Montage ― SATONAKA Works redaction ―

egoistic-rain(samantha!) × UNIVESES + SATONAKA Works = galla !

galla = Shimazaki × Tohno × Kitamura
生きることは、表現すること。生きることは、託すこと。わたしたちは、文字を残すことで、生きつづけます。

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久しくログインしていなかったもので、パスワードを思い出すのに手こずりました(汗

さいきんは別なSNSへの書き込み(といっても事業の宣伝)ばかりだったのですが、久しぶりに少し長めの文章を書けたのでこちらにもコピペしてみます。もう少ししたら また、こっちがメインになると思う。もう少し したら。

…というわけで、本題。

 

3/29に いわき産業創造館 企画展示ホールで行われた「いわき文化まちづくり会議」(https://www.facebook.com/events/1415890405128813/)を聞きに行ってきました。以下、ちょっと長いです(4,219字。添付の新聞記事は3/31の福島民報)

 

 

市長懇話と前半の活動紹介には間に合わず、自分の団体(NPO法人ワンダーグラウンド)のところからの入場でした。パネルディスカッション時に”面白かった”発言が何回も出ていたので、最初から聞けなかったのがほんと残念。
 

パネルトークで いわき芸術文化交流館アリオスの長野さんが話されていた通り、(“用務員の格好をした社長”吉田さん以外は)アリオスが立ち上がってから活動が芽吹いた団体の方たちばかり。一度みなさんが顔を合わせて話すところをみてみたいなと思っていたのですが、予想以上に興味深い内容になりました。
 

 

モデレーターは福島県立博物館 専門学芸員の川延さん。パネリストが発する純粋な言葉たちを丁寧に拾い上げてもう一度 提示してくださるので、内容がとても頭に入って来やすかったです。ご自身は「市外の人間だから」と途中から行く末を見守る感じになって、それを引き継いだのは当団体の会田。パネリスト同士の話の中で、「いわきは(実は)プレイヤーが多い」という話がありました。

 

確かに、2000年代に平市民会館老朽化に伴う文化交流施設の整備の機運の高まりとともにアーティスト・イン・レジデンス事業(コンドルズ&いわき市民参加公演)が始まり、その後 市民アーティスト養成講座(発表会「YAZZO!」)があり、アリオスが開設してからは「アリオス・プランツ!」が、震災後には「アートおどろく いわき復興モヤモヤ会議」が立ち上がり(私が知っているのは市民アーティスト養成講座からですが)…パネリストとして出ていらした「未来会議(菅波さん・藤城さん)」も、それぞれ目的は違えど 「いわきを住みやすく楽しい街にしよう」という想いの強い方々が、それぞれの局面で 都度どこからか現れ、会議の場で意見を述べ、それを実際に自分たちで形にしていっているように思います。

 

質疑応答でも話されていましたが、“文化芸術”を中心に据えた内容で(更に“まちづくり”について)2時間で語り尽くせるはずもなく…そういえば、質疑応答の際に“いわき市立美術館”の設立や“いわき芸術文化交流館アリオス”設立の経緯について少し触れられていました。


昭和50年台に市民による美術振興推進団体「いわき市民ギャラリー」による建設運動、そして平成10年台の文化交流施設整備等事業でのいわきアリオス誕生。後者は最近といえば最近なので、私も比較的近くでその熱を感じていました。ほかにも玄玄天2016プログラム「いわき現代美術の系譜」で語られた“草野美術ホール”のように、大きな潮流があったのだと思うし、今で言うところの それこそパネリストとして出ていらした“UDOK.(小松さん)”や“アートスペースもりたか屋(会田)”もそういった「場」のひとつなんだと思うと、いわきのそういった「場」の設立の経緯をもっともっと知りたくなってきます(震災の影響で解体を余儀なくされた湯本の芝居小屋・映画館“三函座”の保存活動もそのひとつなんだと思います。余談ですが、南相馬市にある映画館“朝日座”は「朝日座を楽しむ会」の活動が功を奏し 今も存続していますね)。
 

現代美術という場ではなく、例えば音楽であれば ジャズをやっていたときに”Bar Queen”や”シャンティハウス”、”ターフ”、”DON3”などに足を運んでいたし、VJをやっていたときに” club SONIC iwaki”などでやったりしていましたし、様々な理由で畳んでしまう所 新規オープンする所あれど、表現の「場」はかなりあります。
 

演劇であれば、いわきアリオスが発行しているフリーペーパー「演劇アリペ」に「あなたのまちの芝居小屋」として掲載されていますが、おなじみの”いわきアリオス””いわきPIT”以外にも、”いわき市文化センター”や”市民会館”、”労働福祉会館”“好間公民館”などの文化施設、過去には”アルマレアル””エリコーナ”といった施設、”La Stanza”や”ラヂオドール””じゃがいも””ワンノートカフェ”のような飲食店での公演も行われています。意外と身近なところでいろいろやっているんですよね。

 

 

