介護していた寝たきりの夫(68)を殺害したとして、殺人罪に問われた無職佐藤ツキヨ被告(65)の裁判員裁判の判決で、福島地裁郡山支部(竹下雄裁判長)は29日、懲役2年6月(求刑懲役5年)を言い渡した。
 判決は実刑とした理由について「介護問題の現状を考慮すると、介護を受ける者の意思に反して及んだ犯行が社会に与える影響は無視し得ない」とした。弁護側は執行猶予を求めていた。
 判決後の記者会見で、裁判員を務めた女性(26)は「高齢者が高齢者を介護する例は少なくない。家族だけでなく国などの支援がもっと必要」と語った。
 判決によると、佐藤被告は昨年8月、福島県古殿町の自宅で、寝たきりだった夫亘宏さんの胸などを包丁で数回突き刺して殺害した。 

【関連ニュース】
【特集】裁判員制度
妻殺害の男に懲役11年=裁判員「若い人も積極参加を」
強姦致傷で懲役9年=一部否認の裁判員裁判
押尾被告、3月に公判前整理=保護責任者遺棄致死
被告側、責任能力争う姿勢=耳かき店女性ら殺害

<外国人労働者>09年15.7%増、最多は中国25万人 (毎日新聞)
ダンプ運行会社を捜索=特急衝突事故で-北海道警(時事通信)
普天間移設 候補地、政府内で徳之島が浮上(毎日新聞)
「社会保障円卓会議」を提案―自民・谷垣総裁(医療介護CBニュース)
<普天間移設>「覚悟持ち5月までに」首相(毎日新聞)
AD