かりんとうの絵本サロン

子供から大人まで楽しめる絵本を教えます


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「これは、ジョージです。
 なかよしのきいろいぼうしのおじさんと、いっしょにくらしています。
 ジョージは、かわいいこざるでしたが、とてもしりたがりやでした。」

とても有名なフレーズで始まる、おさるのジョージシリーズから、1つ紹介したいと思います。

ジョージは、ある朝、お部屋で遊んでいるときに、窓のそとから、おかしな音を耳にします。

「グァッ」

ジョージは、知りたくなりました。

窓のそとで泣いているのは、なんだろう??


もちろん、アヒルですよね。

ジョージが窓から覗いてみると、そこにはおかあさんアヒルと、5わのあかちゃんアヒルが!!


よちよちあるきのあかちゃんアヒルが、どこに行くのかな?

しりたがりのジョージは、すぐに、アヒルの後についていきます。


よたよた歩きでね。


すると、アヒルたちがどこに向かっているか、わかりました。


池のある公園です。

ジョージは公園が大好き。

たこあげしている子供達・・・木を植えている植木屋さん・・・それから、ジョージが公園で一度もみたことのないものが・・・


ダンプカーです。


あまりのおおきさにびっくり。タイヤ1つが、ジョージよりもおっきいのです。


ジョージは、アヒルのことなどすっかりわすれて、ダンプカーを眺めちゃうんですね。

さて、しりたがりのジョージ、こんどはダンプカーに乗りたくなっちゃいます。


さいわい、ダンプカーには誰ものっていません。

おまけに窓は開いています。


ジョージが我慢できるわけありません。

ジャンプして、ドアに捕まって、よじ登って・・・



でも、こざるにとて、ダンプカーのうんてんせきに座ることわ、そんなに楽しくなかったんです。

小さくて前が見えませんからね。


ジョージはハンドルをにぎりながらがっかりです。

しかし、そこに、なんともちょうどよさそうな、ふみだいが・・・!!


ちょうどよいふみだいを見つけて、ジョージはまどの外をながめました。


でも、その踏み台って、なんだったんだろう??


とつぜん、ぶるぶるぶるぶる、低い音が響きます。

もちろん、ジョージのおなかではありませんよ~。


ちゃんと朝ご飯、食べましたから。


音の正体は、そうです、ダンプカーの荷台が、傾き始めたんです。


ジョージが踏み台にしたのは、そのレバーだったんですね。


ダンプカーの荷台は、たくさんの土をのせたまま、池の方に傾いていきます。


ジョージはすぐに、うんてんだいから、荷台に飛び乗ると、土の上で大はしゃぎ。


そのまま、傾きがきつくなってきて、土にまみれて、ジョージもいっしょに池の中へ・・・


あれあれ・・・

そうですよね、ここで、たのしい遊びはおしまい。


さてさて、そこに、ひるやすみから戻って来た、うえきやのおじさん。

ダンプカーのにだいはからっぽ。

池の中は土の山。

その中に、どろだらけの猿が一匹。


おじさんたちは、何がおこったか、すぐにわかりました。



しかし、その時、またあの鳴き声が聞こえてきました。

「グァッ」


そうです、土の山が、アヒルたちのしまにんったんです。


そして、おおぜいの笑い声も聞こえてきました。


さすがに、ジョージもすまないなと思っていたのですが、おじさんたちは気にしていません。


「きみは、あひるたちのために、こうえんをもっとすてきなところに、してやったんだね。」


そうです、いちばんよろこんだのは、アヒルたちでしたね。


ジョージのおかげで、あたらしいいえができたんですからね。



先日、wowowの無料視聴の時に、アニメ化されたおさるのジョージを見ました。

このシリーズはどのお話も共通しているのが、知りたがりのジョージが、その知りたい欲望のために、結果としていたずら、そしてトラブルを招いてしまうという事。

けど、絵のかわいらしさが、そんないたずらも、ほんわかと許せてしまう、そんなお話です。

もちろん、どんなトラブルも、結果オーライなんですよね。


それは、アニメでみてもかわらずで、動くジョージはもっともっとかわいらしかったですよ。


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聞こえる子供も、聞こえにくい子供も、つたえようとする気持ちは同じですよね。

