者に任せるという掟を理由にそれを拒否。ベルを歯医者の一員として加えることになり、その面倒を野ノ子が見ることになった。最初は戸惑いを隠せないベルだったが、野ノ子たちと接しているうちに、だんだんと心を通わせていき…。

長編化ということで…ストーリーなども一から作り直しているし、登場人物も増えている。短編版を見ていると…続編なんだなっていうのがなんとなく理解できるんですけど、見てなければ、見てないで別に問題ない作りにちゃんとなっていた。前編の後半部分で…清水富美加演じるヒロインの野ノ子が、“龍の歯医者”になった経緯を振り返るシーンが出てくるんだけど…その一連のシーンがまさに短編版の内容である。固有名詞の追加などで若干、セリフが異なるものの…ほぼ同じシーン。素人目には短編版をそっくりそのまま流用しているように見える。

だけど…“日本アニメ(ーター)見本市”の公式サイトで再配信中の短編版を同時に流してみると(こういう時にタブレットは重宝しますなぁ)…同じコンテを使った、同じカットなんだけど、絵が全て書き直されているのに気づく。短編版と今回の長編版…キャラクターデザインの担当者も違うので、当たり前と思えば当たり前なんだけど、見比べると面白い。絵は違うんだけど、動きはほぼ一緒…昔のセルアニメとは違う最近のアニメの詳しい作り方ってよくわからないんだけど、作り手が妥協をしていない、手の込んだことをやってるなぁと素直に感動した。

なるほど…リメイクと続編を同時にやってのけてるってことですね。前編の放送は約45分…後半も同じ時間だろうと思うんだけど、合計で90分。両方合わせてアニメ映画の1本分くらいの分量はあることになる。それでも…複雑な設定説明なんかにも時間がとられてしまっているので、前半を見た限りだと物語のダイジェストっぽさは否めないかなと思った。アニメーション技術のクオリティの高さを実感する半面…これだけ拘っているなら、TVシリーズで世界観や物語を丁寧に描いてほしかったかなとも思う。結局は変な化け物と戦う話で終わりなのかなと…。

いや、後半があるので、まだどうなるかわからないですけどね。敵国の少年が命を落とすまでの、戦艦による戦闘シーンは…スタジオカラー、というか庵野秀明らしさが出た拘り。ナディアやエヴァでも散々やってきた、どことなく「宇宙戦艦ヤマト」を彷彿とさせるものだった。舞台が“龍の国”に移ってからは…宮崎アニメ、ジブリっぽさも顔を覗かすファンタジー。両方に共通するのは…人の生き死にもしっかりと生々しく描いているということだろうか?登場人物が死生観を語ったりする場面があり…こんなところで清水富美加の“死にたい”発言が妙にダブる。

肝心な清水富美加の声優としての演技…自分が苦手だったリアル演技よりは、変な個性が出てなくて、聴きやすかった。やっぱり、オリジナルの短編版でヒロインを演じていた林原めぐみの声のトーンなんかも意識してたんじゃないかな?なんとなく雰囲気は似ていた。てっきり「この世界の片隅に」で声優としても演技力の高さを認められた、のん(元・能年玲奈)に対する、事務所の当てつけ、ごり押しキャスティングではないだろうかと邪推していたが…そんなにひどくはなかった。でも、元ネタ企画同様、女キャラ、すべて林原めぐみでも良かった気もするが?


監督:鶴巻和哉 制作統括・音響監督:庵野秀明
出演:清水富美加 岡本信彦 山寺宏一 林原めぐみ 松尾スズキ 名塚佳織 高木渉  櫻井孝宏


【主役の声優は話題のこの人です!】
全部、言っちゃうね。 ~本名・清水富美加、今日、出家しまする。~







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2017年02月18日

ハーバー・クライシス 都市壊滅(2014年)

テーマ:アジア映画
ハーバー・クライシス 都市壊滅

WOWOWでエアチェックしておいた「ハーバー・クライシス 都市壊滅」を鑑賞…台湾のTVシリーズ「ブラック&ホワイト」の劇場版第2作目。日本で言う「あぶない刑事」や「相棒」の映画版みたいなもので、まさにそれらを足して2で割ったような作品でもある。TVシリーズはまったく見たことがないのだが…日本で2012年に公開された劇場版1作目は、ヤフオクで投げ売りされていた前売り券を送料込450円で入手し、劇場で見てるんですよ。特にTVを見てなくても前作は楽しめたので、きっとこの映画版2作目も問題なく単独鑑賞できるだろうと思った次第…。

台湾の海港市…南署の刑事ウー・インションは、ハイジャックの脅威から街を守り、一躍有名に。そんなウーが連続自爆テロに巻き込まれる。現場で遭遇した東署の刑事チェン・チェンと協力しながら捜査を開始するが…新たな爆破テロに、過去のハイジャック事件でウーに協力した指名手配犯シュー・ダーフーが関わっていることが判明。爆弾を積んだ救急車でハイウェイを爆走するシューに静止を呼びかけるウーとチェン。しかしシューは妻が何者かに人質にとられて、犯人の指示に従わなければいけないと返答した…いったい犯人は何者なのか?

