http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160821/k10010644391000.html?utm_int=all_side_ranking-social_005

 

大手銀行の間では、預金口座の開設や住所変更などの手続きを、印鑑を使わずにスマートフォンのアプリやサインなどでもできるようにして、顧客の利便性を高めようという動きが広がっています。
(8月21日付NHKニュースウェブから一部引用)。

 

仕事柄、頻繁に金融機関で口座を開設したり、届け出したりすることがありますが、いまだに印鑑での手続きを行っています。

 

 

なぜ印鑑なのかといえば、その趣旨としては、印鑑というものは本人が肌身離さず持っているもの、大切に保管しているものであるから、それが押印されているということは、本人の意思に基づいて押されているということになる、また、本人確認の資料にもなるということで、印鑑が重宝がられてきたという歴史があります。

しかしながら、本人確認ということであれば、印鑑などよりは、運転免許証などの公的資料でも十分に代替が効くものですし(むしろ印鑑よりも信用性が高い場合もある)、指紋認証などによって確認できるのであればそれで十分といえることになります。

 

 

そうはいっても、日本におけるはんこ文化、印鑑に対する盲目的ともいえる信頼というのは容易には改まらないようにも思われ、法律の世界においても、押印されている文書の信用力は格段に高いものとされ、遺言には押印が必要不可欠なものとされ、裁判所その他役所に提出すべき書類には必ず押印が求められるなど、現実の技術に法律が追いついていっていない面が多くあります。

今後は、法律面においても、押印不要の後押しをしていくなどの必要も高まってくるものと思われます。

 

 

 

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