イタリア代表マルチェッロ・リッピ監督
「監督人生で最高の瞬間だ」
監督人生で最高の瞬間だ。素晴らしい活躍を見せてくれた選手たちに、心から感謝している。
私は、PK戦になったときでさえ、彼らが勝利することを疑わなかった。単に幸運を信じていたからではない。私は、『PKを蹴ることを恐れれば、必ず負ける。だが、全員が蹴ることを望めば勝てるんだ』と選手たちに言い聞かせてきた。そして昨日の試合では、すべての選手がキッカーになることを希望したんだ。
ジダンの退場について、語るべきことは多くない。ただ、マテラッツィが演技をしたわけではないことは明らか。そして残念ながら、ジダンが頭突きをしたことは事実なのだ。
イタリア代表GKブッフォン
「人生最良の日だ」
子供の頃から描いていた夢が、ついに現実のものとなった。個人の力量ではなく、グループとして戦い抜いたことで勝ち得たタイトルだと思う。このチームは素晴らしい。今日は、人生最良の日だ。
イタリア代表DFカンナバーロ
「トラウマを乗り越えた」
まったくもって素晴らしいことだ、しかもPK戦で優勝を決めるなんて!(注:イタリアは過去のW杯で行われたPK戦に勝ったことがなかった) 同点のままPK戦に突入したとき、僕は不安だった。これまでも、イタリアはPK戦に持ち込まれて敗れることが多かったからね。僕らは、過去のトラウマを乗り越えた。タイトルに値するチームだと思う。
イタリア代表MFガットゥーゾ
「僕たちは、自分の海を持っている」
フランスのような素晴らしいチームを破って優勝したことを誇りに思う。僕らは、チャンピオンにふさわしいチームだ。僕は(チームメートに)こう言ってきたんだ。“フランスは五ツ星ホテルだ。僕たちは一ツ星ホテルかもしれない。だけど、僕たちは海を持っている。自分たちだけの海を”とね。
いろいろなことが頭をよぎるよ。1982年大会、僕は父親に肩車されて、優勝したイタリアチームを見ていたんだ。こんな素晴らしいことはないよ。
ファビオ・グロッソ
「信じられないほどの喜びを感じている。家族や友人のことを思っている。この勝利は妻と家族に捧げたい。PK戦は非常に厳しかったが、どうしてもこのワールドカップで優勝したかった。最後にそれを達成することができた」。
マウロ・カモラネージ
「今夜は素晴らしい結果に終わった。我々はつらいことも経験したが、気持ちをしっかり持って闘い続けた。そして今夜、それが報われた。チームはピッチで全力を尽くした。もし勝ったら髪を切ると約束したので、ロッカールームに戻ったらチームメートに切られてしまった。またこれから伸ばそうと思う」。
ルカ・トニ
素晴らしい!我々は世界チャンピオンになった。まだ信じられない。興奮して考えることもできないが素晴らしい気分だ。シュートがクロスバーに当たったことなんてどうでもいい。今夜は勝ちさえすればそれでよかったんだ。ローマに戻ったらイタリアのファンたちと祝いたい。夏が終わるまでずっとパーティーだ。(マルチェロ・)リッピ監督が続投してくれることを願う。でも、それを決めるのは本人。監督がいいと思った時にその決断をするだろう。
ヴィンチェンツォ・イアキンタ
6本目のペナルティシュートは自分かルカ・トニが蹴ることになっていた。自信はあった。今年はPKを蹴ってきたし、うまくシュートしてきた。幸い、自分の出番は必要なかった。フランスは彼らがドイツより強いことを証明した。途中出場した時、守備をしなければならない場面が多かったからなかなか攻撃で貢献できなかった。
フランチェスコ・トッティ
この勝利は歴史に残るので非常に重要だ。この喜びは言葉では表せない。まだ信じられない。自分のプレーには満足している。でも、今夜一番大事だったのはチームだ。フランスは我々に似たシステムで非常に良いプレーをした。彼らには苦戦を強いられたが、最後には我々が勝利した。
