SXSW 2016 オースティンより | Webディレクターの生活

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Webディレクターがデジタルの在り方を考えるブログ。

テキサス州オースティンにいます。

期間中は街全体がお祭りで、
どこを歩いても熱気に溢れています。

朝からセッション行って、
見て、体験して、学んで、
人と交流して、夜は飲んで…。

野暮な例えですが、
大学の新歓期のような
学びと遊びと何かが交錯した
浮付いた雰囲気の中にいます。

インタラクティブセッションは、
オバマ大統領が講演するなど、
初日から盛り上がりがありましたが、

今年のトレンドは、
VR(Virtual Reality)で、
どのセッションも大盛況です。

技術自体は以前からあったものの、
専門分野から、エンタメのコンテンツとなってきており、
いよいよ、生活者にとって身近な分野になってきました。

VRコンテンツは、
遊園地のアトラクションのような
楽しさがあり、長蛇の列を作る展示も多数あり。

また、ヘルスケアの分野も、
今後の成長分野として、
多数のセッションがありました。

「ヘルスケア×ゲームフィケーション」が
ひとつのテーマとなっており、
ゲームを通じて、健康に関心を持ったり、
楽しみながら健康管理をするなどといった
コンテンツが多数ありました。

VRは専用機材が必要なので、
誰でも気軽にやれたり、提案できたりする
ものではありませんが、
触れる機会は確実に増えるだろうと思います。


Q.どこの国が多く参加しているの?

世界中の国から参加するといわれますが、
実際に参加者の登録サイトを見ると、
以下のような構成です。

アメリカが圧倒的に多いわけですが、
ヨーロッパ圏、南米も多く、
アジアでは日本が一番多く参加しています。

テキサスという場所柄やジャンルにも影響されますが、
ここでは、どこへ行ってもアジア人…は成立せず、
日本人をたまに見かける程度です。


<国別登録者数(2016/抜粋)>

United States (24192)
United Kingdom (1077)

Canada (716)
Germany (721)
Japan (512)

Australia (489)
Brazil (447)
Sweden (321)
Netherlands (293)
Denmark (272)
Norway (211)

France (184)
Mexico (156)

Israel (60)
Korea(54)
China (42)
India (16)

事前に分かってはいましたが、
トークセッションは、資料なしで、
高速英語が飛び交うので、英語得意でないと
なかなかキツイです(苦)。

ヨーロッパ系やアジア系のカンファレンスは、
登壇者に非ネイティブも多く、資料を見たり、
話すスピードがゆっくりだったりと、
ある程度はついていけるのですが、

SXSWは、ネイティブが多数派なので、
これを刺激に、もっと勉強するしか無いですね。

いよいよ後半戦になってきましたが、
まだまだ楽しみたいと思います。