高裁での手続き

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今年の秋は,控訴したりされたりと,いろいろな案件が高裁に係属しており,さながら「高裁の陣」のようになっています。

 

 

本日高裁で印紙を納付してきました。

 

 

仮に民事事件で全部敗訴して控訴した場合,一審の1.5倍に相当する印紙を納付しなければなりません。当方が勝って控訴された場合は印紙を納める必要はありませんが,付帯控訴といって,相手方の控訴に乗っかる形で控訴した場合には印紙を納付する必要があります。

 

 

一審判決を受け取ってから2週間以内が控訴期限ですので,控訴したいと思っても,印紙が高額になる場合には,その期間に印紙が準備できなかったりします。

とりあえず弁護士が立て替えておくという方法もありますが,控訴と同時に印紙を貼って出さなければならないということではないので,とりあえず印紙は貼らずに控訴状だけ出しておき,後から印紙を追納するという方法でも大丈夫です。当事者が法人の場合は謄本も改めてつけなければなりませんが,ついうっかりして取り忘れていることがありますが,この場合も,後から追完することも可能です(なるべく同時に出すべきですが)。

 

 

また,地裁事件であれば,控訴状に記載するあて名は「●●高等裁判所」ですが,現実に提出するのは地裁の民事受付ということになります。

宛先と出し先が違うというのも混乱しますが,事件記録があるのは原審(地裁事件であれば地裁)なので,控訴状が出されると,控訴状は記録と一緒に高裁に引き継がれるという仕組みになっています。

以前,事務員が間違えて控訴状を高裁の民事受付に出してしまい,連絡があって,まだ控訴期限内でしたので,いったんそのまま返してもらって,地裁の民事受付に出し直したということがありました。気を付けましょう。

 

 

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