このお話は、すこし耳の聞こえにくい、くまのおとこのこのお話です。

作者のつちだ先生は、実際に聾学校に出向かれて、その学校の子供達と触れ合って絵を教えたりもされたそうです。


ある日、一人の男の子が、転校してきました。


そこは、耳の聞こえにくい子供達の通う学校。

幼稚園、小学校、そして中学校までが一緒になっています。


先生に連れられて、教室で挨拶をする男の子の名前は、ゴンタ。


ゴンタがきて、子供の数は14人になります。

ゴンタは怒ったような表情ですが、みんなは嬉しそうに迎えてくれたんです。


ゴンタは、少し聞こえにくいだけ。


でも、前の学校では、そのことが原因で、けんかばかりしていたんです。


ちょっと力の強いゴンタ、だから先生に怒られるのも、いつもゴンタだったみたいです。


でも、この学校ではけんかをしません。

「けんかにならん」

「みんなおとなしくて、つまらん」


ゴンタは、この学校では、他の子よりも聞こえていることも、少しずつわかってきたんです。


この学校では、国語や算数の他にも、勉強の時間があります。

それは、話を口の形で読み取ったり、声をだして話をする勉強です。


幼稚園の小さい子でも、お昼寝をしないで、勉強をするんだそうです。


ゴンタは、みんなより聞こえるし、話せるし、いいや、と言って学校の中を歩いていると・・・


職員室で、こどもたちのために一生懸命になっている先生の姿を見てしまうんです。

ゴンタは、びっくりします。


「こんな先生、みたことない・・・」

みんなが、おはなしの勉強を終えて、教室に戻ってくると・・・

「あ・・・」


ゴンタが、おおきな紙の上でねていました。

その紙には、聾学校のみんなが楽しそうに遊んでいる絵が描いてあったんです。

「すごいねー」
「じょうずだねー」
「にてるにてる」

みんなの声で目を覚ましたゴンタは、照れくさそうに教室から出て行ってしまいました。


その日から、ゴンタはみんなの人気者に。

みんながゴンタに、絵を描いて~とお願いしてくるようになりました。


「うるさいなー」

と言いながらも、絵を描いてあげるゴンタ。


校長先生も絵を描いてもらいました。


さて、学園パーティーが近づいてきました。


みんなは、自分たちだけで何かを作ることにして、さっそく材料を買いに行きます。


「たのしみだね」
「がんばろうね」


子供達だけでバスに乗るのは、初めてのことです。

聞こえにくい子供達、みんな大きく口を開けながら、身振り手振りで話をします。


そんな様子を、周りの人がじろじろみてくるんです。


ゴンタは、そのたびに、相手をにらみました。


さて、目的のバス停に着いて、急いでみんなを下ろしてあげるゴンタ。

先生に貰った地図を見ながら、お店を探すのですが・・・


勇気を出して、道をたずねてみても、聞こえないふりをされたり・・・

呼び鈴が聞こえにくいみんなに、自転車がぶつかってきたり・・・


なんとかたどり着いたお店で、お店の人に聞いてみても、知らん顔・・・



ゴンタは、ついに叫びます。

「おい、こらー!!」


みんなが慌てて、ゴンタの口をふさぎます。


ようやく材料を買い終えて、学校に戻ると、みんなは町であったことを、先生に嬉しそうに話します。

でも、ゴンタは・・・


校長先生の前で、泣いてしまいます。

「くやしい・・・みんな、聞こえる耳をもっているのに、ちゃんと聞こうとしない・・・」
「みんな心がない・・・」


校長先生は、頷きながら、ゴンタの話を聞きました。

みんなは、ゴンタが大好きになりました。

そして、14の心が、一つになったように思えたんです。


それから、学園パーティーに向けて、みんなで絵を描いていきます。

その絵には、こう描いてありました。


「14の心を、優しい心の耳で聴いて」





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林明子さんの絵と、筒井頼子さんのお話がぴったりの一冊を紹介します。

