2006-03-20 17:04:29

日差しがわたしを誘う

テーマ:ジムニーとわたし

朝、ちょっと早めに起きてみた。


窓から差し込む青い光がいつもの夜明けと違うような気がして、見上げてみた。


moon


朝の月。


久しぶりに晴れそうな予感がして。なんだか風も、冷たいけど、春の暖かさが隠れているような気がして。


こうなると、うずうずうずうず・・・。


冬の間はおとなしくしていた放浪癖が内側からわたしをつつく。向こうに見えている山が、遠くの海岸線が、急に鮮やかに見えてくる。


でも、だんなは、忙しいばっかり言ってるし(って、ほんとに忙しいのですが。笑)、息子は友達と遊びに行っちゃうし、オカメは日向で寝てるし。


ええい、ひとりで行ってやるー。


というわけで、春の一日、ジムニーと出かけてきました。




とりあえずは、砂丘の向こうに見えている町に行くことにしました。(砂丘関連の記事はこちらこちら )


砂州の先端に立つと、たぶん、500mも離れていないのですが、気水湖と海をつなぐ部分ではあまりにも水の流れが強いため、直接、歩いて対岸に渡っていくことができません。橋を架ければ、とも思うのですが、この気水湖は渡り鳥や魚、貝などにとってとても大切な場所になっているのです。その生態系を壊さないために、橋はかけていないし、道も砂丘の入り口にまで細いものが一本しかありません。


もちろん、レストハウスもドライブインもおしゃれなレストランもおみやげ物やさんもありません。小さなインフォメーションセンターがあるだけ。


砂丘と気水湖の向こう側に行くためには、川の上流の町まで戻り、そこで橋を渡り、気水湖をぐるっと回らなければいけないのです。


それで、500m向こうの町に行くのに、20kmの距離を走ることになります。


反対側の町につくと、目の前に春の海が広がります。


sea


それで、ちょっと海岸を散歩しようかな、と思ったのですが。


風が強い。


細かい砂が巻き上げられて、体中に当たります。寒いし、砂が目に入るし。とっととこの町を散歩することをあきらめました。eiは軟弱モノです。


寒い海岸をあきらめて、山の中へ入っていきます。


やま


国立公園の入り口までは車でいけるのですが、そこから先はやはり、車道は無し。今日は歩くつもりじゃなかったので、靴や杖を持ってきていません。ここであきらめました。


でも、この入り口には中世の城跡があります。氷河によって削られた壮大なU字谷の中央部に削り残されたようにぽつんとある小さな岩山の上に城跡があります。そのくらいなら登れるのでぷらぷらと歩いてみました。


羊とお城


城跡に生える芝をはむ羊。うららかな春の日差し。俳句でもひねりたくなる感じです。


お城


城壁の小さな入り口から見える山。


うららかな日差しに誘われて、またしても、ぶらぶらしていました。

AD
いいね!した人  |  コメント(10)  |  リブログ(0)
2006-03-15 05:26:11

わき道を行こう

テーマ:ジムニーとわたし

まっすぐに歩かなくてもいいと思う。

最短距離を、きちんと舗装された道を進む必要もないと思う。

自分の行きたい道を、自分の行きたいように行くべきだと思う。

もし、できるんだったら。自分ひとりで、それができるのであれば。



・・・と、思ったわけではないです。


いつも、工房の石の家から帰ってくるときに、海の家に向けて曲がる角があるのですが、それを反対に行ったらどうなるのかなー、と思いつつ、先日地図を見ていました。


すると、実に実に、惹かれる。地図上で見ると、わたしの大好きな感じのところ・・・みたい。


普通の乗用車では、ちょっと行く気になれないけど。


わたしの相棒は、ジムニーだもんね。


というわけで、今日は特に工房ですることもないので(サボってます・・・笑)、早めに切り上げて、反対に行ってみました。


石の家のある谷から上がっていって、稜線に出ます。景色が開けます。


わき道


雲の影が落ちています。見渡す限り、家もなく、人もいません。いるのは羊ばかり。





わき道


森があったので、ジムニーを止めて少し歩いてみました。木々の梢と青い空。




わき道


しばらく行くと、小さなせせらぎがあって、小さな橋がかかっていました。


こういう橋を見ると、わたらずにはいられない。何度も行ったりきたりして、小さな橋を堪能。



わき道


そのままどんどん進んでいくと。道はすでにダートで1車線です。しかも急斜面で、傾斜20%。


この道はいったいどこへ?


わき道


川の中を通るの? え?


