被後見人の信用情報

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後見人をしている過程で,被後見人の債務の状況が分からず,全貌を知りたいという場面に出くわすことがあります。

郵便物などで消費者金融などからの督促状が届き,借金があるらしいということが分かったものの,債務の全体が分からないと,その債権者にだけ返せばよいのか,破産等の法的措置を取ったほうが良いのかの判断が付かないからです。

 

 

個人の信用を一律的に管理している組織団体はなく,業界ごとに大まかに下記の3つの信用情報機関があります。

これらの信用情報機関では後見人等の法定代理人からの申請も受け付けていますので,必要な書類と手数料(1000円)を添えて申し込むと,すぐに回答が来ます。

ただ,CICだけは,債務者の使っていた電話番号で検索をかけるというシステムのようで,被後見人が使っていた電話番号が分からない場合に住所だけで調べてくれるのかどうかはちょっと分かりません。

住所についても,できるだけ過去に遡って調べたほうが良いので,戸籍の付表を取るなどして

判明した過去の住所についても調査の対象に加えます。

 

【CIC】

http://www.cic.co.jp/

 

【全銀協】

http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/

 

【JICC】

http://www.jicc.co.jp/

 

ただ,これらの信用情報機関には登録されない個人からの借り入れや携帯電話会社や水道光熱費の滞納分といったものについては判明しないので,個人からのものはともかく,ライフライン関係については個別に確認の連絡を入れるしかありません。