人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ
毎度応援ありがとうございます。m(_ _)m

まずは、こちらを追記していますので良ければお使いください

支那による防空識別圏設定当日からの動き(最終更新11/30 8:52)

というわけで本題。
支那の防空識別圏設定の問題に関しては多くの日本人が「絶対に退かないであろう」と考えていたのではないかと思いますが、早速のように一つ譲歩がありました。


支那国防省 楊宇軍報道官
「防空識別圏内での民間機の正常な飛行は、いかなる影響も受けない」
「(民間航空機の計画届け出は)積極的に協力してくれることを希望する」



当初は「届け出をしなければならない」といった表現だったわけですが、「積極的に協力してくれることを希望する」に格下げとなりました。無視されてもしょうがないや…という諦めですね。この振り上げた拳は、下ろさないとさらなる恥をかきメンツを潰されるという情けない判断です。ざまぁ。
もし各国の民間航空会社がこぞってJALやANAのような売国腰ヌケ企業だったら事態は多少は違っていたかもしれません。しかしほとんどの民間航空会社は頭から支那の要請をガン無視しました。
ただし、これは民間会社の資質の問題もあるとは思いますが、ひょっとしたら各国政府の反射神経の問題もあったのかもしれません。支那が23日に発表した直後に、日本以外の政府は自国の民間航空会社に対して、

「分かってんだろうな、これは安全保障の問題だぞ」

「自由に飛べる空の範囲が狭くなるということだぞ」


と、即座にキッチリ喝を入れておいたのではないか、ということです。
そのこと(自由な移動ができる範囲が狭くなるということ)がいかに深刻な話なのか、日本政府は理解していなかった可能性があります。安倍政権はもちろん、民主三バカ政権とは比べようのないほどその辺りの感覚に長けていると思いますが、よりにもよって最大の当事国の日本だけがヘタレたというのは信じがたい話です。
まぁ、逆に良い意味での喝が入ったのではないかと思いますが。


あと、譲歩の第二弾がこれです。


支那国防省 楊宇軍報道官
「(自衛隊機の飛行については))状況はすべて掌握している」



譲歩とは呼べないような小さな話かもしれませんが、私は絶対に譲歩としてカウントすべきだと思います。
23日に支那が恫喝してきた直後、米軍の戦略爆撃機がさらにデカい恫喝をして支那は黙りこくったわけですが、一部のマスゴミ、さらには一般の日本人の中にも、

「日本の自衛隊機であれば話は別なんじゃないか」
「だって今回のADIZ設定は、あくまでも"vs日本"、目標尖閣、という位置づけなわけだから…」

という論調があったと思います。
しかし実際は自衛隊もすぐに反応して、いわば試験飛行を行っていました。海上保安庁も同様です。その結果、支那は「飛んだのは分かってるもんね!!」「状況ごとに判断して対応を決めるんだもんね!!」という後付けの話を繰り返すのみで、日本が萎縮して航空機を出せなくなるのではないかという支那の期待は完全に一蹴されました。

これを外交というのです。
テーブルがあって、両国の高官がずらりと並び、両国の国旗がクロスになっていて、ニヤニヤしながら握手するのだけが外交ではありません。支那は今回のADIZ設定で、

日本は「強く抗議」しながらも取りあえず航空機を出すのをやめ、日中間の協議の場を急いで設定するなどの対応をしてくるのではないか

と甘い考えを持っていたのかもしれません。この「協議」というのは結局は領土問題へと繋がるわけですから、支那としては垂涎の状態です。
こういうことは、日にちが経過すればするほど「自衛隊機が新ADIZ内を飛行した!!」というのが大きなニュースになります。例えば自衛隊機の飛行が昨日28日ではなく来年の今頃だった場合、各マスゴミとも


あれから1年、ついに自衛隊機がチューゴク様の新設ADIZ内を飛行!!
対話の雰囲気は完全に後退!!
事態をエスカレートさせるような行為は慎むべき!!(談話 丹羽宇一郎)



などと報じ、また支那も「やはり日本軍国主義は生きていた!!この件に関しても侵略を仕掛けてきた!!」と大騒ぎするでしょう。
それを、まだ熱気冷めやらぬ数日のうちにアッサリとやってしまうことで、単なる「新ADIZなんて関係ないんだからね宣言」を政府等が口先だけで繰り返すのとは、大きな、あまりに大きな違いがあります。

でも民主党政権時だったら、それ……やってたかもね。

今後とも、菅官房長官のコメントの通り「今まで通り、一切の計画変更は行わず飛行を続ける」「むしろ該当空域の監視はさらに厳重にする」ということを徹底的に実行すべきです。
これで負担が増すのは自衛隊の方々ということになるのですが、護衛艦を10隻追加するという話もありますし、安倍政権は予算をガンガンつけて、次々に戦力強化の政策を採って頂きたいと思います。そして財務省は死ね。

また、何度もしつこいようですがカネならあるんですよ。心配は全く無用です。カネカネ赤字赤字言うな。うるさい。クソか。赤字を減らすために国土を減らす気か狂人どもが。
防衛費を増加というと「この不況の中で予算が~」「財政赤字が~」「一人あたり借金が~」という話がすぐに出てきますが、仮に財政赤字が本当に厳しいとしてもこんな状況で防衛費を削るのはキチガイ沙汰である上に、日本に財政危機など存在しないというのはもはや常識です。
そしてまたそうする(予算を付けて自前の武器や航空機や艦船を作る)ことによって、それこそカネで買うことのできない技術、ノウハウ、さらにはASEAN諸国やアメリカからの信頼すら獲得できるのではないでしょうか。