橋は歩行者用のみ。もちろん、ジムニーを止めて、橋を渡って遊びました。橋好き。


わき道


さらに行って、わき道にそれると、こんな橋が。石の橋。わたったところで行き止まり。


しょうがないので、Uターン・・・しかし、周りは湿地帯です。スリル満点のUターンです。それで、もう一度橋を渡れたので非常に満足。


わたったところで、隣の谷の村に出ました。


そこで、またしてもわき道にそれてみました。


降りて来た側とは反対側の急斜面を稜線に向けて登っていきます。


わき道


羊の親子発見。子羊はもうこんなに大きくなってるんだな。でも、ラム肉が旬を迎えるのは5月に入ってからです。この大きさではまだ食べられない(ヲイ)。


わき道


風力発電!


この、白くて大きな風車がゆっくりと回る風景はなんだかとっても好きです。



わき道


ゆっくりと空を飛ぶとんび。気持ちよさそう。




わき道


と、思いつつ、さらにわき道にそれると。完全泥道、急斜面、ガードレールなし。


車輪のあとがぎりぎりのところについてるし・・・。しかもこの先、行き止まりでした・・・。




何とか、Uターンして、なんとなく舗装っぽい道に戻りました。そこから、谷の底に下りて、谷沿いに家路をたどりました。


地図も持たずに、気まぐれにわき道にそれながらも、たまにはいいな。


また、ひとりで気ままに走ってみよう。


・・・と思った午後でした。

AD
いいね!した人  |  コメント(22)  |  リブログ(0)
2006-01-31 18:48:21

霜の朝

テーマ:ジムニーとわたし

夜、晴れていて星がきれいに見える冬の夜が好きだ。容赦なく冷え込んで、静かに霜が降ってくる。


霜の朝。


何もかもが凍って、真っ白になっている。空気は透き通って、空は高く硬い青色。明るい太陽の光も冷たくて、気持ちがいい。深呼吸をすると冷たい酸素が指の先まで一気に体温を奪う。思わずくしゃみをする。


ジムニーももちろん、真っ白に霜で凍り付いている。ゴムのへらで窓をこすると、カリカリ、と気持ちのいい音をたてて霜がはがれて落ちてゆく。


窓の周りに少し残った霜が太陽の光を反射して光っている。それがなんとなくおいしそう。家も山も垣根も木も霜で真っ白に凍てついている。


工房の石の家まで行くルートで北斜面の下りは凍り付いているだろう。もちろん、路面の凍結を避けるために岩塩がまかれているとは思うけれど。でも、念のため、北斜面に入る直前で四輪走行に切り替える。軽い衝撃とともに路面のグリップが安定するのがわかる。クラッチの感じ、ギアの切り替え。木漏れ日。羊の声。


もう少し遠くまで行きたい、霜の朝。



********************

とにかく、霜の朝が好きです。冷たい空気に喝を入れられた気分。小さくうずくまってないで、しゃきっと背筋を伸ばしていこう。

AD
いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)
2006-01-16 03:14:58

午後の砂丘

テーマ:ジムニーとわたし

moon


いろいろな思いが頭の中を去来し、朝早く目が覚めた。見事な有明の月。


満月・・・なのかな。ということは、今日は大潮だと気がついた。

そこで、午後、思い立って、ジムニーに乗って砂丘へ出かけた。


砂丘の入り口にジムニーを駐車して、歩いてみた。大潮の引き潮時。


砂丘は気水湖の砂州に当たる部分になっている。海側は遠浅で、引き潮の時間には波打ち際がはるかに遠い。気水湖はやはり浅いので、大潮の今日は底がほとんど顔を出している。


潮が引いた後、気水湖の底には複雑な川や島ができている。流砂になっているところもあり危険だと聞いている。また、その複雑な地形につかまり、出口がみつからないまま潮が入ってくると、地形的に潮の入ってくる速さは人間の歩く速さよりもかなり早いので、潮につかまる。


そうなると、終わり。


自然の力の前に、人間はただ、自分の命が海に戻るのを見ていることしかできない。


とりあえず、潮の入ってくる時間を調べておいたので、気水湖の底に下りてみた。大潮のときにしか立つことができない地面。


風が強く、気水湖の底に砂はさまざまなパターンを作る。


dune

dune

dune

dune


風が砂を巻き上げ、地上20cmの砂嵐ができる。そこをふみながら歩くと巨人の気分。のしのし、と歩いてみる。


dune


砂州の先端にまで行くと、深い川になっていた。その岸辺に等高線みたいな模様ができているのが可笑しい。


dune

そのあたりで引き返そうとしたら、いつの間にか柔らかい砂につかまってしまった。一歩踏み出すたびにあしが5cmくらい砂に沈む。足の裏で砂が流れている・・・ような気がする。