”場”ではなく”プレイヤー”という目線でかんがえると、毎年いわき市立美術館で催されている「市美展(いわき市民美術展覧会)」を観れば作品をつくる方々の個人のレベルの高さを知ることができますし、いわき文化協会による「いわき文化復興祭」「いわき文化春祭り」を観に行けば、いかに文化・芸術団体が多いかが わかります。文化協会に所属していなくともパネリストとして出ていらした「パークフェス(ユアサさん)」のような発表の場もあり、参加者・来場者双方が楽しめるフェスが実現されていますよね。
 

フェスという点では、パネリストとして出ていらした「小名浜本町通り芸術祭(高木さん)」「玄玄天(吉田さん)」のほかにも、「田人アートミーティング」がありますし、吉田さんから少し話が出ていましたが、私が足を運んだことのあるものだけでも 過去には「いわきアートトリエンナーレ」「アートポート小名浜」がありました。「いわきバーグ」や「若者的表現革命」、「クレイジーフィッシュ」、「IWAKI MODE」などのパフォーマンス主体のフェスもありました。
(当団体設立の発端が演劇というジャンルにあるので)演劇のプレイヤーを例に考えると、作風もそれぞれですが、高校の演劇部が基になっている団体、いわき明星大学の演劇部「激弾 夢のムー眠社」が基になっている団体、「劇団いわき小劇場」や「劇団ポポ」「いわきおやこ劇場」といった地域に根付いた公演を続けて来られた団体、「ほろすけの会」や「いわき演劇鑑賞会」、当団体のような(観客側の目線に立った)支援団体の設立 に大別できると思います。地域に根づいた公演を続けられている団体以外は 年齢層がある程度固まっているので(一時的に)活動を休止する団体もありますが、新しい風が入り込む時もあり…それでも一つの市としてみると劇団数は多いようなので、社会人劇団の盛衰が興味深い土地のような気がします(私が知っているだけでも多くの劇団があるので、こういったことも もっと調べていくと面白そうですね)。
いわきアリオスやいわきPIT、公民館などでチラシを手にして観に行けば、当たり前に必ず新しい表現者がいる。そういう土地なんですよね、実は。

 

「いわき市民ギャラリー」のことを少し触れましたが、おそらくそれ以前にもいろいろな運動と共に まちづくり構想があって、今の街の形成につながっているのでしょう。パネリスト同士の話のなかでも提案として出ていましたが、もちろん先に書いたようにいろいろなプレイヤー・場があることを認識しながら まわりを見回すだけでも街の見え方は変わると思いますが、更に一歩進んで、“市民みずからが じぶんたちの土地の歴史を知る”。そのことで、もっと街(いわき)を誇れるようになるんだと思います。
プレイヤーといわれる方々に ただ任せておくのではなく、ちょっとだけ手を伸ばして探してみる、または 一歩奥に進んでみる。実はそれが一番大事なことなんだろうな と思いました。

 

 

そしてもうひとつ。じぶんたちで発信していくこと。
 

例として市内の劇団について触れましたが、いわきの2000年代の演劇シーンには「YUKOTARO!!へようこそ!」という掲示板サイトが大きく影響していたように思います(過去形で書きましたが、ウェブ検索すれば今も一部は見ることができます)。運営されていたのは(社会人劇団に所属されてはいましたが)市内に住むごく普通の一般の方でした。ネット上に自身の興味を共有する「場」をつくることで、市内だけでなく県内の劇団(プレイヤー)の目にも留まるようになり、さまざまな情報交換が行われるようになりました。

 

いいのか悪いのか、いわきは5市4町5村の大合併から50年経ったいまでも 何となく合併前の土地の風土が残っているように思います(今回の会議でも”平”vs”小名浜”の構図になりましたね)。
プレイヤーが多く、さらにそれぞれの場所で独自に活動をしているので、地域ごとの特色が出て面白いのですが、それゆえに「今日、市内でどんなおもしろい催しがあるのか」を探そうとすると、それぞれのチラシなりサイトなりを探さなければなりません(そして、それでもみつけられないかもしれません。もちろん「いわき観光情報サイト」のような市内全域をカバーするポータルサイトはありますが、民間で行っている催しすべてを把握できるわけではないです)。


当団体でも以前に、市内のいろいろな催しを網羅できるサイトを…とウェブサイト開設の構想をしたことがありますが、市内のイベント情報を探すと本当に多く、逆に取捨選択が難しいので頓挫してしまった経緯がありますが、この会議を機に、この辺をどうにかできると本当に良いですよね。

 

 

パネリスト(プレーヤー)は皆さん活動年数や立場や場によって考えが違うし、個性的なプロフィールをお持ちの方々で いろいろな引き出しを開けて腹を割って話してくださるので、頷いて聞くだけでなく、聞いているだけで新しい視点が幾つか増えた気がします。
そして、これからを担う世代によって、市長の前で このような議論が交わされたのが、いわきにとって とても良い機会になったと思います。

前日からの家の用事で、懇親会までいると翌日に障りそうだったので断念しましたが、“La Stanza”で行われた懇親会ではもっといろいろなことが話されたんだろうなと思いました。

