ユダヤ・キリスト・イスラム | 桜さんの映画鑑賞日記

ユダヤ・キリスト・イスラム

ユダヤ・キリスト・イスラム集中講座 宗教紛争はなぜ終わらないのか
この本は読みやすくわかりやすいので毎日飽きずに読んでいます。
この本一冊でハリウッドの映画で?と思うことがわかったりします。
宗教、政治、民族性・・
特におおまかにでもIRAや中世や中東のいさかいのネタがわかる。
特に難しい本でもないからすいすい楽しめる。
けれど文は易しいがそれぞれの言い分につじつまが合わなかったり、
それでいて共感も覚えたりと頭の中で時間が割かれます。
読み進むにつれて読むのが遅くなり考えて考えてしまいます。
ミュンヘン」などはこの本を先に読んでおけば、
よりいっそうお互いの歴史や立場や言い分がわかる。
その時代には帰れないし行くこともできない。
その国の民族でもない。
だから宗教、政治、考え方を読むことで、
映画の娯楽度も増しテレビのニュースも興味深くなる。
イスラム教などは全く興味もなかったので、
これはお得に読めるなと感心しました。

なぜあの地域(イスラエル)で抗争がたえないのかは基本ですし、

あの地にユダヤ人を集めることに血気になっているキリスト教国アメリカ。

もちろん政治的な利益もあるのですが、

イエスが君臨するのが世界の終わりのその時代であり、

イエス復活のためにキリスト教徒がやらなけれなならない条件とは・

世界中のユダヤ人をその地に集めて全部をキリスト教に改宗させる。

日本人には理解しがたい夢が彼らにはあると・・

あの日を再現させようというのです。

しかしユダヤ人も(この場合ユダヤ教徒)利用されていることも知っていて、

持ちつ持たれつの関係を保っています。

周りがアラブ国でありイスラム国家であることは、

この計画には障害が生じます。

特に客観的に見ることができる日本人の立場としては、

シュミレーションゲームのような感じです。

もうすぐ上映されるダヴィンチ・コードの予習もかねて・・


本当にイエスが君臨したらどうなるのか??

私としては漫画みたいに思ってしまうのですが、

あのノストラダムスの大予言にしてもそのときは、

そうなるかもしれない(もちろん形を変えて)

などと面白がっちゃうんです。

しかし現実的にはユダヤ人が考えるように、

それはあと500年後くらいのことで、

窓の外は天国であるはずはないと・・

イエス君臨の条件は全てのユダヤ人がキリスト教にかわることだし、

それはその時代の終わりと言われているのですから映画の世界みたいですよ。

聖書は同じことを違う解釈で伝える人がいるからややこしいし、

時代に合わせてタイムリーに演出されます。

それを客観的に見れる日本人でよかったなぁとも思います。



井沢 元彦
ユダヤ・キリスト・イスラム集中講座 宗教紛争はなぜ終わらないのか
出版社 / 著者からの内容紹介
舌鋒鋭く、洞察力がさえわたる井沢元彦の目からうろこの書下し集中講義。


内容(「MARC」データベースより)
「神道・言霊・多神教」で動く日本人には「トーラー・新約聖書・コーラン」に書かれた「規範・預言・過去の事実」で動く一神教世界の圧倒的大多数の人々のことが全然わからない! 一神教の世界観を知る集中講義。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
井沢 元彦
昭和29(1954)年、名古屋市生まれ。早大法学部卒。TBS入社後、報道局放送記者時代『猿丸幻視行』にて第26回江戸川乱歩賞受賞(26歳)、31歳にて退社、以後執筆活動に専念。歴史推理・ノンフィクションに独自の世界を開拓。日本推理作家協会理事、BSフジ番組審議会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


第1部 ユダヤ・キリスト・イスラム一神教の世界はこうなっている

(ユダヤ教はこうして生まれた
キリスト教はこうして生まれた
イスラム教はこうして生まれた)
第2部 ユダヤ・キリスト・イスラム一神教それぞれの言い分

(キリスト教の言い分―代弁者パット・ロバートソン
ユダヤ教の言い分―代弁者ラビ・マービィン・トケイヤー
イスラム教の言い分―代弁者ムサ・モハメッド・オマール・サイート
一神教の世界を読み解く資料篇)

ラビ・マービィン・トケイヤー氏の著作で持っている本。
まあ、ビジネス書に使ったり毎日のことわざ的な知恵本に読もうかと購入。
特にジョーク集はブラック・ユーモアのオンパレードで、
こういう本を読むと普通のギャグでは物足りなくなる・・
ユダヤ5000年の知恵―聖典タルムード 発想の秘密
M. トケイヤー, M. Tokayer, 加瀬 英明

ユダヤ・ジョーク集

ラビ・M. トケイヤー, Rabbi M. Tokayer, 加瀬 英明

井沢元彦氏の興味ある本。

井沢 元彦
点と点が線になる日本史集中講義
次に読もうかと思ってる書籍。
歴史=日本史が得意でないから興味もなかったのですが、
好きな時代以外その前後も読んでみないと全体像がわからないと・・
これは前から所持しています。
家紋や名前に興味があったときに買ったのですが、
ちょっととっつきにくく読んでいません(汗)
井沢 元彦
言霊―なぜ日本に、本当の自由がないのか

ここまで読めば全く・・オタク系のきわみ。

あまりにマニアックだったのでまだ読んでいません。