あんまり必死になって安全地帯に向って歩いたので、足跡の写真を撮るのを忘れてしまった。残念。写真を撮りに引き返そうかな・・・。


そう思いながら振り向くと。



dune


雲の間から光が降りて来ていた。


いろいろと考えることもあるけれど。


ただ、こうして砂丘を風に吹かれて一人で歩くのはなかなかいいもんだ。ちょっとした午後の冒険。

いいね!した人  |  コメント(8)  |  リブログ(0)
2005-12-15 23:22:34

月と竪琴

テーマ:ジムニーとわたし

息子はいつもは電車で隣の町のピアノの先生のところに行くんだけれど、先日、電車が運休だったので、わたしが連れて行った。


それで、車にわたしの小さなハープを積んで、息子を待っている間、ハープの練習をすることにした。


ジムニーにはお座敷機能がついている。


お座敷機能・・・って、わたしが勝手に呼んでいるだけなんだけど。前の座席が完全に倒れて、後ろの座席とつながって、お座敷みたいになる。もうちょっと若かったら、別の呼び名をつけてただろうな・・・(笑・ラブホテル機能、とかさ)。


それで、ジムニーを海岸に乗り入れて、お座敷にして、ハープを弾いていた。


習い始めてまだ5週間なので、たいした曲が弾けるわけでもないし、上手なわけでもありません。今週の課題曲はSpagnolettaという中世の曲。透明に切ない感じの曲で、ハープの音によくあう・・・というか、多分、ハープの曲だったんだと思うけど。


それで、波の音を聞きながら、ハープを弾いていた。暗くて弦が見えないので、間違えながら。


そうしたら、急に綺麗に弦が見えるようになった。


月が出ていた。


月と竪琴。


なんか、絵になりますよね。


弾いてる人が美人だったら・・・(爆)。



******************************

という訳で、最近、どこにいくにもジムニーにハープを積んで行っています。


そうしたら、先日・・・。ハープを落としちゃって・・・。


手作りですごく丈夫に作られている、という楽器店のおばさんの言葉どおり、確かに落としてもびくともしませんが。フロントピラーの一番上のとんがってる部分がかけちゃった・・・(涙)。


先生に泣きついたら、近くの町にハープ職人が住んでいるので、クリスマスの後に一緒に行きましょう、と慰めてくれました。どっちにしてもとんがってるのが好きじゃなかったから、よかったことにしよう。多分丸く、綺麗なハープの形に削ってくれると思うので。


eve

ちなみに、↑わたしのハープは、Stoney End(http://www.stoneyend.com/harps.html )という会社のでEVEという名前のついているハープです。このリンクから、写真をクリックすると大きくなって、試聴もできます。わたしのハープは胡桃材でできているので、もうちょっと色が濃いけど。

いいね!した人  |  コメント(8)  |  リブログ(0)
2005-12-02 04:46:43

・・・つ、つかれた・・・

テーマ:ジムニーとわたし

↑なんだ? このテーマは???(笑)



えー、放置してます。


ご心配をかけちゃってすみません。メールまでいただいてしまって・・・恐縮です。


実は、ちょっと出かけておりました。ジムニーで走行距離800kmやりまして、くたくたです。ジムニーは元気(そりゃそうだ)。


友人のいる町まで、行ってきました。目当ては石です。弘法筆を選ばず、とか言いますが、わたしはへぼいげーじつか(照)なので、いろいろと選びまくります。


友人の石を強奪もらって、車に積ませ積むのを手伝ってもらい、ついでにその町にある大きな石膏屋で、普通の石膏と特殊な石膏を25kgずつ買い、隣の町まで足を伸ばし、工房の居住区エリア(・・・おおげさ・・・)に置くテーブルを買い。


このテーブルは、頭にしっかりイメージがありました。先が三本にわれている太い一本の足で支えられている直径が80cmくらいの樫材の黒光りしているもの。テーブルの上の部分は、とめがねをはずすと立てられるようになっている、まあ言えば、折りたたみ式テーブル。使い込まれている、1800年代のものがほしいなあ・・・と思って、古道具屋に行きました。


まさに、自分がイメージしていたとおりのものがあったので、その場で値切って買った。


それで、友達のところに泊まって、アイルランド人の彼の大好きな、アイルランドのブラックブッシュというウィスキーをしこたま飲み・・・。二人で酔っ払って、ハープを弾いて、大声でいろんな国の民謡をがなりまわし歌いました。


それから、あっち行ったり、こっち行ったり。


友人の住んでいるところは内陸なので、海辺のわたしの町よりだいぶん寒く・・・



雪が降っとりました。


友人宅近くは・・・

snow

げ、ここを走るのかい? ここかい? 道はどこかい?


ジムニーに感謝です。


それで、帰ってきて、工房に荷物を持っていったのですが・・・。総重量150kgほどを動かしました。疲れました。全身筋肉疲労です。げーじつは爆発肉体労働です。はい。


という訳で、くたくたですので、すみません。コメレス、徘徊、できてません・・・。なかなか、回復できないあたり・・・


年を感じる。

いいね!した人  |  コメント(18)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。