本作を見るまですっかり1作目の内容を忘れてた…確か、筋肉バカ系の熱血刑事と、捜査を通じて知り合った吉本芸人のような間抜け面したヤクザが即席コンビを組み…街に迫るテロの脅威に立ち向かうみたいな話だったと、なんとなく思い出す。一応、そのあたりの事情がプロローグ的な冒頭部分でサクサクっと語られ、設定などは引き継いでるんだなと納得した後は、いきなり主人公が犯罪者たちとカーチェイスを繰り広げドンパチが始まる。さらに別の場所で爆破テロなんかも起きたりし…それらがその後に起きるもっと大きな事件へと繋がっていくと。

主人公の熱血刑事は同じキャラ、同じ役者だったが…一緒に事件を調べるパートナーはどうやら新キャラ。前作での活躍が認められ、有名になっている主人公にやたら嫉妬し、敵意をむき出しにする…別の署の刑事。その2人がたまたま事件現場でバッティングし…テロ事件に巻き込まれていく。最初は仲違いし、ぶつかりあってばかりだったけど…捜査を通じて、絆を深めていく2人の関係性にスタローンとカート・ラッセルが共演した「デッドフォール」の刑事、タンゴ&キャッシュをなんとなくダブらせたくなった(別の署の刑事同士がコンビを組むところが)。

新たなコンビが誕生したと思ったら…前作でコンビを組んだ間抜け面のヤクザも再び登場!しかも発生中のテロ事件の容疑者の1人として、主人公の前に現れる。直ぐに、真犯人に利用されちゃっただけの本当の間抜けであったことが判明(笑)それどころか、犯人グループの襲撃に遭い、間抜け面ヤクザは瀕死の重傷を負う。主人公の新しい相棒の刑事に“その出血だったら、あと10分で死ぬ”なんて宣告されちゃうし…かなりヤバそう。けっこうシリアストーンで、テロの首謀者に人質にされてる嫁さんを助けてくれと懇願し、物語からフェイドアウトしていく。

あのまま間抜け面ヤクザは死んでしまうのか?元相棒との別れで…俄然やる気を出した主人公が上司の命令を無視して単独行動…テロ集団を追いかける中、隠密作戦を展開中の軍の特殊部隊ともバッティング!どこへ行っても邪魔者扱いだけど、グイグイと前に出てきて…相変わらずの熱血バカぶりを披露。テロ集団が操縦するドローンに生身で挑んだりとけっこうめちゃくちゃ。後半はテロ集団が本性を現し、電磁パルスで街中のあらゆる機能をマヒさせ、とどめに超強力な細菌兵器をバラまこうと画策するなどカオス状態、かなりの大惨事が描かれる。

終わってみれば…「ザ・ロック」にも似ていたなって思ったりもし、特に新鮮味のある話ではないんだけど、同じアジアでも邦画にはできない物量作戦で、アクションだけはそれなりに本気印。このレベルの作品と比べてしまうと、悲しいかな「あぶない刑事」や「相棒」の劇場版もショボく見えちゃう(1作目の時はTVっぽいところも目立ったけど、今回は映画らしくなっていた)。ドラマを見てないからか、映画の1作目の内容を忘れているからか、時々…登場人物のバックボーンに不鮮明な部分はあったが、テンポはわりとよく、126分の長丁場も飽きずに見ていられる。


監督:ツァイ・ユエシュン
出演:マーク・チャオ ケニー・リン ホアン・ボー チャン・チュンニン シュウ・ジエカイ


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2017年02月17日

BUNKER バンカー/地底要塞(2015年)

