http://www.nhk.or.jp/mikaiketsu/

 

事件から40年。事件の実相を知るための第一級の資料が次々に発掘されている。ロッキード事件の捜査を指揮した東京地検特捜部の主任検事・吉永祐介。吉永が生前、密かに自宅に保管していた膨大な極秘捜査ファイルを入手した。そこには、検察が21億円のカネの流れを知っていると見られた戦後日本の黒幕・児玉誉士夫を徹底的にマークしていたことが詳細に記されていた。極秘ファイルと元検事たちの証言をもとに、歴史的事件の捜査の、知られざる内幕を「実録ドラマ」化する。

 

2夜連続で放送されたものをどちらも見ました。

ロッキード事件は私が生まれて間もないころの事件で、当然のことながら、生の事件の記憶というのは全くないですが、ノンフィクションやルポルタージュなどを読む機会も多く、よく知っている事件です。というよりも、知っているつもりになっている事件、といった方が良いのかもしれません。

 

 

やはり、ロッキード事件は国家の中枢に巣食う巨悪を破邪顕正の剣を振るって取り除くという検察のイメージを決定づけた事件として著名であり、法曹界、特に検察官を志望する者にとっては検察に憧れを持つきっかけの一つとなった事件といってよいのではないかと思います(時を経て大阪特捜の事件などで検察のイメージもガタガタになり、正義の検察の原点となったこの事件についてもそうやすやすと検察礼賛するというわけにもゆかないのではないかと思いますが・・・ドラマの中でも「10日で落とす」とか「壁の向こうに国民がいると思って宣誓しなさい」とか、危ない感じの場面も出ていましたが。。「ドブをさらった後にまた汚い水を流すか、きれいな水を流すかは検察の仕事ではない」というセリフはなるほどなと思いました。)。

 

 

もっとも、放送された内容においては、軍事・防衛関係のルートについてはアンタッチャブルの分野として解明ができなかったというものであり、軍産複合体の闇のようなものが垣間見えて、暗澹たる気分になります。

 

 

とはいえ、田中角栄が受け取ったとされる5億円が民間航空機に関連しようとP3Cに関連していようと、「どっちもどっち」という気もしましたし、法曹関係者の私としては、検事総長の不起宣明書や最高裁の保証など、あり得ないような書類が取得できた経緯について解明してほしかったなと思いました。

 

 

 

■ランキングに参加中です。

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ にほんブログ村

■着手金の簡易見積フォーム (弁護士江木大輔の法務ページに移動します。)

 

■弁護士江木大輔の法務ページに移動します。