2016年12月13日(火) 23時45分29秒

介護の仕事のやりがいとは何か?

テーマ:思ったこと!

私自身、介護の仕事を始めて18年が経ちます。

 

私が新卒で介護業界に入った1998年は、措置の時代でした。

利用者様の年齢層も明治生まれ、大正生まれの方が殆どで、昭和生まれの方は少なかった

です。

 

戦争を経験され、日本の高度成長期を支えてこられた方と接することが

出来たのは幸運でした。

 

私が始めて100歳を超える年齢の方と接したときも、この時です。

私が20歳で、その利用者様は104歳。

1998年のことなので、今、ご存命であれば122歳です。

122年前というと、明治27年、西暦1894年生まれです。

日清戦争があった年です。

終戦の1945年は51歳です。

その方のお父様が43か45歳の時の後妻の子供という話だったと記憶してます。

計算すると、その方のお父様は大体、1854年生まれになります。

ペリー来航の年の前後という時期です。

 

黒船来航などの日本に大きな影響を与えたことは、

私も歴史で勉強したので、その時代に生きた方と直接、話をしたということを

伺った時は興奮しました。

 

歴史として学んだ出来事を実際に経験された方の

お子様からお話を伺うことは臨場感がありました。

 

歴史という言葉にすると、何か自分とは関係が薄い、

教科書の中のこと、というような感覚になってしまう事もあるかもしれません

 

受験勉強やテストで出るから覚える、暗記するという義務の記憶と言う感覚になってしまっている場合も少なからずあるようにも感じます。

 

それはテストや受験のために覚える単語であって歴史と言う物事ではありません。

 

その他の方も実際に戦地での経験や空襲に遭われた方ばかりでした。

 

焼夷弾が落ちる音、夜空がオレンジ色になり綺麗だが気味の悪い夜を過ごしたこと、、

終戦後に商店を経営していて、駐留している米軍で素行の悪い兵隊に商店の商品を持っていかれたこと、夜に米を買いに行ったこと、、、など、経験された方の話を伺いました。

 

そういった苦難の時代を乗り越えて来た方の老後のケアをさせて頂くこと、

そういった時代を生きた方の経験を直に伺うことが出来るという事が

私が介護の仕事に感じる魅力の一つです。

 

利用者様の経験や体験や考えを伺えるということは財産でもあります。

 

しかし、実際に今の介護業界はどうでしょうか?

 

どうして不人気職種になり、人材が不足し続けているのでしょうか?

 

いつも自問自答します。

 

私が新卒で就職先を探す時、社会福祉法人の特養などの施設は応募したくても

職員が足りているとか既に実習生で新卒の枠が埋まっているなど、

就職できないような状況でした。

 

介護専門学校の生徒には人気があったという事実があります。

 

今はどうでしょうか?

 

誰でもいいから採用という状況も少なくありません。

労働人口の減少?制度の問題?給与の問題?職場環境の問題?

要因や原因は多種多様です。

 

一つ言えるのは、魅力が伝わっていないということ。

 

やりがいが見出せていないということ

 

もしかしたら魅力があっても継続できないのかもしれません。

 

それは介護業界の制度の複雑化、職員のカラー、

利用者様の層の違いもあるのかもしれません。

 

当社だけでなく、私のクライアント様の事業所や友人の事業所でも同様で、

今入社してくるスタッフへ、介護のやりがいということに関して話しても、そこまで責任をもてない、そこまで考えることが負担だ、という返答も珍しくないような状況です。

 

働き方の変化なのかもしれません。

 

寂しく感じることもあります。

 

かといって何もしないことは、経営していく上での意味の希薄さも感じます。

単に労働としての介護を行っていくことが介護スタッフ自身の成長になるとも思えません。

やりがいを感じ、目標と目的を考え、介護という仕事に向き合い、介護という仕事を通して社会を見て自己の立場と使命を考えていくということを意識していけるような気づきを得てもらえるようにするのが経営者や管理者の役割だとも感じます。

 

しかし、そういった視点を求めることが時に離職に繋がってしまう事もあります。

 

介護を単に高齢者と話す、ケアするという意識でいる人も少なからずいます。

 

そういった人に気づきを持ってもらい行動変容を促し成長に繋げることは難しいです。

 

どういった教育をしていくべきなのか?

 

利用者様に接するように、スタッフも一人一人性格が違い、観点が違います。

 

介護は人材が全てです。

 

その人材にこだわりを持たなくなることは事業の衰退を招きます。

 

仕組みでどうこうなる仕事ではありません。

 

利用者様と向き合う、その前にスタッフ個々と向き合うことを諦めないこと。

 

スタッフ個々の想いを尊重すること、

 

同じ志や想いの介護スタッフに自社の存在を知ってもらうこと。

まずは近くに居るスタッフ(同僚)と介護の魅力を再確認する機会をもつこと

そういった想いを行動にし積極的に行っていくことを大切にしたいと思います。

 

ありがとうございます

 

写真は私が2002年に起業したマンションです

この2階の1室からのスタートでした。

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コメント

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1 ■無題

お疲れ様です。
私の知人もデイサービスの施設を経営していますが、とにかく職員さんがやめてしまって続かなくて、困っています。
人材の確保が一番大変と聞きます。
若い人達が介護のお仕事に魅力を感じるような未来がくることを願っています。

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