フランス代表レイモン・ドメネク監督
「われわれは、自らの力を証明した」
大いに落胆している。われわれは、素晴らしいパフォーマンスを見せていた。ほんの少し、何かが足りなかっただけだ。いずれにせよ私は、このW杯で選手たちが見せたプレーに感謝している。われわれは、自らの力を証明したのだ。(退場処分を受けた)ジダンについては、非常に悲しい気分だ。だが、これで彼の偉大なキャリアに傷が付くことはない。
フランス代表FWトレゼゲ
「それでも人生は続く」
敗北を受け入れなければならない。僕たちはイタリアよりもボールを支配していたが、GKブッフォンを脅かすことができなかった。その代償は大きかった。ただ、僕たちはやるべきことはすべてやったと思う。
PK戦ではキックを失敗してしまい、結果的にそれが敗戦につながった。このW杯は、自分にとってつらい思い出になりそうだ。出場時間も決して多くなかったしね。だけど、それでも人生は続く。
フランス代表DFギャラス
「僕らはベストを尽くした」
言うべきことは何もないよ。僕たちはベストを尽くした。PK戦ではチャンスがなかったけれど、僕たちはイタリアより少しだけ優れたチームだったと思う。とても落胆しているが、ジダンはもっと落胆していたよ。ジダンがレッドカードを提示されたとき、何が起こっていたか僕には分からなかった。マテラッツィが彼に対して何か言ったんだろうけど、その現場を見たわけでもないしね……。
ウィリー・サニョール
ジズーが何をしたのかは見なかったが、それが試合の流れを変えたとは思わない。我々にはいくつか良いチャンスがあったが、最後はイタリアが勝利した。ワールドカップ優勝を果たしたチームが優勝にふさわしいのは当然である。
彼らは守備が非常に堅く、セットプレーからたくさんチャンスを作った。PK戦で決着がつけられたのは残念だ。ジズーを始め、引退する選手たちにはお礼を言わなければならない。我々はこの敗戦を乗り越えなければならない。受け入れるのは難しいけれど。我々が今大会で残した功績は本当に素晴らしいし、チームとして達成したものは無数のメダルに値する。ユーロの予選が始まるまでにこの決勝戦での敗北を受け入れることを願うだけだ。
ティエリ・アンリ
イタリアは前半ではとても良いプレーをしていた。決勝戦に勝ったチームがワールドカップの優勝チームだ。そして今夜はイタリアが勝った。後半と延長戦では我々の方が良いプレーをしていた。しかし、勝負はPK戦で決められた。運命はときに残酷である。みんながっかりしているが、この負けにこだわることはないと思う。
フローラン・マルーダ
みんな全力を尽くした。後悔してはならない。イタリアは我々を試合中ずっと挑発していた。今後もこのまま努力を重ね、この経験を次の大会で活かしたい。チームとしてここで経験したものは本当に特別だった。
アルー・ディアラ
今夜はみんな全力を尽くした。そして負けた。それは受け入れている。我々は今大会素晴らしいプレーをしたが、このような終わり方になって残念だ。みんなとてもがっかりしているが、チームは誇りを持っていい。我々が達成したことを振り返り、良い場面を思い出さないといけない。そうはいっても今はチームにとってつらい時。ロッカールームではみんな無言だった。
エリック・アビダル
まずイタリアにおめでとうと言いたい。我々の出だしが遅れたのは間違いない。しかし、その後はベストプレーができていたと思う。自分にとってPK戦はサッカーじゃないのであのような負け方はなかなか受け入れられない。そこまでは何もかもうまくいっていた。我々はいろんな批判を受けてきたので何としても優勝したかった。残念ながら、最高の形で終わることはできなかった。審判?彼らは与えられた仕事をしただけだ。今夜に関しては、ジズーのしたことは深刻なことだたった。