 

 

少し話が変わりますが、今朝 目にしたウェブ記事「平成28年度学部卒業式並びに大学院学位記授与式を開催 | 京都市立芸術大学」を読んで、芸術のもつ懐の広さを感じました。
そして それと同時に、昨夜 市長が最後に話されていたいわき市の”多様性”という部分と、その芸術の持つ”懐の広さ”はとても相性が良いのだろうなとも。そういう意味で、チラシのオモテ面に書いてある文言”これからのいわきに必要な「文化芸術によるまちづくり」について”は本当にその通りなんだなと改めて思ったり。

 

三十数年生きてきて、なんとなく自分の見えているものが他者と違っていると感じることがあったりしたときに、芸術という領域にあるものは、大きな理解者であったり 時に救いであったりしました。その思いを頼りに 何が正しいのかわからずもとりあえずここまでずっと文化芸術にかかわり続け、細々と活動を続けてきましたが、この会議を聞いていて、なんとなく やめずに続けてきてよかったな、と思えました。
 

そして、これからはもっと発信していかなくては! …そうですよね?

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明日(3/6)…下記 フォーラムにWunder groundの会田が登壇します。
お時間のある方はぜひ足をお運びください。

はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト2015 クロージングフォーラム
「アートは何を残せたか 震災から5年の福島・アート・地域」





はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト ウェブサイト(http://hamanakaaizu.jp/ )より。

はま・なか・あいづ文化連携プロジェクトでは、アートプロジェクトを中心にトークイベント、ワークショップ、展覧会などを福島県内外の諸団体と協働して2012年から実施してきました。
東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故によってもたらされた被害と復興の記録、将来の復興を担う子どもたちへの取り組み、コミュニティの再生、福島の現状の発信などを目的に掲げています。
同じく重要な目的が、福島県内でのアートを介したネットワークの形成、これまでにない新たな視点を持った文化の創出です。
本フォーラムでは、これまで国内の多くのアートプロジェクトを支援し、ネットワーク化を推進してきたアサヒビール芸術文化財団事務局長加藤種男氏をお招きし、本プロジェクト参加作家、携わったNPO法人スタッフ、博物館学芸員と福島とこの国の文化政策について対話を行ないます。
震災後、原発事故後の福島でアートや文化が何を残せたか、これから何を生み出せるのか。震災・原発事故から5年目を迎え、ますます重要になってくるであろうアートや文化について、みなさんと共有し語り合う場としたいと思います。

【開催日時】
2016年3月6日(日)14:45~18:30

【特別講演講師】
加藤種男氏(アサヒビール芸術文化財団事務局長)

【講演講師】
岡部昌生氏(美術家)

【報告】
二上文彦氏(南相馬市博物館学芸員)
会田勝康氏(NPO法人Wunder groundコミュニティコーディネーター)

【モデレーター】
赤坂憲雄(はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会委員長)

【会場】
福島県立博物館講堂
(福島県会津若松市城東町1-25)

【入場料・お申込】
入場無料・申込不要

【主催】
はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会

【タイムスケジュール】
前半では、これまで協働のパートナーとして南相馬市で「岡部昌生フロッタージュプロジェクト」「福島写真美術館プロジェクト」に携わった南相馬市博物館学芸員の二上文彦氏、いわき市で「いわき七夕プロジェクト」に携わったNPO法人 Wunder ground コミュニティコーディネーターの会田勝康氏による事業報告を行います。
後半は、はま・なか・あいづ文化連携プロジェクトに参加し、南相馬市・飯舘村・大熊町・石川町などで震災や原発事故の記憶の記録に取り組んできた美術家の岡部昌生氏による講演と、全国各地のアートプロジェクトへの支援、ネットワーク化を進めてこられた加藤種男氏による特別講演。 最後に、実行委員会委員長の赤坂憲雄がモデレーターを務め、出演者全員の登壇によるクロストークを行い、福島でのアートプロジェクトの可能性を会場の皆さんと共有します。

14:45 あいさつ(赤坂委員長)
14:50 はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト事業報告(事務局:矢吹・小林)
15:10 【報告】いわき市でのプロジェクトについて(会田勝康氏)
15:30 【報告】南相馬市でのプロジェクトについて(二上文彦氏)
15:50 休憩
16:00 【講演】フロッタージュプロジェクトが伝える福島/フクシマ(岡部昌生氏)
16:45 【特別講演】アートプロジェクトと地域文化(加藤種男氏)
17:30 クロストーク(加藤種男氏・岡部昌生氏・二上文彦氏・会田勝康氏)
18:30 閉会

講演講師・報告者のプロフィールは別添の「アートは何を残せたか 震災から5年の福島・アート・地域」A4チラシデータをご参照ください。
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白昼夢に聞こえてくる音楽。
あなたが刻んだ心音はやがて私の心音と同期し、いつか私の血肉となり、私の中で永劫生きてゆくことでしょう。

それを確かめながら心地よい眠りを。
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