------

【参考・ほんの一例 Financial Times 2013/11/28】

(Financial Times)
「安倍首相が平和憲法を改正するという公約を実行し、再軍備したらフィリピン政府はどう言うか」
「日本のフィリピン侵略の記憶がいまだ生々しい中、反対なのではないか」

(フィリピン アルバート・デルロサリオ外相)
「そんなことは全く無い、我々は(日本の)再軍備を大いに歓迎する」
「我々は地域で均衡を保つ要因を探しており、日本は重要な均衡要因になり得る」

------

さらには、EUも絡んできました。

EU、中国の防空識別圏に「地域の緊張高める」(読売)
欧州連合(EU)のアシュトン外交安保上級代表(EU外相)は28日、中国が東シナ海に防空識別圏を設定したことについて声明を発表し、「地域の緊張を高める」と懸念を表明するとともに、全ての当事国に自制と外交的解決を求めた。
声明は「海や空の合法的な利用に疑問を投げかける行為は、東アジアの海域に存在する(各国の)立場の違いに対する解決にはつながらない」と述べ、名指しは避けつつも中国を批判した。


もはや支那が言う「緊張を高めているのは中国なのか日本なのか、国際社会は分かっているはずだ」などというコメントはピエロそのものです。今回の件で支那に味方している国は、韓国を含め完全にゼロでしょう。

こうなってくると、日本が再軍備を禁忌にしているのは一体誰得なのよという話になってきます。クソ極左どもと支那朝鮮だけでしょうよ。

ところでサンデーモーニンガーの親玉である寺島実郎は、「尖閣問題でアメリカが助けてくれると思ったら大間違いだ。アメリカは逆に"米中の衝突だけは避けねばならない"という方向へ動いている」と繰り返しました。(これ本当に何度も聞きましたよ。ご存じの方も多いはず。)
しかし現時点では、ホワイトハウス、国防総省、軍、NSC、駐日新大使までこぞって次々に「日本支持」のコメントを出し、いの一番にB52を2機も飛ばし、一歩も退かない状態を能動的に作り出しています。
もちろん寺島実郎はオノレのコメントに全く誠意も何も持っていませんから、支那の暴挙を批判しながらも、

「爆撃機を飛ばし、要人の口先介入をすることで当面は現状維持できるという見込みがあったのだろう」
「しかし今後は分からない。さらに事態がエスカレートしていけば、最悪の米中衝突だけは避けるという方向へ転換しかねない」
「今回悪いのは事態を深刻化させた中国だが、ある意味では日本に蔓延するプチナショナリズムが招いた結果とも言える」←笑

あと、

「今後の推移を見守らねばならない」系

のクソどうでもいいコメントが入るのではないでしょうか。


まぁ寺島とかどうでもいいのですが、日支間の戦力差は非常に詰まってきているのは事実です。練度と隊員の資質に大きな差があるとはいえ、そういう「歯ァ食いしばって頑張ればやれる!!」的なことに頼っていたから大東亜戦争は負けたのです。今度こそ日本人の命を守れるよう、軍事力の強化は必須です。
支那はそれを国を挙げて教えてくれています。


このような中、次のような動きもあります。

自衛隊:海外携行武器を拡大…邦人輸送時 閣議決定(毎日)
政府は29日午前の閣議で、テロなどに巻き込まれた在外邦人の保護を強化する改正自衛隊法の施行を踏まえ、邦人輸送に従事する自衛官が携行できる武器の種類を拡大する新たな閣議決定を行った。1999年の閣議決定は携行できる武器について▽拳銃▽小銃▽機関銃??に限定。今後は具体的な武器名は挙げず、「輸送対象者などの生命、身体を防護するため必要かつ適切なもの」と定める。

自国民を自国で守るのは当然のことですし、またその「国民を守る人達」を危険な目に遭わせないというのも至極当然のことです。これも反対するのは特アと国内のクソ極左だけでしょう。

さらに、こんなのもあります。


台湾の東日本大震災支援に感謝-クラシックカー60台勢ぞろい 台北
日本のクラシックカー愛好家らが往年の名車で台湾を一周するイベント「ラリーニッポン 2013 in TAIWAN」(産経新聞社など後援)が28日、開幕し、台湾から参加した2台を含む計60台のクラシックカーが台北市の総統府前を出発した。
東日本大震災の被災地に巨額の義援金を寄せた台湾への感謝表明が目的。総統府前広場での出発式には、フェラーリ、アルファロメオ、ジャガー、ベンツなどが勢ぞろいした。
夫人と参加した水戸市の貿易会社経営、高須忠文さん(67)は「人情の良さを知って台湾が大好きになった」と語り、東部の景観に期待を寄せた。


それはさぞ壮観だったことでしょう。
主催した方々には、日本人の一人として心からお礼を申し上げたい。
こうして正統アジア諸国でまとまり(台湾は"国"です)、支那・朝鮮という特定アジアの覇権主義や非人道性と戦っていきましょう。

我々には味方がたくさんいます。今回の件ではそれが改めて分かりました。しかし、それもこれも自前の領土は自前で防衛するという気概があってこそです。日本が「助けてアメえも~ん」をやり始めたら全て終わりでしょう。
これからの日本の動向は、台湾やASEANは固唾を呑んで見守るはずです。仮にもアジアのリーダーなどと言いたいのならば、ここで絶対に道を間違えてはいけません。「戦争以上に悲惨なことがあるのか」などと眠たいことを言っている連中は明日からチベットで生活すべきです。


米、EU、正統アジア諸国と共に自由を守るべし!!
↓と思う方はクリック


人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