テーマ:洋画
BUNKER バンカー/地底要塞

WOWOWでエアチェックしておいた「BUNKER バンカー/地底要塞」を鑑賞…予約時にBDレコに表示される簡単なあらすじや解説だけ読み、ほとんど予備知識なしで鑑賞。SFハードアクションっていうから、もっと近未来的なビジュアルを想像してたんだが…どうやら現代っぽい。中盤以降は…タイトルにもなっている、地下に作られたソ連時代の軍事施設=バンカーに舞台を移し、登場人物がトンネル内をグダグダさ迷っている低予算感丸出しなB級展開になるのだが…そこで、冷戦時代の遺物、ソ連が開発した殺戮マシーンが跋扈しているのが判明し…。

米国の軍需企業のヘンダーソンは、タビールほか男女5人の傭兵チームを使い、冷戦時代に旧ソ連が開発を進めていた“プロジェクト12”に関する情報を集めていた。いよいよ、ロシア内にある封印された施設の場所の手がかりを持っているバラノスキーという人物を拘束することに成功。傭兵チームはバラノスキーの案内で施設の入り口にたどり着き、そして施設内に侵入する。そこは地下に広がる広大な要塞になっていて、さっそく“プロジェクト12”を求めて探索を開始するのだが…チームの前に、ソ連兵が出現!ソ連兵は銃で撃ってもなかなか死なず…。

製作国はスペインなんだけど…セリフは基本的に英語、時々ロシア語という変な映画。役者もエリック・ロバーツやジェームズ・コスモっていうスコットランド出身のベテラン俳優が出ていて…ワールドワイドな印象(なぜか、2人とも経歴を詐称しているロシア人の役)。まず、各地で色々とミッションを遂行している輩が何組か登場…最初はいったい何をしているのかよくわからなかったんだけど、その連中は軍事企業のボス、エリック・ロバーツに雇われていて、ソ連が開発していた秘密兵器についての情報をかき集めていた。で、いよいよその場所がわかったらしい。

エリック・ロバーツに雇われているのは男女5人の傭兵チームなんだが、その中の1人が、ミッション中に仲間をブチ殺すなど、なんか不審な動きをする。で、自分が殺したのを黙って、他の仲間と合流して…いよいよソ連の基地に向かう。基地内を案内させるために、身分を偽って外国で暮らしていたソ連の元大佐を拉致ってきて、無理やり同行させる。で、裏切り者を含む、傭兵チームは…秘密兵器の正体がなんだかわかっていない。とりあえず大佐を脅しながら、闇雲に基地内の捜索を始めるんだけど…そこに、いきなりソ連兵が出現してビックリ。

でもって、なんだかおかしい…普通の人間じゃないぞ。ネットに載っていたDVDのジャケを見ると“冷戦下に作られたターミネーター”って書いてあったけど、“ターミネーター”よりも“ユニバーサルソルジャー(ユニソル)”の方が雰囲気は近い印象…とにかく、ソ連は人間を改造して殺戮マシーンを造り上げていたんだけど、まだそれが現役バリバリで稼働中だった。果たしてこれが“プロジェクト12”の正体なのか?傭兵チームは、この殺戮マシーンと戦いながら、研究成果を見つけて、基地から脱出しなければいけないんだけど、忘れてた…裏切り者もいたんだ。

この裏切り者は研究成果を仲間から奪って北朝鮮に売り飛ばそうとしていたんだけど…なんと、そういうのを見越して、ちゃっかり黒幕エリック・ロバーツも後をつけて、基地内にやって来ていた!エリック・ロバーツは…例の“ユニソル”もどきの殺戮マシーンをもっとたくさん稼働させて、“研究成果は俺のものだ”と傭兵チームをぶっ殺そうと企む。さらに拉致られていた元大佐は、正義感が強くて…プロジェクトを潰そうと行動に出る。そこで裏切り者以外の傭兵チームと大佐は利害が一致して共闘を組むことに。最後まで生き残り、目的を達成するのは誰かな?

後半はドンパチが増えたけど…どうせだったら、あの“ユニソル”もどき軍団と、もっと死闘を繰り広げるような展開が見たかった。オッサン同士のどつきあいとか、どうでもいいよって感じ。あと、傭兵チームの中で、最後に無駄死にしたヤツがいて、アイツの行動もちょっと解せない。なんで、最後に生き延びたヤツ(いきなり、家族がいるとか泣き言を言い出した)と一緒に逃げなかったんだ。大佐も、あんな落とし前の付け方でいいなら、1人でうまく立ち回れただろに…。手の内をベラベラ喋るから、作戦失敗しそうになってるし。まぁ、1回見れば充分な内容だな。


監督:ハイメ・ファレロ
出演:ホアキン・サンチェス ジェームズ・コスモ ナターシャ・アラム エリック・ロバーツ ティモシー・ギブス


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