お話の内容も、妹のために張り切り妹と、そんなお姉ちゃんそっちのけの妹と、日常に良くありそうなお話です。


あさえが、家の前で遊んでいると、お母さんがお留守番の願いをします。

「あやちゃんは?」

と、あさえは妹の事が気になるんですね。

「あやちゃんは、ねんねしたばかり」

お母さんは、あやちゃんが起きる前に必ず帰るから、といって、急いで行ってしまうんです。



でも、そういう時に限って、子供ってすぐに起きてしまうんですよね。


しばらくすると、玄関のむこうで、あやちゃんの鳴き声が聞こえてくるんです。

あやちゃんがとんでいって、ドアを開けてみると・・・


そこには、はだしで泣いてるあやちゃんの姿が。


まだあさえも小さいのですが、あやちゃんをあやしてあげてます。

そして、靴を履かせてあげて、「遊んであげるよ、おいで」と言います。


そとで一緒に遊んであげるつもりなんです。


あやちゃんは、とことこと、どこかに行ってしまいそうなのですが、あさえはちゃんtの、あやちゃんの手を握って、「そっちじゃありません。」


あさえはこのとき、ずいぶんと背が大きくなった気持ちになったみたいです。


女の子らしいですよね。


あさえは、ポケットからチョークを取り出して、道に線路をかいてあげます。

あやちゃんは、かきかけの線路の上を「ちゅっぽ ちゅっぽ!」


「まだですよ、ぜんぶかくまで まちなさい」

そういって、あさえはあやちゃんのために、一生懸命。


うんとよろこばせたかったので、夢中でチョークを動かすんです。

駅も、山も、トンネルも・・・


「さぁ、あやちゃん できました」

と顔を上げると・・・


あやちゃんがいません!


このときのあさえの気持ち、胸が詰まりそうな感じが、すごくわかります。

手からチョークがぽろっと落ちてしまうんですね。


あさえはあたりをみまわしたのですが、あやちゃんはどこにも見えません。


突然大通りから、自転車のブレーキの音が、

「ききーっ!」



あさえは走り出します、今まで固まっていたのが、何かに弾かれたように・・・


「どうしよう!あやちゃんだったらどうしよう!」


大通りで自転車とぶつかっていたのは、あやちゃんではありませんでした。


あさえだって、まだダンプカーのタイヤくらいの女の子なんですけど、安心なんてしていられません。


あやちゃんはどこだる・・・

「そうだ、こうえんだ!」


あさえは、あやちゃんがいつもおかあさんと一緒にいく公園に向かって走り出します。


すると、遠くにちいさな女の子を見つけました。


「あやちゃん!」


と呼んでも、女の子はずんずんと行ってしまいます。


あさえはスピードを上げて、近づくのですが・・・


ふいに、その女の子が振り向きました。


あやちゃんじゃない・・・


それは、全然知らない、よその子だったんです。


あさえは、また公園に向けて走り出します。


すると今度は、まがりかどの向こうで、小さい女の子の泣き声がしてきました。

そのとたん・・・


おおきな男の人が曲がり角からあらわれて、ちいさい女の子を引きずっています。



あさえは、もう言葉もでないくらい、のどが詰まる思いだったでしょう。


でも、それもやっぱり、しらないよその子でした。

「おとおさんのいうことをきかないこは、ゴンだぞ」

低い声で、おとこの人が言いました。



あさえは、また公園に向けて駆け出します。


「あやちゃん、あやちゃん・・・」

公園に近づくと、あさえのどきどきはいっそう早くなります。


走って息が切れるのと、いるかいないかのどきどきで、それはもう、はちきれんばかりのドキドキだったんでしょうね。


公園の入り口についた、あさえ。


「いた!」


あやちゃんは、すなばにしゃがんで、あそんでいました。


間違いなく、あやちゃんです。


あさえは、何も言わずに、あやちゃんにかけよります。


あやちゃんも、あさえに気がつくと、何もしらずににこっとわらって、砂だらけの手をあげました。



安心に満ちた顔であやちゃんをだっこするあさえ。

対照的に、なぜだっこされるのかわからないという感じで、だらーんと抱っこされるあやちゃん。


林明子さんの絵が、とても心温まる一冊です。





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