http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160915/k10010687371000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_020

 

14日、兵庫県姫路市の神戸地方裁判所姫路支部で、窃盗の罪に問われている被告の男が、審理が終わる直前に法廷から逃げ出し、およそ20分後に400メートルほど離れた路上で逮捕されました。被告は身柄を勾留されていて、裁判所には姫路拘置支所の職員が同行していました。
最高裁判所は、審理の最中に被告に逃げられたことから、全国の地方裁判所と高等裁判所に対策を再確認するよう指示しました。具体的には、逃走を防ぐ対策や逃走した場合の対応に問題がないか改めて確認することや、裁判所に同行する拘置所の職員や警察官の法廷での位置が適切かどうか関係機関と話し合うことを求めています。
おととしには新潟地方裁判所で勾留質問を受けていた容疑者が一時逃走する事件も起きていて、最高裁は再発の防止を徹底したいとしています。
(9月15日付NHKニュースウェブから一部引用)。

 

身柄を拘束されている被告人の刑事事件における公判では、勾留されている場所が拘置所であれば刑務官が、警察署の留置場であれば警察官が、最低2名は同行してきて、公判廷内において、被告人の両側に座り、公判が始まると一人は位置を変えて座るなどして逃亡を防止する体制を取ります。なお、公判が開始されると被告人に対する手錠や捕縄は解かなければならないこととなっています。

 

 

裁判所の法廷によっては、被告人(弁護側)の席は、一般出入り口寄りではないことになっていることもありますが、すべての裁判所の法廷が必ずしもそういうわけでもありません。

 

 

基本的にはみな真面目に職務に精勤していますが、長時間に亘って尋問などがだらだらと続いた場合、中には目を閉じてうつらうつらしている人もごくごくまれにいます。

 

 

逃げようとする被告人は、きっと、めざとく法廷内の人の位置や出入り口を確認して、ことを起こすと決めるや一気に走り出すなどして駆け出すのでしょう。

法廷内で刑務官や警察官が捕らえ損ねた場合、傍聴人や廊下にいる一般人、裁判所の職員などが身柄を抑えることはとても期待できません。受刑者と違ってオレンジ色や鼠色の一目でそれと分かる服装をしているわけではありませんから、そのまま人ごみに紛れ込んでしまえばなかなか見わけもつかなくなるものと思われます。ただ、靴は、逃走防止のためサンダル履きか、一見普通の靴に見えてもサンダル状となっているので、足元を見るとわかるということは言えそうです。

 

 

今回、最高裁が防止の徹底を呼び掛けたようですが、基本的には拘置所、警察が頑張ってくれるほかはありません。

 

 

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